ネズミの被害は深刻化しています。ネズミにコードをかみ切られ漏電し、火事になってしまうなどのケースもあるそうです。
ネズミ被害をおさえるためにも、早めにネズミ駆除するべきではないでしょうか。最近では様々な種類のネズミ捕り器が販売されています。今回は、ネズミ捕り器の種類や、ネズミ捕り器の設置場所を紹介していきます。
目次
深刻な被害をもたらすネズミ被害とは
ネズミがもっとも活動する時期は繁殖期の春と秋です。ネズミが活発に動けばそれだけ被害がおこります。とくにネズミは物をかじってしまうため、かじられたものによっては被害が大きくなってしまうので気を付けなければいけません。
ネズミがかじるものは食べ物が多いです。外に出してある食べ物であればなんでも食べてしまいます。もしネズミにかじられたものを人間が食べてしまったら、菌に感染してしまうこともあるので注意しましょう。食べ物を段ボールや袋に保存しておいたとしても、袋をかじってなかの食べ物を取られてしまうこともあります。ネズミがかじれないようなものに保存するか、冷蔵庫に保存するようにしましょう。
また、ネズミは食べ物以外のものもかじってしまいます。とくに電気コードや配線がかじられるケースが多いです。なぜかというと、ネズミは寒い場所が苦手なため、熱を発して暖かい電気コードを好むからです。電気コードや配線がかじられたまま放っておくと、漏電するおそれがあります。漏電すると、火災が発生しやすくなってしまうのです。
ネズミがいるかもしれないと感じたら、一刻も早く対策しないと大きな被害を招くことになるでしょう。だからこそ、ネズミ捕り器を使ってしっかりとネズミ対策をおこなっていく必要があるのです。
ネズミ捕り器の種類とオススメを紹介
ネズミ捕り器には様々な種類があります。それぞれどのような特徴があるのかをご紹介させていただきます。おすすめのネズミ捕り器もご紹介していきますので、参考にしてみてください。
踏み板式
踏板式ネズミ捕り器は、筒の中にネズミが入った時、筒の床に設置してある板をネズミが踏むことで扉が閉まりそのまま閉じ込めて捕獲することができるものです。扉は自動ロックのものが多いため、中から外に逃げることは難しいです。ネズミを傷つけず捕獲できる優れものです。
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ネズミを感知する高感度のペダルが付いています。ネズミがかかったとわかったら即座に蓋が締まり、ネズミを逃がさないようにシャットダウンする優れものです。
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入口をネズミを引き付けるマウスホールに似せることで、高確率でマウスを捕獲できるように設計されています。薬剤や毒物をしようしなくてもネズミを捕まえることができます。
捕獲カゴ式
かごの中に食べ物を設置し、なかにネズミが入ったところを捕獲する方法です。ネズミがエサを取ると、エサの重みがなくなった反動で扉が閉まり捕獲できるような仕組みになっています。
エサでネズミをかごのなかにおびき寄せて捕まえる捕獲カゴです。細かい目のワイヤーカゴを使うことで、小さなネズミも逃がさない設計になっています。
スチールメッキ仕上げになっている捕獲カゴ式のネズミ捕り器です。大きめのカゴになっているので、体の大きなネズミでも捕まえることができます。
粘着式
ネズミ捕り器として使用されていることが一番多いものが粘着式捕り器です。ネズミがシートの上を通ったときに体が粘着シートにからめとられ、見動きを取れなくさせることで捕獲します。
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シンプルな粘着式タイプのネズミ捕り器です。水気に強く、濡れても粘着力が落ちないので、水廻りに設置することも可能です。
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水に濡れていない、乾いた場所に設置できる粘着タイプのネズミ捕り器です。20枚入りなので、広範囲でネズミが多く発生しているときにも対応しやすいのではないでしょうか。
ネズミ捕り器の設置場所とポイント
ネズミは警戒心が強い生き物です。そのため普段と違うものが置いてあれば警戒し、避けてしまいます。また、学習能力も高いため、1度捕獲に成功してもほかのネズミが同じ場所、同じ方法で捕まるとは限りません。
ネズミ捕り器の設置場所は、ラットサインを利用しましょう。ラットサインとは、ネズミの糞や尿の位置からわかるネズミの移動ルートのことをさします。ネズミには尿をしながら移動するという習性がありますが、尿の跡を追いかけることでネズミの移動ルートが判明するのです。
ネズミの尿には傾向性の物質が含まれているため、ブラックライトで照らすと簡単に発見することができますよ。しかし、尿には多くの雑菌がいるため、素手で触れないように気をつけましょう。
また、ネズミは糞も移動しながら出します。固形なので尿よりも発見しやすく、糞の形やしてあった場所からから家にいるネズミの種類が分かります。
クマネズミは高所を好むため、床以外にも色々な場所で糞をします。見つけた糞が細長ければクマネズミの可能性が高いです。一方、ドブネズミは湿っぽい場所に巣をつくりやすいので、床や水回りに丸い形のドブネズミの糞が落ちていることがあります。ハツカネズミはいろいろな場所で糞をするため、先端がとがった糞があちこちに散らばっていればハツカネズミいるサインです。
このようにネズミの糞や尿からラットサインを見つけ出し、そのライン上にネズミ捕り器を設置することでネズミが捕獲しやすくなります。
ネズミ捕り器のなかでも捕獲カゴ式ネズミ捕り器を設置するときはネズミの警戒心をなくすように工夫しましょう。ネズミは警戒心が強く、学習能力が高いため、1回目で仕留めるのはなかなか難しいのです。
捕獲カゴのなかにいれる食べ物は、ネズミ被害にあいやすい食べ物を選ぶの他うできる確率が上がります。捕獲カゴを設置してから数日待ち、ネズミが慣れたころにかごの仕掛けを作動させて捕獲しましょう。捕獲カゴを物陰に置けない場合は新聞紙や布でかごを隠すと上手くネズミがかかってくれます。
ネズミ捕り器での駆除には限界がある
ネズミ捕り器を利用しても、すべてのネズミを捕まえることは難しいのです。ネズミは一度の出産に平均6~8匹出産します。ネズミは出産の回数が多いので、出産の度にネズミが増えていくとすべてのネズミを捕獲することは不可能に近いかもしれません。
また、1度ネズミを駆除し終わったとしても、ネズミの侵入経路をふさいでいなければまた新たなネズミが侵入してしまいます。ネズミの侵入経路としてもっとも多いのは排水口、電気やガス管と壁の隙間です。ネズミの侵入を防ぎたいときは、これらの隙間を防ぐ専用の網や板があるのでしっかりと防いでおきましょう。
自分でネズミの侵入口を見つけることは難しいです。そんな時はネズミ駆除業者に依頼して、ネズミの侵入口を防いでもらうのがよいでしょう。業者に依頼することで侵入経路をしっかりとふさぐことができるため、今後の生活でネズミに侵入される確率が下がります。不安な時は業者に頼んでネズミ駆除をしてもらいましょう。
まとめ
ネズミは小さく夜行性のため、私たちの目が行き届かないところで被害をもたらしていることが多いです。食べ物の保存方法や、配線やコードの管理に気をつけることでネズミからの被害を防ぐことができるでしょう。
ネズミ捕り器を仕掛けるときには、まず自分の家にどんなネズミがいるのか知っておくとネズミに合わせた対策ができるようになります。糞や尿から読み取った情報をもとに分析するとよいでしょう。ネズミの習性に合わせてネズミ捕り器の種類や置く場所を工夫することで、より確実にネズミを駆除することができますよ。
もし自分でネズミを駆除することが難しいのであれば、業者に依頼して駆除してもらいましょう。確実にネズミを駆除し、侵入口を閉じてくれるため今後のネズミ対策にもなります。自分に合った方法でネズミを駆除し、快適な生活を送りましょう
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