
突如としてわたしたちの前に現れるハクビシンは、食べ物を食い荒らしたり家に住み着いたりとさまざまな被害を加えることがあるでしょう。しかしハクビシンは凶暴な性格であるため、あまりむやみに近づくことはおすすめしません。
それでは彼らによる被害は、どのように防止したらよいのでしょうか。この記事ではハクビシンの特徴や習性、さらには対策方法までご紹介していきます。
ハクビシンは凶暴?生態を知ろう!
ハクビシンは沖縄を除く日本各地に生息しているジャコウネコ科の哺乳類です。体長はおよそ50センチから80cmで、寿命は10年以上にも及ぶようです。
ハクビシンの特徴として、繁殖力が高いことがあげられます。冬眠をしないハクビシンはどの季節でも出産が可能です。出産回数は1年に1度だけですが、2頭から3頭ほどの子どもを産みます。さらに彼らは10か月を超えると出産が可能となり10年以上も生きるため、生涯でかなりの数を出産することがうかがえるでしょう。
またハクビシンは雑食性であるため、基本的には植物や昆虫、動物と何でも口にしてしまいます。とくに甘いものを好むようで、果物などの農作物が食害にあうことが多いようです。ハクビシンは凶暴であるため、遭遇してもむやみに攻撃しようとすることは避けたほうがよいでしょう。
ハクビシンの特徴を知ることで対策ができる。
前述したように、ハクビシンによる被害はさまざまです。そんな被害に遭わないためには、ハクビシンの特徴を知っておくとよいでしょう。
じつはハクビシンは民家に住みついてしまうことが多いです。そんなハクビシンが家に住み着いてしまわないように、住宅のすき間はできるだけふさいでしまいましょう。侵入予防のためにも、住宅のすき間には板を設置することをおすすめします。
また、ハクビシンは苦手なニオイがあることも特徴のひとつです。そのためハクビシンが嫌うニオイがするものを設置してもよいかもしれません。市販で販売されている、ハクビシンなどの動物を寄せつけないニオイが発するものを購入してもよいでしょう。
さらに犬はハクビシンの天敵になるようです。そのため犬のニオイがする毛などを集め、侵入経路に設置しておくとことも効果があるでしょう。
最後に、ハクビシンが凶暴であるという特徴も忘れてはいけません。むやみに近づいてしまうと攻撃される危険があるため、対策をする際は十分に気を付けてください。
ネズミにも要注意!対策をしないとハクビシンがやってくる?
前章ではハクビシンの特徴についてご紹介してきました。じつは、ハクビシンの被害を防ぐうえで、ネズミ対策をおこなうことも非常に重要です。それは雑食であるハクビシンが、ネズミを求めて家にやってきてしまうからです。
ハクビシンは雑食性であるため、自分より小さな大きさのネズミはかっこうのエサとなってしまいます。そのため家でネズミを見かけたり、住みついてしまっていたりすると、ハクビシンが現れるおそれが高まるため注意が必要です。
ネズミが住みついてしまっている場合、家にハクビシンが訪れるのは時間の問題かもしれません。まずはネズミ対策をしっかりとおこなって、ハクビシンが姿を現さないような環境づくりをしましょう。ハクビシンは凶暴であることから、発生してしまうと対策が厄介になってしまいます。
ネズミ対策には、家の中に残飯や食べかすを置いておかないことが大切です。細かな食べかすでも家の中に落ちていると、ネズミのエサとなってしまいます。食事が終わったら、ゴミを残さないようにきれいに後片付けをすることを心がけましょう。
また家にネズミが住み着いている気配がしたら、ネズミ捕りや駆除剤を設置しておくとよいでしょう。ネズミ捕りや駆除剤は、ネズミの捕獲や薬を利用して退治することが期待できます。
しかし、ネズミの駆除を自分でおこなうには、どうしても限界があるでしょう。ハクビシンの発生を防ぐためにも、ネズミの存在が気になったら業者に調査や駆除を依頼するとよいかもしれません。
ハクビシンを対策するためには
ハクビシンが発生してしまう原因としては、エサの存在があります。エサに引き寄せられて、ハクビシンが家に侵入してしまうのです。そのためハクビシンの対策には、エサを置いておかないことが非常に大切なポイントでしょう。
ハクビシンは夜行性であるため、エサを求めて夜に動きだすことが多いです。そのため夜のゴミ出しや夜間に食べ物を外に出したままにしてしまうと、ハクビシンのエサとなってしまいます。
また果物や野菜などを収穫しないまま放置してしまうと、それが彼らのエサになってしまうこともあるでしょう。エサはハクビシンをおびき寄せてしまう原因にもなってしまうため、夜のゴミ出しは避けたり、作物の収穫は早めにしたりするなどの対策をおこないましょう。
ハクビシンは凶暴な性格であるため、遭遇したときに噛まれてしまうなどのリスクもあります。またハクビシンは法律によって、勝手に駆除をすることが禁止されているので、対策も難しいでしょう。
ハクビシンの特徴上、自分だけで対策をおこなうには危険や限界があるため、信頼できる業者に依頼するほうが安心できるのではないでしょうか。
まとめ
ハクビシンは繁殖力が強く、生涯で産む子どもの数が多いためどんどん増殖してしまいます。さらにハクビシンの特徴として雑食性であるという点があるため、農作物や生ごみがある場合は注意が必要です。
そんな厄介なハクビシンは凶暴であるがゆえに、むやみに近づくことは避けたほうがよいでしょう。被害対策には、家への侵入経路をふさいだり、できるだけ食べ物を置いたりしないことをおすすめします。またハクビシンはネズミもエサとしてしまうため、家のネズミ対策も有効になるでしょう。
自分ではハクビシン対策や駆除が難しい場合は、業者に依頼することをおすすめします。複数業者から見積もりをとるなどして、信頼できる業者に任せましょう。
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