昆虫の中でもトップに入るといっても過言ではない臭さを誇るカメムシ。よく出没する地域ではカメムシが洗濯物にいつの間にか張り付いている、あまつさえ窓に何匹も取り付いている、そんな苦い経験をした方もたくさんいらっしゃるかと思います。
どうせなら二度と見たくないと感じますが、そういうわけにもいかないのが厳しい世の中……。そんな憎きカメムシを少しでも多く減らすべく、カメムシをペットボトルで捕獲しましょう。
目次
カメムシの駆除にペットボトルを活用
嫌な臭いを出す迷惑極まりない害虫カメムシはペットボトルを使って捕獲しましょう。ペットボトルの狭い飲み口と広い中身(空間)を利用して、一度ペットボトルに落としたカメムシを二度と這い上がれないようにする捕獲器が作れます。
とても簡単に作れる駆除器具なので、「カメムシに殺虫剤を使うのはもったいない!」と思われる方にはとくにおすすめの駆除方法です。
ペットボトルキャッチャーの作り方
カメムシをペットボトルで簡単な捕獲器を作りましょう。材料さえあれば数分で作ることができるので、ぜひ一度にチャレンジしてみてください。
テープ(ビニールテープでもガムテープでもOK)
ペットボトル(500mlが望ましい)
カッター
・用意したペットボトルの飲み口から三分の一程度を切り離します。
・切り離したら、怪我をしないようにテープを使って切り口を保護します。
・飲み口を逆さにして切り離したペットボトル(下の部分)に入れれば完成です。
捕獲器はこれで完成ですが、使うときはペットボトルに中性洗剤と適量の水などカメムシの殺虫効果が期待できる液体を入れておくことで、カメムシを駆除できるようになります。
ペットボトルキャッチャーの使い方
カメムシ捕獲用ペットボトルキャッチャーを作ったら、さっそく実践してみましょう。使い方はとても簡単になっています。ペットボトルを壁などに張り付いているカメムシに向けて、中に追い詰めるだけです。これだけで、カメムシはペットボトルの中に落ちてくれるので、あとは死骸を処理するだけでOKです。
追い詰めるときの注意点
カメムシを追い詰めるときは、敵意を与えないようにそっと、自然にペットボトルに誘導してください。焦ったりして乱暴な感じで追い詰めてしまうとカメムシが「攻撃されてる!」と勘違いしてしまい、あのくさい臭いを噴射してしまいます。あの臭いを嗅ぐのは人間側にとっても避けたい事態です。うまくペットボトルに誘導して見事カメムシを退治してください。
また、カメムシのサイズによってはペットボトルの飲み口で引っかかってしまうこともないわけではありません。心配な方は飲み口が少し大きいものを使ってみてください。
捕まえたあとの処理方法について
カメムシをペットボトルで捕まえた後は放置をせずに処理しましょう。しかし、カメムシを処理の仕方に疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。そんな方向けにカメムシの処理方法をご紹介します。
外に逃がす
カメムシがペットボトル内で生きている場合の処理としては楽な方法です。生きたまま捕まえて外で離すことで、少なくとも自分が目の届かない範囲までは飛び去ってくれます。
トイレに流す
少量であればトイレで流して処理することも可能です。トイレットペーパーを少量使って流すといいかもしれません。しかし、捕獲数が多い場合は流さないようにしましょう。
新聞紙に包んで処理
カメムシ入りのペットボトルを新聞紙などに包んで、ゴミとして処理します。工作したペットボトルは燃やせないゴミに該当しますが、地域によってゴミの区分やルールが違ってきます。お住まいの地域のゴミ出しルールを確認してください。
ほかの昆虫の餌にする
1,2匹程度であればカマキリなどのカメムシを食べる昆虫の餌にするのもありです。
敷地内に死骸を捨てる
自分の敷地内であれば土に還して、大地の栄養分の足しにするのもいいかもしれません。中身がなくなったペットボトルは適切に処理してください。
その他のおすすめカメムシ対策
カメムシ対策はペットボトルを使った方法が安価かつ、簡単にできるのでおすすめします。しかし、工作が苦手だという方は、ペットボトルを使ったカメムシ捕獲器を作るのに苦戦してしまう人もいると思います。そんな場合は以下の方法を使ってカメムシ対策を行いましょう。
効果が期待できるのは忌避剤
カメムシを家に近づけさせない対策として忌避剤を使うのが効果的といえます。専用の忌避剤には、カメムシが嫌がる成分が含まれているものがお店で売られているので、そちらを購入されることをおすすめします。
網戸をきちんと閉める
カメムシが出没する時期はとくに、部屋の換気を行うときは網戸をきちんと閉めましょう。適切な方法で網戸を閉めないとわずかな隙間からカメムシが室内に侵入してきます。
カメムシを見つけたら不用意に刺激しない
カメムシは外敵から身を守るために腹部にある臭腺から、あの強烈な臭いを出してきます。不快な思いを抱かないためにも、洗濯物などについたカメムシを「のけるだけ」の場合はあまり刺激しないように注意しながら払いのけましょう。
まとめ
カメムシはペットボトルを使って簡単に捕らえることができます。安価で工作にもあまり手がかからない、少数駆除をするなら確実性がある方法です。しかし、少数のカメムシには対応できるペットボトルキャッチャーですが、大量発生をしてしまう場合はキャッチャーでも対応できない場合があります。
大量発生してしまう場合は家の中、周辺になにか原因があるかもしれません。そんなときは一人で抱え込まず、害虫駆除などを行う業者に依頼をして、原因とカメムシ駆除を行ってもらうのもカメムシを駆除する手段です。
カメムシを効果的に退治して、不快感を抱かないような快適な家作りを目指してくださいね。
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