壊れたかな?加湿器の寿命サインや処分方法についてご紹介します

2021.4.30

壊れたかな?加湿器の寿命サインや処分方法についてご紹介します

今や健康や美容に欠かせない存在となっている加湿器は、空気が乾燥する秋から冬にかけて使用されるご家庭は少なくないでしょう。加湿器は、加湿を手軽におこなえるという便利な面もありますが、日常的なメンテナンスが必要という繊細な機械でもあります。

冷房や暖房として毎日のように使用する方や、乾燥の時期だけ使うという方、いざ使おうというときにしっかりとメンテナンスをおこなっていたにもかかわらず加湿器の調子が悪い……ということはありませんか?もしかしたら、その加湿器は寿命なのかもしれません。

今回はそんな加湿器の寿命や、寿命を迎えた加湿器の処分方法などをまとめてご紹介します。

不用品回収・リサイクルのおすすめサービス

加湿器の寿命とは

加湿器とは、加湿機器内部に収容された水分を空気中に放出させることによって空気を加湿する機器のことです。
加湿器の寿命は、一般的に3年から5年といわれていますが、加湿器の種類や使い方によっても寿命は異なってきます。まずは、いくつかある加湿器の種類とその寿命の目安を見ていきましょう。

スチームファン式・スチーム式

まずは、値段が安価、安全性が他のタイプと比べて高いという点から、使用されている方が最も多いといわれているスチームファン式・スチーム式です。加熱する部品の電熱線は、約10,000時間で寿命だそうです。

いわゆる加熱式と呼ばれるこの加湿器は、常温の水を加熱、沸騰させてその蒸気を送風機によって放出させるものです。水の放出前に沸騰をさせているので、カビなどの雑菌が繁殖しづらい、消費電力が高いという特徴があります。

超音波式

超音波式は、その名の通り機器内部に収容した水を超音波によって粒子にして放出するタイプの加湿器です。寿命は、約5,000時間とされています。振動をおこなう機械部品の寿命が短いため、加熱式よりも早く寿命を迎えることが多いです。

このタイプの加湿器は水を加熱しないので、高温の熱湯や蒸気を使用しないという点で安全性が高いです。また、消費電力が低いという特徴があります。しかし、超音波式は水の中に含まれるさまざまな雑菌をそのまま放出してしまい、加湿器病と呼ばれる病気の原因になるおそれがあります。

気化式

目の粗いスポンジのようなフィルターに水を含ませて、送風機などで空気を通し、加湿するタイプの加湿器です。送風機の空気によって加湿するので使用中は音が大きくなりやすく、消費電力が低いことが特徴です。送風機を使わない自然気化式もありますが、加湿能力は下がってしまうのでご注意ください。

フィルターに含ませる水が水道水の場合、水道水内に含まれるミネラルで目詰まりを起こす可能性があるため、こまめにフィルターの交換をおこないましょう。

毎日のように加湿器を使用する方は経年劣化が進むため、上記で紹介した寿命年数よりも短くなる傾向があります。ご家庭の加湿器の使用頻度を確認し、加湿器の寿命年数を参考にしていただければ幸いです。

加湿器の寿命とは

加湿器の電源が入らないと寿命かも

経年劣化によって、加湿器は次第に不調を起こすようになります。どのような症状が起こると、加湿器が寿命なのか順番に見ていきましょう。

①電源が入らない
電源ボタンを押しても蒸気が出てこない場合は、加湿器の故障や寿命だと考えられます。なかには、加湿器の内部に水が入っている状態でないと電源が入らない機種も存在していますので、電源が入らない場合は一度内部を確認してみてください。

②電源を入れても加湿できない
本体温度が上がらず、蒸気が上がらない状態も、加湿器が寿命を迎えているサインです。快適な湿度は、一般的に45%~60%といわれています。湿度を計測する機能が加湿器についていない場合は、湿度計を用いてお部屋の湿度を確認してみましょう。

大事な加湿器を長く使うためにも、こまめなメンテナンスをおこなうことを忘れないようにしましょう。

加湿器の電源が入らないと寿命かも

加湿器の処分方法

購入してから年数が経過したり、先ほどご紹介した加湿器の寿命に近づいた際の症状が起こった場合、その加湿器は修理するか、買い替えるかのどちらかになるのではないでしょうか。

故障や寿命を迎えている場合、修理に出すとなると時間と費用の両方がかかります。加湿器は、製品の品質にもよりますが数千円から販売されているものが多いです。さらに定期的なメンテナンスをおこなっていたとしても、内部には汚れがたまっていることが多いので、修理よりは新しく買い替えることをおすすめします。

加湿器を買い替える場合、古くなった加湿器を処分する必要がありますが、加湿器は家電に分類されるので、大きなサイズの加湿器は粗大ごみとして出す必要があります。くわしい加湿器の処分方法は、各自治体によって定められているので、自治体のルールにのっとって適切に処分しましょう。

また、自治体に確認を取るのが面倒な方や、今すぐに処分したいという方には、不良品回収業者に依頼するという選択肢もあります。加湿器の回収にかかる費用の見積もりや、実際の回収作業は、連絡をしたその日のうちに終了する場合が多いようです。引越しや仕事で忙しいという方はもちろん、やっかいな事務作業をおこなわずに済むというのは大きなメリットですね。

加湿器の処分方法

不用品回収業者に依頼するときの注意点

加湿器が寿命を迎えた際の処分方法のひとつとして不良品回収業者に依頼する際に、回収の費用が安い、というところだけで判断すると危険な場合があります。

まずは、その業者が不良品回収の許可を得ているのかを確認しましょう。ウェブサイトなどを持っている業者の場合、不用品回収の許可番号などを掲載していることが多いです。

また、しっかりとした不用品回収実績があるのかどうかも確認すべき項目です。不用品回収業者の中には基本料金とは別に、状況に応じた追加料金が発生する場合もあるので、不用品回収の見積もりの際は、料金システムの事前確認を忘れないようにしましょう。いくつかの業者から見積もりをとって料金相場を確認してみることをおすすめします。

不用品回収・リサイクルのおすすめサービス

まとめ

乾燥の激しい冬場には、欠かせない存在となりつつある加湿器ですが、定期的なメンテナンスをおこなわなければ、長く使い続けることはできません。加湿器によって寿命は違うため、買い替える際はご家庭の環境にあったものを選びましょう。

加湿器が寿命を迎えてしまった場合は、自治体のルールに沿った方法で適切に加湿器を処分しましょう。処分までの手続きが面倒だなあと思ったら、不用品回収業者を利用してみてはいかがでしょうか。

不用品回収を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「不用品回収」をご覧ください。

不用品回収・リサイクルはプロに相談

【生活110番】は国内最大級の暮らしの「困った」を解決する業者情報検索サイトです。 140ジャンルを超える生活トラブルを解決するプロたちを掲載しています。

『生活110番』では、
お住いの地域で人気のプロを探せます

生活のお困りごとは、なんでもご相談ください。

不用品回収・リサイクルのおすすめ業者を見る

関連記事カテゴリ一覧

不用品回収・リサイクルの記事アクセスランキング

不用品回収・リサイクルの最新記事

カテゴリ別記事⼀覧