110度CSデジタル放送を受信!BSとの違い・マンションでの視聴

2023.11.17

110度CSデジタル放送を受信!BSとの違い・マンションでの視聴

自宅でもっとたくさんのテレビ番組を楽しみたいという方は、CS放送を受信できる環境を整えてみるとよいでしょう。CS放送には110度CS放送と124/128度CS放送があり、さまざまな専門的分野の番組を楽しむことができます。まずは、現在自宅でCS放送が受信できるアンテナが設置されているか確認してみてください。

もし地デジアンテナしか設置されていないようであれば、新しくCSアンテナを取り付ける必要があるのです。そこでこの記事では、CS放送の視聴方法について紹介します。また、アンテナなしでもCS方法を視聴できる方法も紹介するので、ご自身が納得できる方法を選んでみてください。

リモコンのボタンを押して視聴できるか確認しよう

自宅でCS放送を受信できるかどうか確認するには、リモコンについているCSボタンを押してみることからはじめましょう。画面が切り替わり番組が映し出されるようであればCS放送を受信できている状態です。

何も映らずエラー表示などが出るようであれば、CS放送は受信できていないことが確認できます。ではそもそもCS放送とは、どんな放送のことなのでしょうか。BS放送との違いについても一緒に紹介していきます。

110度CSデジタル放送を受信!BSとの違い・マンションでの視聴

CS放送とは通信放送のこと

CS放送とは、通信衛星の電波を使った放送のことです。以前は企業をメインに利用されていましたが、法律の改正によって一般の家庭でも楽しむことができるようになりました。また、CS放送には110度CSと124/128度CSの2つのサービスが提供されています。

110度CS放送とは、東経110度の位置にある通信衛星から電波をキャッチして番組を放送しているものです。BS放送の衛星も同じ東経110度の位置にあるため、1台で110度CSのアンテナとBSアンテナを兼用している場合も多いでしょう。

反対に124/128度CS放送は、東経124度と128度にある通信衛星の電波を利用して番組を放送しています。110度CS放送とは衛星の方向が異なるため、こちらの番組を楽しみたいのであれば新たにCSアンテナを設置する必要があるでしょう。

BS放送とは衛星や帯域が異なる

BS放送とは、放送衛星からの電波を利用して番組を受信している放送のことです。この放送衛星は、110度CSと同じ東経110度に位置しています。CSとBSの根本的な違いは、まず電波を送る衛星が違うということです。

CS放送は企業を中心として受信をおこなう通信衛星、BS放送は一般大衆向けに受信をおこなう放送衛星を利用しています。また、番組数や内容も大幅に異なってくるでしょう。CS放送ではBS放送より番組数が圧倒的に多く、映画やスポーツなどチャンネルごとに専門性の高い番組が放送されています。

反対に、BS放送はハイビジョンの番組がメインで放送されており、有料で映画やスポーツなどに特化したチャンネルも楽しむことができるのです。また、利用料にも大きな違いがあり、CSは基本毎月料金を支払って番組を視聴することになります。しかし、BSは有料チャンネルを視聴しなければ基本的には無料で番組を楽しむことができるのです。

DIYは危険!CSアンテナの設置は業者にまかせよう

CS番組を自宅で楽しむためには、CSアンテナを設置する必要があります。しかし、アンテナの設置は、ベランダや屋根の上など高所での作業が必要になるため、作業中に落下してしまうおそれもあるでしょう。また、手が滑ってアンテナを落としてしまうような事態になれば下にいる人にケガを負わせてしまう心配もあります。

また、CSアンテナを設置する際は的確な角度や向きで設置する必要があるのです。この角度調整が少しでも狂うと、上手くCS放送を受信することができません。このようにDIYでCSアンテナを設置するには、多くのリスクが考えられるのです。失敗を防ぐためにも、アンテナ設置業者に依頼して取り付けてもらいましょう。

業者に依頼すれば危険な高所作業やアンテナの向きや角度の調節までおこなってくれるので安心です。ただ業者に依頼するとなると、いくらくらいかかるのか気になる方も多いでしょう。そこでこの章では、業者に依頼したときにかかる費用相場について紹介します。

業者にまかせるときの費用相場

業者にCSアンテナの設置を依頼したときにかかる費用の相場は、およそ11,000~15,000円です。アンテナ設置にかかる費用の内訳は、材料費、設置するための作業費、電波の調査費、出張費などとなります。これに加えて、別途アンテナ本体の購入費用がかかってくるでしょう。

ただし、設置場所によっては足場を組むこともあり、別途足場の設置費用などが追加でかかってきてしまうことがあります。事前に正確な設置費用を知るには、見積りを取ってみるのがオススメです。

見積りを取れば、料金のほかにもどのような作業をおこなうのか知ることができます。また、複数の業者から相見積りを取れば業者による料金の違いも比較することができるでしょう。生活110番では無料で見積りをお出ししております。見積り後のキャンセルも可能なので、気軽にご連絡ください。

CS放送を見るために必要なもの

CS放送を見るためには、CSアンテナのほかにCS対応のアンテナケーブル、テレビなどが必要です。どれもお近くの家電量販店で購入することができるでしょう。アンテナケーブルを購入する際は、必ず110度CS放送に対応したものを選ぶようにしてください。

またテレビに、CS放送を受信するためのチューナーが内蔵されているかも確認しておきます。チューナーが内蔵されていない場合は専用のチューナーも合わせて購入しなくてはなりません。

さらに、家の壁にあるアンテナ端子がいくつあるかも見てみましょう。アンテナ端子が1つの場合は、分波器が必要になります。分波器とは、受信した電波を周波の違いで分けてくれる部品です。取り付けることで、地上デジタルとCS放送の電波を分けてくれるため、分波器を通したケーブルをテレビにつなげばどちらの放送も楽しむことができます。

110度CSデジタル放送を受信!BSとの違い・マンションでの視聴

マンションでCS放送を見るには

マンションにお住まいの方がCS放送を楽しむ場合、アンテナの設置には大家さんや管理会社の許可が必要になってきます。なぜなら、アンテナを設置することでマンションの景観を損ねてしまうかもしれないからです。

勝手にアンテナを設置すればトラブルのもとにもなりかねないため、必ず許可を取るようにしましょう。また、CSアンテナをベランダに設置する際は、電波がきちんと受信できるかも重要なポイントとなってきます。管理人の許可が下りたらCSアンテナを購入する前に、業者に依頼して電波調査をおこなってもらうとよいでしょう。

光回線・ケーブルテレビ・IP放送でアンテナなしで見ることもできる!

「アンテナをつけると家の景観を損ねてしまうかも」「マンションでアンテナ設置を禁止されている」などといった方のために、アンテナなしでCS方法を楽しむ方法があります。それは、光回線、ケーブルテレビ、IP放送の3つです。それぞれについて見ていきましょう。

光回線でCS放送を見る

光回線を利用すれば、アンテナなしでもCS放送を視聴することができます。光回線とは、光ファイバーを利用した高速インターネット回線のことです。アンテナを設置せず簡単にCS放送を楽しみたい方にオススメの方法になります。

光回線ならアンテナのように天気に左右されず安定した映像を楽しむことができるでしょう。しかし、契約期間中は毎月利用料金がかかるほかに初期の工事費用が高くつくようです。長く使用していれば、アンテナを設置するより費用がかかってしまうことも考えられるでしょう。

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ケーブルテレビでCS放送を見る

ケーブルテレビを利用すれば、CS放送を楽しむことができます。ケーブルテレビとは、契約したケーブルテレビ局から有線で番組を提供してもらうものです。ケーブルテレビはCS放送の受信のほかにも、インターネットや電話の回線としても利用できます。そのため、テレビのほかにパソコンや電話もつなぎたいという方にはオススメです。

ケーブルテレビ局によって配信している番組が異なるものもあるため、各社オリジナルの番組も視聴することができるでしょう。また、光回線と同じように天候に左右されません。しかし、月額の使用料金が必要になるほか、光回線に比べて通信速度が遅い傾向にあります。

そのため、テレビの視聴中などにノイズが入ってしまうこともあるようです。ケーブルテレビでCS放送を視聴する際は、なるべく速度が速いものを選ぶようにしましょう。

IP放送でCS放送を見る

場所を問わずいろんな媒体でCS放送を楽しみたい方は、IP放送がオススメです。IP放送とは、テレビとインターネットをつなぐことでさまざまな番組を視聴できるものを指します。また、インターネットがつながる場所であればパソコンやスマートフォンでもCS放送が視聴することができるのも魅力のひとつでしょう。

ただし、光回線やケーブルテレビのように月額の利用料金はかかりますが、初期費用が無料であるため、気軽にはじめることができるようです。

アンテナの設置がオススメの人

ベランダや屋根にアンテナを設置することができる、余分な費用はあまり支払いたくないという方は、CSアンテナの設置がオススメです。アンテナを設置すれば月額の利用料金は発生せず、CS放送を楽しむことができます。また、専用のチューナーやレコーダーを用意することなく、手持ちのレコーダーなどで番組を録画しておくことも可能です。

しかし、アンテナ設置をする際は、取り付けるときにかかる初期費用が高くなってしまう傾向があります。また、風や雨が強い日にはアンテナが揺れて、映像に支障をきたしてしまったり、壊れてしまったりすることも考えられるでしょう。

このようにCSアンテナを設置するにもメリット・デメリットがあるため、よく考えてご自身や環境に合ったものを選択するようにしてください。

まとめ

CS放送とは、通信衛星からの電波を利用して番組を視聴するもので110度CS放送と124/128度CS放送があります。この2つのCS放送は衛星の位置が違うため、視聴するにはそれぞれ別のアンテナが必要になるようです。

また、CS放送を見るためには専用のアンテナを設置する必要があります。しかし、自分で設置しようとすれば屋根やベランダなどでの高所作業が必要になるため、転落の危険性も考えられるでしょう。そのため、設置作業に自信がない方は業者に依頼して取り付けてもらうのがオススメです。

また、マンションなどでアンテナを設置することができない方は、光回線やケーブルテレビなどを利用して、CS放送を楽しんでみてもよいかもしれません。

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