
健康志向がうたわれる昨今、電子タバコの登場で紙巻タバコから電子タバコへ移行された方もいらっしゃるでしょう。巻きタバコに臭いがあるということをご存じの方は多いかもしれませんが、電子タバコにも臭いがあるということはご存じでしたか?
タバコの臭いは周りの人を困らせてしまうだけでなく、服や部屋に染み込んでしまうこともあります。今回は巻きタバコや電子タバコの臭い対策や紙巻タバコと電子タバコの違いについて詳しく見ていきたいと思います。

目次
紙巻きタバコと電子タバコの違い
紙巻きタバコは多くの方が使用する、コンビニや自動販売機などで購入できるタバコを指します。最近では健康志向から巻きタバコの代わりに電子タバコを愛用するようになった方も増えているようです。実際紙巻きタバコと電子タバコではどのような違いがあるのか見ていきましょう。
紙巻きタバコ
紙巻きタバコの中にはタバコという植物の葉が入っています。タバコの葉を乾燥させ、細かく刻んだものです。このタバコの葉が燃焼するとニコチンが発生し神経を刺激するという特徴があります。神経が刺激されることによって依存性が生まれ、その働きによって多くの数が販売されてきました。
紙巻タバコの煙には約4000種類の化学物質が含まれているといわれています。その中でもタールや一酸化炭素といった発がん性物質は50種類以上、有害物質にいたっては200種類以上も含まれているのです。
紙巻タバコの煙は、本人が直接吸い込む主流煙と、火のついたタバコの先から立ちのぼる副流煙に分かれます。この副流煙には主流煙に比べてニコチンが2.8倍、タールが3.4倍、一酸化炭素が4.7倍といわれています。
電子タバコ
電子タバコとは香料の入った液体を加熱し水蒸気を摂取するというものです。電子タバコはおもにプロピレングリコール、グリセリン、フレーバー、精製水からできています。プロピレングリコールとは食品添加物のひとつで、麺類や餃子、シュウマイなどにも使用されている成分です。同様にグリセリンも食品添加物のひとつで、マーガリン、シリアル、お菓子などに含まれています。
電子タバコの使用方法
電子タバコを吸うにはまず、バッテリーが入っている本体に付属しているアトマイザーの部分にリキッドを注入します。本体部分のボタンを押すとアトマイザー内部が加熱され、水蒸気が出てきます。電子タバコは水蒸気を吸うことによって、巻きタバコの煙を吸っているような気分を味わうことができます。
タールや一酸化炭素、などの有害物質を含まないことからご自身の健康や周りへの配慮を考え紙巻タバコから電子タバコへ移行する方がいらっしゃるのも頷けます。電子タバコは臭いの面でも紙巻タバコより臭わないためそういった点でも選ばれているのかもしれません。
加熱式タバコとは
また、加熱式タバコも電子タバコと同じ名称で呼ばれることがあるので、こちらについても触れておきましょう。加熱式タバコとはタバコ葉を燃焼させずに加熱するもので、電子タバコとは含まれる成分自体が異なります。電子タバコはタバコの葉は基本的に使用しませんが、加熱式タバコはタバコの葉を加熱することによってニコチンを含む物質を生成します。「加熱式タバコと巻きタバコは一緒なのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、加熱式タバコは直接タバコの葉を燃焼されるわけではないので比較的有害物質も少ないとされています。
副流煙による受動喫煙の軽減、それから禁煙するためのステップや補助として使われることもあるそうです。
電子タバコは臭わない?
紙巻タバコのデメリットを和らげるタバコとして普及している電子タバコや加熱式タバコ。自分や周りを配慮したときに、気になるのはやはり臭いではないでしょうか。紙巻タバコのような臭いはないかもしれませんが、何か別の臭いがあるのでしょうか。それでは電子タバコの臭いについて詳しく見ていきましょう。
電子タバコや加熱式タバコにも臭いはあるの?とは
電子タバコではリキッドという液体を加熱し、出てきた蒸気を吸引します。リキッドには様々なフレーバーがあり、タバコや干し草を腐らせたような独特なものもあります(海外製品の中にはニコチンを含むものもあります)。
臭いの原因は蒸気なので、臭いの広がりを防ぎにくいのが現状です。またリキッドの種類によっては電子タバコの臭いを強めます。
また、加熱式タバコの場合は燻製のような独特な臭気が発生するため紙巻タバコより苦手な臭いだという人もいるようです。普段つきにくい臭いであるということもあり、髪や衣服への臭い移りが分かりやすいといわれています。
電子タバコも臭いのエチケットに要注意
紙巻タバコよりも臭いが抑えられる電子タバコや加熱式タバコ。しかし電子タバコにも臭いがあることには変わりありません。自分自身はもちろん、不快な臭いで周りの人を嫌な気分にさせないためにもエチケットは守りましょう。
電子タバコの臭い対策
電子タバコの臭いが苦手という人の前では極力吸わないようにするのがマナーですが、服や部屋に臭いが移ってしまうこともあります。服や部屋などへの臭いを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。
服は防臭スプレーや消臭スプレーを使用することで臭いを防ぐことができます。防臭スプレーはあらかじめ服に吹きかけることによって臭いが染み込むのを防ぐことができます。また染み込んでしまった臭いを取るときには消臭スプレーが効果的です。
しかし部屋に関しては電子タバコの臭いを一切つけないというのは難しいかもしれません。部屋についた臭いを取り除くためには部屋用の消臭スプレーを用いたり空気清浄機を稼動させるなどして空気をきれいにすることが臭い対策になるのではないでしょうか。
まとめ
紙巻きタバコと電子タバコには含まれている物質に違いがありますが、どちらも臭いが発生してしまいます。健康志向のために電子タバコに変えたという方でも電子タバコなどの臭いには気をつけたいものです。
臭いに関して気になることがある場合は、消臭・脱臭のプロに相談することをおすすめします。また何か新しい対策が見つかるかもしれません。
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