パイロットスイッチとは?暮らしを便利にしてくれる素敵なスイッチ

2021.4.30

パイロットスイッチとは?暮らしを便利にしてくれる素敵なスイッチ

「パイロットスイッチ」とはスイッチの名称の1つで、一般家庭にたくさん普及しています。通常のスイッチにはただ押すだけの役割しかありませんが、パイロットスイッチはより便利な機能が加わっています。

家庭には照明をつけるために今当たり前にスイッチがありますが、スイッチにも私たちの暮らしがより便利になるような工夫がなされています。今回は「パイロットスイッチ」という聞きなれないスイッチを紹介します。

スイッチONでピカッと点灯!パイロットスイッチの特徴とは

パイロットスイッチとは、工夫されたスイッチの種類の1つです。主な特徴は、スイッチがオンになっているときにスイッチの表面にある小さな赤いLEDランプが点灯し、「今このスイッチの電気がついている」ことを示すものです。

これがあることにより、照明が家の外や離れた場所など見えないところにあっても点灯しているかどうかがすぐにわかります。そのため照明の消し忘れを防止することができます。わざわざ照明のところまで行って見る手間も省けます。

また暗がりでもLEDランプの点灯によりついているかどうかすぐに判断できます。夜でも確認しやすいため大変便利といえるでしょう。スイッチを選ぶ際は自宅の電気環境を確認する必要があるかと思います。

パイロットスイッチは中の電気配線が2本からなる2線式です。2線式は適合する電圧や負荷容量があり、それに適合しないとスイッチのランプが点灯しませんので、業者に事前に自宅と適合するかを確認しましょう。

スイッチONでピカッと点灯!パイロットスイッチの特徴とは

意外と身近な場所にもある!用途多彩なパイロットスイッチ

パイロットスイッチはさまざまな場所にあります。一般家庭では新築はほぼついているでしょうし、リフォームの際には通常のランプのないスイッチからパイロットスイッチに付け替える場合も多くなっています。

また、商業施設や飲食店、公共施設はだいたいパイロットスイッチを使用しています。災害時などの緊急時はもちろん、夜や消灯時などの暗いときにも電気系統の管理をしやすいからです。

人がたくさん集まる施設は照明の数も多いため管理が大変ですが、一目でわかるパイロットスイッチは管理がしやすいのでとても便利な存在といえるでしょう。パイロットスイッチとはとても重宝されているスイッチなのです。

ランプの灯るスイッチは他にも!『ひかるスイッチ』と『ほたるスイッチ』

パイロットスイッチはLEDランプの明かりで今照明がついているかを判断できるものですが、他にもこういった便利なスイッチがあります。「ひかるスイッチ」と「ほたるスイッチ」です。

「ひかるスイッチ」はパイロットスイッチとは似ていて、スイッチがオンのときにランプが赤く光り照明がついているかどうかがわかるものです。ただ、ひかるスイッチはパイロットスイッチと少し構造が違います。

電気配線が3本からなる3線式になっている点です。このため、パイロットスイッチのように電圧や負荷容量を選ばず、いかなる環境でもランプが点灯します。自宅の環境も選ばないので選択しやすいでしょう。

「ほたるスイッチ」はパイロットスイッチやひかるスイッチと違い、電気が切れているときにスイッチのランプが点灯するタイプのスイッチです。また、ランプの色も赤やオレンジ色ではなく緑色をしています。

電気が切れているかを判別するためにランプが緑色になるだけなので、構造はパイロットスイッチやひかるスイッチと大きな違いはありません。点灯時か消灯時のどちらを知らせるかの違いです。

ほたるスイッチはランプの明かりがほたるの光に似ていることから名づけられています。パイロットスイッチやひかるスイッチの赤色やオレンジ色に比べると優しい印象のある色といえます。

ランプの灯るスイッチは他にも!『ひかるスイッチ』と『ほたるスイッチ』

スイッチ設置の安易なDIYは危険!業者への依頼をおすすめする理由

パイロットスイッチをはじめ、あらゆるスイッチはインターネットショッピングやホームセンターでも販売されていますので、やり方や知識を知っていればやろうと思えば自分で設置することができるかもしれません。

しかし、電気系統を素人が設置すると、配線が複雑な場合があるため間違えるとショートして火災などの思わぬ事故につながります。

パイロットスイッチとは設置時に危険が伴いやすいスイッチともいえます。そのためスイッチの交換も専門の資格を持った人しかできません。その資格が「電気工事士」です。

「電気工事士」は第一種・第二種があり、一般家庭は第二種、大規模施設は第一種の資格を持っていると工事に当たることができます。家庭の工事を依頼するときは第二種の資格のある業者にお願いすることになるでしょう。

電気工事の業者は全国各地に配置されているのですぐに見つかる場合が多いです。自分でやることは一切ないので、必ず業者を探して依頼しましょう。

スイッチ設置の安易なDIYは危険!業者への依頼をおすすめする理由

まとめ

近年スイッチにも工夫がなされ、より便利に暮らせるようになっています。今回のコラムで紹介したスイッチの他にも、パイロットスイッチとほたるスイッチが1つになっているものや、他の組み合わせで1つになっているものなど、さまざまな種類があります。

組み合わせによってより便利さは増しますし、家を建てるときやリフォーム時にはオーダーで好みのスイッチをつけることもできる場合が多いので、事前にリサーチし自宅にあったスイッチを選びましょう。

パイロットスイッチとはさまざまなメーカーが出しているスイッチなので、機能などが異なる場合もあります。設置の際にはメーカーを比較検討してみるのも手です。

スイッチ工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「スイッチ工事」をご覧ください。

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