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テレビの電波障害は突然起こる!地デジでテレビが見れないときの対処方法

投稿日:2017-10-16 更新日:2020-07-09

電波障害は突然起こる!地デジでテレビが見れないときの対処方法

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電波障害とは、大雨や設備不良などにより電波の受信がうまくいかなかった場合に起こる現象のことです。電波障害が起こると電子機器に異常が発生するとされており、たとえばテレビの場合は、ノイズが走ったり音が聞こえなくなったりするなどの不具合が発生します。

もしテレビが映らない原因が電波障害だったとしても、「電波障害ってどうやって直すの……?」と対処方法がわからず困ってしまうでしょう。 そこで今回は、電波障害について取り上げます。そもそも電波障害とは何かという疑問から、電波障害が起きる理由とその対策法などについてもご紹介していきます。

電波障害とは

電波障害とは、電波の受信に障害が発生したり、電波により電子機器が誤作動を起こすことを指します。
したがって、電波障害のパターンは2つあり「電波の受信がうまくいかなかったとき」か「電波によって電子機器が誤作動を起こしたとき」となります。

電波を発信する装置には技術基準が厳しく設けられているため、誤作動につながる例は多くありません。そのため、テレビの電波障害として挙げられるのは電波の受信がうまくいかない例が多いのです。

テレビに電波障害が起きるとどうなる?

現在はすでに終了したアナログ放送は、映像をそのまま送っているため受信の品質に影響しやすく、画像や音声に砂嵐状のノイズが入る、砂嵐になって映らないなどの症状が起きていました。
ですがデジタル放送に移行した現在は、以下の2つの症状が主となっています。
 

(1)テレビが真っ暗になって表示されない。

急にテレビの画面が表示されなくなった場合、「E202」というエラー表示が一緒に出てくるでしょう。それは、テレビ電波が受信できない状態にあるということを意味しています。

電波障害とは

 

(2)テレビ画面にブロック状のノイズが発生する。

電波障害が起きた場合、画面に横線や四角いブロック状のモザイクが出たり、音声が途切れたりすることがります。この現象は「ブロックノイズ」と呼ばれており、地上デジタル放送で起きるノイズのほとんどはこのブロックノイズだとされています。

電波障害とは

近年ではテレビの電波障害が起きにくい?

じつは、以前よりもテレビの電波障害は起きにくくなっているといわれています。その大きな理由が「テレビ放送のデジタル化」です。

デジタル化によってノイズが起こりにくくなったワケ

デジタル放送は、映像を一度圧縮してから放送波として発信しています。圧縮することで情報を多く送れるほか、ノイズの訂正がしやすくなるという利点があるからです。これによって、今までより電波が不安定な状況でも視聴に影響が出にくくなっています。

また、デジタル放送には近い周波数で放送波を送っても電波障害につながりにくいというメリットもあります。

そのため、地上波アナログ放送で80チャンネル分(VHF1~12ch、UHF13~62ch、SHF63~80ch)確保されていたテレビ用の周波数帯を、40チャンネル分(UHF13~52ch)に狭くすることにもつながりました。このことで余った帯域はAMラジオの難聴対策や携帯電話用などに活用されています。

政府も電波障害対策に取り組んでいる

電波障害を未然に防ぐ取り組みとして、総務省は使う周波数を厳密に割り当てています。電波を発信する機器についても、総務省の定めた技術基準に適合しないものは使うことを禁止しています。

気軽に使っている無線LAN(Wi-Fi)やゲームのワイヤレスコントローラー、もしくは電子レンジなども一定の出力までは免許不要で使える帯域で管理されています。
スマートフォンの電波も電波障害が起こらないよう、携帯電話会社に細かく割り当てられた周波数帯で利用されているのです。

デジタル放送に全面移行したり政府が対策をとったりしていますが、それでも電波障害が発生してしまうことがあります。いったい何が原因で電波に異常が起きてしまうのでしょうか。

電波障害が起きる理由

電波障害が起きる4つの理由とは?

今や私たちの生活では電波の存在は必要不可欠なものです。電波障害が何度も起きてしまうと日本に住むほとんどの人が困りはててしまうことでしょう。

その必要性を考慮して、政府では、積極的に電波障害対策に取り組んでいますが、それでも完全に電波障害によるトラブルを完全に回避できないのが現状です。

そんな電波障害ですが、発生する理由は大きく分けて4つあります。この項目では、それらの原因について解説していきます。

【理由1】近くに大きな建物・障害物がある

放送局の電波塔から発せられたテレビ放送波は基本的に直進するため、大きな建物があると電波は届きにくくなります。一方で電波には障害物を回りこむ性質(回析)があるので、遠くにある建物の影響は受けにくい傾向もあるのです。また、建物によって電波が反射されることも少なくありません。

ただし、直進した電波と回り込んだ・反射した電波に時間差があると正常に受信できなくなり、電波障害につながることがあります。近くに高層マンションが建った場合の電波障害は、この電波が届く時間差が原因だと考えられるでしょう。

変わった例では、岐阜県飛騨地域でデジタル放送の中継局を作ろうとしたとき、本来受信したい愛知県瀬戸市の電波塔からの放送波だけでなく、方向が近い伊勢湾に浮かぶ船舶で反射した電波も拾ってしまうという現象が起こりました。

この2つの電波には距離によって生まれる時差があるため、放送波を正常に受信することができません。この問題を克服するため、アンテナの精度を高めて対処したという事例があります。

【理由2】近くから強い電波が発信されている

強い電波の発信源は同じ周波数の電波だけでなく、広い範囲の周波数帯に影響を与えかねません。
そのため無断で開設された違法無線局はもちろんのこと、正式な手続きを経て開設されたアマチュア無線局などであってもテレビの受信に影響が出ることがあります。

なかでも起こりやすいのが「送電線の故障による電波障害」です。電気と電波は密接な関係があります。特に発電所と変電所を結ぶ高電圧送電線の絶縁部分に硫黄化物・塩分が付着してショートすると、それに伴う放電によって強い電波を発信するようになるのです。

もし強い電波の発生が観測されると、テレビの放送波も大きな影響を受け、地域全体の電波障害につながります。送電線が原因と考えられる場合には、管理する電力会社に連絡を入れて調査を依頼するのがいいでしょう。

電波障害を起こさず安定してテレビ視聴するには

【理由3】電離層など大気の状態によって遠くの電波を拾ってしまう

遠くの電波を拾っている電波の周波数帯は厳密に管理されていますが、電離層など大気の状態によっては遠くの電波を拾ってしまい受信障害につながることがあります。

例えばAMラジオ放送に使われる中波は、昼間は電離層によって吸収されます。しかし夜間は吸収される層が消滅しその上の層で反射されるため、昼よりも夜に遠くまで電波が届くといった特徴があるのです。

ただ、電離層の状態は大気の状態に大きく影響されます。これはテレビの周波数帯においても同様で、電離層内での反射が起こった結果、届かないはずの電波を受信してしまうことがあるのです。これは特に日本海に近い県で春から夏にかけて起こりやすい現象です。

【理由4】雨による影響

雨の水滴は電波を吸収するため、強い雨などはテレビの受信に影響を与えることがあります。特に雨に吸収されやすいのが、BS放送で使われている周波数帯の電波です。台風などで大雨が降った場合、BS放送がまったく受信できなくなることも少なくありません。

また、地上波放送で使われている周波数帯も多少ながら影響があるため、もともと受信が不安定だった場合は、雨の影響により映像が映らなくなることもあるでしょう。特にデジタル放送は一定の受信レベルを境に突然映らなくなるため、異常に気付きにくい部分があります。

電波障害が起きる4つの理由とは?

電波障害を起こさず安定してテレビ視聴するには

では、電波障害を起こさず安定してテレビを視聴するにはどうすればいいのでしょうか。その方法は、次の3つが主に挙げられるでしょう。

共同アンテナにする

テレビの電波障害を防ぐためには、アンテナの精度を高めたり大型にしたりするなどの対策が有効です。
ですが、各世帯の住宅で大型のアンテナを設置するのは費用面で難点があります。また、山の谷間に広がる集落などは、そもそも電波がほとんど届かないこともあるでしょう。

その場合、複数世帯が同時に利用できる共同アンテナを設置して受信することが現実的な対策となります。谷間であれば山の尾根に設置するなど、より電波が届きやすい環境にすることができます。

特に代表的な共同アンテナはケーブルテレビです。
ケーブルテレビ会社は放送波を安定して受信できる地点・設備から有線によって各世帯に放送波を送っているため、電波障害の影響を受けにくくなります。

また、映画など専門チャンネルを同時に送り出しているところが多いため、さまざまな番組を楽しみたいかたにもおすすめといえます。

近年ではインターネット接続を兼ねた光ケーブルを通じてテレビ放送を配信する事業者も出てきたので、こちらを採用してみるのもおすすめです。

共同アンテナは高層マンションや高層ビルによって起こる電波障害に対しても有効です。因果関係が明らかな場合は、共同アンテナの設置費やケーブルテレビの加入費に補助が出る場合もあるので、一度調査することが大切になります。

テレビのアンテナを交換・調整する

2018年現在の日本では、「八木アンテナ」と呼ばれるアンテナが主流となっています。魚の骨のような形状をしたこのアンテナは、「素子」と呼ばれる横方向の鉄骨が増えるほど遠くの電波を受信しやすくなる特徴があります。

その一方、電波を受信しやすい方向が決まっているため、向きによっては電波を受信しにくくなる場合もあるのです。

また、BS放送やCS放送を受信する際には、「パラボラアンテナ」を使っています。お皿のような形をしたこのアンテナは弱い電波を集めて大きな信号に変えることができる一方、しっかり位置調整をしないと放送を受信できないという欠点もあります。

そのため、適切なアンテナに交換したり向きを調整したりすることにより、電波障害が解消することも少なくありません。

アマチュア無線について確認する

アマチュア無線の電波はテレビ放送の周波数帯にも比較的近く、悪影響を与えやすいといわれています。特にアンテナ周囲に発生する「電界(電場)」が強く影響を与えるため、自宅でアマチュア無線局を開設している場合は確認してみるのがよいでしょう。

近年ではテレビの電波障害が起きにくい?それでもテレビが見られない理由

アンテナレベルを確認して受信環境をすばやくチェック!

アンテナレベルを調査することにより、アンテナからテレビへしっかり受信されているかを確認することができます。テレビ画面のメニューから「電源・受信強度表示」という画面まで進むことで、アンテナレベルの確認が可能となるのです。

ただし、テレビの種類によってはアンテナレベルを表示する場所が異なる場合があるため、事前に取扱説明書を読んで、どの画面に行けばアンテナレベルが出るのかを確認しておくようにしましょう。

アンテナレベルは50以上が望ましい

アンテナレベルが表示される画面には、0~100の数値でアンテナレベルが表示されています。安定したテレビ視聴には基本的にレベルが50以上必要だといわれていますから、レベルがそれ以下だと電波障害が起きやすくなってしまうでしょう。

なお、レベルが50前後でもテレビは見ること自体は可能ですが、大雨などで一時的にレベルが低下した際に電波障害が起きやすくなります。また、もしアンテナレベルが高いにも関わらずテレビ放送が受信できない場合は、アンテナや配線などに問題が発生している可能性があります。

テレビを見るためにはアンテナなどいくつもの電子機器を連動させていますから、そのうちの1つでも故障しているとテレビ視聴ができません。次はこれら受信設備について見ていきましょう。

電波障害がテレビに発生するときの見分け方

自宅のアンテナ・配線・テレビを修理する

もし自宅のアンテナや配線、テレビのどれかが故障しているならば、電波障害ではなくテレビの視聴環境が原因でテレビが見られなくなっています。そのときは、それらの受信設備を修理・交換する必要があるでしょう。

アンテナを修理・交換する

アンテナが原因でテレビが映らない場合、天候や災害によってアンテナの向きがずれている場合があります。そのときは向きを微調整すれば直るでしょう。ただし、アンテナの素子が折れてしまっているなら、アンテナ工事業者に依頼してアンテナを交換してもらう必要があります。

また、アンテナは工事で設置しなくとも、室内アンテナで代用できるそうです。ただし、室内アンテナは電波の受信がとりわけ不安定なので、実際に使うまでテレビ視聴ができるかわからないので注意しましょう。

なお、失敗しにくい室内アンテナの選び方については「簡単!室内アンテナで【最強】の受信能力をもったアンテナの選び方 」にて解説していますので、参考としてご覧になってみてください。

配線を直す

アンテナが受信した電波は、いくつかの機器を通ってテレビへと伝わります。このとき、機器の配線が1つでも正しくされていないと、テレビの視聴ができなくなってしまうでしょう。配線がしっかり差し込まれていたり、破損したりしていないのが望ましいです。

アンテナ・ブースター・チューナー・テレビ・レコーダーなどの配線を確認していきましょう。特定の配線がちぎれるなどして破損しているなら、その配線のみを取り換えることで配線が修復され、テレビの視聴ができるようになるはずです。

テレビを直す

もしテレビ本体が故障していると思ったら、コンセントを抜いて数分置いてから、改めてコンセントを挿して電源を入れてみましょう。そうすれば、テレビ本体の不具合が直る可能性があります。またテレビ背面に付いている「B-CASカード」とよばれるテレビ視聴に必要なIC カードを抜き差しすると、テレビが映るようになることもあるでしょう(BS4K/8K放送対応チューナーを搭載した機種はB-CASカードの代わりにACASチップが内部に組み込まれています)。

もし電源を入れ直したりしても直らない場合には、業者に頼んで修理してもらう必要があります。ただし、故障している部分によってはかなり高額な修理費がかかることもあるため、いっそ買い替えてしまう方がお得になることもあるでしょう。

もし原因がわからない場合は?

電子機器の故障箇所や視聴できない理由が特定しにくいときは、調査だけを依頼することもできます。調査だけならば無料でおこなっている業者もいるので、そうした業者を探してみるのもいいでしょう。

まとめ

電波障害とは、電波の受信ができなかったときや電波によって電子機器に誤作動が起こる状況を指します。突然テレビ視聴ができなくなった場合は、電波障害が原因かもしれません。

携帯電話がエリア内でもたまに圏外になるように、電波は常に安定しているものではありません。特にテレビがアナログ放送のときはその不安定さが電波障害につながりやすい部分がありました。しかしデジタル放送に移行した現在では、以前より電波障害として現れることが少なくなっています。

このため、テレビが見られなくなった理由としては、テレビ視聴に関わる電子機器の不調を疑ってみましょう。配線やテレビの不調は自分でも直せますが、アンテナが故障していると自分で交換することは困難です。

もしアンテナに不具合がみられたのなら、アンテナ工事の業者にアンテナの交換をしてもらうことをおすすめします。

アンテナ工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「アンテナ工事」をご覧ください。
(この記事は2018年07月18日に加筆・修正されています)

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この記事を書いた人
編集者:たくぞう
家電の新製品と旧式の違いを発見することが特技。特技が高じて人に伝えたいという思いにいたり、ライターの道を目指すきっかけとなった。家電や電気工事関連の記事を担当。

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2020-07-09 17:54:35
https://www.seikatsu110.jp/electrical/et_antenna/13027/
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