生活110番辞典 各種電気工事

このエントリーをはてなブックマークに追加

『ルーメン』は明るさの単位です!ルーメンをわかりやすくご説明!

2018-05-23

照明の明るさを表す単位『ルーメン』とは?わかりにくい明るさの単位の話

照明工事の無料相談はコチラPCフォームでの無料相談はコチラ

LED照明を選ぶときには、これまでつけていたのと同じ明るさの照明や、より明るいものを選びますよね。そんなとき、「この照明って何ワットなの?」とワットの記載がない照明に出会ったことはありませんか?近年では照明器具の明るさには「ルーメン」という単位という単位ことが増えました。

今回は、明るさの単位『ルーメン』について取り上げます。ルーメンについて知っていると、新しい照明選びをおこなうときにも迷うことがなくなりますよ。

おすすめ電気工事サービス

照明器具に使われるルーメン(lm)ってなに?

ルーメン(lm)は明るさの新しい単位です。

正確には光束(光の量)の単位といわれますが、つまりは人が感覚的に目で捉えることができる、単純な明るさを表したものです。

明るさの単位ってワット(W)じゃないの?

今まで照明器具などに使われていたワットは、実は人が明るいと感じる感覚を基準とした単位ではありません。ワットは電力消費や仕事率の単位なので、目に見える明るさとは本来無関係です。
ちなみに2011年7月から「日本電球工業会」の定めによって、LED電球の明るさの指標にはワットが使われなくなりました。

どうしてワットを使っていたの?

明るさの指標にワットが使われていたのは、照明器具に白熱電球が多く使われていた時代です。

白熱電球が主流のときは、性質上ワットと明るさに相関性があったのでワットが使われていました。
しかしその後、照明器具の主流が蛍光灯、LED照明と変化するにつれてワットと明るさの相関性が薄れていきました。
そのため蛍光灯のときは「〇〇ワット相当」という表現がされ、LED照明になったときはより実態を表すルーメンに統一しようという流れになったのです。

        照明の明るさの単位『ルーメン』とは?

ルーメンを理解しよう

新しいルーメンという明るさの単位を理解しましょう。ルーメンは考え方によっては簡単に理解することができます。

ルーメン(lm)は全方向に発する光の合計

ルーメンは光束であるとご紹介しましたが、簡単に理解するためにはルーメンが全方向の光の合計だと捉えることが大切です。

もし光が目に見えたのなら、針のように1本の線に見えることでしょう。例えば光源がある電球なら、電球の中心からいくつもの針が全方向に飛び出していることになります。

ルーメンとは、このときの針の数の合計のことです。針の数が多ければ、より多くの光を発している明るい電球だということになります。
この針を集めたら光の束のようになるので、光束と名付けられていることにも納得頂けるかもしれません。

照明器具を選ぶときのポイント

ルーメンは明るさの単位なので、今や照明器具にはかならず表記されています。
新しい照明器具を選ぶときには、ルーメンの値をはじめ3つのポイントがあります。

【1】明るさ

明るさはもっとも大切なポイントだと思います。以前の照明と同じ明るさのものやより明るいものを選ぶことになるでしょう。

白熱電球からLED照明に変えるときや、新居で新品の照明を購入するときには、以下のことを参考にしてみてください。
 

白熱電球と同じ明るさのルーメンの値

60形:810ルーメン以上
40形:485ルーメン以上
30形:325ルーメン以上
20形:170ルーメン以上

 

畳数に対して必要な明るさの目安

~14畳:5,100~6,100lm
~10畳:3,900~4,900lm
~6畳:2,700lm~3,700lm
~4.5畳:2,200~3,200lm
※16畳以上の部屋には、2つ以上の照明器具の設置が推奨されています。

【2】光の方向性

照明器具は種類によって光の方向性が違います。
例えば、フロアスタンドのように下方向全体に光が及ぶ照明とスポットライトのようにある箇所だけ集中して照らす照明では、ルーメンの値が同じでも部屋全体を照らす明るさには違いがみられます。

照明器具を選ぶときは、その光の方向性も注意して見ておきましょう。代表的な照明と方向性の関係は以下のようになります。

 

全方向タイプ

シーリングライト(天井に付ける円盤状のもの)
ペンダントライト(釣鐘のような形状のもの)
フロアスタンド

 

下方向タイプ

ダウンライト(天井埋め込み式のもの)
スポットライト

 

【3】省エネ製品であるか

照明器具のパッケージなどには商品の説明欄があります。そこには消費電力としてワット(W)の記載があります。
同じルーメンの照明器具であれば、単純にWの数値が低いほうが省エネ製品であることになります。製品によっては、「lm / W」で表記されていることもありますが、この場合もWの数値が低いほうが省エネの製品です。
 

実際に電気代を比較してみる

実際にWの数値の違いでどれくらい電気代が変わるのか比較をしてみます。製品a・bのように1Wしか変わらない製品同士でも、年間を通した電気代は90円ほど変わります。

家に取り付ける照明は10個以上あると思いますから、単純に考えて900円以上の差が出てきます。照明選びの際は、ワットの数値を見てできるだけ省エネ製品を選ぶとよいでしょう。

例:
製品a(LED照明) 810lm、11W 
製品b(LED照明) 810lm、10W
製品c(白熱電球)  60形、54W
※すべて同じ明るさのものです。

計算をしやすくするため、1日10時間点灯した場合で電気量の契約が1kW=25円のときの電気代を比較してみます。

製品a 82.5円 / 月 …… 990円 / 年
製品b 75円 / 月 …… 900円 / 年
製品c 405円 / 月 …… 4,860円 / 年

 

国内市場の代表メーカーの製品を選ぶ

照明器具の国内市場の代表的なメーカーの製品から、照明器具を選ぶのもおすすめです。
例えばPanasonicの製品は、特にルーメンの測定に力を入れていて製品の評価をおこなう公的機関などからもその品質などが評価されているようです。

またPanasonicと同じく国内市場の2大メーカーと呼ばれている東芝 では、独自で品質の評価や保証をする部署を設けています。
このような代表的なメーカーのほうが品質などに信頼がおけるという方は、メーカーから照明器具を選ぶのもよいでしょう。

      『ルーメン』と『ルクス』の違い

明るさを表す単位にはルクス(lx)やカンデラ(cd)も!

明るさを表す単位には、ルクス(lx)やカンデラ(cd)などもあります。それぞれについて解説していきたいと思います。

ルクス(lx)とは?

ルクスも明るさを表す単位ですが、こちらは照度といわれ、単位面積あたりに入射する光束(lm)の量のことです。つまり、電球などで実際に照らされている部分の明るさです。
同じ明るさの電球を使っても、照らしている壁や床までの距離が遠いと照らされた部分は暗くなります。基本的に距離が遠ければ遠いほど、同じルーメン数の証明でもルクスの値は小さくなると考えてよいでしょう。

よくルクスが使われるのが、その環境が生活や作業などに適しているかの判断基準です。ルクスが大きければより細かい部分まで確かめることができるため勉強や作業に取り組むのに適していますが、明るすぎると逆に落ち着いた環境を実現することが難しいのです。そのため寝室などでは間接照明やカバーなどを利用し、ルクスを小さくすることも少なくありません。

カンデラ(cd)とは?

カンデラは光度と言われ、単位角あたりの光束(lm)の量のことです。記事の前半で、1つの電球から発せられる全方向の光の量の合計のことをルーメンだとご説明しました。全方向のうちのある角度に限定した光の量を表したのが、カンデラです。

具体例を挙げるとするならば、車のライトが的確です。
車のライトはハイビームのように絞りを調節することで照らす範囲を変えることができますが、これは全方向に発せられた光をある角度に限定していることと同じです。

ちなみに同じように絞りを調節できる自転車のヘッドライトは、ルーメンで表記されていると、購入後に絞りを調節してしまうことで明るさが変わってしまうのでカンデラで表記されることが一般的です。

カンデラ(cd)を使った輝度(cd /㎡)も存在する

カンデラから発展した話になるので混乱しがちですが、輝度という明るさの単位もあります。輝度は、単位面積当たりの光度(cd)のことで、発光面の輝きとも言われます。

みなさんは、鏡を使って太陽光を反射させて遊んだことはありませんか?鏡を使うと、手元の鏡を動かすことで周りのものを照らすことができます。

輝度とは、このときの対象物の輝きのことを指します。
太陽光を鏡で反射させたときは、鏡から近いところを照らすと自分の目で凝視できないほど明るくなります。反対に遠くのものを照らしたとしても眩しいと感じるほど明るくはなりません。

プロジェクターに使用する「ANSIルーメン」

普通のルーメンと勘違いしがちですが、ANSIルーメンという単位も存在しています。ANSIルーメンは主にプロジェクターなどに用いられていて、プロジェクターの画面を9分割して求める少し複雑な単位です。

この単位が使われる理由は、レンズを通じて投射をおこなっているプロジェクターはその性質上、中央が明るく・端が暗くなる傾向があるからといわれています。そのため正確な投射能力を見るためには画面全体の平均値を取る必要があったのです。の液晶画面などの明るさにはムラがあるからです。過去には中央が明るくても端が暗いなどの現象が起きたことがありました。
しかし最近では、技術の進歩によって画面の明るさのムラもが少なくなり、ANSIルーメンではなくルーメンで表されることも増えました。

      お部屋の広さごとのルーメンの目安

おすすめ電気工事サービス

まとめ

最近の照明器具に使われているルーメンは明るさの単位です。これまで明るさの指標とされていたワットとは異なります。2011年からは照明器具の明るさを表す指標としてルーメンを使用することが定められています。そのため、新しく照明器具を選ぶときには、ルーメンの値を確認することが大切になります。

照明選びには、その他にも光の方向性や消費電力などに注意する必要があります。また電球の取り付けや交換は高い場所でおこなうため危険が伴うことも少なくありません。設置自体やその方法に不安がある場合は、照明工事のプロにお任せするのも一つの選択でしょう。

照明工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「照明工事」をご覧ください。

(この記事は2018年03月22日に加筆・修正されています)

照明工事のおすすめ業者を見る
照明工事の無料相談はコチラPCフォームでの無料相談はコチラ

記事の内容はいかがだったでしょうか?この記事がお役に立ちましたら、下の星ボタンで評価してください。
17投票,  平均評価値:4.1

最新記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
暮らしのトラブルに備えよう!あると安心のパンフレット
2018-05-23 15:25:01
https://www.seikatsu110.jp/electrical/et_light/13193/
各種電気工事
シェアリングテクノロジー株式会社

この記事のキーワード

各種電気工事 照明工事

おすすめ記事

照明工事のお問い合わせ・ご相談はこちら

照明工事についてご相談・ご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。

お名前必須
電話番号必須
都道府県必須
相談したい内容必須

※ご相談内容を確認後、弊社運営スタッフより折り返しお電話させていただきます。

0120-949-986