レガシィがバッテリー上がりを引き起こしたら、ジャンピングスタートという方法でエンジンをかけましょう。ジャンピングスタートとは、外部から電力を分けてもらいエンジンを始動させる手法を意味します。この方法であれば、バッテリーが上がった車でもその場でエンジンをかけられます。
この記事では、ジャンピングスタートの手順について詳しくご紹介しています。エンジン始動後に再びバッテリー上がりが起きた場合に備えて、交換方法もお伝えしていきます。ぜひ参考にしてみてください。
目次
バッテリーが上がった車は「ジャンピングスタート」で復旧しよう!
バッテリーが上がった車を復活させるジャンピングスタートには、主に2つ方法があります。それが「救援車を使った方法」「ジャンプスターターを使った方法」です。それでは、それぞれの方法について詳しくみていきましょう。
救援車を使ったジャンピングスタートの手順
まずは、救援車を使った方法について紹介します。救援車とは、エンジンのかかる別の車のことです。救援車の電気を使って、バッテリー上がりした車のエンジンをかけることができます。しかし、車種によっては救援車として適さない場合があることも注意しましょう。
たとえばハイブリッド車や電気自動車は、ガソリン車とは仕組みが違うためガソリン車の救援をすることができない場合があります。そのため、仕様が同じ車種を準備しましょう。
救援車が準備できれば、ほかに必要なのがブースターケーブルです。バッテリー同士をつなぐために必要なので準備しましょう。準備が終わったら、ブースターケーブルをつないでいきます。
【手順】
1.救援車とバッテリー上がりした車を近づけます。
バッテリー同士が近づく位置に車を近づけましょう。
2.救援車のエンジンを止める
3.バッテリーにブースターケーブルを順番につなげる
バッテリー上がりした車、救援車の順でプラス端子に赤いケーブルをつなぎます。そして、救援車のマイナス端子に黒いケーブルをつなぎ、最後にバッテリー上がりした車のエンジン部分の金属面に黒いケーブルをつなぎましょう。
4.救援車のエンジンをかける
救援車のエンジンをかけたら、エンジンの回転数をあげるためにアクセルを踏み込みましょう。救援車のエンジンをかけたら5分程度放置します。
5.バッテリー上がりした車のエンジンをかける
バッテリー上がりした車のエンジンをかけましょう。エンジンがかかったらブースタ―ケーブルをつなげたときと逆の順番で外していきます。
6.バッテリーが充電されるまで車を走らせる
エンジンがかかったら、バッテリーが充電されるまで車を走らせましょう。1時間ほど走らせれば十分です。
ジャンプスターターを使ったジャンピングスタートの手順
つづいて、ジャンプスターターを使った方法について紹介します。ジャンプスターターとは、バッテリーに電気を供給し、エンジンを始動させる補助をおこなうアイテムです。車用のモバイルバッテリーと考えておけばよいでしょう。
ジャンプスターターは、ネットショップやカー用品店で5,000円~1万円程度で購入することができます。車にひとつは置いておくといざというときに安心です。それでは、ジャンプスターターを使って、ジャンプスタートする方法をみていきましょう。
【手順】
1.ジャンプスターター付属の赤いケーブルをバッテリーのプラス端子につなげる
2.ジャンプスターター付属の黒いケーブルをバッテリーのマイナス端子につなげる
3.ジャンプスターターの本体とケーブルをつなげる
4.接続後、5秒ほど待ってエンジンをかける
バッテリーに電気が供給されはじめたことを確認して、エンジンをかけましょう。種類によっては、ボタンを押してから電気が供給されるタイプもあります。
5.ジャンプスターターを外す
ジャンプスターターを取り付けたときと、逆の手順で外していきましょう。
6. バッテリーが充電されるまで車を走らせる
エンジンがかかったら、バッテリーが充電されるまで車を走らせましょう。1時間ほど走らせれば十分です。
救援車や道具が準備できない場合は業者を呼ぼう!
今まさにレガシィがバッテリー上がりをしてしまい、救援車やジャンプスターターなどの手段を用意できないという方は、業者を呼びましょう。バッテリー上がりに対応している業者は、主に3種類です。それぞれの特徴を紹介していきますので、ご自身にあった業者を呼ぶようにしてください。
任意保険に付帯しているロードサービス
自動車を運転していれば、任意の自動車保険に入っているかたがほとんどではないでしょうか。自動車保険に入っているすべてのかたにおすすめの方法です。
多くの保険会社が、ロードサービスとセットで自動車保険を提供しています。ご自身の自動車保険の内容を確認してみましょう。保険証券などにロードサービス窓口の電話番号が記載されていますので、電話をかけて状況を伝えてください。
バッテリーが上がった場所や状況にもよりますが、ほとんどの場合、料金はかからず、来年以降の保険料も上がりません。ただし、保険会社によって変わりますが、年に1回しか無料で使用できないなどの制限があります。
JAF
もしものときのロードサービスとしてJAFの会員になっているかたも多いでしょう。JAF会員のかたなら、JAFに電話してロードサービスをお願いするのがおすすめです。
場所や状況にもよりますが、バッテリー上がりであればほとんどの場合、無料でロードサービスを利用することができます。JAF会員ではないというかたも、有料にはなりますがロードサービスを依頼することは可能です。
バッテリー始動サービス業者
JAFや自動車保険のロードサービスに該当しない場合は業者に依頼しましょう。24時間365日、全国に対応している業者も多いです。早くバッテリー上がりから復活させたい場合は業者に依頼してみるとよいでしょう。
また、急ぎではない場合、複数社に見積りと到着時間を出してもらうことをおすすめします。業者によっても料金に違いがあるため、比較して選ぶとよいでしょう。
エンジンがかかったら充電も忘れずに!
ジャンプスタートをする方法でも触れましたが、エンジンがかかったら必ずバッテリーを充電するようにしてください。「一度エンジンがかかったから、もう大丈夫だろう」と、すぐにエンジンを切ってしまうと、またバッテリーが上がってしまう可能性があります。
エンジンをかけなおしたら、1時間は車を走らせてバッテリーを充電しましょう。車のエンジンが回転することで車の内部の発電機が発電し徐々にバッテリーに充電されていきます。
バッテリー上がりが頻発するようなら交換を検討しよう!
もしも、車をしっかり走らせていてもすぐにバッテリーが上がってしまう場合は、バッテリーの不具合や劣化が考えられます。もしかしたら、バッテリーの寿命が近づいているのかもしれません。その場合は、バッテリーの交換を検討しましょう。
バッテリーの寿命
バッテリーの寿命は、約2~3年といわれています。寿命が近くなるとエンジンのかかりが悪くなるだけではなく、電気系統に関わるさまざまな場所に影響を与えます。ここでは、バッテリーの寿命に影響がでる部分を紹介します。
・エンジンのかかりが悪い
・パワーウインドウの開閉が遅い
・ヘッドライトの明るさが弱まる
・クラクションの鳴る音が弱い
・電装品の動作が不調をおこす
このようにバッテリーは、電気に関するすべての部分に影響があります。そのため、早めにバッテリーの交換をするようにしましょう。
バッテリーの交換方法
バッテリーの交換を自分でおこないたいという方は、DIYすることも可能です。ここでは、基本的なバッテリーの交換方法を紹介していきます。ただし車によっては、バッテリーを外すとメモリーが消えてしまう場合があります。
【必要なもの】
・新しいバッテリー
今ついているバッテリーと同じ型のものをつけましょう。
・10mmレンチ
バッテリーを取り外すために必要です。
・ゴム付きの軍手
バッテリーを外すと手が汚れます。また、エンジンルームで手を切ったりしないためにも、素手で交換することはやめましょう。
・メモリーバックアップ用電源(必要な場合があります)
バッテリーを外すと、メモリーが消えることがあります。時計やオーディオ、カーナビの設定などを残すために準備しましょう。
1.メモリーバックアップ用電源を繋ぐ
メモリーバックアップ用電源を繋いでいきます。バッテリーの端子に接続する方法と、シガーソケットに接続する方法があるので、買った商品の説明書を見ながら接続していきましょう。
また、サブバッテリーやいらないバッテリーで代用することもできます。
2.バッテリー端子を取り外す
マイナス端子、プラス端子の順番で取り外しましょう。このとき取り外したケーブルがそれぞれの端子に近づかないように注意してください。
3.ステーを外す
バッテリーはステーで固定されています。あとで戻すときにわからなくならないようにどのようについているか確認してから取るようにしましょう。
4.バッテリーを交換する
バッテリーを新しいものに交換します。バッテリーを外すとホコリやゴミが溜まっています。きれいにしておきましょう。
5.ステーを戻す
元の位置に戻しましょう
6.バッテリー端子を取り付ける
プラス端子、マイナス端子の順に取り付けていきます。
7.エンジンをかける
バッテリーがぐらついていないか確認して、エンジンをかけます。
難しいと思ったら業者に依頼するのがおすすめ
バッテリー交換は、そこまで難しい作業ではありません。手順を守って交換していけば問題ないものです。しかし、作業に慣れていない、手順を読んだけど難しいという方は無理をしないようにしてください。
ディーラーやカー用品店などで依頼すればバッテリー交換をしてくれます。費用はバッテリーの価格+工賃が1,000円前後です。作業時間も15分程度なので、混んでいなければすぐに交換してくれるでしょう。
まとめ
今回はレガシィのバッテリー上がりとバッテリーの交換について紹介してきました。突然バッテリーが上がってしまうと焦ってしまいますが、準備をしておけば、復活させることはそこまで難しくはありません。
ジャンプスターターを用意しておくと、いざというときに安心なのでおすすめです。また、バッテリーが上がってしまってジャンピングスタートが難しい場合はロードサービスや業者を呼びましょう。
自動車保険に加入をしていれば、ロードサービスを無料で使えるかもしれませんので一度確認してみてください。それでも解決しない場合は、弊社のサービスもご検討ください。バッテリー上がりに対応できる業者をご紹介することが可能です。24時間365日電話受付しておりますので、お困りであればお気軽にご相談ください。
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