コンセントにもプラスマイナスが存在することをご存じでしょうか?
家庭用電源は交流ですので、プラスとマイナスの区別はありませんが、コンセントには極性があります。
ここではコンセントの極性の見分け方や感電しないために知っておきたいコンセントのプラスマイナスについて紹介していきます。
目次
コンセントにプラスとマイナスがある?極性とは
極性とは、コンセントでいうプラスマイナスにあたります。
プラスから電気が流れてマイナスに還ってくる流れを極性といいます。
コンセントには方向がある
普段から使用している方も多い、壁にあるコンセントの穴ですが、これには2つの穴が空いています。
機器のプラグを差し込む際、ほとんどの方が「どちらをどう挿すか」などと考えてはいないと思います。しかし、このコンセント穴には差し込む方向があります。
2つの穴を見比べると、それぞれわずかにですが長さが違うことがわかります。
通常は左側の方が長くなっており、その長い穴のことを電気が還る側であるコールド(マイナス)といい、もう片方を電気が来る側であるホット(プラス)といいます。
コールドは大地(ここではアースと明記します)につながっています。そのため場合によってはコールドではなくアースと呼ばれることもあります。
例え方向を逆に挿したとしても問題なく使用できます。しかし画像や音声に影響を与える場合もありますので、正しい方向を理解しておくのが大切です。
重要?コンセントのプラスマイナス(極性)を見分けるのは何のため?
なぜコンセントのプラスマイナスを正しく合わせる必要があるのでしょうか?
その理由としては、以下のようなものがあります。
感電の恐れ
コンセントのプラスマイナスを逆にしていた場合、触れた瞬間に身体に電流が流れ感電してしまう恐れがあるからです。
音声に影響を与える
特に高品位のオーディオ機器の場合などは音の影響は顕著に表れます。
そのため極性を正しい方向に合わせることにより機器本来の音をだすことができます。
コンセントのプラスマイナス?極性の見分け方
極性を見分ける主な方法は2つあります。ここではその2つの方法についての紹介を行っていきます。
アネックス(ANEX) 検電 ドライバー LEDタイプ No.2036-L
検電ドライバーは見た目的にはマイナスドライバーのような形をしています。
検電ドライバーをホット側に差し込むことで、ドライバーの内部に仕込まれたネオン管が点灯します。
コールド側に差し込むと、ネオン管は点灯しませんので、どちらがプラスでマイナスなのかを見分けることができます。
BTMETER オールインワンデジタルマルチメーター、BT-39Cデジタルマルチメーター電圧電流計、AC/DC電圧、AC/DC電流、抵抗、静電容量、頻度、連続性、温度計、バックライト
赤と黒の2つのテスター棒を使用します。テスター棒の片側を手で握り、もう片方をホット側に差し込みテスターで電圧を計測します。
ホットの場合だと少しだけ電圧がでてくるのに対して、コールドの方は電圧がでません。
そのため、コンセントのプラスマイナスはテスターを使えば、電圧がでるかでないかで見分けることができます。
感電しないために知っておきたい。コンセントのプラスマイナス
濡れた手などでコンセントを抜くと電気が身体の中を駆け巡り感電する恐れがあります。
一瞬だけの感電なら命にかかわるほどのものではありませんが、家庭用コンセントの場合だと状況にもよりますが、最悪の場合は感電死してしまうケースもありますので注意してください。
・感電しないためには?
感電しないための予防として、まずは濡れた手でコンセントを抜かないことが大切です。
また、小さな子供の場合だと、悪戯でピンセットなどの金属棒をコンセントに挿して感電してしまうという事故もありますので、要注意です。
そのため、感電しないためにはコンセントに触れないことが大切になってきます。
アース線と極性の関係とは
アース線は電気を地面に流すために使用されている線のことを指します。
コンセントの極性が逆だと稀に感電してしまうこともあります。
そんな感電を防止する方法としてアース線を使用することが多く、電化製品やコンセントからの漏電を防ぐためにも利用されています。
コンセントの中の白い線と黒い線の違い
一般的なコンセントの中には「白い線」と「黒い線」がそれぞれ入っています。
基本的に黒い線がプラスで白い線がマイナスとされています。
この黒と白の線の違いとしては、白い線は触っても感電しませんが、黒い線は感電する恐れがあるということです。
・白い線はなぜ感電しない
感電しない理由としては、白線は常に0Vだからです。
これはコンセントをつないで機器を使用した場合でも変わりません。そのため白線に触れて感電しないのです。
・黒い線はなぜ感電する
感電する理由としては、黒い線は大地と100Vの電位差があります。
そのため、黒い線を触った場合、電気が人体を通って大地に流れて感電することがあります。
しかし、白い線を触って感電してしまったというケースも存在します。
工事が正しく施工されている住宅であれば、基本的には感電しないといわれていますが、感電を確実に防ぐことができないこともありますので、注意してください。
まとめ
コンセントにはプラスマイナスやその挿しこむ方向が存在します。たいていの場合はコンセントを逆に挿しこんでも問題なく機器を使用できます。
しかしプラスマイナスを逆にした状態で触れると感電する恐れもありますので、注意する必要があります。
そんなときは、検電ドライバーやテスターを使用して確認するか、プロの業者に依頼するのがおすすめです。
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