タヌキに似た動物を見たらココを確認!実は仲間じゃない3種の動物との違い

2022.9.27

タヌキに似た動物を見たらココを確認!実は仲間じゃない3種の動物との違い

 

アニメや漫画、イラストのモチーフとしても人気のあるアライグマとタヌキ。
黒いクマのような縁取り、犬のように突き出した鼻などがアライグマもタヌキも特徴的です。
そのように一見すると似たようなところがたくさんあり、そっくりな動物ですが実は原産地から特徴までありとあらゆるところが違うのです。
そんなアライグマとタヌキの違いを今回は紹介していきます。

動物の種類としての違い

アライグマ

動物の種類としての違い
アライグマはタヌキの仲間のように見えますが、実はタヌキではなくイタチの親戚です。
また、原産は日本から遠く離れた北アメリカです。

タヌキ

動物の種類としての違い
タヌキもまたアライグマの仲間ではなくイヌ科タヌキ属という犬の仲間です。
日本のほかに朝鮮半島、中国、ロシアなどにも生息していて世界的に見れば珍しい動物です。

見た目の違い

アライグマ

・体長
42センチメートルから60センチメートルになります。

・体重
4キログラムから10キログラムになります。

・特徴
耳の縁は白く、眉間に黒いすじがあります。
ひげの色は白く長いふさふさの縞模様のしっぽが特徴的です。
足跡は人の手形のように五本の指のようになっています。

タヌキ

・体長
タヌキはアライグマより少しだけ大柄で、50センチメートルから60センチメートルになります。

・体重
3キログラムから10キログラムになります。

・特徴
耳の縁は黒く眉間にすじはありません。
ひげの色も黒で、しっぽは短く縞模様もありません。
足跡は犬の足跡のように肉球の跡が残ります。

赤ちゃんタヌキは全身が真っ黒で犬やクマの子どもに間違われることがたまにあります。
「犬だと思って飼っていたらタヌキだった!」ということもあるようです。

生態の違い

アライグマ

アライグマの特徴としては、人間のような五本指の前足で器用に餌をとります。
水の中に手を入れて川の魚を捕獲する姿が何かを洗っているように見えるため「アライグマ」と名付けられました。
また、泳いだり木に登るのが得意です。

アライグマは攻撃的で凶暴な側面があるため、見かけても近づかないことをおすすめします。

アライグマは外来種ですが、天敵がいないため今は都会でも見られるほど繁殖しています。
農作物を食べたり、住居に侵入してペットフードなどを食い荒らすという被害もあります。
また、アライグマ回虫という寄生虫の宿主となっている場合もあるため非常に危険です。、見つけても触らないようにしましょう。

タヌキ

タヌキは「ため糞」という習性があり、排泄を一定の箇所でするという特徴があります。
また、タヌキはアライグマとは逆に非常に憶病なため、人を見つけるとすぐに逃げ出します。
アライグマとは違い、泳ぎが得意ということはありません。

タヌキもアライグマと同様に農作物を食い荒らす被害をもたらすことがあります。
また、ため糞による悪臭を発したり、農家の廃棄野菜や住宅のゴミ捨て場を食い荒らすなどの行為をすることがあります。
生態の違い

意外と間違える?ハクビシンやアナグマとの違い

アライグマとタヌキに似ている動物にハクビシンとアナグマがいます。
以降にはそれらの動物との違いを記載しています。

ハクビシン

意外と間違える?ハクビシンやアナグマとの違い
しっぽは胴体と同じほど長く鼻はピンク色をしています。
ジャコウネコ科の動物で、アライグマ以上に木のぼりが得意なため塀の上や電線、木の上をあっさりとジャンプして登ります。
顔の真ん中などに白い線があるのが特徴的です。

アライグマやタヌキより大きく、そこが見分けるポイントになります。
民家の屋根裏に住み着いて騒音や糞害をもたらすことがあります。

アナグマ

意外と間違える?ハクビシンやアナグマとの違い
アナグマはイタチ科アナグマ属の哺乳類で、クマとありますがイタチの仲間です。
耳が小さく鼻が大きいのが特徴的で、前足は太く鋭いツメを持っています。

体長は44センチメートルから68センチメートルとアライグマやタヌキより少し大きな体格をしています。
アライグマやタヌキ同様人里に下りて農作物に被害を及ぼすことがあります。

まとめ

アライグマもタヌキも、アニメや漫画のキャラクターになるほど見た目は可愛らしいですが野生動物ということを忘れてはいけません。
安易に触れると噛まれたり、狂犬病やノミ・ダニ、感染症に感染する恐れもあります。
発見した場合は速やかにその場を立ち去り、ちょっかいを出さないようにしましょう。

また、生息地である森林が伐採された影響などでタヌキもアライグマも近年では住宅地に生息していることがあります。
もしアライグマやタヌキが自宅近郊に住み着いて被害が出ているという場合は、業者への相談も視野に入れましょう。

 

 

害獣は素早い駆除が必要!

現地調査無料です!

※対応エリアや加盟店によって変わります

害獣に棲みつかれて一番厄介なのが糞の被害。放っておくと健康面にも被害が出てきます。プロに任せれば消毒もしてくれるので、衛生面も安心です。

『生活110番』では、
お住いの地域で人気のプロを探せます

タヌキ、イタチ、ハクビシン、ネズミなどさまざまな害獣に対応。

アライグマ・イタチ・ハクビシン駆除 21,800円~
アライグマ・イタチ・ハクビシン駆除のおすすめ業者を見る

関連記事カテゴリ一覧

アライグマ・イタチ・ハクビシン駆除の記事アクセスランキング

アライグマ・イタチ・ハクビシン駆除の最新記事

カテゴリ別記事⼀覧