
近年、芝生の雑草に悩んでいる方が使っている芝にセントオーガスチングラスといった種類があります。セントオーガスチングラスは雑草の発生を抑えることができることをはじめ、さまざまな特徴があるのです。
庭をきれいな芝生にしたいと考えているけど、雑草が心配という方などに向けて、セントオーガスチングラスの芝お特徴や育て方を紹介しています。コラムを読んでみて、ぜひセントオーガスチングラスを庭に育ててみませんか?

目次
セントオーガスチングラスの特徴
セントオーガスチングラスはおもに公園や観光地などで幅広く利用されている芝で、さまざまな特徴を持っています。ここでは、セントオーガスチングラスの大きな特徴や特性についてご紹介していきます。
雑草に強い
セントオーガスチングラスは雑草に強い性質があります。それはセントオーガスチングラスが持っているアレロパシー作用によるものです。アレロパシー作用とは、特定の植物が持っている、化学成分が周辺に広がることによって、成長を妨げる要因を取り払ったりしてくれる効果のことをいいます。たとえば、雑草を抑える効果や害虫を予防する効果があります。また、成長すると葉同士の密度が高くなるため、雑草が入る余地がありません。
葉幅が広くて感触が柔らかい
セントオーガスチングラスは芝生の種類の中でも、葉幅が大きくふわふわとした感触があるのが特徴です。芝生の上に寝転がっても、チクチクとした痛みは感じられません。このようなクッション性を実現できるのは、セントオーガスチングラスの葉同士の密度が高く、丈夫な茎を形成しているからです。
暖地型の中では耐陰性に優れている
耐陰性とは、太陽の光が届かない日陰の場所でも、育つことができる能力のことを表します。高温や乾燥に強い暖地型の芝生の中で、セントオーガスチングラスは耐陰性にもっとも優れているといわれています。
そのため木陰の多い公園など、あまり日当たりがよくない場所などでも利用されていることが多いです。ですので、庭に大きな樹木があり日陰が気になる方などにとっては、セントオーガスチングラスは非常に最適な芝生といえるでしょう。
セントオーガスチングラスの注意点
セントオーガスチングラスは雑草に強く耐陰性があるなど、さまざまなメリットがありますが、育てる際には注意が必要になってきます。ここではおもに2つの注意点をご紹介していきます。
寒さに弱い
セントオーガスチングラスは寒さに弱い特徴があります。セントオーガスチングラスは暖地型の芝生に分類され、比較的暖かい、関東地方以南で利用されてきました。暖地型芝生の生育温度は20℃から35℃くらいで、10℃を下回ると成長が止まるといわれています。そのため、住んでいる地域によってはセントオーガスチングラスは育てられないかもしれません。
薬に弱い
セントオーガスチングラスは除草剤などの薬に弱い性質を持っています。とくに雑草の手入れをしたい場合などは、除草剤を使用せずに、できるだけ手で抜き取ることをおすすめします。除草剤をまいてしまうと、薬害によって芝生が刈れてしまったりすることがあるので、注意が必要です。
セントオーガスチングラスの育て方
セントオーガスチングラスは暖地型の芝生の中で、日陰や雑草に強い性質を持っていることを見てきました。ここでは、セントオーガスチングラスの育て方を解説していきます。
基本的な育て方はほかの暖地型の芝生と同じですが、セントオーガスチングラスは低く刈り込まずに、できるだけ長く葉を残しておくとよいといわれています。
葉を長く残しておくことによって、日陰の時間が長くても光合成が盛んにおこなわれ、その結果、健康な芝生に育ちやすくなります。また低く刈り込みすぎないことによって、クッション性のあるふかふかとした感触の芝生ができあがるでしょう。
また、セントオーガスチングラスは成長が早い芝生のため、刈り込み作業は怠らないようにしなければなりません。とくに暑い夏場は月に1~2回程度の刈り込みが必要になってきます。
セントオーガスチングラス以外の芝
暖地型の芝生で、冬は休眠期に入るセントオーガスチングラスですが、ほかにもさまざまな種類の芝生があります。ここでは大きく2つの芝生についておおまかに説明していきます。
冬を越える芝
寒地型芝生と呼ばれており、おもに寒い地域で使用されることが多いです。寒地型の芝生の代表的なものとしては、ベントグラス類やケンタッキーブルーグラス類があります。
ベントグラスは、細く繊細な葉が持ち味で、見た目も美しいのが特徴です。またケンタッキーブルーグラスは、寒冷地でそれなりに古くから使われている芝で、寒地型のなかでは暑さに強いといわれています。
葉の小さい芝
葉の小さい暖地型の芝生として代表的なものは、高麗芝と呼ばれる種類です。高麗芝は日本でもっともポピュラーな芝生で、一般家庭でも使用されることが多いです。次に、葉の小さい寒地型の芝生として代表的なものは、ブルーグラスといった種類があります。おもにスポーツの試合場で使用されることが多いです。
まとめ
セントオーガスチングラスは雑草に強く、日陰でも十分に生育が可能です。成長すると柔らかくふわふわとした感触を楽しむことができます。そのため、子どもたちの遊び場としても適しています。
ですが、青々とした美しい芝生を作るためには、通気性が高い土壌作りや日々のメンテナンスが欠かせません。とくに芝刈りでは刈り高を高くすることや、一度に多くの肥料を与えすぎないようにするなど、よく注意して手入れをおこなう必要があります。
このコラムを読んで、セントオーガスチングラスをきれいに育てるのは自分にはむずかしいと思った方は、一度業者に頼んでみましょう。業者に任せることで、じゅうたんのような触り心地の芝生を実現させることができるはずです。
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