巨大コウモリ「メガバット」とは?その生態と出没スポット教えます

2021.4.30

巨大コウモリ「メガバット」とは?その生態と出没スポット教えます

みなさんは自分の身長を優に超えるコウモリを見たことがありますか?
熱帯地域には「メガバット」とよばれる巨大なコウモリが生息しているのです。
もしそんなコウモリを見かけたら驚きますよね。

はたして日本でも見ることができるのでしょうか?
今回は「メガバット」の生態や出没スポットについて紹介していきます。

メガバットとは

みなさんはメガバットという生き物をご存知ですか?
正式名称は「オオコウモリ」という名前の世界一大きいコウモリのことです。
1mを優に超える巨大なコウモリのため、「メガバット」という別称がついています。

生態

メガバットは、全身が黒っぽい色をしており、主に熱帯地域に生息しています。

メガバットは、熱帯地域に生息しているということもあり、エボラ出血熱やコロナウイルスなどをもっている可能性があります。
むやみにつかまえるととても危険です。

特徴

メガバットはなんといっても大きいのが最大の特徴です。
体長は、大きいものだと2m~3mほどにもなる巨大コウモリです。
その顔はキツネのようにも見えることから、フライングフォックスという異名を持ちます。
目が大きいため優しい顔立ちです。

メガバットは非常に目が発達しており、視覚で獲物を捕らえることができます。
メガバットは目が発達しているので、昼行性のものもいます。
そのため耳は小さくなっています。

何を主食としているの

メガバットは、花の蜜や果実などの植物を主に食べています。

果実などを口の中に入れ、しっかりと噛み、果汁だけを飲みます。
口の中に残った果汁以外のカスは吐き捨てるため、フンは液体状となります。

しかし、このフンには小さな種子も含まれているため、種をまいてくれるという意味では大変役立っているといえます。
      メガバットとは

他のコウモリと何が違うの

コウモリは主に、「ココウモリ」とよばれる小型のコウモリと、「オオコウモリ」(メガバット)と呼ばれる大型のコウモリに分類することができます。

前章で紹介したメガコウモリは「オオコウモリ」ということになります。

しかし、一般的に私たちがよく知っているのは「ココウモリ」とよばれる種類のコウモリです。この章ではココウモリについて掘り下げ、メガバットとの違いについて知っていきましょう。

ココウモリ

ココウモリの見た目は、目が小さく、耳が大きいのが特徴です。そのため、ココウモリは少し不気味な顔をしてるように見えます。目が小さいコウモリは、超音波を発して獲物を捕らえます。

目は退化していますが、その代わりに耳がとても発達しています。超音波を使って物体の位置を把握できるという能力を持っています。

また、ココウモリたちは夜行性で、洞窟の中・家の天井裏・換気口などにも住み着いています。

オオコウモリ(メガバット)

オオコウモリは、大きいものでは3mほどにもなります。コウモリは基本肉食で、えさは主に小さな昆虫です。コウモリは夜行性のものが多いですが、目が発達しているオオコウモリは昼行性のものが多いです。
      他のコウモリと何が違うの

メガバットの活動時期や出没スポットは?

オオコウモリ(メガバット)の繁殖時期は2~4月、8~10月ごろです。
ペットショップなどでも、この時期に出会える確率が高いそうです。
オオコウモリは冬眠しないので、1年中見ることができます。

また、オオコウモリ科は熱帯地域に多く生息しています。
熱帯から亜熱帯にかけてのあたたかいところや、アフリカのマダガスカル、インド、東南アジア、オーストラリア、南太平洋の島などで見かけられています。

日本では沖縄や小笠原諸島に分布しています。
しかし、沖縄に生息していたオキナワオオコウモリは絶滅してしまいました。
小笠原諸島に生息するオガサワラオオコウモリは天然記念物にも指定されており、民家の近くでも見ることができます。
      メガバットの活動時期や出没スポットは?

メガバットの性格は

コウモリは怖いし、人間にも危害を加えそうというイメージを持っている方もいると思います。しかしほとんどのコウモリはおとなしい性格をしています。

また、コウモリというと血を吸うというイメージをもたれている方もいるかもしれませんが、血を好むのはコウモリの中でも1種類のみです。血を吸うといっても家畜などを狙って吸血します。

今回ご紹介したオオコウモリ(メガバット)は、植物を食べる生き物ですので、生き物を襲うということもほとんどありません。

しかし、野生のコウモリはたくさんの菌を持っているので、素手で触れることは絶対にしてはいけません。コウモリが触れたものに間接的に触れることも、危険なのです。

コウモリは鳥に見えますが、哺乳類なのでまだ発見されていない危険な菌をひろげる可能性があると考えられています。
もし家の屋根裏や軒下にコウモリが棲みついていたら、糞が大量に落ちているかもしれません。これらの始末はコウモリ駆除のプロに依頼することが必要です。

まとめ

メガバットの生態や特徴について紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。オオコウモリ(メガバット)は、一般的なコウモリとは全く違う特徴をもっています。同じコウモリでも、食べるものや生態は全く違うのです。

一部のペットショップでは、ペット用のコウモリを買うことができます。
オオコウモリをペットとして飼いたいと思っている方もいると思いますが、野生のオオコウモリは鳥獣保護法で守られており捕まえることはできません。

さまざまな病原菌を持っている場合もありますので、駆除を行う際にも注意が必要です。その場合は業者に相談することをおすすめします。

コウモリ駆除を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「コウモリ駆除」をご覧ください。

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