芝刈り機とバリカンを比較しよう。狭い範囲ならバリカンがおすすめ！

お庭に芝生がある方は、定期的に芝刈りをおこなう必要があります。芝刈りには、芝刈り機を使用する方も多いかもしれませんが、「芝刈り機だと大きすぎる……」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

そこで、このコラムでは芝刈りバリカンについて詳しくご説明します。芝刈り機・バリカンの比較や選び方、手入れ方法までご紹介するので、お庭に合った芝刈り道具を見つけることができるでしょう。

「バリカンの購入を検討している」「芝刈り道具をどれにするか迷っている」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

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芝刈り機のバリカンの特徴

芝刈り機とバリカンは両方とも芝を刈るための道具ですが、大きさが異なります。芝刈り機の場合はサイズが大きく、広い場所での草刈りに向いています。

一方、バリカンは芝刈り機に比べるとコンパクトで小回りが利くのが特徴です。そのため、「芝刈り機では大きすぎて入らない」という狭い場所でも芝を刈ることができます。

また、バリカンはコンパクトなので細かい作業もおこないやすく、とくに芝生の端にある際を刈るのにも適しています。そのため、範囲の広い場所では全体を芝刈り機で刈り、芝生の際をバリカンで刈るのがよいでしょう。

ここまでは芝刈り機とバリカンの特徴を解説してきましたが、以下からは、芝生用バリカンについて掘り下げてご説明します。

芝刈り機については、何が違う？どう使う？おすすめは？芝刈り機を選ぶポイントをチェックをご覧ください。

芝生用バリカンの種類

ここからは、芝生用バリカンの種類をご説明します。「芝刈り機でなくバリカンを使いたい」と思った方はぜひ参考にしてみてください。

芝生用バリカンは、充電式とコード式に分けられます。充電式は充電することでバリカンを動かすタイプで、周りにコンセントがなくても使用することが可能です。ただ、充電が切れると再び充電しなければならないため、広い範囲の芝刈りをおこなうには不向きです。

一方、コード式は電源コードをコンセントに挿してバリカンを動かすタイプです。長時間連続で使うことが可能ですが、コンセントがない場所では使用することができません。

また、芝生用バリカンには、手持ち式やスティック式のものがあります。手持ち式はしゃがんでアイロンをかけるように芝を刈り、細かいところの作業に便利です。一方、スティック式は立ったまま掃除機をかけるように芝を刈ります。疲れにくいので長時間作業をおこないたい場合に向いています。

このように、それぞれ特徴が異なります。比較したうえで、お庭の状況に合わせて芝生用バリカンを選びましょう。

芝生用バリカンの選び方

芝生用バリカンは、上記でご紹介したほかにも選ぶポイントがあります。ここからは、芝生用バリカンを選ぶポイントについてご紹介します。以下の内容は芝刈り機とバリカンに共通する内容なので、どちらを選んでも以下の内容はチェックしておきましょう。

刈込高

芝生を刈りこめる高さもチェックしておきましょう。植物には、生長を促すための「生長点」という組織があり、これを切り取ると枯れてしまいます。そのため、芝生を低く刈りすぎないように注意する必要があるのです。

芝生は、だいたい先端から3分の1程度を切ればよいとされています。そのため、お庭の芝生から3分の1程度の高さまで刈れるバリカンを選びましょう。

刈幅

芝生を刈る幅は芝刈り機やバリカンの種類によって異なるため、刈幅をチェックすることも大切です。刈幅によって、作業効率や操作性が変わってくるのです。刈幅が大きいほど一度に刈ることができる面積が広くなるため、効率的に草を刈ることができます。

一方、刈幅の狭いタイプは一度に刈れる草は少なくなりますが、本体の幅が狭くなるので小回りが利きます。そのため、細かい部分の雑草を除去したい方は、刈幅の狭いものを使うとよいでしょう。

回転数

回転数は、芝刈りの効率を左右します。回転数が大きいほど短時間で多く回転するため、芝刈りの効率が上がります。ちなみに、1分間にどれだけ回転するかを表したものを「ストローク」と呼び、min-1やrpmという単位で書かれているので、芝生用バリカンを選ぶ際はチェックしてみてください。

重さ

芝生用バリカンの種類によって重さが異なります。重いと操作しづらく疲れやすいので、できるだけ軽いものを選ぶのがおすすめです。

芝生用バリカンの手入れ方法

芝生用バリカンは使用するにつれて、刃の切れ味が悪くなっていきます。その場合は、やすりで削れば切れ味をよくすることが可能です。ただし、商品によって細かなお手入れ方法が異なるので、事前に説明書をよく読んでおこなうことをおすすめします。

また、お手入れをしても刃の切れ味が改善されない場合は、刃が寿命を迎えているおそれがあります。商品によっては替刃が売られているものもあるので、寿命が迎えたときのために用意しておくとよいでしょう。

ここまで、芝生用バリカンの選び方やお手入れ方法をご紹介してきました。しかし、「自分で芝刈りをおこなうのは大変そう」「芝刈りをおこなうのが面倒」「芝刈り機やバリカンを使いこなせる自信がない」という方もいらっしゃるかもしれません。そういった方は、業者に芝刈りを依頼することをおすすめします。

業者に依頼することで、手間をかけず、芝生をキレイに仕上げてもらうことが可能です。また、自分で慣れない作業をおこなって失敗する心配もありません。そのため、自分での芝刈りが難しい場合は、業者への依頼もぜひ検討してみてください。

まとめ

芝刈り機と芝生用バリカンの違いは、作業効率です。芝刈り機はバリカンに比べて大きいので、効率的に芝を刈ることが可能です。一方、芝生用バリカンは芝刈り機に比べて小回りが利くので、狭い場所での芝刈りや際刈りをおこなうのに便利です。

また、芝生用バリカンは「充電式・コード式」や「手持ち式・スティック式」に分けられます。ほかにも商品によって刈込高や刈幅、回転数、重さが異なるので、それも考慮して選んでください。

芝生用バリカンは、使うにつれて切れ味が悪くなるので、やすりをかけたり刃を交換したりしましょう。

もし、「芝生用バリカンを使う自信がない」「芝刈りの範囲が広いので自分でおこなうのは大変」というときは、業者に雑草の駆除を依頼することをおすすめします。業者に依頼することで、失敗するリスクなく芝刈りをおこなってもらうことができます。芝刈りについてお悩みの方は、ぜひ業者に依頼してみてください。