大切なパートナーであるペットの死。いつもそばにいたのに、もういないと思うと辛いものがあります。しかしペットを亡くしてしまっても、いつでもそばにいるのが可能な時代に私たちは生まれてきました。
その方法は、大切なペットの遺骨をダイヤモンドに姿を変えて、いつでもそばにいてもらうという方法です。まるで錬金術のようだとびっくりされるかもしれませんが、そんな技術が現実になっており、かなりのニーズに応えています。
ではどんなふうにペットの遺骨をダイヤに変えるのでしょうか?
ペットの遺骨で作るダイヤモンドとは
ペットの遺骨で作るダイヤモンドとはどんなものなのでしょうか?
天然のダイヤモンドは炭素でできており、自然界の中で最も硬いといわれている鉱石の一種です。その硬い性質と光輝く美しい姿から、アクセサリーにとても人気のある石といえます。
このダイヤモンドを人工的に大切なペットの遺灰を使用し作り出します。生き物の骨や毛には炭素が含まれており、その炭素を利用してダイヤモンドを精製します。この人工ダイヤモンドのことを、大切な思い出と愛をこめて『メモリアルダイヤモンド』と呼んでいます。
このメモリアルダイヤモンドを作れば、いつでも、どんなときでも大切なペットと一緒にいることができるのです。携帯したり、ペットのお墓を建てたりするのではなく、ペットの遺骨のダイヤを作りお墓とする方も多いようです。
もちろん、他の供養の仕方もあります。過去記事「大切なペットをしっかり供養したい!ペット用メモリアルグッズを紹介」も参考にしてみてください。
必要なご遺骨の量
では、ダイヤモンドを作るためにどれくらい量のペットの遺骨が必要となるのでしょうか?
量は業者によって多少異なりますが、遺骨の場合150~200gまたは毛・爪等が6~10g必要です。目安として、ペットの元気な時の体重が7~10㎏であったとき、火葬後に残る遺骨は200gほどとなります。
では、「小さなペットでは不可能なのではないか」と不安に思われるかもしれませんが、そんなことはありません。断る業者も出てきますが、絶対にできないことはないのです。
小さなペットの場合ですと、遺骨にプラスして、新たに炭素をプラスして加工してくれます。または、少しだけ飼い主の毛髪を足して加工するという新たな提案をしてくれる業者も存在します。
ペットの遺骨をダイヤモンドに変える際、すべて渡してしまうのは嫌という場合でも相談することができるので相談してみましょう。
『カット』『カラー』『サイズ』について
ペットの遺骨をダイヤモンドに変える際、気になるのが石のカット・カラー・サイズについてでしょう。これらは決めることができるのでしょうか。
カット
カットは基本的にはしてあるのですが、少しでも削りたくない、原石状態のままでよいという方もいます。その場合は原石の状態で届けてくれますが、きれいにカットされた石よりも曇って見えたりするかもしれません。
カラー
普通のダイヤモンドと違うのは、カラーを選べるという点です。通常のダイヤモンドにも色の違いありますが、色が入ると値段が跳ね上がってしまいます。しかしメモリアルダイヤモンドはちがいます。
業者によって選べる色は違いますが、何色か用意されていることが多いので好みの色やペットのイメージに合った色を選ぶのがよいでしょう。
サイズ
サイズは0.2カラット~1カラットまで用意している業者が多いようです。通常のダイヤモンドと同じように、大きくなればそれだけ値段が上がるため、予算に合わせたサイズを選ぶことが無難といえます。
ペットの遺骨からダイヤを作る工程
では、どのようにペットの遺骨からダイヤモンドを作っていくのでしょうか?そしてどれくらいの月日がかかるのか見ていきましょう。
①申し込み
まずは業者に申し込むことから始まります。遺骨の確認や正式に申込んだ業者に手渡して加工されます。
②製造過程
多くの業者はスイスに工場を持っていることが多いので、スイスに送られて加工されます。期間として、3か月~6か月ほど時間がかかるものと覚えておきましょう。
スイスに着くと、まず遺骨は分析・検査されます。その後炭素を抽出され、炭素を黒鉛へと固めます。そこから結晶化されると原石ができ上がるのです。その原石にカットや磨き上げを行い、ダイヤモンドであるという証明書が発行されます。
③ジュエリー加工
ジュエリーに加工を依頼している場合はもう少し時間がかかります。完成したダイヤモンドにしっかりとはまるようにジュエリー部分を作り上げていきます。ジュエリー加工を依頼した場合、さらに1ヶ月ほど時間のかかる業者が多いようです。
④手元に届く
ジュエリー加工を終えると手元に届きます。ダイヤモンドへの加工では、長く見積もって半年ほどになります。ジュエリー加工を依頼した際はもう少し気長にペットの旅行の帰りを待ちましょう。
ジュエリーへの加工
先述のジュエリーへの加工ですが、やってもらった方がいつでも身に着けることができますし、なくしてしまう確率も石だけの状態よりもかなり下がります。
大切なペットの遺骨のダイヤにピッタリな台座を探していると、元気だったときのペットに寝床を探しているときの様に楽しんで探すことができるかもしれません。
まとめ
ペットの別れはつらいものですが、ペットの遺灰をダイヤに加工することでずっと一緒にいることができるというお話でした。
生きて一緒にいられた時間と、新たに過ごすときを過ごす中で、思い出と共に新しい1歩を踏み出すことができるのではないでしょうか?大切なペットだったからこそ、このような選択も供養の手段の一つになると思います。
大事なペットが亡くなってしまったとき、選択の一つに上がったとき、ペット葬儀業者にも相談してみてはいかがでしょうか?
ペット葬儀を依頼できる業者や料金
\ 完全無料 /
厳選した全国のペット火葬・葬儀業者を探せます!
×
関連記事カテゴリ一覧
ペット火葬・葬儀の記事アクセスランキング
ペット火葬・葬儀の最新記事
カテゴリ別記事⼀覧
- お庭の手入れ
- 害虫駆除
- 害獣駆除
- 電気工事
- 鍵開け・交換・修理
- 窓ガラス修理・ドアノブ修理
- 家の修理
- バッテリー上がり
- ハウスクリーニング
- ペット火葬・葬儀
- 家電修理
- パソコン修理・ネット回線
- 家具・雑貨の修理
- 外壁・屋根工事
- リフォーム
- 防犯カメラ設置
- 盗聴器・その他調査診断
- 便利屋・代行サービス
- 引越し・配送サービス
- オフィス・店舗向けサービス
- その他