今日からBSが映る!自分でサクっと設置できるBSアンテナ3選

2021.11.18

今日からBSが映る!自分でサクっと設置できるBSアンテナ3選

地上波のテレビ番組に、飽き飽きしていませんか?

そんな時、BS・CSの衛星放送は「いつものテレビ」に新たな魅力を吹き込んでくれる、強力な味方になってくれます。

「でもどういうBSアンテナを選べばいいの?」
「BSアンテナの設置って大変なのでは?」

なんてモヤモヤありますよね。

安心してください。

数あるBSアンテナですが、自分で簡単に設置できるBSアンテナがあります。

この記事では、取り付けのしやすいおすすめのBSアンテナから、BS放送を満喫するために必要な知識をすべてお伝えします。

読み終わるころには、BS放送を楽しむため第一歩がスムーズに踏み出せるようになっています。

それではいきましょう!

目次

  1. BSアンテナを購入する前に絶対に確認しておくこと
    1. 南西に面している壁やベランダがあるか確認
      1. 配線の「引き込みやすさ」もあわせて確認
    2. 電波を妨害する遮へい物がないか確認
    3. マンション・アパートなら共同アンテナがないか確認
      1. 共同アンテナでBSを快適に視聴するなら分波器が必要
  2. BSアンテナを選ぶ3つのコツ
    1. BSアンテナは必ず「セット」を買う
    2. 最近のモデルを選べば悩みが少ない
    3. 口径は「45cm」を選ぶ
  3. 自分で設置しやすいおすすめBSアンテナセット3選
    1. DXアンテナBC453SCK(インジケーター付き)
    2. マスプロ電工BC45RL-SET
    3. 日本アンテナ45SRLST
  4. アンテナを設置する方法
    1. BSアンテナを設置する手順
    2. アンテナ設置後、BSを楽しむためにやること
  5. BS・CS放送を楽しむための全体費用
    1. 導入コストは6,000円~10,000円前後
      1. アンテナ業者に依頼すると3~4万円台が相場
    2. ランニングコストは最低で月額2,170円
      1. 有料放送と契約すればプラスで費用が発生
  6. もっと衛星放送を楽しむために知っておきたいこと
    1. スカパーとWOWOWの違い
    2. スカパー!プレミアムに申込み予定の人は要注意
  7. BSアンテナに関して知っておきたいその他のこと
    1. BSアンテナを室内に設置するのは現実的ではない
    2. アンテナケーブルの選び方
    3. BSアンテナが故障したら火災保険が使える
  8. BS放送を楽しむ第一歩を踏み出そう

BSアンテナを購入する前に絶対に確認しておくこと

まずなによりBSアンテナを購入する前に、必ず確認しておかなければならないことがあります。

これをしっかり確認しておかないと、せっかく購入したBSアンテナが無駄になったり、設置場所を変えてイチからやり直すことになりかねません。

購入前に確認しておくべきポイントは3つです。

▼BSアンテナ購入前に確認しておくべきこと
  1. 南西に面しているベランダや壁があること
  2. 電波を妨害する遮へい物がないこと
  3. 共同アンテナがないこと(マンション・アパートのみ)

もし南西に面しているベランダや壁がなかったり、南西の方向に人工衛星からの電波を遮るような遮へい物があった場合は、残念ながら自力での設置は難しくなります。

というのもベランダや壁に設置できない場合、BSアンテナの設置場所はどうしても屋根のうえになってしまいます。

屋根のうえに設置したBSアンテナからテレビのある部屋に配線を引き込むには、屋根裏や壁の裏を通す必要があります。

ですがこの配線の引き込みは、アンテナ業者の手を借りないとかなり難しいのです。

自分で設置できるのか、アンテナ業者に依頼するべきか見極めるためにも、それぞれの確認ポイントを詳しく見ていきましょう。

南西に面している壁やベランダがあるか確認

BSアンテナは人工衛星が飛んでいる方向の「南南西」の空に向けて設置する必要があります。

裏を返すと、南西に面しているベランダや壁があれば、自分で設置する難易度が大幅に下がります。

わかりやすく間取り図で見てみましょう。

▼BSアンテナの設置場所候補図

①間取り BSアンテナ

この間取りの家だと、南西にアンテナを向けられそうな場所は、

  • 1階の南側壁面
  • 2階のベランダ

です。

この間取り図の家では、南西にBSアンテナを確保できる壁とベランダがありますので、ひとまず条件はクリアです。

配線の「引き込みやすさ」もあわせて確認

設置場所とあわせて確認しておきたいのが、BSアンテナとテレビの「近さ」です。

というのもBSアンテナを設置したあと、アンテナケーブルをテレビと接続する「引き込み」を行うことになります。

もちろんテレビとBSアンテナが近いほうが、引き込みがしやすく配線もゴチャゴチャしません。

例として、先ほどの間取り図で見ることにしましょう。

②間取り ケーブル引き込み

まず2階のベランダに設置した場合、2階の洋室のテレビとアンテナが近く引き込みが簡単にできそうです。

実際には、エアコンダクト(室外機とエアコンをつなぐホースが通っている穴)や窓から配線を引き込みます。

また1階の南側の壁に取り付けたBSアンテナも、リビングのテレビなら距離が近く引き込みがしやすいです。

一方で、上図の1階にある和室のテレビはどうでしょう?

配線を引き込むには、アンテナケーブルが室内を横切ってゴチャゴチャしそうです。

このようにBSアンテナの設置場所は、南西に面している場所と引き込みのふたつの観点で決める必要があります。

電波を妨害する遮へい物がないか確認

続いて確認すべきことは、設置予定の場所の近くに人工衛星からの電波を邪魔するような遮へい物がないか?です。

もっと簡単にいうと、BSアンテナの設置場所から見て「人工衛星のある位置の空が開けているか?」です。

BSアンテナは、仰角(水平からものを見上げたときの確度)と、左右の角度を調整して人工衛星の方向に向けます。

このとき遮へい物になりがちなのは、隣接する住宅や庭木です。

遮へい物の有無を簡単にチェックする方法として、スマホアプリの「BSコンパス」を利用する手があります。

このアプリはアンテナメーカーの日本アンテナ社が提供しているアプリで、住んでいる地域を指定すれば人工衛星のある方向がアプリ上に表示されます。

▼BSコンパスアプリ(日本アンテナ)

bs-antenna-21110901

※画像引用:日本アンテナ株式会社「BSコンパス」アプリのスクリーンショット iOSAndroid

スマホ本体を動かしながら、左右の角度と仰角をあわせてください。

これで左右角と仰角が定まったところに遮へい物がないかを簡単にチェックできます。

マンション・アパートなら共同アンテナがないか確認

これはマンションやアパートなど、共同住宅に住んでいる方限定の話です。

戸建て住宅の方は読み飛ばしてOKです。

実は共同住宅には、管理会社が住民向けにBSやCSの共同アンテナをつけてくれている場合があります。

もし共同アンテナがあれば、わざわざ自分でBSアンテナを購入する必要がありません。

でも「うちのマンションに共同アンテナがついているかどう確認したらいいの?」と疑問に感じますよね。

ご安心ください。

たったの10秒で共同アンテナの有無を確認する方法があります。

bs-antenna-21110902

画像はテレビの背面を撮影したものですが、アンテナケーブルが「地上デジタル」のほうに差さっています。

これをすぐ上にある「BS・110度CSデジタル」の端子に差し直してください。

そしてテレビリモコンのBSボタンを押しましょう。

もしお住まいのマンション・アパートに共同アンテナがあれば、たったのこれだけでBS放送が映ります。

そのままBS放送の受信契約を済ませば、BS放送が楽しめるようになるというわけです。

共同アンテナでBSを快適に視聴するなら分波器が必要

ただし共同住宅の共同アンテナを使ってBSを視聴するには、一点だけ注意点があります。

先ほどの「地デジ→BS・110度CSデジタル」の端子に差し直した状態だと、地デジかBSのどちらかひとつしか視聴できません。

見たいほうに切り替えるためには毎回テレビ背面に回ってケーブルを差し直す必要があり、ちょっと不便です……。

Amazonで詳細を見る
Amazonで詳細を見る

そのため「分波器」という機器を購入して、テレビ本体とアンテナケーブルの間に噛ませればリモコン操作で地デジとBS放送が切り替えられるようになります。

分波器は1,000円前後の安い機器ですし、おおむねどこの家電量販店でも売っているものなので、お手軽に入手できます。

さてこれまでの確認事項は問題なかったでしょうか?

問題がなければ、アンテナ業者に頼らずとも自分でBSアンテナを設置できる受信環境にあります。

では次章では「どのBSアンテナを買えばいいのか?」について、詳しく見ることにしましょう。

BSアンテナを選ぶ3つのコツ

まず前提として、これからご紹介するBSアンテナは「自分で取り付けがしやすいBSアンテナ」です。

では、BSアンテナを選ぶ3つのコツをお伝えします。

▼BSアンテナを選ぶコツ
  1. BSアンテナは必ず「セット」を買う
  2. 最近のモデルを選べば悩みが少ない
  3. 口径は「45cm」を選ぶ

BSアンテナはこの3つのコツを押さえたうえで選ぶようにしてください。

またもしアンテナ業者に設置を依頼する場合は、アンテナ業者がご自宅にピッタリのBSアンテナを見つくろって持ってきてくれます。

なのでアンテナ業者に依頼する場合は、そもそも自分でBSアンテナを用意する必要がありません。

それでは、それぞれのコツを詳しく説明します。

BSアンテナは必ず「セット」を買う

自分でBSアンテナを設置することを考えるなら、BS本体だけを買うのではなく「セット」を買うようにしてください。

セットというのは、ベランダや壁への取り付け金具やアンテナケーブル(同軸ケーブル)が同梱されている商品のことです。

具体的におすすめのBSアンテナセットは次の章でご紹介しますが、もし本体だけ購入すると自分で取り付け金具やケーブルを用意しなければなりません。

またBSアンテナのセット価格は、BSアンテナ本体だけを買った場合と比べ、+1,000円以内で購入できます。

つまりアンテナ単体で買うのと、さほど価格は変わりません。

これは必要な付属品を自分でそろえるよりも、ちょっとお得な価格になります。

それなら最初からセット売りのものを購入しておいたほうが、手っ取り早いというわけです。

最近のモデルを選べば悩みが少ない

アンテナメーカー各社から発売されている最近のBSアンテナでは、もう4K・8Kに対応しているのは当たり前となりました。

「4K・8K対応」と書かれているものは、もちろん2K(ハイビジョン放送)も見られます。

と同時に、BSもCSも1本のアンテナで見られるようになっています。

以前ではBSだけでなくCSも見たいとなると、右旋や左旋の違いなどを理解して別々のアンテナを用意しなければなりませんでした。

ですが、2021年現在ではそんな知識は不要です。

ここ5~6年内に発売されているモデルを買っておけば、アンテナの性能面でまず失敗することはないということですね。

口径は「45cm」を選ぶ

BSアンテナには、電波を受信するお皿のような部分の大きさが異なる商品がいろいろあります。

このお皿のような形をした部位は、ディッシュや反射鏡と呼ばれます。

ですが家庭で使用するBSアンテナは、基本的に口径が45cm形のものを選んでおけばOKです。

この口径の違いはなにか?ということを簡単に説明すると、下表をご覧ください。

▼BSアンテナ口径比較表

口径 価格*1 利得(dBi)*2
45SRL(45cm) 5,616円 34.0
50SRL1(50cm) 15,278円 34.5
60SRL(60cm) 97,900円 36.0
75SRL2(70cm) 129,800円 37.8

※参考:日本アンテナ社「日アンねっと」を参考に作成
※1 45SRL、50SRL1はオープン価格のためamazonでの最安値を記入(2021年8月時点)
※2 利得はBS標準のアンテナ利得のこと

反射鏡の口径が大きくなれば、電波を受信する能力である利得が高くなります。

ただ家庭用はせいぜい50cm形までで、それ以上の口径はマンションなどの集合住宅で共同アンテナとして使うものです。

口径が大きくなるとその分受信感度もあがるのですが、同時に価格もハネあがっていきます。

南西の方向に遮へい物の一部がかぶっているなどの状況でない限り、基本的には45cm形を選んでおけばOKです。

自分で設置しやすいおすすめBSアンテナセット3選

ではここからは、先ほどの3つのコツで示した条件を満たすBSアンテナセットをご紹介します。

またこれから紹介するBSアンテナセットは、BSアンテナとしての性能に大きな違いはありません。

いずれもアンテナ3大メーカーが製造した商品で、家庭でBS・CS放送を楽しむには十分な性能をもっています。

それなら自分で設置するときの「取り付けのしやすさ」で決めるのが得策です。

もし特別なこだわりがないのであれば、最初にご紹介するDXアンテナ製の【BC453SCK】をおすすめします。

まずは【BC453SCK】から紹介していきます。

DXアンテナBC453SCK(インジケーター付き)

Amazonで詳細を見る
Amazonで詳細を見る
楽天で詳細を見る
楽天で詳細を見る
価格 6,675円
セット内容 インジケーター、アンテナケーブル、取り付け金具、ほか
口径 45cm
発売開始時期 2016/6月
4K・8K 対応
CS放送 対応

※価格は価格コムで調べた最安値(2021/8月調査時点)

【BC453SCK】の最大の特徴は、「インジケーター」が同梱されているという点です。

インジケーターというのは、下図のように人工衛星から送信されてくる電波の強さを簡易的に示してくれる計測器のことです。

③方位角調整

※価格は価格コムで調べた最安値(2021/8月調査時点)

こうしたBSアンテナのセットでインジケーターが付属しているものは、この【BC453SCK】以外ありません。

実はBSアンテナを設置するうえで難所となるのがアンテナの左右の角度の微調整です(仰角は指定の角度で固定しますので、難しくありません)。

南から西に向かって1°動かしては5秒待ち、受信感度を確認して、また1°動かすという作業を繰り返してベストな角度を見極めていきます。

難しい作業ではないものの、3°ずれると受信感度が0になってしまうので、丁寧にやっていかねばなりません。

そのためアンテナを動かす人と、テレビの前で受信感度を確認する人の2人組でおこなうように推奨されています。

ところが【BC453SCK】の付属しているインジケーターを使えば、1人でパパっと角度を調整できるので、ストレスなくアンテナの取り付けができるというわけです。

それでいて、これからご紹介するBSアンテナセットの中で一番安く購入できます。

取り付けやすさと価格の安さから言って、迷ったらコレ!といえるアンテナセットです。

マスプロ電工BC45RL-SET

Amazonで詳細を見る
Amazonで詳細を見る
楽天で詳細を見る
楽天で詳細を見る
価格 6,930円
セット内容 アンテナケーブル、取り付け金具、ほか
口径 45cm
発売開始時期 2016/1月
4K・8K 対応
CS放送 対応

※価格は価格コムで調べた最安値(2021/8月調査時点)

【BC45RL-SET】はアンテナメーカーとして大手のマスプロ電工社製のBSアンテナです。

【BC45RL-SET】にインジケーターはついていませんが、それ以外のBSアンテナの設置に必要な部品は一通りそろっています。

また価格も手ごろで6,930円なので、先ほどの【BC453SCK】と同じような価格帯でBSアンテナセットが購入できます。

日本アンテナ45SRLST

Amazonで詳細を見る
Amazonで詳細を見る
楽天で詳細を見る
楽天で詳細を見る
価格 9,280円
セット内容 アンテナケーブル、取り付け金具、ほか
口径 45cm
発売開始時期 2016/6月
4K・8K 対応
CS放送 対応

最後に、こちらもアンテナメーカー大手の日本アンテナ社製の【45SRLST】です。

価格がほかのアンテナセットと比べて1.5倍ほど高いのですが、特に性能面で大きな違いはありません。

ただ反射鏡内のロゴがモノトーンで落ち着いているので、家の外観に馴染ませやすくなっています。

▼ご注意

ご紹介したBSアンテナセットはベランダや壁への設置に向いたアンテナセットです。
天井に設置するためのセットではありませんので、ご注意ください。

アンテナを設置する方法

ここまでで購入すべきBSアンテナセットがイメージできましたね?

では続いてBSアンテナの設置方法について説明します。

BSアンテナをベランダや壁面に取り付けるなら、なんてことはありません。

実際に弊サイトが「自身でBSアンテナの取り付けを行った27名」の方に行った聞き取り調査では、約8割が「自分でできる」という感想をもっています。

BSアンテナを自身で設置する難易度は?

(n=27、インターネットによるアンケート調査、2021年8月実施)

BSアンテナを設置する手順

では、具体的な設置の手順です。

前章でご紹介したBSアンテナセットを購入すると、設置方法を図解で詳しく解説した説明書がいずれのセットにもついてきます。

実際の取り付けるときは、そちらを見ながら作業することになりますので、ここでは設置のおおまかな流れだけを確認することにします。

設置のイメトレをするつもりで、ザっと読んでみてください。

▼BSアンテナの設置方法
1.アンテナ本体の組立て

BSアンテナ組み立て

組立てといっても、反射鏡にコンバーター(人工衛星から受信した電波をテレビ用の電波に変換する装置)をねじ止めするだけです。

あとはコンバーターにアンテナケーブルを差し、テレビと接続します。

2.取り付け金具をベランダに設置してアンテナをつける

取付金具

ベランダに取り付け金具を設置します。

取り付けた金具にBSアンテナ本体を挿し込み、仮留めします。

仮留めしておくのは、次にアンテナの方向を調整するためです。

3.アンテナの角度調整
仰角(上下の角度)はアンテナ本体に記載のある角度に合わせるだけなので難しいことはありません。

前章で触れましたが、左右の角度はアンテナを動かす人とテレビでアンテナレベルを見る人の2人でおこなうとスムーズです。

左右の角度は、真南から西に1°ずつ動かして、もっともアンテナレベルがあがる位置で固定します。

ちなみにアンテナレベルはテレビの設定メニューで確認できます。

bs-antenna-21110904

各テレビメーカーによって受信環境が良好なときの表現は少し変わりますが、直感的に受信感度の良し悪しはわかります。

4.エアコンダクトからアンテナケーブルを引き込む

一度テレビと接続しているアンテナケーブルを抜き、エアコンダクトから室内にケーブルを入れ直します。

もしエアコンダクトがなければ、窓からアンテナケーブルを引き込みます。

ただ窓から通常のアンテナケーブルを引き込むと、窓が完全に閉まらなくなってしまい、鍵がかからないので防犯上よくありませんし、すき間から虫も入ってきてしまいます。

Amazonで詳細を見る
Amazonで詳細を見る

窓から引き込む場合は、追加で上図のようなフラットケーブルを使うときちんと窓が閉まります。

1,000円前後で売っていますので、このフラットケーブルと追加で短めのアンテナケーブル1本を購入してください。

以上がBSアンテナを設置する手順です。

アンテナ設置後、BSを楽しむためにやること

設置と引き込みが完了したらBS放送が視聴できる環境は整いました。

あとはテレビ本体でBS放送を視聴する設定を行います。

しばらくBS放送をつけていると、テレビ画面上にNHKから「受信契約をしてください」というメッセージが表示されるようになります。

このメッセージはテレビリモコンからB-CAS番号、住所、氏名を登録すれば、10分ほどで表示が消えます。

後日、NHKから登録した住所に衛星放送の受信契約書が届きますので、必要事項を記入して返送しましょう。

これで正式にBS放送を楽しむための準備が完了します。

BS・CS放送を楽しむための全体費用

ここまででBS放送を堪能できるまでの準備はすべてです。

BSアンテナが届けば、その日のうちに衛星放送を楽しむことができるでしょう。

ですが、BS放送を楽しむには導入コストと月々のランニングコストが発生します。

BS放送を楽しむための全費用を、簡単に確認しておきましょう。

導入コストは6,000円~10,000円前後

BSアンテナを自分で設置する場合の導入コストは、BSアンテナの購入費用のみです。

先ほどご紹介したBSアンテナセットは6,675~9,280円でした。

ですので、自分で設置ができる状況にある方の導入コストは「6,000~10,000円前後」で見積もっておくといいでしょう。

アンテナ業者に依頼すると3~4万円台が相場

ですが、自分で設置できずアンテナ業者や家電量販店に設置を依頼しなければならない場合はどれくらいの費用になるでしょうか?

BSアンテナの設置工事費用に定価はありません。

冒頭の間取り図のところで軽く触れましたが、設置場所や配線の難易度で工事内容が大きく変わってしまうからです。

とはいえ、工事費用の相場の目安となるデータはあります。

下図は、弊サイトからBSアンテナの設置を依頼されたお客様が支払った工事費用を価格帯別に分類したものです。

もっとも多いのが3万円台(24.2%)と4万円台(23.7%)で過半数です。

BSアンテナの設置費用

※当社実績より算出(集計対象:2020年6月~2021年5月 対象件数:952件)

つまりBSアンテナをアンテナ業者に依頼したときの相場は「3~4万円台」で見積もっておくといいでしょう。

自分で設置するより3倍以上の費用になってしまいます。

これはデメリットに感じてしまうのですが、一方でプロであるアンテナ業者に依頼するメリットもちゃんとあります。

▼アンテナ業者でBSアンテナを設置するメリット
  • 屋根のうえに設置してくれて、ベランダがスッキリする
  • 配線がゴチャゴチャしない
  • 複数台のテレビでもしっかりBS放送が見れる

特に配線はケーブルが長いと、目障りになりがちです。

また1本のBSアンテナで複数台のテレビからBSを視聴するとき、ブースター(受信した電波を増幅する装置)や分配器などの周辺機器を用いるとより受信環境が安定します。

BSは天候が悪いときに、うまく電波が拾えず不安定になりがちです。

その点費用はかかりますが、アンテナ業者に依頼すれば快適で安定したBSの視聴環境が整いますので悪いことばかりではないのです。

もしアンテナ業者によるBSアンテナの設置工事が必要な方は、ぜひ当サイトにご相談ください。

最低限の工事で済ませたい場合も、しっかりした受信環境を整えたい場合も、要望として電話口でお伝えください。

ご要望に沿った適切なアンテナ工事を実施します。

ランニングコストは最低で月額2,170円

では一方で、月々に発生するBS放送のランニングコストはどうでしょうか?

まず最低でも必要なのは、地デジと同じでNHKの受信料です。

▼NHK受信料の比較

地デジのみ 1,225円/月
地デジ+衛星放送 2,170円/月

※税込み価格

BS放送を視聴し始めると、開始した翌月からNHKの受信料が945円/月あがります。

これがBS放送を楽しむための、最低限の月々のランニングコストです。

有料放送と契約すればプラスで費用が発生

もしスカパーやWOWOWなどの有料放送を視聴するなら、先ほどのNHK受信量にプラスでそれぞれの月額費用が毎月発生します。

スカパー! 429円/月+各チャンネルの視聴料
WOWOW 2,530円/月

※税込み価格

スカパーはまず月額429円の基本料金があって、そこに見たいチャンネルごとに契約していき、それに応じた視聴料を払います。

各チャンネルの月額費用は、結構幅があります。

代表的なチャンネルと月額費用を、例として挙げておきます。

J SPORTS 国内スポーツ(4ch) 2,515円/月
スターチャンネル 映画専門(3ch) 2,530円/月
スペースシャワーTV 音楽専門 770円/月
スーパー!ドラマTV 海外ドラマ専門 770円/月
ナショナルジオグラフィック ドキュメンタリー 785円/月

一方で、WOWOWは全部で3チャンネルあり、この3チャンネルをまとめて月額2,530円です。

WOWOWプライム 海外ドラマや映画がメイン
WOWOWライブ スポーツや音楽ライブがメイン
WOWOWシネマ 映画がメイン

このスカパーやWOWOWについては、次章でもう少し詳しく見ますね。

ここで押さえておくべきことは、スカパーやWOWOWの有料放送は契約しないと費用が発生しません。

無料放送だけでも各民放局のBSチャンネルが見られるので、有料放送と契約しなくてもBS放送を楽しむことはできます。

スカパーやWOWOWはあくまで今後、有料チャンネルで視聴したいものが見つかったときのランニングコストと考えてください。

もっと衛星放送を楽しむために知っておきたいこと

ところで、スカパーやWOWOWの話が出ましたが、ちょっとわかりにくいところがありますよね。

スカパーもWOWOWも、両方とも映画やスポーツが見られる有料放送です。

ですがなにが、どう違うのか、となるとあいまいではないでしょうか?

衛星放送の最大の魅力は、地デジ放送より視聴できるチャンネルが増えることです。

そのためこうした有料放送も取り入れていくと、BS放送の楽しみ方の幅がぐっと広がるのです。

スカパーとWOWOWの違い

スカパーとWOWOWの違いを、ものすごく単純化してイメージ図にするとこうなります。

bs-antenna-21110906

WOWOWは、フジテレビやTBSなどのような「BS版テレビ局」だと思ってください。

自分たちで番組を制作して、BS放送として放映しているということです。

繰り返しになりますが、WOWOWで視聴できるチャンネルは3つです。

WOWOWプライム 海外ドラマや映画がメイン
WOWOWライブ スポーツや音楽ライブがメイン
WOWOWシネマ 映画がメイン

WOWOWと契約するということは、この3つの有料チャンネルが視聴できるようになるということです。

ただしスカパーのように1チャンネルずつ契約するのではなく、この3つのチャンネルとまとめて契約して月額2,530円です。

一方で、スカパーはテレビ局ではなく、「配信サービス」のようなものだと思ってください。

つまり自分たちで番組を制作するわけではなく、他局が作った番組を買ってきて配信しています。

スカパーの特徴は、最大約70チャンネルが用意されているということです。

なんともややこしい話なのですが、WOWOWもスカパーで見ることができます。

「じゃあスカパーに契約しておけばいいじゃないか」となりますよね。

確かに視聴できるチャンネルの拡張性だけを考えるとスカパーのほうがいいのです。

ですがスカパーでWOWOWを視聴すると、「WOWOWの月額料2,530円+スカパーの基本料429円」となり、WOWOW単体と契約するよりも高くなってしまいます。

いずれにしても、自分が見たいチャンネルがあってこその有料放送です。

スカパーは2週間、WOWOWは最大1か月の無料お試し期間があります。

いますぐ決めなければならないことではありませんので、WOWOWとスカパー双方の無料体験からじっくり味わいましょう。

スカパー!プレミアムに申込み予定の人は要注意

スカパーやWOWOWへの加入はいますぐ決めなければならないことではありませんが、ひとつだけ注意点があります。

それは「スカパー!プレミアム」に加入することが決まっている人です。

「スカパー!プレミアム」はスカパーで視聴できるチャンネル数をさらにグレードアップさせたものとイメージしてもらえばOKです。

この「スカパー!プレミアム」は、特殊なアンテナとチューナーを使って受信します。

そのため市販のBS・CSアンテナでは受信できません。

なので、もし「スカパー!プレミアム」に加入することが現時点で決まっている場合は、市販のアンテナは購入せず、「スカパー!プレミアム」の申込みから専用アンテナとチューナーを入手してください。

ちなみにスカパー!プレミアムの月額費用は、通常のスカパーと同じ「429円+契約チャンネルの視聴料」ですが、導入コストが変わります。

▼スカパー!プレミアムの初期コスト

専用チューナー 16,090円
専用アンテナ 12,220円
(取り付け工事)※ 10,180円~

※スカパープレミアムの付帯サービスを利用したとき。自身で取り付けるときは不要。

繰り返しますが、スカパープレミアムに加入することが現時点で決定している方は、市販のBSアンテナは購入せず、スカパープレミアムから申し込みを行ってください。

スカパー!プレミアムガイド

BSアンテナに関して知っておきたいその他のこと

ここまでで購入前に知っておくべきBSアンテナやBS放送の知識はすべてお伝えしました。

最後に、BSアンテナに関連するよくある疑問について説明していきます。

BSアンテナを室内に設置するのは現実的ではない

これまでベランダや壁にBSアンテナが設置できない場合は、アンテナ業者に相談することをおすすめしてきました。

ですが「室内にBSアンテナを置けないの?」という疑問を持たれた方もいらっしゃるかもしれませんね。

結論からいえば、BSアンテナの室内置きは多くの方にとって現実的ではないと思います。

理由は、3つです。

▼BSアンテナを室内に設置しないほうがいい理由
  • 邪魔になる
  • 少し当たると角度がズレる
  • 十分な受信感度を確保できない

BSアンテナはもっとも小さい家庭用のものでも、反射鏡が直径45cmあります。

身近なサイズで言うと、扇風機よりひと回り大きいサイズです。

これを窓際に設置することになりますが邪魔ですし、何かの拍子でアンテナに当たるたびに角度調整が必要になったりします。

またなにより、室内設置の一番の天敵は窓ガラスやカーテンです。

窓ガラスを閉めるだけで大きく受信感度が落ちてしまうのです。

そのため安定してBS放送を視聴するためには窓とカーテンを開けたままテレビを見ることになりかねません。

季節によっては耐えられるかもしれませんが、これでは現実的とは言えませんよね……。

また実を言うと、室内設置向けのBSアンテナというものが発売されてはいます。

Amazonで詳細を見る
Amazonで詳細を見る

ですが参考価格が49,500円と非常に高額です。

またこの価格なら、アンテナ業者に設置工事をしてもらう費用と変わりません。

それならアンテナ業者に屋根のうえに取り付けてもらったほうが、BSアンテナとしての性能もいいし邪魔にもなりません。

そのため2021年現在だと、BSアンテナの室内設置は私たちにとってメリットがほとんどないというわけです。

アンテナケーブルの選び方

続いて、窓からアンテナケーブルを引き込んだ場合や、アンテナセットを買わなかったときにはアンテナケーブルを追加で購入する必要があります。

ただしアンテナケーブルには、長さはもちろんさまざまな太さ(3~7C)のものが売られています。

アンテナケーブルを選ぶ際には、目安としてこのように考えるようにしてください。

3C(5.4mm)・4C(6mm) 室内の配線用
5C(7.7mm) 屋外の配線用

アンテナケーブルが太くなればなるほど、電波を劣化させずに送信することができます。

ですが、5Cより太いものは家庭で使用するようなケーブルではありません。

あくまで室内の配線用と、屋外の配線用でわけて購入するようにしてください。

BSアンテナが故障したら火災保険が使える

最後に、もし今後BSアンテナが故障したときのために知っておいたほうがいいことをお伝えしておきます。

あまり知られていませんが、BSアンテナが強風や大雪で壊れてしまった時、その修理費用に火災保険を使うことができます。

修理といっても実際は新しいBSアンテナに交換することになるのですが、その交換費用が火災保険を申請すれば戻ってくるのです。

これは地デジアンテナでも同じです。

ただし繰り返しますが、台風や大雪など「天災」が原因となった場合のみです。

特に原因もなく、老朽化して故障した場合などには火災保険は使えません。

一方で、BSアンテナをはじめテレビアンテナが故障する原因の多くが強風や大雪や雷です。

このことは、BSアンテナを購入したあとのためにも覚えておいてください。

BS放送を楽しむ第一歩を踏み出そう

それでは最後に本稿のおさらいをしておきましょう。

BSアンテナは、南西にアンテナを向けられるベランダや壁があれば自分で取り付けることができます。

またBSアンテナを購入する際には、アンテナ単体を買わずに取り付け金具などが同梱されているセットを買うのがおすすめです。

本稿でご紹介したおすすめのBSアンテナセットを再掲します。

BC453SCK
(インジケータ付き)
BC45RL-SET 45SRLST
6,675円 6,930円 9,280円

またBSアンテナにかかる費用は、自分でやる場合とアンテナ業者に依頼する場合で変わります。

▼BS放送を始める導入コスト

自分で設置する場合 6,000~10,000円前後
(アンテナ購入費用のみ)
アンテナ業者に依頼する場合 30,000~40,000円台

もしアンテナ業者に依頼する必要がある方は、ぜひ当サイトにご相談ください。

難易度の高い配線や、受信環境が厳しい状況でも、プロのアンテナ業者がきっちり対応します。

現地調査も無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積もり・キャンセルに費用をいただく場合がございます。

アンテナ工事即日対応可能

現地調査・お見積り無料!

※対応エリアや加盟店によって変わります

テレビの不具合の原因はアンテナにある場合も!そんな時はプロにお願いして解決してしまいしょう!8年間 の長期保証もあるので、万が一も安心です!

『生活110番』では、
お住いの地域で人気のプロを探せます

※天災・災害・お客様の過失によるものは施工保障対象外となります。

アンテナ工事 8,800円~
アンテナ工事のおすすめ業者を見る

関連記事カテゴリ一覧

アンテナ工事の記事アクセスランキング

アンテナ工事の最新記事

カテゴリ別記事⼀覧