ノミの駆除は業者に任せよう！費用相場や作業時間について解説します

ペットに取りつくことが多いノミですが、人に対しても危害を加えることがあります。しかし、駆除方法を間違えてしまいますと、むしろ数を増やしてしまう危険性がある害虫なので、ノミの駆除は業者に任せるのが安全です。

このコラムでは、ノミの駆除を業者に任せるほうがよい理由や、作業内容についてご紹介します。駆除を依頼したあとの、自力でおこなえる予防方法についても記載していますので、参考にしていただければ幸いです。

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体にかゆみや湿疹があったらノミの仕業を疑おう

かゆみがあり、小さな赤い斑点がいくつもある場合は、ノミによる傷かもしれません。刺される場所としては、足の膝から下のあたりが多いです。

小さなノミの傷といっても、放っておいてはいけません。ノミに刺された跡は、手でかいてしまうと、細菌が周囲に広がってしまうことがありますし、症状が悪化して化膿する場合があるのです。

また、ノミの唾液が付着すると、皮膚が炎症するアレルギーを引き起こすことがあります。さらには、ノミに寄生されたペットに傷つけられることで、猫引っかき病という命にかかわる危険性のある病気の発症例もあるのです。こういった危険がありますので、部屋の中にノミがいる疑いがある場合は、ノミの駆除を業者に頼むことを検討するのがよいでしょう。

ノミ駆除を業者に依頼したほうがいい3つの理由

ノミの駆除を業者に任せるほうがよい理由としては、主に3つあります。それぞれの理由を知っておくと、ノミへの対処で問題を起こしにくくなるでしょう。

ノミを潰すと卵が飛び散ることがある

ノミは、蚊やハエのように自力で潰して処理するのはおすすめできません。理由としては、潰したときに、卵が周囲に飛び散る危険があるからです。卵が飛び散ると処理するのが困難になるだけでなく、そこら中から新しいノミがうまれることもありますので、気をつけましょう。

薬剤での駆除には注意が必要になる

ノミを駆除するための薬剤は、目や口に入ると悪影響を及ぼす危険性のあるものが多いです。安全のことを考えますと、使用の際はマスクをつけて、使用後は換気をおこなうといった注意が必要となります。

原因の対策をする必要がある

最後に、業者に依頼するほうがよい理由として、ノミが発生する原因を対策する必要があることです。原因がわからないままノミを駆除したとしても、発生したそもそもの原因への対策などが不十分だと再発生するおそれもあるからです。

また、ノミといっても、ペットに寄生するネコノミやイヌノミ、ネズミに取りつくネズミノミなどが存在しており、それぞれで対策が異なるのです。そのため、経験や知識の豊富な業者に判断して、対策してもらうのがよいでしょう。

ノミ駆除を業者に依頼するときに気になる3つのポイントを解説

駆除方法や費用については、業者ごとに異なります。依頼するときは駆除方法や料金の目安、作業時間について考慮しておくと、業者選びを失敗しにくくなるでしょう。

おもな駆除方法

業者がおこなう駆除方法としては、薬剤散布と熱乾燥車が主流です。薬剤散布では、業者が適切な薬剤を使って、部屋の中をすみずみまで駆除することができます。ただし、薬剤散布による方法では、布団やマットなどにかかると、薬剤が残って体調を悪くする危険性があります。

一方で、熱乾燥車は熱風でノミを駆除する機能を備えている車で、薬剤を使わずに駆除がおこなえるのです。そのため、日常生活で体に触れる機会の多い箇所の駆除には、熱乾燥車が有効で、薬剤によるアレルギーや体調不良などを引き起こす心配がないのです。ただし、部屋全体を熱乾燥するのは難しいので、ふたつの方法を併用するのがよいでしょう。

料金の目安

ノミの駆除を業者に頼んだ場合の費用相場は、25,000円～70,000円ほどかかります。部屋の中にいるノミを駆除するだけでなく、ペットや野生動物などが発生源だった場合は、費用が高くなることがあることに気をつけてください。そのため、まずは見積りから依頼することをおすすめします。

作業時間の目安

作業にかかる時間はだいたい1～6時間ほどで、基本的には1日で終わることが多いです。駆除の内容によって作業時間は変わりますが、ノミの駆除だけでなく、予防も任せた場合は時間が長くなりやすいでしょう。

ノミを駆除してもらったあとは予防をしよう

ノミの対策の基本としては、掃除をすることや乾燥した状態を保つことです。これを怠りますと、ノミの駆除を業者に頼んだあとも再発生するおそれがありますので、きちんと予防することが大事です。

じゅうたんのノミ予防

じゅうたんには、ほこりとともにノミが潜んでいることがあります。そのため、こまめに掃除機をかけることで、じゅうたんについたノミを減らしておきましょう。また、より予防に力を入れたい方は、市販のダニ予防用スプレーを使用するのもおすすめです。

布団のノミ予防

ノミは湿気が多いと繁殖しやすくなります。そのため、布団は定期的に干して乾燥させておくことが大事です。しかし、また、じゅうたんと同様に掃除機をかけることや、市販のスプレーを使うことでも予防効果があります。

まとめ

刺されると体にさまざまな症状を引き起こすノミは、潰すと卵が飛び散ることや、適切な薬剤を選ばないといけないことから、自力での駆除は厄介です。また、発生源を突き止めて対策するのも、経験や知識がないと難しいです。

そこで、ノミ駆除を業者に頼むことで、薬剤や熱乾燥車などを用いて適切に駆除をおこなってくれます。また、発生源についても突き止めてくれることがありますので、ノミに対する不安がなくなるかもしれません。

予防方法には、掃除をすることや、乾燥させることなどが有効ですが、一度、部屋全体のダニを駆除しないと、根本的な解決にはならないことがあります。そのため、まずは業者に頼んでみることをおすすめします。