熊本県のおすすめ蜂の巣駆除業者

熊本県は九州地方の中央にあり、県庁所在地は熊本市で、令制国の肥後国に当たります。有明海、不知火海、東シナ海に面しており、大きさが日本第2位の阿蘇カルデラを持つ阿蘇山で有名な県です。熊本県に生息しているスズメバチに、クロスズメバチという種類のスズメバチがいます。クロスズメバチは体長10-18mmと小さく、比較的おとなしいハチなのですが、地中に巣を作るので、知らないうちに巣を踏んでしまい刺される事件が時々発生しています。クロスズメバチは、黄色の横縞模様が特徴で、日本全国に分布しています。クロスズメバチの多くは、平地の森林や畑、河川の土手等の土中に多層構造の巣を作り、6月ごろから羽化をします。小型の昆虫やクモなどをエサにし、ハエなどを空中で捕獲したりもします。頻繁に新鮮な動物の死体から筋肉を切り取って肉団子も作り、食卓に並んだ焼き魚の肉からも肉団子を作ることもあります。攻撃性はそれほど高くなく、毒性もそれほど強くはないですが、巣の近くを通りかかったり、缶ジュース等を飲んでいる際に唇を刺される等の報告例があったりします。日本では地方によってヘボ、ジバチ、タカブ、スガレなどと呼ばれて、養殖もされており、幼虫やさなぎを食用にしている所もあります。クロスズメバチを伝統的に食用とする地方の一部では「ヘボコンテスト」等と称し、秋の巣の大きさを競う趣味人の大会も行われていたりもします。クロスズメバチに限った話ではありませんが、もしハチに刺された場合は早急に病院へ行きましょう。クロスズメバチの毒が強くはないと言っても、ハチ毒の効果には個人差があるので、「アナフィラキシーショック」になる可能性が考えられます。アナフィラキシーショックとは、過敏性反応の事で、薬物、食物アレルギー、そしてハチ毒などで過剰な免疫反応を起こしてしまいます。ハチに刺されることで（通常2回以上）「全身性のじんましん」「血圧低下」「呼吸困難」「意識障害」などを発症するショック状態を示します。場合によっては、死に至る危険な症状なのです。特に、ハチ毒によってなるアナフィラキシーショックは、発症時間が10分～15分程度と非常に短いので、治療が間に合わず毎年20人程度の死者が出ています。「ハチに二度刺されたら死ぬ」という言葉があるのはこのためです。しかし実際には、一度刺されただけで死に至る人もいれば、何回刺されても死なない人がいます。また、仮にアナフィラキシーショックになったとしても、適切な処置を行えば、最悪の事態は避けられるのです。もしハチの巣を見つけても、自分で駆除しようとせず、危険なので業者を呼んでハチの巣を駆除してもらうようにして下さい。