NV100クリッパーのバッテリー上がりを解決するには、バッテリーの充電をしなくてはいけません。なぜなら、バッテリー上がりは充電が足りていないときに起こるトラブルです。当記事では、すぐにバッテリー上がりを解決したい方に向けて、バッテリー上がりの解決方法をご紹介しています。
また、日頃から気をつけたいバッテリーのメンテナンス方法についても触れています。大切なお車を長く乗っていただくために、当記事を役立ててください。
目次
バッテリー復旧の前に!チェックしておきたいポイント2つ
バッテリーが上がってしまった場合、復旧作業をしなくてはいけません。そのためには、まずバッテリーの位置を確認する必要があります。また、自分で復旧作業をするには必要な道具がありますので、それも確認しましょう。
この章では、バッテリーの位置や必要な道具について解説してきます。両方とも確認し準備ができたら「今すぐエンジンを始動させたい!バッテリー上がりを解決する方法」を参考に、もしも道具の準備や作業に自信がないというときは「方法【3】JAFやバッテリー復旧業者に依頼する」を参考にしてください。
ポイント【1】バッテリーの位置を知っているか
バッテリーの復旧作業の前に、バッテリーの位置を知っておく必要があります。NV100クリッパーのバッテリーの位置は、ラゲッジカーペット(荷台の床面に敷いてあるカーペット)の下です。ラゲッジカーペットをめくるとバッテリープレートがあり、それを取り外すことでバッテリーがでてきます。
バッテリープレートを取り外す手順は、以下のとおりです。
2.バッテリープレートを固定しているネジ(2つ)を左回りに回して外し、バッテリープレートを取り外す
ポイント【2】バッテリー復旧作業に必要な道具は揃っているか
バッテリーを復旧させるには、「ブースターケーブル」や「ジャンプスターター」が必要になります。
ブースターケーブルは赤と黒のケーブル2つで1セットになっていて、バッテリー上がりの車とバッテリー上がりを起こしてない車のバッテリーをつなぐことができます。救援車のバッテリーからNV100クリッパーへ電気を供給することでエンジンを掛けられるのです。
ジャンプスターターとは、持ち運びができる予備バッテリーのことです。このバッテリーがあれば、救援車がなくてもバッテリー上がりの復旧作業をおこなうことができます。ジャンプスターターのなかには、スマートフォンを充電できる便利なものもあります。
今すぐエンジンを始動させたい!バッテリー上がりを解決する方法
NV100クリッパーのバッテリー上がりを解決する方法は3つあります。1つめはブースターケーブルを使った方法、2つめはジャンプスターターを使った方法、3つめはJAFや業者に依頼する方法です。
この章では、それぞれの方法を解説してきます。ご自身にあった方法を選び、バッテリー上がりを解決させてみてください。
方法【1】救援車(助けにきた車)からブースターケーブルで電源を供給させる
まずは、ブースターケーブルと救援車(バッテリー上がりを起こしていない車)を使った方法です。復旧作業の前にバッテリーの位置を確認しておきましょう。NV100クリッパーのバッテリー位置は「ポイント【1】バッテリーの位置を知っているか」でご解説していますので、そちらをご覧ください。
バッテリーの位置が確認できたら、以下の手順に従って復旧作業を始めていきましょう。
2.ブースターケーブルの赤色のほうをNV100クリッパーのバッテリーの+端子に接続し、もう一方の端を助けにきた車のバッテリーの+端子に接続する
3.もう片方のブースターケーブル(黒)を助けにきた車のバッテリーの-端子に接続し、NV100クリッパーのバックドアラッチストライカー(バックドアをロックための部品)に接続する
4.助けにきた車のエンジンを掛けアクセルを踏み込み、少し高めでエンジン回転数を保つ
5. NV100クリッパーのエンジンを掛ける
6.エンジンが無事に始動したことを確認し、ブースターケーブルを接続したときとは反対の手順で外していく(NV100クリッパーのバックドアラッチストライカー→助けにきた車の-端子→助けにきた車の+端子→NV100クリッパーの+端子)
ブースターケーブルは接続する順番を間違えてしまうと、バッテリーがショートするおそれがあります。作業には十分に注意しておこなってください。
方法【2】ジャンプスターターで復旧させる
ジャンプスターターもブースターケーブルと同様、バッテリーの位置を確認してから作業をおこないます。バッテリーの位置は「ポイント【1】バッテリーの位置を知っているか」でご紹介していますので、そちらを参考にしてください。
位置を確認し、準備が整ったら以下の手順で作業を開始します。
2.もう片方のケーブル(黒)をNV100クリッパーのバックドアラッチストライカーに接続する
3.約15分充電し、エンジンを掛ける
4.エンジンが掛かったことを確認し、ジャンプスターターを接続したときとは反対の手順で外していく(バックドアラッチストライカー→+端子)
ジャンプスターターはひとりで復旧ができます。しかし、ケーブルを接続するときの手順を間違えると、ブースターケーブルと同じショートなどのトラブルが発生します。作業をするときは、気をつけながらおこなってください。
方法【3】JAFやバッテリー復旧業者に依頼する
ブースターケーブルやジャンプスターターがないときや、作業に自信がない・不安があるという方は、JAFやバッテリー復旧業者に依頼する方法がおすすめです。JAF会員であれば、無料でバッテリー上がりの対応をしてもらえます。
ですが、非会員の場合、JAFでバッテリー上がりを対応してもらうとすると、およそ1万3千円かかってしまいます。少しでも費用を抑えたい場合は、バッテリー復旧業者に依頼するのもひとつの手です。
バッテリー復旧業者に依頼した場合、費用は8,000円から1万2千円程度となっています。JAFに依頼するよりも業者に依頼したほうが、費用を安く抑えることができ、また近くの業者を探すこともできるので検討してみるとよいでしょう。
弊社では、全国の加盟店からお客様のご要望に沿った業者をご紹介するサービスをおこなっております。バッテリー上がりのトラブルが発生した際は、ぜひ弊社までご連絡ください。
バッテリー上がりが解決した!その後は「充電」が大切です
バッテリーの復旧作業で、エンジンが掛かるようになったからといって、車をそのままにしていると再度バッテリー上がりを起こしてしまう可能性があります。それを防ぐために、エンジンが掛かったあとは、車を走らせましょう。
車を走らせることによって、オルタネーターという発電機が回ることで電気を生じさせ、充電ができるのです。しかし、走行時間が短いとなかなか充電できませんので、最低でも30分以上は走らせてください。
バッテリートラブルを予防!日頃のメンテンナンス方法
バッテリー上がりを防ぐためには、エンジン停止中にオーディオやライトなどの機器を使わないようにしましょう。また、車を降りる際には、電気の消し忘れがないかなども気をつけることで、バッテリー上がりを防ぐことができます。
ほかにも、バッテリー自体のメンテナンスをおこなうことで不意のトラブルにあう確率が格段に減るでしょう。この章では、バッテリーのメンテナンス方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。
メンテナンス方法【1】バッテリーの液量を確認
バッテリー上がりを防ぐには、バッテリー液の量が減っていないか確認するのも大切です。確認頻度は、月に1回から半年に1回でおこないましょう。バッテリー液が減ると、火災につながるといったトラブルが発生するおそれがあります。
バッテリー液の確認方法は、側面にUPPERとLOWERの線が2本あるので、その線の間に液があれば、まだ大丈夫です。もし、LOWERに近い場合は液を補充しましょう。
もし、補充しても減るのが早い場合は、バッテリーが劣化しているおそれがあり、バッテリーの交換時期になります。そのようなときは、「バッテリー上がりが頻発する!そんな時は交換を検討しよう」をご覧ください。
メンテナンス方法【2】バッテリーの電圧を確認
バッテリー上がりを防ぐため、定期的に電圧を測りましょう。バッテリーの正常電圧は、エンジンを止めているときが12.5Vくらいで、エンジンを掛けたときが13.5Vくらいです。もし12V以下の場合は、バッテリーが劣化しているおそれがあります。
そのようなときは、「バッテリー上がりが頻発する!そんな時は交換を検討しよう」を参考にしてください。
バッテリー上がりが頻発する!そんな時は交換を検討しよう
バッテリー上がりが頻発する場合は、バッテリーの寿命がきているかもしれません。バッテリーの寿命は一般的に2年から3年程度といわれています。その期間を超え、バッテリー上がりが頻発しているようなら、バッテリー自体を交換することを検討したほうがよいでしょう。
ただし、バッテリーには適合する型があるので、以下に型の調べる方法をご紹介します。バッテリー交換は、ディーラーや販売店でおこなうことができますが、安く済ませたい方は、自分で交換もしくはバッテリーだけ購入し持ち込みするのもおすすめです。
バッテリーの型番を調べる方法
バッテリーには「型番」というものがあります。現在使っているバッテリーの型番を確認することで、適合するバッテリーを探すことができるのです。バッテリー上部のラベルなどに記載されている、ローマ字と数字の羅列が型番です。
ラベルの劣化などによって確認できないといった場合は、車検証でメーカー名と車両型式を確認します。それらをカー用品店などに伝えて問い合わせると、車両に適合するバッテリーの型番を教えてもらえるでしょう。
バッテリーの購入方法
バッテリーはカー用品店やネット通販などで購入することができます。カー用品店の場合、約5,000円から、ネット通販では、約3,000円から購入することが可能です。ネット通販のほうが、比較的価格が安い傾向にあります。
しかし、ネット通販ではバッテリーが適合しているか自分では判断しなければいけません。それが不安だという方は、カー用品店でスタッフに直接教えてもらいながら購入するのが安心でしょう。
バッテリーを販売店で交換してもらう
自分で購入したバッテリーを販売店で持ち込んで交換してもらうと、1,000円前後の工賃ののみで済んで、費用を抑えられる場合があります。ただし、店舗によっては持ち込みができなかったり、通常よりも工賃が高くなったりすることもあります。バッテリーを持ち込む際には、事前に電話で持ち込みしてもよいか確認しておきましょう。
バッテリーを自分で交換する方法
新しいバッテリーの費用だけで抑えたいという方は、自分でバッテリー交換するのもおすすめです。ここでは、自分でおこなうバッテリーの交換方法をご紹介します。まずは、必要な道具を用意しましょう。
・レンチ
・ゴム手袋
・防護メガネ
・メモリーバックアップ(カーナビや時計などの情報のリセットを防ぐための機器)
上記のものが準備できたら、交換作業を始めしましょう。
2.メモリーバックアップを+端子側→-端子側の順番でバッテリーターミナルに接続する
3. ステー(バッテリーを固定する際に使う部品)をレンチで取り外す
4. -端子側→+端子側の順番でケーブルを外す
5.古いバッテリーから新しいバッテリーに交換する
6.取り外したときとは反対に+端子側→-端子側の順番でケーブルを取り付ける
7.メモリーバックアップを-端子側→+端子側の順番で取り外す
8.新しいバッテリーをステーでしっかり固定する
バッテリーの接続を間違えてしまうと、ショートするおそれがあります。また、カーナビや時計などのデータが消えてしまわないように、メモリーバックアップを忘れず接続しましょう。
まとめ
NV100クリッパーのバッテリー上がりは、ブースターケーブルとジャンプスターターを使うことで復旧が可能です。もし、これらを準備できないときは、JAFやバッテリー復旧業者に依頼しましょう。
復旧作業をしてもバッテリー上がりが頻発するようであれば、バッテリーに寿命がきているかもしれません。そのときはバッテリーの交換を検討するとよいでしょう。
バッテリー上がりを今すぐ復旧したい時には、弊社までご連絡ください。全国にある弊社加盟店から、バッテリー上がりを復旧する業者をご紹介させていただきます。ぜひご利用ください。
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