マツダCX-30のバッテリー上がりはジャンピングスタートで解決しましょう。ジャンピングスタートとは、自車とは別の電源を使ってエンジンをかける方法です。
バッテリー上がりは、道具さえあれば自分でも簡単に修理することができます。出先で道具を用意できない、自分で修理するのは不安という場合は、業者にバッテリー上がりの対処を依頼するのが確実です。
本コラムでは、ジャンピングスタートの方法、バッテリー上がりを修理できる業者について詳しく紹介していきます。参考にしてバッテリー上がりを解決していきましょう。
バッテリー上がりはジャンピングスタートで解決
自分でジャンピングスタートをおこなうには2つの方法があります。「ブースターケーブルを使う方法」「ジャンプスターターを使う方法」から自分にあった方法を選びましょう。
ブースターケーブルは安価ですが、ほかに電源を分けてくれる救援車が必要です。ジャンプスターターは電源がついていますが、あらかじめ充電しておく必要があります。それぞれの方法について、手順などを紹介していきます。
方法1:ブースターケーブルを使う
救援車(12Vのバッテリーを搭載したガソリン車)とブースターケーブル(それぞれの車のバッテリーをつなぐための赤と黒のケーブル)の準備が必要です。ブースターケーブルはカー用品店やネット通販で購入できます。救援車は家族や友人の車を使わせてもらいましょう。
手順は下記のとおりです。
【ブースターケーブルを使う手順】
1.救援車を故障車の近くに停車する(それぞれのバッテリーの位置が近くになるようにしてください)
2.救援車のエンジンを切り、それぞれの車のボンネットをあける
3.故障車のバッテリーの+端子に、赤いブースターケーブルをつなぐ
4.救援車のバッテリーの+端子に、赤いブースターケーブルをつなぐ
5.救援車のバッテリーの-端子に、黒いブースターケーブルをつなぐ
6.故障車エンジンブロック内のアース部分に、黒いブースターケーブルをつなぐ(火花が引火することを防ぐため、バッテリーから離れた位置でつなげるようにしてください)
7.救援車のエンジンをかける
8.1分ほど時間を置いたら、故障車のエンジンをかける
9.エンジンがかかったら、取り付けと逆の手順でブースターケーブルを外す
10.ボンネットをしめる
ブースターケーブルをつなぐ場所と順番に注意しながら、ジャンピングスタートをしていきましょう。
方法2:ジャンプスターターを使う
ジャンプスターター(車のエンジンをかけるための電源をもったモバイルバッテリー)を使う場合は、ほかに必要なものはありません。ジャンプスターターはカー用品店やネット通販で購入することが可能です。
それではジャンプスターターを使う手順について紹介していきます。
【ジャンプスターターを使う手順】
1. マツダCX-30のボンネットをあける
2.バッテリーの+端子に、ジャンプスターターの赤いケーブルをつなぐ
3.エンジンブロック内のアース部分に、ジャンプスターターの黒いケーブルをつなぐ(火花が引火することを防ぐため、バッテリーから離れた位置でつなげるようにしてください)
4.ジャンプスターター本体と各ケーブルをつなぎ、ジャンプスターターの電源を入れる
5.1分ほど時間を置いたら、車のエンジンをかける
6.エンジンがかかったらジャンプスターターの電源を切り、取り付けと逆の手順でケーブルを外す
7.ボンネットをしめる
ジャンプスターターを車の中に保管しておけば、出先などでバッテリー上がりをしても安心です。使おうとしたらジャンプスターター自体に充電ができていないということのないよう、こまめに充電をしておきましょう。
自分でジャンピングスタートができなければ業者に依頼
道具がないなど、自分でジャンピングスタートができない場合は業者に依頼が必要です。まず、自分が加入しているロードサービスなどがないか確認しましょう。「JAFなどの年会費型のロードサービス」「自動車保険に付帯しているロードサービス」に加入していれば、無料でCX-30のバッテリー上がりを修理することができる可能性があります。
上記のサービスに加入していない場合はバッテリー上がり修理の業者に依頼をしましょう。ここではそれぞれの業者の違いについて解説していきます。
JAFなどのロードサービス
JAFは入会金・年会費を支払うことで、いざというときのトラブルに備えるロードサービスです。類似したサービスを提供している会社もありますが、費用や優待サービスなどに細かい違いがあると思っておいてください。ここではJAFを例にその特徴を紹介していきます。
【JAFのロードサービスの特徴】
・入会金(2,000円)・年会費(4,000円)が必要
・無料で受けられるロードサービスが多い
・何度でも救援依頼ができる
・他人の車やレンタカーを運転中も依頼ができる
・会員優待サービスがある
すでに会員であるならば、JAFを利用するのがよいでしょう。
JAFは非会員であってもロードサービスを依頼することは可能です。ただし、一般道のバッテリー上がり修理が13,130円と有料です。また、時間や場所など状況によっても金額が変わりますので、依頼するのであれば一度見積りをとり納得したうえで依頼しましょう。
※2020年3月現在の料金です
保険会社のロードサービス
車に乗っているのであれば自動車保険に加入しているかたも多いでしょう。任意の自動車保険には、ロードサービスが付帯していることがあります。ご自身の保険を一度確認してみることをおすすめします。保険会社のロードサービスの特徴は下記のとおりです。
【保険会社のロードサービスの特徴】
・自動車保険の付帯サービスとして追加されていることがある
・無料で受けられるロードサービスが多い
・基本的なロードサービスはほとんどの会社で対応している
・ロードサービスを使用しても保険料は変わらない
・保険会社によっては使用できる回数に制限がある
・車両に保険がかかるため、レンタカーなどでの使用はできない
ご自身が自動車保険に入っているのであれば、一度ロードサービスが付帯されていないか、サービス内容を確認してみるようにしましょう。
加入しているサービスがなかったらバッテリー上がり修理の業者を呼ぼう
加入しているサービスがない場合は、バッテリー上がり修理の業者に依頼をしましょう。依頼をすれば現場まで修理に駆けつけてくれます。作業に慣れているスタッフが、安全に配慮しながらバッテリー上がりを修理してくれるでしょう。
バッテリー上がり修理の費用相場は9,000円~12,000円程度です。(場所や状況によっても変わります)業者によって費用の設定方法が変わりますので、必ず見積りをとってから依頼するようにしましょう。
弊社はバッテリー上がり修理の業者を紹介しています。全国に対応しているので、お近くの業者を紹介可能です。入会金や面倒な手続きもありませんので、お気軽にご相談ください。
エンジン始動後は必ず充電しよう
無事にエンジンが始動できたら必ずバッテリーの充電をおこなってください。バッテリーの充電が不十分の状態でエンジンを切ってしまうと、また、バッテリーが上がってしまうかもしれません。十分にバッテリーを充電するには、車を30分から1時間程度走らせる必要があります。
バッテリーをしっかり充電するためには、エンジンの回転数を2,000回転以上に上げることが必要です。渋滞などは避けて車をしっかり走らせるようにしましょう。
バッテリー上がりが頻発するならバッテリー交換をしよう
バッテリー上がりが頻発する場合、バッテリーが寿命の可能性があります。バッテリーの寿命であればバッテリー交換をしましょう。寿命のバッテリーをそのまま使い続けているといつバッテリー上がりになってしまうかわかりません。早めに交換をおこなう必要があります。
ここではバッテリーの寿命やバッテリーの交換方法について詳しく解説しています。バッテリー交換はそこまで難しい作業ではありません。参考までに手順を知っておくとよいでしょう。自分で交換すれば工賃を抑えることもできます。
バッテリーの寿命について
バッテリーの寿命は2~5年です。しかし、車の運転の仕方によってもバッテリーの寿命が変わります。車をあまり乗っていない、乗ってもちょっとしか走らせないといった場合は、バッテリーの寿命が短くなることがあるので注意しましょう。
下記はバッテリーの寿命が近いと起こる症状です。
【バッテリーの寿命が近い場合に起こる症状】
・エンジンのかかりが悪い
・ヘッドライトの光が普段よりも暗い
・パワーウインドウの動作が遅い
・バッテリー液の減りが早い
バッテリーに寿命の症状があらわれたら、早めに交換するようにしましょう。また、2~3年バッテリーを使っているという場合は、一度バッテリーの点検をすることをおすすめします。ガソリンスタンドやディーラーなどで点検してもらいましょう。
バッテリーの交換方法
バッテリー交換を自分ですれば費用を抑えることができます。ここで手順を参考にしてみてください。まずは必要なものを準備しましょう。
【バッテリー交換に必要なもの】
・新しいバッテリー
・メモリーバックアップ(カーナビや時計、オーディオなどの設定を保存するためのもの)
・スパナ
・ゴーグル
・ゴム手袋
安全に配慮するため、ゴーグルやゴム手袋を着用して作業に当たりましょう。続いては手順についてです。
【バッテリー交換の手順】
1.ボンネットをあける
2.バッテリーターミナル(バッテリーの端子を止めている金属のパーツ)にメモリーバックアップを取り付ける(説明書を見ながら取り付けましょう)
3.-側のケーブル端子をスパナで外す
4.+側のケーブル端子をスパナで外す
5.バッテリーを止めている取り付け金具を外す
6.バッテリーを取り外す
7.新しいバッテリーを取り付ける
8.バッテリーを取り付け金具で固定する
9.+側のケーブル端子をスパナで取り付ける
10.-側のケーブル端子をスパナで取り付ける
11.メモリーバックアップを取り外す
12.ボンネットをしめる
バッテリー交換は難しい作業ではありません。手順を守って作業をしましょう。
バッテリー交換の依頼先
バッテリー交換を依頼する場合は、ディーラーやカー用品店に依頼しましょう。バッテリーの交換費用の目安は、ガソリン車であれば、1,000円前後です。ここにバッテリーの値段がプラスされます。
バッテリーの値段は約5,000円~4万円の範囲です。純正品の場合2万円程度はかかると考えておいてよいでしょう。
まとめ
マツダCX-30のバッテリー上がりはジャンピングスタートで解決できます。自分で「ジャンプスターター」や「ブースターケーブル」を使って修理するか、業者に依頼して修理しましょう。
業者のサービスによっては、自分がサービスに加入していることで、無料でバッテリー上がりを修理してもらえる可能性もあります。ご自身の加入している保険など一度確認してみるようにしましょう。道具がない、使えるサービスもないという場合はバッテリー上がり修理の業者にご依頼ください。
弊社はバッテリー上がり修理の業者を全国で紹介することができます。24時間365日いつでも電話受付が可能です。万が一の際はお気軽にご相談ください。
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