いらないプリンターはどうするべき？プリンターの廃棄方法まとめ

ひと昔前のプリンターといえば「パソコンにつなぐもの」でした。写真の印刷画質もよいとはいえず、「デジタルプリントを写真屋さんに頼む」ということが多かったのです。

しかし今では家庭用プリンターも直接スマートフォンから印刷できる時代。家でもキレイに写真を印刷できるようになりました。価格も安くなり、プリンターの買い替えを検討しやすくなったといえます。

古くなったプリンターを廃棄する方法はなかなか悩ましいところです。サイズや重量があるプリンターを、一般の家庭ごみとして処分をしてもよいのか、またリサイクル業者に委託するのかは判断に迷うところではないのでしょうか。ここでは適切なプリンターの処分方法に関してご案内します。

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プリンターはゴミとして廃棄可能！

不要なプリンターを廃棄をするのにはどうしたらよいのでしょうか。じつは、パソコンやモニターは小型家電リサイクル法対象商品ですので、法律にしたがって処理をしていきます。しかしプリンターはパソコンなどとは違い、小型家電リサイクル法の対象外の商品です。そのため、燃えないゴミや粗大ゴミとして処分をすることになります。

まずはほかの粗大ゴミと同様に、市役所などに連絡を入れ、引取り日の予約をしましょう。その後、自分でコンビニやスーパーでゴミ処理券を購入して添付したうえで、決められた日時に指定場所にプリンターを置いておくのです。この方法だと引取りまで時間がかかりますが、数百円でプリンターを処分することができるのです。

会社で使うような大型の複合機となると処分方法は異なるので注意が必要でしょう。この場合は産業廃棄物となり専門の業者に委託して処分をしてもらいましょう。

プリンターを廃棄するおもな方法

プリンターを廃棄するときには、きちんとした方法で処理をすることが大切です。一般家庭用のサイズのプリンターは粗大ごみとして処分をすることも可能です。それ以外にも、さまざまな方法での買取をしてもらうこともできるので紹介します。

プリンターを廃棄する際、リサイクルショップを使用する方法があります。プリンターに限らず状態がよい商品や型式が以前のものでなければ、買取をしてもらえる可能性が高くなるのです。そしてそこに印刷用のインクカートリッジがきちんと付属されていれば、金額があがる場合があります。持ち込んだその場で査定をしてもらえて、処分ができるのが大変うれしい点です。

また家電量販店やホームセンターでは、新たなプリンターの購入時に古いプリンターを持ち込むことで下取りをしてくれる場合もあります。購入時に古いプリンターを持ち込んで下取り可能かどうかをきちんと確認し、新規プリンター購入時に商品代金と相殺させることができます。

いずれの方法でも付属品を可能な限り揃えることや、またきれいな状態で持ち込んでいくことで、お金に換えることができます。

廃棄する際に注意したいこと

実際にプリンターを処分する場合には、どのような点に注意を払ってプリンターを廃棄する必要性があるのでしょうか。

・データはプリンターに残さない

プリンターの内部にフラッシュメモリーやデータが残っていると、自分の大切な個人情報の流出にもつながりかねません。まずは取り扱い説明書などをもとに、きちんとした方法でデータ消去や、SDカードなどの外部記憶媒体を外してから処分をしましょう。

・プリンターの付属品は残しておく

またリサイクルショップなどで買取をしてもらうような場合にも注意が必要です。付属品の有無や状態で買取価格が大きく変動し、場合によっては買取自体をしてもらえないようなケースもあります。プリンターの売却前には、可能な限り付属品を集め、また状態をきれいにメンテナンスして持ち込むことをおすすめします。

・大型複合機の場合

家庭用プリンターの場合は上記の点がおもなポイントですが、オフィスで使っている大型の複合機はどのような方法で処分をするのでしょうか。大きさからしても、リサイクルショップに持ち込むのはとても難しいので、業者に依頼して見積りを出してもらいます。

プリンターの型式や状態が良好であれば、買取に応じてもらえる場合もありますが、状態がよくない場合は、こちらから費用を払って引き取ってもらう場合もあります。そのようなときには複数の業者に依頼して見積りをとってもらって値段面で比較検討をする必要がでてくるのです。オフィス商材の業者ならば、下取りをしてもらえる可能性もありますので、検討をしてみましょう。

プリンター廃棄は業者に依頼するのがおすすめ

自分がこれから処分をしようと考えるプリンターが、外観や型式などからしても、買取には応じてもらえないような場合は、廃棄をすることとなります。そこで業者に相談をしていくのですが、どのような点に注意や関心を払って、廃棄をしていくべきなのでしょうか。

・業者依頼のメリット

業者を使うことで時間を無駄にしないで確実な処分をすることができます。自分でプリンターの持ち込みをし、複数のお店を回る必要もないです。自宅に呼んで、すぐに処分できるのが、このような業者を使う大きなメリットです。

・業者依頼のデメリット

やはり金額的な問題が大きいでしょう。粗大ゴミとしてプリンターを廃棄するような場合、費用は数百円で済みます。しかし、業者に依頼して処分をするような場合には相場ですが、3,000円前後は費用が発生します。

そして、依頼をする業者にも注意が必要です。きちんとした免許を保有する業者であればよいのですが、そうでないと大切な商品を不法投棄される可能性もあります。もしその中に自分の大切な個人情報が入っているようであれば、流出につながってしまいます。きちんとした複数の業者を比較し、確実に委託をすることが安全にプリンターを処分する方法となるのです。

まとめ

長く親しんできたプリンターなどの、家電製品や家具をきちんと処分することはとても大切なことです。そのようなときには、きちんとした業者を選んで適切な処分をすることが重要となります。粗大ごみとして処分をする場合もあれば、プリンター廃棄のときに少しでもお金に換えたいと思うのであればリサイクルショップを活用することもひとつの方法です。

長年使ってきた製品であればあるほど、なかなか値段はつかず、最終的には業者に委託して処分をしてもらうこととなる場合が多いです。その際にもデータ処理や、業者の信頼度など、注意をしなければならないポイントをきちんと押さえなければなりません。

いずれにせよ、素人判断で安易に決めていては、せっかく値段のつく商品でも捨てることになり、また大切な個人情報の流出にもつながりかねません。引越しなどの際に家電製品の処分を考えるときは、業者に依頼して見積りをとりながら、最適な処分をすることをおすすめします。

不用品回収を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「不用品回収」をご覧ください。