瓦や看板が飛んでくる!?台風はシャッターを活用して自衛しよう

2021.4.30

瓦や看板が飛んでくる!?台風はシャッターを活用して自衛しよう

日本では夏から秋にかけて台風がやってきます。また台風以外にも爆弾低気圧と呼ばれる大型の低気圧が大雨や強風などをもたらすことも少なくありません。

大雨で電車がストップするだけでなく、吹き飛ばされてきた物に当たって家や車の窓が割れてしまうといったトラブルも、身近な台風の脅威としてなじみの深い人も多いのではなでしょうか。

大自然の力は強大ですが、工夫をこらして自分の身や家財を守ることは可能です。本コラムでは、災害対策の心強い味方として、シャッターの活用法についてご紹介します。

台風のときシャッターは強い味方となってくれます

シャッターは、金属製の頑丈な扉のことで、別名「鎧戸(よろいど)」とも呼ばれています。衝突や突風に強いという性質があり、内部を衝撃から守ります。

シャッターが使われている身近な例を挙げますと、ガレージタイプの駐車場の出入り口をシャッターで閉じている家庭が多いかと思われます。ほかにも、工場や店舗の搬入口や、ガラスの自動ドアを保護するためにシャッターを使っている施設も多くあります。

ガレージのない一般のご家庭でも、「雨戸」というかたちで窓とは別に金属製の引き戸を備えているケースが多いのではないでしょうか。雨戸もまた、台風を防ぐシャッターの一種です。

家の窓やガレージにシャッターがついていれば、台風による二次被害を物理的に防ぐことができるため、台風が来るというときも比較的安心かもしれません。
       台風のときシャッターは強い味方となってくれます

シャッターがないことで考えられる危険

台風の際にシャッターが取り付けられていないことで起こり得る危険としては、どのようなものが挙げられるでしょうか。

◆飛来物による家財の破損

台風は、さまざまなものを強風によって運んできます。屋根からはがれ落ちた瓦、支柱の折れた看板、飛ばされた傘、自転車など、強風の影響を受けやすいものは多くあります。

台風の風速は、強い場合は30m/秒にもなるとされています。そのような速さで物が飛んできたら、窓ガラスも強い衝撃を受けるでしょう。

外からの衝撃で割れた窓ガラスは、部屋の内側に風速そのままに飛び散ります。部屋の中に誰か居ようものなら大惨事です。高速で飛散するガラスによって、大けがを負ってしまうケースも少なくありません。

同様に、ガレージの中にある車にも、台風の影響が及ぶことがあります。飛来物で車のガラスが割れるほか、割れたガラスがさらに強風で飛んでいって二次被害を引き起こすことにもなりかねません。

      台風のときシャッターは強い味方となってくれます

台風でシャッターが壊れてしまった!修理費用はどれくらい?

シャッターは台風の強烈な風圧や、飛んできたものから家やガレージを守ってくれます。しかしその代わりシャッターにはへこみができたり、ゆがんだりしてしまい傷ついてしまうことがあります。

台風でシャッターが破損してしまった、あるいはゆがんでしまった場合、破損したままにしておくと、開け閉めができなくなってしまう可能性や、次の台風でシャッター自体が吹き飛ばされてしまうおそれもあります。今後も安全に使い続けるには修理が必要です。

シャッターの修理にかかる費用は、シャッターの破損の程度によって変動します。
シャッターに使われる金属板は「スラット」と呼ばれていますが、ゆがんだスラットだけの交換で済む場合もあれば、開閉機構自体が壊れてしまって使い物にならないこともあります。

スラットの交換だけでは元通りにならない場合、シャッター全体の交換が必要になることもあるため、修理を行う際は必ずシャッター交換業者に見積もりをとるようにしましょう。

また、家財を守るためのシャッターですが、シャッター自体を破損から守れるような工夫をしておくと長持ちさせることができます。

シャッターの破損の原因としてもっとも多いのが、強い風圧で押さえつけられ続けた結果によるたわみです。長期間使用すればするほど、内側に向かってシャッターが曲線状に変形してしまいます。
シャッターの内側に「シャッターガード」と呼ばれる支柱を取り付けることで、たわみを予防することが可能です。

      台風でシャッターが壊れてしまった!修理費用はどれくらい?

台風でシャッターが壊れたなら、保険によっては修理費が浮くかも

台風でシャッターが壊れた場合、修理にかかる費用の一部に保険が適用できることがあります。住宅を購入した際に多くの人が入ることになるであろう「火災保険」には、自然災害によるシャッターの破損にも補償を適用してくれるオプションが付いている場合もあります。

こうした保険のオプションは、台風だけでなくガレージに車を出し入れする際にぶつけて破損させてしまったというときにも適用されるケースがあります。

シャッターが破損してしまい、修理が必要になったときは、シャッター補償のオプションがついていないか火災保険の契約書を確認してみましょう。台風に備えて、火災保険の見直しを行ってオプションを取り付けるのも有効です。

まとめ

台風や低気圧は、住んでいる地域によってはほとんど毎年やってくる避けられない自然災害です。台風そのものから逃げることは難しいので、二次被害から家や財産を守る工夫が必要になります。

シャッターは倉庫の出入り口や窓ガラスを衝撃から守ってくれます。また破損した際には火災保険で補償対象となっている場合もあるので1度確認してもよいでしょう。
台風シーズン前には台風対策にシャッターを導入してみてはいかがでしょうか。

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依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「シャッター修理」をご覧ください。

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