ライフバッテリー上がり原因と復旧方法・JAFとは?未加入の場合

2021.4.30

ライフバッテリー上がり原因と復旧方法・JAFとは?未加入の場合

ライフがバッテリー上がりしてエンジンがかからない、キュルッというだけでエンジンがかかる気配がしない、などの症状がある場合には、あわてず適切な判断と対処が必要です。

バッテリー上がりかどうかの判断は、プロでなくてもある程度判断することができます。また、バッテリー上がりは、専用の道具さえあれば自力で復旧させることが可能です。

当コラムでは、バッテリー上がりの対処法を詳しく解説していますので、参考にしてください。

ホンダライフ:バッテリー上がりかも?…判断する方法

バッテリー上がりには、共通する前兆や症状があります。また、バッテリー上がりを起こした状況や環境などをよく確認して、バッテリー上がりかどうかを判断しましょう。ここでは、バッテリー上がりの前兆・症状・原因について解説しますので参考にしてください。

ちなみにホンダライフは2014年に販売終了となっていますが、ホンダライフオーナーに向けて、ホンダの公式HPにリコール情報が掲載されていますので、バッテリー上がりと関係がないか確認しておくことをおすすめします。

ライフ、アクティのリコール
ライフなど11車種のリコール

バッテリー上がりには前兆がある

バッテリー上がりの前兆として、運転手が一番気づきやすいのがヘッドライトの明るさが不安定になることです。電圧が下がると、ヘッドライトが暗くなるため、バッテリーが消耗していると考えることができます。

そのほかのバッテリー上がりの前兆には以下のようなものもあります。

・パワーウインドウの動きが遅い
・ウインカーの動作がスムーズではない
・エンジンの始動に時間がかかる

ただし、最近の車や、新しいバッテリーでは、前日までしっかりエンジンがかっていたのに、急にエンジンがかからなくなるというケースもあり、バッテリー上がりを予知するのが難しいケースがあります。バッテリー上がりは、新品のバッテリーに交換したばかりであっても急に起きることがあるのです。

ライフバッテリー上がり原因と復旧方法・JAFとは?未加入の場合

バッテリー上がりの症状

バッテリー上がりの症状としては以下のようなものがあります。

エンジンがかからない

バッテリー上がりの症状として、一番わかりやすいのは、キーを差し込んで回しても(スタートボタンを押しても)、セルモーターが回らず、エンジンがかからないという状態です。

ライトやランプが点灯しない

車のドアを開けたときに、自動的につくはずの室内灯や足元のランプがつかないという状態です。ライトやランプはバッテリーの電気を使用しています。これらがつかない場合はバッテリー上がりが疑われます。

そのほかの電装品も作動しない

オーディオやエアコン、パワーシートなどが作動しなくなるという状態です。また、運転席前のパネルのメーター類の電気もつかなくなります。

バッテリー上がりによくある原因

バッテリー上がりには必ず原因があります。以下のような状況がなかったかどうかを確認してみましょう。

長期間車を運転しなかった

最後に車を運転したときの充電量にもよりますが、1~2週間運転せずに放置しただけでバッテリー上がりを起こすこともあります。車は、エンジン停止時に自然放電をしているからです。また、バッテリーが古い場合は、充電効率が落ちますので、バッテリー上がりのリスクが高まります。

室内ライトなどの消し忘れ

室内ライトやヘッドライト、ハザードランプなどの電装品を消し忘れると、電気を消費しつくしてバッテリー上がりを起こす原因となります。ヘッドライトの場合は5時間程度、室内ライトなどでは10時間程度でバッテリー上がりを起こすおそれがあります。

半ドア状態

半ドア状態で放置したときにも、バッテリー上がりを起こす原因となります。半ドアの状態では、足元や室内のライトがつけっぱなしの状態になるからです。

これらの原因に心当たりがあればバッテリー上がりが疑われます。すぐに適切な対処をして、エンジンの再始動をしましょう。

ホンダライフのバッテリー復旧方法は4つ

ホンダライフがバッテリー上がりを起こしているときには、以下の4つの復旧方法があります。

・ブースターケーブルを使用する方法
・ジャンプスターターを使用する方法
・JAFなどのロードサービスに連絡する方法
・バッテリー上がりに対応してくれる業者を探す方法

バッテリー上がりの復旧には専用の道具が必須です。ブースターケーブルやジャンプスターターなどの道具が準備できない場合は、ロードサービスか業者に救援を依頼しましょう。ここでは、それぞれの復旧方法について具体的に解説しますので参考にしてください。

【1】ブースターケーブルを使用する方法

ブースターケーブルを使う方法は、ブースターケーブルと、救援するためのもう一台の車が準備できることが条件です。

ブースターケーブルは、赤と黒のケーブルが1本ずつ必要です。救援に使う車は、ホンダライフの場合、国産の普通乗用車を選びましょう。トラックなどの大型車は、電圧がちがうので危険をともなうことがあります。

また、ハイブリッド車は、ほかの車を救援することを推奨していない車種がありますので注意が必要です。

ブースターケーブルのつなぎ方の手順は以下のとおりです。

(1)2台の車のバッテリーがなるべく近くなるように停車する
(2)ライフのカーバッテリーのプラス端子に赤いケーブルをつなぐ
(3)救援車のカーバッテリーのプラス端子に赤いケーブルのもう一方をつなぐ
(4)救援車のカーバッテリーのマイナス端子に黒いケーブルをつなぐ
(5)ライフのエンジンのアース線端子に黒いケーブルのもう片方をつなぐ
(6)救援車のエンジンをかけて5分ほど待つ
(7)ライフのエンジンをかけてみて、エンジンがかかったらケーブルを外す
*ケーブルの外し方は、取り付けの手順と逆の順番です。

ライフのエンジンを再スタートさせたら、その後は充電量を回復させることが必要です。詳しくは本記事の【エンジンスタートしたらバッテリーを充電しよう】で解説しています。

ライフバッテリー上がり原因と復旧方法・JAFとは?未加入の場合

【2】ジャンプスターターを使用する方法

ジャンプスターターとは、バッテリー上がりを驚くほど簡単に解決するためのアイテムです。バッテリー上がりを起こした車のバッテリーへ一時的に電気を供給してジャンプスタート(エンジンの再スタート)をさせることができます。

もし、ジャンプスターターが準備できるなら、バッテリー上がりの復旧方法としては最もおすすめです。ジャンプスターターは、救援車を必要としないという点で、ブースターケーブルよりも便利です。スマホやタブレット端末の充電機能を持ったものなどもありますので、車を所有している方は、常備しておくとよいかもしれません。

さまざまな商品がありますが、一般的なジャンプスターターの使い方は以下のとおりです。

(1)ジャンプスターターを充電しておく
(2)バッテリーのプラス端子(赤いカバーがあれば外す)に赤クリップをはさむ
(3)バッテリーのマイナス端子に黒クリップをはさむ
(4)故障車(バッテリーの上がったライフ)のエンジンをかける
(5)黒→赤の順でクリップを外す

エンジンの再スタートをさせることができたら、充電量を回復させましょう。充電量を回復させる方法は、本記事の【エンジンスタートしたらバッテリーを充電しよう】で紹介していますので参考にしてください。

ジャンプスターターはだれでも簡単に操作できるように作られていますので、自信のない方でもチャレンジできます。実際に作業をするときには、取扱説明書の手順をよく確認しておこなってください。

【3】JAFなどのロードサービスに連絡する

JAFなどのロードサービスに加入している場合は、無料サービスがありますので救援を依頼するのがおすすめです。ロードサービスとは、会員費を払っていればパンクやバッテリー上がりなどの際に、無料で駆けつけてくれるサービスのことです。

自動車保険にロードサービスが付帯している場合もありますので確認してみましょう。ロードサービスに加入していない場合は、有料でサービスを受けることができますが、費用を抑えたい場合には、一般の業者で安く請け負ってくれる業者を探すのがおすすめです。

【4】バッテリー上がりに対応してくれる業者を探す

自力でバッテリー上がりを解決できない場合や、JAFなどのロードサービスに加入していない場合には、バッテリー上がりに対応してくれる業者を探してみましょう。

弊社では、バッテリー上がりに対応できる業者を紹介するサービスをおこなっています。全国どこでも対応できますので、お気軽にご相談ください。「費用をなるべく安くしたい」「一刻も早く来てほしい」といったご相談にも対応いたします。

急なバッテリー上がりに対応できるよう、電話窓口は24時間365日受付可能です。バッテリー上がりでお困りの際には、お気軽にご連絡ください。

エンジンスタートしたらバッテリーを充電しよう

バッテリーが復旧してエンジンが再スタートしたら、エンジンを切ってはいけません。車はエンジンをスタートさせるときにたくさんの電気を使いますので、すぐにエンジンを切ってしまうと、エンジン再スタートができなくなるおそれがあるからです。

エンジンスタートをすることができても、充電量は不足の状態が続いていますので、すぐに充電量を回復しておかなければいけません。

車は、走行しているときに発電し、蓄電しておくというしくみになっています。ですから、充電量が少なくなっている場合には、とにかく車をたくさん走らせるのが手っ取り早い方法です。

バッテリーを満充電にするときは時速50km~60km程度の速度で30分以上走らせるのがひとつの目安になります。また、バッテリー上がりを防ぐためには、週にいちどは満充電を意識した運転を心がけるとよいです。

ライフバッテリー上がり原因と復旧方法・JAFとは?未加入の場合

まとめ

ライフのエンジンがかからない場合には、まずバッテリー上がりかどうかを判断しましょう。バッテリー上がりには、ヘッドライトが暗くなるなどの前兆があります。また、運転する頻度が少ない場合には、バッテリーが新品であっても自然放電によって充電不足となります。

ライフがバッテリー上がりを起こしたときには、すぐに適切な対処をしましょう。バッテリー上がりは、専用の道具さえあれば、だれにでも復旧させることができます。一方で、道具がなければ自力での解決は不可能です。

バッテリー上がりを自力で解決することができない場合は、弊社の業者紹介サービスを利用してはいかがでしょうか。お急ぎの場合にも電話にて対応できるよう、24時間365日受付いたしております。電話相談は無料ですのでお気軽に連絡ください。

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