コンセントが壊れた？7つの症状を知って早期解決に役立てる！

私たちの生活に家電製品は欠かせません。その家電製品を生かしてくれるのがコンセントです。
しかしある日、コンセントが壊れてしまう可能性も十分にあります。コンセントが壊れたら、家電が使えなくなり不便ですが、それ以上に危険な事態が引き起こされる可能性もあります。コンセントが壊れたら、どのような状態になるのでしょうか。
今回は、便利な生活の手助けをしてくれる役割を持つコンセントについて触れてみようと思います。

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コンセントが壊れたときの症状

もしコンセントが壊れたら、どういった症状が出るのでしょうか。

接触不良が起きる

「コンセントにプラグを差し込んでも、機器が稼働しない」、「プラグを差し込んでいたけれど、いつの間にか機器が止まった状態になっていた」など、機器が稼働していない場合はコンセントが接触不良を起こしている可能性があります。

この場合は、部品の破損や老朽化などの色々な原因が考えられます。コンセントにつなぎ直してみても動かなかったけれど、ほかのコンセントに差し込んだら動いた場合は、コンセントが壊れていると考えてよいでしょう。

コンセントが壊れている

コンセントが破損したり割れているケースもあります。コンセントのカバー部分は、簡単に壊れてしまうことがあります。そのため普段から、コンセントにプラグを差し込んだ状態で強く引っ張らないようにするなど、対策を取ることが重要であると言えます。

へこみがある

ねじを締めれば直ることもありますが、そのためには電気工事士の資格が必要なので注意しましょう。

コンセントが汚れている

コンセントの差し込み口にホコリが溜まっている状態で使い続けてしまうと、トラッキング火災が起こる危険性があります。火災が起きたら取り返しがつかないので、使っていないプラグは抜き、コンセントにホコリが溜まらないようにまめに掃除をしたり、対策を取ることが大切です。

コンセントがゆるい

コンセントの抜き差しをしていると、ゆるくなってしまうことがあります。そうなると、セットした家電が切れていたなど支障が出ることがあります。プラグ側の端子を広げたり狭めて対応することもできますが、プラグ破損の原因にもなります。

解決策として、別のコンセントに接続するか、コンセント差し込み口を抜けにくいタイプにするなどの方法があります。また、コンセントがゆるくならないために普段からコードに足をひっかけたりしないようにする工夫も大切です。

コンセントが焦げている/煙が出ている

焦げたり煙が出ていると、コンセントがショートして発熱した状態であることが考えられます。この場合はとても危険なので、早急な対応が重要となります。

ショートしてしまった

ブレーカーが落ちた場合、その部屋にあるコンセントがショートした可能性があります。ただし、コンセントではなくつなげていた器具に原因がある可能性も考えられます。

このように、コンセントが壊れてしまう原因は色々あります。コンセントが壊れないためにも、普段から差し込み口にホコリなどが溜まらないようにして、大切に扱うようにすることが大切です。
では、もしコンセントが壊れたら、私たちはどうすればよいのでしょうか？
　　　　　　　　　　　　

コンセントが壊れたら、自分で直すことはできるのか

コンセントが壊れたら、自分で直してみようと考える方もいるかもしれません。好奇心もあって取り外してみたい気持ちが先走る方もいるでしょう。しかし、コンセントの内部には電極があるため、修理をする場合は電気工事士の資格が必要となります。

電気工事士とは、電気設備の安全を守るための資格です。電気工事士の資格がなければ電気工事を行うことができないため、コンセントを直すことができません。家族や友人に電気工事士の有資格者がいれば頼むことも可能ですが、コンセント修理は専門知識が必要です。細かく、そして危険な作業となるので、プロの業者に依頼をすることが望ましいと言えます。
　　　　　　

コンセントが壊れたとき、プロに依頼すべき症状や状態とは

コンセントが壊れたとき、以下のような状態は非常に危険なので、コンセントを触らないようにして、すぐにプロに依頼をするようにしましょう。

【ひどい破損】
コンセントがひどく割れたり破損していたら、状態が不安定になり、内部で電線が接触してショートの原因となります。そのため、ひどい破損をしていたらすぐに業者に連絡をしましょう。

【焦げた、煙が出た】
ショートして発熱しているため、とても危険です。発火の危険性があるので、すみやかに業者に連絡をして対応してもらうことが必要です。

【ショートした】
ショートした場合、無理に電気を流し続けると発火の危険性があります。非常に危険なので、一刻も早く業者に来てもらいましょう。
　　　　　　

コンセントの交換や修理にかかる費用、時間はどれぐらい？

コンセントの交換や修理にかかる費用や時間は、どれぐらいになるのでしょうか。一般的には以下のようになっています。

・コンセントの交換工事：3,500円～（30分前後）
・コンセントの増設工事：5,000円～（60分前後）

意外と時間もコストもかからないで済みそうですが、もちろん業者によって費用などは異なってきます。後悔しないためにも、相見積りを書面で提出してもらう、不要なオプションがないか確認をする、電話応対の様子を注意するなどして、最も信頼できる業者を見つけましょう。

まとめ

もしコンセントが壊れたら、発火や感電など危険な事態が引き起こされる可能性もあるため、すぐに対応することが大切です。普段見落としがちなコンセントですが、使えなくなってしまうと大変ですし、何より危険自体が発生したあとでは遅いです。

そのためにも、コンセントも普段からホコリが溜まらないように掃除をして、プラグとともに大切に扱うことが大切です。大切に扱えば、コンセントは安全に長持ちすることでしょう。

コンセント工事・取替・増設を業者に依頼する際は

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「コンセント工事・取替・増設」をご覧ください。