庭の防草対策や景観をよくするために、芝やグランドカバー以外にも砂利があります。砂利を敷く作業はそれほど難しくないため、取り入れようと考える方も多いことでしょう。なにより、ホームセンターなどでも手軽に手に入れることができます。しかし、砂利はトラック販売で購入するのがお得になっているようです。
そこで、砂利のトラック販売での相場や購入するときに気をつけたいこと、必要な量を計算する方法についてまで詳しく説明いたします。読んでいただければ、砂利を購入するうえで役立つ知識が得られるでしょう。
目次
量が多いなら安く済むかも!砂利をトラック販売で購入する際の価格
ホームセンターなどで砂利を購入しようとすると、一袋10~20kgほどで売られています。庭の広さにもよりますが、DIYするためには何袋も自宅まで運ばなければなりません。しかし、自宅まで運んでもらう場合、お店によっては一袋ごとに送料がかかってしまいます。
そのため、労力や送料を考えると砂利は、トラック販売で購入するほうがお得な場合もあるのです。建材店からトラックで砂利を購入する場合、1tの砂利で3,000~8,000円ほどになるようです。注意点としては、これは砂利のみの値段であり、さらに別料金が上乗せされます。
おもに上乗せされることが多いのは運送費で、1回依頼するごとに5,000~20,000円ほどかかるようです。こちらの料金は、建材店と依頼主との距離によっても変動していますので、近い場所では安くて遠い場所では高くなります。
また、意識しておきたいこととしては、建材店によっては、購入する砂利の量が多いと1tあたりの値段を安くしてくれる可能性があることです。たとえば、3tトラックでは1tあたり8,000円だった砂利でも、11tトラックでは5,000円ほどで購入できるのです。
さらに、場合によっては運送費を安くすることもできます。砂利の購入量が多い場合のサービスとして、運送費を無料にしてくれることがあるのです。砂利をトラック販売で購入する場合は、こういった割引きがされるかどうかも気にしておくとよいでしょう。
砂利をトラック販売で購入するデメリットもある
砂利を購入するときに、自宅まで運んでくれるトラック販売は便利ですが、注意しないと損をすることもあるのです。そこで、砂利をトラック販売で購入するときのデメリットについて、いくつか紹介します。
購入量が少ないと、費用が高くつくことがある
購入する砂利がある程度の量の場合に割引してもらえることが多いため、少量のときには費用が高くつくおそれがあります。そのため、少しの砂利を継ぎ足したい場合では、トラック販売ではなく近場のホームセンターを利用するのがよいかもしれません。
ホームセンターによっては、トラックを無料で貸し出ししているところもあります。重たい砂利を運ぶ労力は必要になりますが、量と費用を考えてどちらを利用するのかを考えるとよいでしょう。
建材店と自宅の間に狭い道がある
運送までの道のりで狭い道を通る必要がある場合は、費用が上乗せされることがあります。大きなトラックが通過できないと、小さなトラックを複数台用意する必要があるため、通常よりも費用が高くなることがあるのです。また、場合によっては配達ができないおそれもありますので、建材店に確認をとっておくことをおすすめします。
砂利を運ぶのが大変
トラック販売で購入する場合、砂利のほとんどは袋に詰められていません。そのため、砂利を荷台から降ろす必要があり、トラックで入れる場所までしか運んでもらうことができないようです。ただ、建材店によっては砂利敷きを任せられるサービスもあるため、こういったことも確認しておくとよいでしょう。
庭に砂利を敷く際に必要な量を計算する方法
砂利を購入するときに気になるのは、購入する量についてでしょう。量が多いと余分にお金がかかってしまいますし、少ないともう一度購入しなければなりません。
そこで便利なのが、必要な砂利の量をおおまかに計算する方法です。砂利の種類にもよりますが、1tあたりで10㎡ほどの敷地に5cmの厚みで敷く場合を想定して紹介していきます。
【砂利の必要な量の求め方(t)】
1㎡の敷地に1cmの厚みで砂利を敷く場合、目安として10ℓ必要になるようです。これは砂利の種類によっても変わるので、ひとつの目安として考えてください。
砂利を敷く面積……縦cm×横cm
必要な砂利の量……面積㎡×砂利の厚みcm×10ℓ(目安)
ここで、1tあたりの砂利の料金をかけることで、かかる費用もある程度わかるのです。たとえば、1tあたり5,000円の砂利を3t購入した場合は、次のように計算することができます。
費用……3t×5,000円=15,000円
さらに運送費も加えると砂利をトラック販売で購入した場合、合計で20,000~35,000円ほど費用がかかるというように予測できます。
より詳しい計算方法は、建材店のサイトにも載っていることがありますので、そちらも参考にしてみてください。業者によっては、無料見積もりを出してくれるところもあるので、そういったサービスを利用するのもおすすめです。
砂利は思ったより量が必要なことが多い。大変なら業者に依頼を
砂利を庭に敷くための必要量はおおまかに計算できますが、場合によっては量が足らないことがあります。そのため、計算量よりも多く砂利を必要とすることがあるのです。
砂利を購入したものの、すぐに作業に取り掛かれない場合もあります。そうなると、作業をするまで砂利を保管しておかなければなりません。このときほとんどの場合で、庭などの外に保管しておくことでしょう。そうすると、作業するまでに雨風によって砂利の量が減ってしまうこともあるのです。とくに砂に近い砂利は、量が変化しやすくなっています。
また、砂利の種類によっては計算した量では足らず、地肌がみえてしまう場合があります。たとえばサイズの小さい五色砂利などを敷くとき、隙間を埋めるようにして砂利どうしが入りこむため、思っているよりも量が必要となるのです。そのため、少し余るくらいの量を購入しておくと、余計な手間をなくすことができるでしょう。
ただ、具体的にどれだけの量を用意すればよいか、正確に判断するのは難しいものです。そのようなときには、業者に任せるのも余計な出費をおさえるひとつの方法になります。知識や経験のある業者なら、無駄のない砂利の量を用意してくれることでしょう。
また、砂利をトラック販売で購入したときのデメリットである、砂利運びについても心配する必要がなくなります。そして、庭の砂利敷きや事前準備である整地についてもお願いできるのです。砂利を敷く範囲が広いようなら、無理をせず業者に依頼することも検討してみてはいかがでしょか。
まとめ
庭全体のような広い範囲でDIYする場合、砂利はトラック販売で購入したほうが安くなることもあります。購入する量が多くなり大きいトラックが必要になるほど、割引サービスを受けやすくなるためです。ただ、砂利の継ぎ足しほどの量になると、トラック販売のほうが高くなることもあるので注意してください。
また、運搬先の道が狭くトラックを複数台にわけたり、通れなかったりする場合、運送費が余計にかかることもあります。そのため、必要な砂利の量だけでなく、運送にかかるコストやオプションなども考えておくようにしましょう。
砂利をトラック販売で購入すると料金が安くなるだけでなく、作業をまとめて依頼することもできます。費用をおさえて、なるべく楽に砂利を敷きたいという方は、業者に依頼してみてはいかがでしょうか。
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