簡易アスファルトでDIYしよう!使い方とDIYするときのポイントを紹介!

2021.4.30

簡易アスファルトでDIYしよう!使い方とDIYするときのポイントを紹介!

簡易アスファルト舗装とは、一般的なアスファルト舗装とは違い常温で作業できる施工方法です。おもな用途は、既存のアスファルトを補修するために用いられています。簡易アスファルト舗装は、ホームセンターなどで購入することができ、簡単にDIYをすることができます。

今回は、DIYで簡易アスファルト舗装をするポイントについてご紹介します。

簡易アスファルトとは――通常のアスファルトとの違いを知ろう

アスファルト舗装をしようと思っている方の中には、簡易アスファルトでDIYを行おうとしている方もいるかと思います。しかし、その前に通常のアスファルトとの違いを知っておいたほうがよろしいでしょう。

通常の駐車場や道路に施工してあるアスファルトは高温のアスファルト合材を使用しているため、作業中は160度以上というかなりの高温になります。作業の進捗と精度に影響が出るので、自然冷却ではなく水をまきながら冷却施工していきます。アスファルトの工事現場で煙がでているのは、この冷却の水分が蒸発しているためです。
アスファルト合材は温度が低下することで硬化していきます。また、硬化前に十分の密度を高めるため、振動機やローラーなどを使い圧力をかけて締め固めているのです。

アスファルト舗装をしている場所でも、部分的にアスファルトを取り除いたり、後から追加で工事したりすることもあります。その場合は少量のアスファルトが必要となってきます。アスファルトが少量だけで済み、自分でDIYしたい場合には簡易アスファルトの舗装をおすすめします。

簡易アスファルトは常温で作業できるため、加熱や冷却の必要はありません。締め固めをしっかりと行えばよく、修繕工事などの小面積での舗装やDIYにはおすすめの舗装材になっています。

      簡易アスファルトとは――通常のアスファルトとの違いを知ろう

簡易アスファルトで丈夫なDIYをするときのポイント

簡易アスファルトでDIYするときにはポイントをいくつかおさえておく必要があります。

簡易でないものもある

常温で作業する簡易アルファルトは、締め固めの力のみで固まっています。
しかし締め固めたつもりでも、普通のアスファルト舗装とは違い力が局部的に加わったり、つついたりすると、せっかく舗装したアスファルトも変形したり、バラバラになってしまいます。

最近は、このように変形したりバラバラになったりしないように、ホームセンターなどには空気に触れる事で固まる簡易アスファルト合材を置いているところもあります。価格は普通の簡易アスファルトよりは少し高めになっています。

しっかり締め固める

締め固めはとても大事な作業の一つです。そのため、建設業者は、簡易舗装でも締め固めに振動転圧機を使用しているところがほとんどです。
しかし、DIYで舗装する場合は、そのような機械を使用することはほとんどなく、身近にある物で転圧作業をする方がほとんどかと思います。

その中でも一番簡単な方法は、平らな靴で強く踏みつけて、人力転圧していく方法です。しかし仕上がりがでこぼこになり、圧力が部分的に不足してしまうことも多いようです。
そこで、太い角材やコンクリートブロックのように重くて表面積が大きく、平らな物で叩いて締め固めていくと、足で踏み固めるよりよい施工ができるかもしれません。

また、簡易舗装でも面積が広い場合はレンタル機械店などでプレート転圧機などを借りてきて施工すると、密度も高く、きれいな舗装ができます。レンタル料金がかかりますが、仕上がりは断然機械の方がきれいなので、広い面積でアスファルト舗装をDIYしようと思っている方は機械をご利用ください。

      簡易アスファルトで丈夫なDIYをするときのポイント

接着

 
簡易アスファルトを施工する前には、施工部分と密着させるため、接着剤の役割を果たすアスファルト乳剤を合わせて使用することも必要となってきます。
乳剤も簡易アスファルト合材と一緒に簡単に入手することができます。たくさん余らないくらいの量を選んで買うのをおすすめします。

乳剤は服に付くとまず取れません。周囲の物に付いた場合にも、表面がツルツルの物であっても簡単には落ちることはありません。
そのため、使用するときは周りに飛び散らない様に養生テープなどを使い注意しながら作業していきます。

簡易アスファルト舗装をDIYするときにはしっかりとポイントを押さえることで仕上がりの見た目が変わってきます。

簡易アスファルトを使用した施工例と施工手順

簡易アスファルトでDIYするときには「マイルドパッチ」がおすすめです。簡単に誰でもアスファルト補修することができます。マイルドパッチは水をかけるだけで固まるので、素人の方でできるのです。また必要な工程は3つだけと簡単に施工することができます。

1.補修場所にマイルドパッチを敷き詰める
2.水をかける
3.平らにならす

基本的にこれだけでDIYは完了です。しっかりと平らにし、締め固めるのがポイントになります。簡単にアスファルト舗装ができるので、修繕を考えているのであればマイルドパッチを試してみてもいいかもしれません。

      簡易アスファルトを使用した施工例と施工手順

生コンクリートと簡易アスファルトはどちらがいい?コスパと耐久性

よくDIYで比較されがちなのが、生コンクリートです。簡易アスファルトのDIYとはどれくらい費用が違うのか見ていきます。

簡易アスファルトはマイルドパッチでいうと、20kgで約2,700円で流通しています。ホームセンターやインターネットなどで簡単に入手することができます。

生コンクリートは20kgで約600~800円で流通しています。ホームセンターなどで買うことができます。また、工場でも購入することができます。車で配達してくれるので、工場の方が便利で質がいいかもしれません。

工場では20kgで約120円で購入することができるようです。しかし、運送料などの他の費用もプラスされることがほとんどです。工場によっても値段が変わってくるので事前にしっかりと調べることも必要となってきます。また工場によっては生コンクリートの配合などにも相談に乗ってもらえます。

しかし、生コンクリートは多く余った場合、処分には費用が別途かかってきますので、使う量に気をつけなければいけません。

アスファルトとコンクリートの詳しい詳細については過去コラム「舗装におすすめなのはどっち?アスファルトとコンクリートの違い」に記載してありますので、あわせてご覧ください。

      生コンクリートと簡易アスファルトはどちらがいい?コスパと耐久性

まとめ

簡易アスファルトでDIYするときには、しっかりとした手順でやらないとすぐにまた施工が必要となってくるかもしれません。せっかく時間をかけてDIYしたのに、すぐに修繕しなければならなくなっては意味がありません。そうならないためにも、DIYに自信がない方や不安がある方は業者に頼んだほうがよいかもしれません。

アスファルト工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「アスファルト工事」をご覧ください。

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