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雨樋が外れたら放置は禁物。DIYでやるか業者に依頼して補修しよう

投稿日:2019-06-26 更新日:2019-06-27

雨樋が外れたら放置は禁物。DIYでやるか業者に依頼して補修しよう

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

雨樋が外れたことで、どうすればいいのかわからない方もいるはずです。業者に依頼するべきなのか自分でおこなうべきなのか、費用面を含めて不安になることが多いでしょう。

このコラムでは、雨樋の必要性をはじめ、DIYでおこなう方法や業者に依頼する際の費用を解説しています。業者に依頼するかDIYで直すのかで悩んだときの、判断基準にもなるかもしれません。

雨樋がないと雨漏りしてしまうかも

普段の生活であまり気にすることのない雨樋ですが、じつは家を守るために大きな役割をもっています。そのため、雨樋が外れたにも関わらず放置しておくことは、少々危険といえるかもしれません。

雨樋がないと雨漏りしてしまうかも

雨樋の役割

雨樋は、屋根から流れてくる雨水が外壁を濡らさないよう地上へと流す役割があります。しかし、雨樋が外れたことで、外壁に雨水があたり続けると、劣化の一途を辿って雨漏りが発生してしまいます。

もともと、住宅の外壁には水分があたっても劣化しないように塗装が施されています。しかし、外壁の防水塗装が減っていくことで、雨水への耐久性は低くなってしまうのです。そうなると、雨水が外壁へと浸透し、雨漏りを引き起こしてしまいます。

雨樋の補修が自分でできる範囲か判断する

雨樋が外れたのを発見したとき、自分で補修したいと考える方がいるかもしれませんが、雨樋は高い位置に設置してあるため、作業には危険がともないます。そのため、雨樋の補修作業を自分でおこなう場合は、基本的に低層階である1階までにしておきましょう。

2階以上の雨樋修理となると、基本的には足場を組む必要がでてきます。もし2階まで届くはしごなどを準備することができても、慣れていないとどんな事故が発生するかわかりません。

また、仮に補修作業をおこなっても、不完全であれば再度修理をすることとなり、結局業者に頼らざるを得なくなります。自分でできる範囲には限界があるので、少しでも不安になったときは、迷わず業者に依頼することをおすすめします。

雨樋が外れた原因によっては修理費用がゼロになる可能性も

業者に依頼するのをためらう理由として、費用が大きく関係しているのではないでしょうか。そういった場合は、火災保険の利用も視野に入れて考えてみてください。火災保険は、台風、雪、雹などの自然災害によって被害を受けた場合に適用される可能性があります。ここで可能性といったのは、3つの自然災害のなかでも、適用条件が細かくわかれているためです。

雨樋の補修作業を検討している方は、一度業者に確認して火災保険が適用されるか確認してみましょう。保険がおりれば、費用を抑えられる、もしくはゼロで補修ができるということもあるかもしれません。

雨樋の補修を業者に依頼する前に知っておいたほうがいいこと

雨樋が外れたため修理を業者に依頼したいと考えたとき、失敗しないために知っておくべきポイントがあります。そのポイントをあらかじめ確認しておくことで、自分にあった業者を選びだすことができるでしょう。

補修内容ごとの費用相場

業者に依頼するとき、補修内容によって費用が変動してきます。それぞれの相場をみてみましょう。

雨樋のゆがみなどの補修……約10,000円~30,000円
金具の外れ……約5,000円~30,000円
全交換……約150,000円~300,000円

樋のゆがみや部分補修については、1か所につき上記の値段が目安となります。そのため、補修箇所が多ければ、その分費用は高くなるでしょう。

足場代は高いがそれだけ重要である

業者に依頼したとき、高所作業をおこなうため足場を組むことがあります。そのため、補修費用に足場代が加算されることがありますが、足場というのは安全確保のためにとても大切なものです。

このことから、もし足場無しで作業をおこなうといった業者がいたときは、注意が必要です。なかには足場を組まずとも、はしごだけで修理が可能なこともありますが、ほとんどの場合で足場は必要になります。

足場代は高価になることもありますが、業者の安全確保のためにも、足場をしっかり組んでもらうことをおすすめします。

雨樋の補修を業者に依頼する前に知っておいたほうがいいこと

業者に補修を依頼する前にまず見積りを見よう

業者に依頼するときは、事前にどのくらいの費用が必要になるのか見積りをとるようにしましょう。このとき、1社だけではなく、複数の業者から見積りをとる「相見積り」がおすすめです。

相見積りをすることで、施工内容や費用を比較することができます。施工内容に関しては、細かく記載してくれている業者がよいでしょう。大雑把に記載されていると、どんな施工をおこない、それにどのくらい費用がかかるのかが不明確になるためです。そうなると、工事の適性価格もわからなくなってしまいます。

業者選定の際はしっかりと相見積りをとり、信頼できる業者を選んでいきましょう。自分が想定している予算などと照らしあわすこともできるので、安心して依頼することにもつながります。

雨樋の補修をDIYでやるには

雨樋が外れたとき、業者に依頼せずDIYでおこなう方法もあります。しかし、DIYでおこなうときには、安全面を考えて正しい施工方法で作業しなければなりません。

まずは安全を確保する

雨樋の補修は高所作業になるため、ご自身の安全をしっかり確保しておこないましょう。まず、ヘルメットや命綱となるロープを準備してください。さらに、はしごや脚立などは、作業場所まで確実に届くものにしましょう。中途半端な長さのものでは、作業中に無理な体勢になることも考えられ、落下の原因にもなりかねません。

必要な材料や道具を集める

雨樋修理をDIYでおこなう場合、以下のような道具が必要となります。ひとつの例として、参考にしてみてはいかがでしょうか。

雨樋の補修をDIYでやるには

電動ドリル
金具の取り外しをおこなう際、手動と比較すると力も必要なく楽に作業がすすみます。

雨樋用接着剤
樋の材質にあわせた専用の接着剤があるので、適したものを選ぶようにしましょう。

コーキング剤
既存のねじを外したときにできた穴を、埋めるためのものです。ねじでできた穴をそのままにしておくと、雨水などが侵入する原因となってしまいます。

パイプカット用ノコギリ
雨樋が長すぎるときなどは、このノコギリでカットして長さ調節をしていきます。

上記以外で用意するものは、雨樋の各種パーツになります。雨樋は、さまざまなパーツが組み合わさって出来あがります。そのため、パーツの名称を覚えておくことで、スムーズに準備することができるでしょう。

雨樋の部材のひとつに、「軒樋(のきどい)」と呼ばれるパーツがあります。軒樋は、屋根部分に横向きに設置されている樋です。そして、軒樋から地面に水を流すため、縦方向に設置されているのが、「竪樋(たてどい)」といわれています。さらに、軒樋の継ぎ目を固定する「継ぎ手」、竪樋を壁と固定するための「つかみ金具」など、雨樋を構成するパーツは多岐にわたります。

各パーツの詳細に関しては「材質や形状で雨樋の種類はさまざま!家に合った雨樋を選びましょう」で紹介しているので、よろしければ参考にしてみてください。

今ある雨樋や金具を外す

雨樋は留め具が樋を巻き込むようにして取り付けられているので、まずはその留め具から雨樋を取り外します。そのあとに、電動ドリルやバールを使用して金具を取り外しましょう。

竪樋の取り外しも軒樋同様に、つかみ金具を工具を使って外していきます。連結している竪樋を個々に分解して外していくことで、取り外し完了です。

新しい金具や雨樋をつける雨今ある樋や金具を外す

新しい雨樋や金具を取り付けるときは、以前ついていた場所に穴があいているため、コーキング剤を注入して穴を塞いでおくようにしましょう。前述の通り、コーキング剤を注入しておかないと穴から雨水が侵入し、木材が腐ってしまうかもしれません。

また、もう一点注意しておきたいのが、雨樋の傾斜についてです。雨樋は、水平に取り付けると雨水が流れません。そのため、まずは両端に金具を取り付け、その金具に糸を張りましょう。このとき、糸が少し斜めになるように調整してください。この糸を基準に金具を取り付けていくことで、雨樋に傾斜をつけることができます。

軒樋の設置ができたら、次は竪樋です。つかみ金具をすべて取り付けたら、竪樋を金具で固定していきます。固定ができたら、軒樋と竪樋をつなぐための「呼び樋」という部材をつなぎ、完成です。

雨樋のトラブルは外れたりゆがんだりすることだけではない

雨樋が外れたり破損したりすることで、補修や交換といった作業をする必要性がでてきます。しかし、それ以外にも雨樋にはおこりうるトラブルがあります。外れ・破損以外にも注意するべき点を把握して、雨樋がしっかり役割を果たせるようにしましょう。

葉っぱやゴミが詰まる

雨樋は、ゴミや葉っぱが溜まることで、水が流れなくなってしまいます。そのため、雨樋を定期的に確認して、ゴミや葉っぱを掃除するようにしましょう。雨樋は、ほうきなどを使うことで簡単に掃除することができます。

しかし、いくら簡単といってもはしごなどは使う必要があるので、安全確保はしっかりとおこなって掃除するようにしましょう。

雨樋に流れてくる雨の量が多すぎる

雨樋に流れてくる雨水が多すぎて、あふれてくることがあります。その原因は、樋の幅が適切でないことがほとんどです。樋にはさまざまなサイズがあり、広いものであれば多くの雨水を受け止め流すことができます。しかし、幅が狭いと雨水を受け止められる量は減ってしまい、流れる前にあふれてしまうのです。

雨樋のトラブルは外れたりゆがんだりすることだけではない

もしこのようなトラブルが発生しているときは、雨樋の交換が必要になってきます。そのときは、業者に依頼して適切なサイズの雨樋を設置してもらいましょう。

雨樋の傾き方が適当でない

雨樋に落ちる雨水の流れが悪いことがありますが、原因は雨樋の傾斜です。前述の通り、最初に雨水を受け止める軒樋は、竪樋に向かって傾斜ができています。軒樋が水平であれば、水は上手く流れません。

雨樋は、風や積雪による影響で金具が変形し、ゆがむことがあります。そのため、もし雨樋の角度がおかしくなっていたら、修正する必要があるでしょう。しかし、金具の取り換えなども必要になってくるため、交換同様の大掛かりな作業になるかもしれません。そのときは、業者に依頼することで確実に補修してくれることでしょう。

まとめ

雨樋は、家を守るために大切な役割をもっているものです。雨樋が外れたり壊れたりすると、雨漏りの原因にもなりかねません。そのため、気付いたら早めに修理・交換をおこなう必要があります。

修理を業者に依頼する場合は、作業の内容によって費用が変動することが考えられます。そのため、どのくらいの費用が必要なのか、複数の業者から相見積りをおこない、最適な業者を選ぶようにしましょう。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2019-06-27 18:00:19
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