クマネズミの寿命は約1~3年|放置厳禁!ネズミの駆除・予防対策

2021.4.30

クマネズミの寿命は約1~3年|放置厳禁!ネズミの駆除・予防対策

クマネズミの寿命はおよそ1年から、長くとも3年ほどとされています。これは他のネズミと違いはありません。とはいえ、「数年我慢すれば……」という考えは厳禁です。

なぜならネズミは繁殖力が非常に強く、1度に5匹以上、一年間で20匹以上の子を産むからです。そのため、一度巣をつくられてしまうとなかなか被害は止まりません……。

そのため「もしかするとネズミの被害に遭っているかも」というときは、早め早めに対処する必要があります。この記事では、その理由からカンタンな駆除・予防方法まで分かりやすく解説していくので、ぜひ参考にしてください!

ネズミごとの寿命・繁殖の特徴

クマネズミの寿命をはじめとする、ネズミ全体の平均寿命はおおよそ以下の通りです。

クマネズミ:約1年~3年
ハツカネズミ:約1年~2年
ドブネズミ:約2年~3年

とはいえ、3年待ったからといってネズミの被害が収まるわけではありません。それは前述したようにネズミは一度の出産で5匹以上という非常に多くの子を産むからです。また一回の出産数はもちろん、一年間の妊娠・出産の回数もかなり多いのです。

クマネズミ:約5回
ハツカネズミ:約8回
ドブネズミ:約5回

このようにネズミは繁殖力が高い生き物なのです。なかでもクマネズミやドブネズミの場合は生後3カ月、ハツカネズミの場合はわずか1か月で妊娠できるようになるというのですから驚きです。

このような生態から、ネズミは放置するとどんどん、どんどん増えていってしまいます。

ネズミの被害は不快感だけではない……その危険性

ネズミの被害は、何も屋根裏の騒音や不快感だけではありません。ネズミは非常に不潔とされており、まき散らす糞尿はもちろん、ネズミ本体にも病原菌がいる可能性があります。この病原菌にはサルモネラ菌など、人体に害を及ぼすものも多いので、放置は厳禁です。

また、ネズミは物をかじる習性があり、ケーブルをかじられてしまうと漏電・火災につながってしまうことも……。そのため、ネズミの被害に気が付いたら、しっかり駆除しておくことが大切です。

家屋のネズミは、数が少ない内であれば自分で駆除できることもありますので、まずは駆除方法から知っていきましょう。

もし『業者に依頼したい……』という場合は、本記事後述の『ネズミ駆除業者への依頼|費用相場・依頼のポイント』で業者の費用相場や依頼のポイントについて触れています。ぜひ、ご覧ください。

数匹なら自分でも駆除できる?クマネズミ駆除の方法・ポイント

家屋に住まうネズミの多くはクマネズミとされていますが、クマネズミはかなり警戒心が強く、駆除も難しいとされています。しかし、まだ家にいるネズミが数匹であれば、自分で駆除できるかもしれません。

まずは以下の駆除・対策方法でためしてみましょう。駆除方法から作業の注意点まで詳しく解説していきます。

駆除・対策方法1.ネズミ取り用の粘着シートを使う

ネズミ取り、といえばこの粘着シートを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。これは市販でも手軽に購入することができ、設置も簡単。うまく置ければ、高い効果を発揮するでしょう。

しかしクマネズミは前述したように警戒心が強く、急に不審なシートが置いてあるとそれを避けて通ってしまうことも……。しっかり捕まえるためには、『ラットサイン付近に複数枚置く』ことが大切です。

ラットサインとは、ネズミの通り道を示す黒ずんだ汚れのこと。クマネズミであれば高所を好むため、天井裏や天井付近の壁際などに付着していることが多い汚れです。一見しただけでは気が付かないことも多いので、じっくり探してみましょう。

見つけたら、その周辺にシートを敷いていきます。ジャンプや迂回で避けられないよう、複数枚敷き詰めておくとやはり効果的です。

駆除・対策方法2.自作の罠を使う

粘着シート以外の駆除方法としては、自分で作れる罠を利用する、というものもあります。これは意外と簡単にできますので、まずは必要なものから集めてみましょう。

〇用意するもの

・底の深いバケツ
・ペットボトル(外形の丸いもの)
・針金
・キリ(穴を開けられるもの)
・エサ(ピーナッツバターなど)
・木の棒(角材)

〇作り方

1.バケツに水を入れる(全体の半分ぐらい)
2.ペットボトルの底面に穴を開けて、口から針金を通す
3.両端から出た針金をバケツの取っ手に引っ掛けて固定する
4.ペットボトルにエサを塗っておく
5.最後にバケツに角材を立てかけて完成(ネズミがバケツに入るまでの通路です)

このトラップは、エサにつられたネズミが横向きのペットボトルにのぼったところでクルリと回転、そのまま水に落ちる仕組みです。クマネズミは泳ぎが苦手、ということもあり、そのまま死んでしまいます。

便利なトラップですが、とはいえ警戒心の強いクマネズミはなかなかつかまらないことも。ベタベタと触らずにできるだけ人の匂いを消す、水にもみ殻を入れて水面を分からなくするなどなど……いくつか工夫をしてみましょう!

駆除・対策方法3.超音波などの忌避グッズを使う

ここまでの方法だと、どうしてもネズミの死骸を駆除する必要が出てきます。それが嫌な方は、超音波や忌避スプレーで家から追い出すような商品もあります。これであれば、直接ネズミを処理することなく問題が解決するかもしれません

しかし、超音波や忌避スプレーの効果は一時的でしかない、という意見もあります。なぜなら、ネズミも害がないと分かると、それに慣れてしまうことが多いからです。仮に一度追い出せても、その家の住み心地がよければまた戻ってきてしまうことも多いのです。

駆除作業の注意点

 クマネズミの寿命は約1~3年

駆除作業には、必ず知っておきたい注意点が2つあります。それは、『侵入口封鎖の手間』と『健康被害のリスク』です。

侵入経路は意外と多い……

いくらネズミを駆除・追い出しても、侵入口が塞がっていなければまた被害に遭ってしまうかもしれません。侵入口には主に扉・窓のすき間や通気口、壁のヒビなどが挙げられますので、それぞれ金網やパテ、忌避スプレーなどで対処しておきましょう。

しかし、ネズミは小さいすき間があればすぐにすり抜けます。ときには室外機の配管と外壁のわずかなすき間から侵入してくることも……。柔らかい部分をかじって侵入してくることもあるのです。

これらをすべて対処する、というのはなかなかに手間な作業といえるでしょう。

健康被害のリスクも

ネズミは非常に不潔なため、仮に捕獲・駆除しても絶対に素手で触らないことが大切です。マスクなどもしっかりしておきましょう。糞や尿にも細菌が多く含まれていますので、直接触ることはしないでください。
ネズミが住み着いて長期間経っている場合は巣が作られていることもがあります。巣の周辺には排せつ物が落ちていることも多いため、巣の撤去の際にはマスクの着用をおすすめします。

これは、糞や尿に含まれていた細菌が掃除によって巻き上げられ、吸い込んでしまうのを防ぐためです。とくにクマネズミは移動しながら糞をする習性があるため、部屋中に糞がある、なんてことも……。糞や尿を見つけたら手袋やマスクなどで防御をしてから、掃除をおこなうようにしましょう。


このように、個人でのクマネズミ駆除はなかなかに手間ですし、場合によっては少々危険なことも。また、住み着いているネズミが多いと個人の駆除では繁殖のペースに追い付かないかもしれません。

不安な方は、プロのねずみ駆除業者に依頼すれば安全かつ、早く解決ができます。

ネズミ駆除業者への依頼|費用相場・依頼のポイント

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そんなときは、業者依頼がやはりおすすめです。侵入口の発見・封鎖はもちろん、駆除したネズミの処理や糞尿の消毒など……自分でやるには危険・面倒な作業もすべて、代わりにこなしてくれます。

しかし、気になるのはやはり、その料金ではないでしょうか。そこで以下では、ネズミ駆除の費用や探し方について解説していきます。

ネズミ駆除の費用相場は見積り必須!

ネズミ駆除の費用相場は、一概に何円、とはいえません。もし家屋内にネズミが数匹しかいなかった場合は数万円で済むこともありますし、かなり繁殖していて侵入口も多い場合は20万円以上かかってしまうことも……。

駆除費用はどうしても建物の広さや被害状況によって変動するため、業者に現地調査に入ってもらうしかありません。

そのためまずは業者を探し、現地調査してもらえるか調べて、電話で予約を取り付けましょう。調査の後には、見積りを出してもらえますので、そこで正確な費用を確認してみることをオススメします。

まずは費用からじっくり検討して、依頼できる業者選びからはじめてみてはいかがでしょうか。

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人間の家はネズミの天国!住みにくい家にするための予防法

たとえネズミを駆除できたとしても、また被害が再発してしまっては意味がありません。もちろん業者に依頼すれば侵入口はふさいでもらえますが、ネズミは少し開けておいた窓などから侵入してくることも……。

できるだけすき間などを作らないことはもちろんですが、家の中を『ネズミの住みにくい空間』にすることも大切です。

ネズミにエサを与えないようにしよう

 クマネズミの寿命は約1~3年

ネズミが家屋に住み着いている場合、そのエサは家の中にある食糧です。この食害もまた、ネズミ被害のひとつとなります。そのため、ネズミに対してはエサを一切与えないようにすることが必須。ネズミも、エサがない家には寄り付きません。

この対策は食べ物を放置しておくことを止めるのはもちろん、食べかすなどをしっかり掃除しておくことが大切です。家中を清潔にしつつ、食材はしっかり密閉して保管しておきましょう。

まとめ

クマネズミの寿命は、およそ1年から長くて3年ほどだといわれています。これは別の種と比べても、ドブネズミが少々長め、ハツカネズミが少々短め、という違いこそありますが、それほど大きくは変わりません。

しかし、ネズミは1年に何回も、数多くの子を産みます。そのため放置しておくとネズミの数が増え被害が深刻化します。数年で死ぬからと油断せず、駆除用の罠や忌避剤などを活用して、しっかり対策しておきましょう。

とはいえ、とくにクマネズミは非常に賢く、慎重に活動する生き物です。個人の対策ではどうにもならない、もしくはネズミからくる健康被害が不安……そんなときは、知識や経験にたけたねずみ駆除の業者に相談してみると安心ですよ。

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