自分で、家の掃除などでダニの駆除をしてみたけれども、あまり効果が感じられないような場合もあるのではないでしょうか。このときは業者に依頼することで、適切な処置をしていきたいと思われるかもしれません。
世間では、ダニ駆除をおこなってくれる業者は大変多く存在しています。しかし、どのような観点で業者選びをおこなっていけば、自分のニーズを満たすダニ駆除業者を選ぶことが可能となるのでしょうか。このコラムではダニ駆除業者選びのポイントを紹介していきます。
目次
駆除を依頼する前に。駆除方法と相場費用
家でダニの被害が感じられるようになったら、具体的に駆除を考えるのではないでしょうか。しかし、駆除を依頼する前には、どのようなポイントで最適な駆除業者を選んでいけばよいのでしょうか。ここからは、具体的な駆除の方法や、相場費用に関してみていきましょう。
方法1:薬剤による駆除
市販されている製品のなかでも、ダニ駆除をおこなうことができる製品は大変多く販売されています。これらを上手く活用することで、家の細かな場所まで、ダニの駆除をすることが可能となります。
このなかでも、もっとも一般的な商品は燻煙タイプの製品ではないでしょうか。部屋の細かな隙間などにも毒性のある煙が届くわけですから、大変便利な製品です。しかし、使用時に、人間がその空間に立ち入ることは危険という制約もあります。また、ご近所への配慮も考えると、使用時に窓を開けたままにしないなどの対策も必要です。
薬剤をスプレーして駆除することもできます。ダニが多そうな場所を中心にスプレーしましょう。ダニが多いのは、フケやアカなどエサとなるものが多い、ふとんやソファといった場所になります。
方法2:熱による駆除
ダニの駆除を効果的におこなうには、熱を使っての駆除の方法も考えられます。布団などのダニ退治を考えるときは、天日干しなどを活用することを考えるかもしれません。しかし、天日干しだけでは、ダニを退治するには十分ではないのです。
ダニは、一般的には50度をこえる温度のなかに30分ほどいると死滅するといわれています。そうなると、天日干しの温度ではダニを十分に死滅させることは難しくなってしまいます。そこで、人工的に高温を発生させてダニを死滅させることを考えていかなければなりません。
このとき、有効に活用できるのが、布団乾燥機の機能の一部である「ダニ処理機能」です。ダニ処理機能とは50度以上の高温の空気で、20分以上布団を乾燥し続けることでダニを死滅させる機能です。布団乾燥機を購入するときは、ダニ処理機能がついたものを選ぶとよいでしょう。
費用の相場
では、ダニ駆除をする費用相場は一体どの程度の費用が相場となるのでしょうか。ダニ駆除費用は業者や該当する空間の広さによってもことなりますが、基本料金として50㎡までの空間であれば、約5万円が目安となるようです。
ダニの駆除業者を選ぶポイント
ダニ駆除業者を選ぶときは、どのようなポイントに注意をして業者を選んでいけばよいのでしょうか。料金は当然中心に考えるポイントではありますが、それ以外にも考えていかなければならない点も数多くあります。ここからは、業者選定のポイントをきちんと確認していきましょう。
見積り料金が明確か
見積りを依頼するときは、業者に部屋の広さなどの詳細を伝えていきながら、費用の内訳を確認し、価格交渉をするのではないでしょうか。しかし、そこで提示される金額が本当に正当な金額かどうかの判断は難しいかもしれません。
複数の業者に見積りを依頼して、価格を比較検討されることもあるのではないでしょうか。相見積りをすることで、料金の内訳が明確になり、内容が適正かどうかの判断をすることができます。その過程で、価格の内訳をきちんと説明してくれる業者を選ぶことで、より安心して依頼することもできますし、価格交渉をすることも可能となります。
施工内容を説明してもらえるか
ダニの駆除を依頼する場合、薬剤を使っての駆除をするような場合もあります。駆除に使用する薬剤が、駆除後にも残留して人体に影響を与える可能性もあります。見積りを依頼するさいには、施工の具体的な方法などについても確認されてみてはいかがでしょうか。
安全にダニ駆除をおこなってもらえる信頼できる業者を選んでいくことが大切な考え方となります。
実績はあるか
業者選定のさいには、業者の過去の作業実績を確認することも大切です。家といっても大きさや洋室、和室の別などで、環境は大きく変わってきます。類似の作業環境での実績がある業者を選んだほうが、より確実で安心な作業を依頼することが可能となります。
ダニの駆除をしてもらったあとの対策・予防方法
ダニの駆除を業者に依頼し、一回おこなっても、果たしてそれで本当に大丈夫なのでしょうか。ダニは、一回駆除をしても再発する可能性も十分に考えられます。ダニの駆除は再発防止までを考えていかなければなりません。ここからは日頃のダニの予防法なども含めて確認していきましょう。
掃除・洗濯
ダニは、人間の皮膚や毛髪、動物の体毛をエサとしています。普段から、部屋の衛生環境に配慮することが、ダニの発生原因をおさえるには大切なこととなります。家の掃除をするときも、部屋の隅々まできちんと掃除をし、また布団のシーツやカバーなども日頃からきちんと洗濯することでダニの予防が可能となります。
ただし、これらは、あくまでダニの繁殖をおさえる効果しか期待できず、抜本的な駆除とまではいきません。しかし、普段からの清掃や洗濯を怠ることで、再度、ダニの発生や大量の繁殖を招き、業者に依頼しなければならなくなる事態にもなりかねないのです。
高温乾燥
布団のダニの繁殖をおさえるには、きちんと部屋を掃除することや、日頃のメンテナンスをすることも大切です。布団を高温で乾燥させることで、ダニの発生をおさえることができます。外部に布団を持ち出すことが可能で、近所にコインランドリーがあれば、そこで布団を乾燥させることで、ダニの駆除をすることも可能です。
忌避剤
市販されている製品を使うことで、ダニを寄せ付けないこともできます。スプレータイプの製品を使って散布したり、シートタイプの製品を使ったりすれば、日頃からダニの発生をおさえ、また過剰な繁殖をおさえることができます。
ダニの生態や生息場所
ここまでは、ダニ駆除の業者選定のポイントやまた、普段からの予防方法に関して解説してきました。ここからは、そもそもダニの生態や生息場所などをより深く理解することで、ダニの予防や駆除などにいかしてみてはいかがでしょうか。
ダニの活動が活発になる条件
ダニが発生し、またその活動が活発になる条件とは一体どのようなものでしょうか。まずは、ダニが発生しやすい温度です。ダニがもっとも好む温度は20~30度前後になります。この気温は、一部の地域を除いて、日本の6月から9月前後までの平均気温と連動しておりダニが発生するには最適な気温です。
またダニの発生に関しては、湿度も大きく関係しています。湿度が60%をこえると、ダニが発生しやすい環境となります。この点から考えると、日本の梅雨シーズンから夏場が一番ダニが発生しやすい条件となります。
ダニがエサとするもの
家のなかでも、ダニが発生しやすい場所は、ダニが普段からエサとするものと大きく関係しています。ダニは普段から、人間の皮膚や毛髪、ペットの体毛などを食べます。そのため、部屋のいたるところに発生する危険性はあります。それに加えて、ソファやベッドなどの場所で、大量に発生する危険性が高まります。
ダニも他の生物と同様に、多くの種類が存在しています。中には人間やペットの血液を好んで食するダニもいます。マダニは、このようなダニの代表的な存在です。このマダニは大変強い生命力も併せ持ちます。マダニは人間や動物の血を吸うわけですから、感染症を引き起こす可能性もあります。
まとめ
ダニは普段の生活のなかで、鼻炎やぜんそくなど人間にさまざまな影響を与える生き物です。自分で布団やソファーを天日干しするなどの対策では、完全な駆除をすることは難しいかもしれません。
業者に依頼することで、より確実で安全なダニ駆除をすることも可能となるかもしれません。しかし、数多く存在する業者のなかからどの業者を選定すればより、確実なダニ駆除ができるかを見極めることも大切です。料金や実績などの点から、最適な業者を選んでいくことが大切です。
ダニの発生原因や、好む場所をきちんと理解することで、より確実なダニ対策をすることが可能となります。また一度、ダニの駆除をしたあとでも、きちんとした対策をしておかないと。再発する危険性もあります。
市販されている製品を上手く使っていくことで、ダニの予防をすることはできますが、完全な駆除をするには、業者に作業を依頼したほうがより確実な作業が期待できます。まずは費用や工法を業者に確認しながら、安心なダニ駆除業者を探してみてはいかがでしょうか。
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