引越しする際に気になる光コンセントの外し方の手順や注意点を解説

2021.4.30

引越しする際に気になる光コンセントの外し方の手順や注意点を解説

みなさんのご自宅に、光コンセントは付いていますか?光コンセントは、光回線のインターネットを利用するためになくてはならないものです。光回線であることによって通信速度はまったく違ってくるので、ご利用されている方も多いと思います。

しかし、引越しをするときはこの光回線について注意しておかなければなりません。家の配線状態によっては、余計な手間がかかるだけでなく、費用もたくさんかかってしまいます。しかし、そもそもどうやって光コンセントを撤去するのかいまいち分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこでこのコラムでは、光コンセントの外し方と工事について説明をしていきます。光回線の契約を考えている方も、すでに契約をされている方も、今後のためにぜひ参考にしてみてくださいね。

光コンセントを外すには工事が必要

家に引いた光回線の入口となるのが光コンセントです。そのため撤去するにはただ壁に穴を空けた部分を埋めるだけでなく、部屋に引き込んである光ケーブルを外す必要が出てきます。

コンセント部分を外すだけ、コードを外すだけなら自分でできると考える方もいるかもしれません。しかし光ケーブルというのはデリケートな部品であり、撤去の際にミスがあると再度光回線を契約した際、工事がスムーズに進まなくなるおそれがあるのです。

また光コンセントは光回線を解約したからといって、必ずしも外す必要はないことも押さえておきましょう。家を購入して自分で持っている場合、退居時の原状復帰対象から外れる場合などです。

原状復帰とは、借りたときと同じ状態に戻すことを意味する言葉です。原状復帰の約束をしているのであれば、光回線を利用するために光コンセントを取り付けていると引っ越すときにはコンセントを撤去する必要が出てきます。しかし原状復帰の約束をしていないのであれば、そのままの状態で引越しをしてもよいでしょう。

また、あらかじめ光コンセントが取り付けてあった場合も撤去は不要です。次に住まわれる方がそのまま使います。

つまり、ご自身で光回線の導入をおこない、加えて大家さんに光コンセントを含めた原状復帰の約束をした場合であれば、工事は必要です。

次の章からは光コンセントの外し方の手順を追いつつ見ていきましょう。

光コンセントを外すには工事が必要

光コンセントの外し方の手順を紹介

光コンセントを外そうと思っても手順がわからないという方が多いかもしれません。そこで、光コンセントの外し方の手順をご紹介していきます。

①契約会社に解約申請をおこなう
光コンセントの撤去をおこなうために、まずは解約申請をおこなわなくてはなりません。そのために、契約会社のホームページや電話などで解約の申請をおこないましょう。

②撤去工事の日程を決める
具体的に、いつ撤去するのかを決定します。電話で申請をしたのであればそのまま日程を決めることもあるので、日付の目安をたてておくとよいかもしれません。引越しの日が近づけば引越しの準備によって忙しさも増すことが想定されるので、早めに撤去するとよいかもしれませんね。

③工事をおこなう
取り外しの作業は業者がおこなってくれるので、とくに何かをする必要はありません。所要時間はおよそ30分~1時間程度で終わります。コンセントのタイプが「一体型」か「分離型」かによって時間は前後してくるでしょう。

一体型とは、光コンセントもともとのコンセントの設置部分が同じであるため、「光コンセントを外す作業」に加えて「従来のコンセントをかわりに付ける作業」が必要になるタイプです。分離型とはもともとのコンセントと光コンセントが離れて設置されているので、作業は光コンセントを外すだけでよいタイプです。どちらのタイプかを見定めると作業時間の検討がつくでしょう。

光コンセントの撤去にあたっての注意点

光コンセントの外し方は、撤去しかありません。しかし、撤去をする際も気を付けなければならない点があります。注意点を踏まえていなければ、余計なお金がかかってしまうことがあります。しっかりと注意点を意識したうえで、光コンセント解約の作業をおこなうとよいでしょう。

・撤去が不要な場合がある
本コラムの1章でも説明した通り、現状復帰を約束していない場合や、元から光コンセントが付いていた場合は工事をする必要はないでしょう。丁寧に工事をおこなってしまうと余計にお金がかかってしまう可能性もあるので、確認をしっかりと取ることをおすすめします。

・違約金が発生する可能性がある
光回線では、解約を契約期間に満たずにおこなうと違約金を払わなくてはなりません。違約金は10,000円~15,000円ほどと少々高めなので、契約期間に満たないときに解約をおこなうと「今お金ないのにどうしよう!」といった事態になりうる可能性があります。

しかし、会社を乗り換える場合であれば、撤去費用と違約金をこれから使う光回線の会社が負担してくれるところもあります。引越し先でも光回線をご利用するのであれば、乗り換えを検討してみてもよいかもしれません。

・業者から借りているものを返却しなければならない
光回線の契約をした際に、回線を利用するための機器を借ります。そのため、解約するときは借りた機器を返さなくてはいけません。返す方法は、「返却キットを利用する」「業者に回収してもらう」の2種類あります。契約会社に応じた返却方法で機器を返す必要があります。もし返さなければ、お金を支払う必要があるので注意しましょう。

・解約当日に回線が停止する訳ではない
解約をおこなった日に、光回線を使うことができないと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?解約をおこなったあとにサービスを停止する作業をおこなわなければならないので、すぐに停止することはないでしょう。また業者によっては、解約をしても月末までは光回線を使うことができます。もちろん光回線を撤去してしまえば使えないので、最後まで利用するとよいかもしれませんね。

光コンセントの撤去にあたっての注意点

光コンセントを撤去する場合の費用

引越しの影響で光コンセントの撤去をする場合に気になるのは撤去の費用ではないでしょうか?費用はなるべく安く抑えたいものですよね。撤去の費用の相場は、10,000~25,000円ほどです。しかしあくまで相場であって、契約会社によって費用は変わってきます。会社の中には、撤去費用が不要というところもあります。

光コンセントの外し方は撤去しかありません。しかし撤去の費用は契約会社によって異なります。引越しをするときは、撤去費用も踏まえたうえで出費を検討するとよいでしょう。

また、よく転勤などで引越しをされるご家庭で再度光回線の契約を検討されている方は、契約会社を決めるときに撤去費のことも踏まえて検討するとよいかもしれません。

まとめ

今回は、光コンセントの外し方について説明しました。引越しは、学校の転校の手続きや電気・水道・ガスの手続き、移転届などやることが非常に多くあります。光回線の撤去のやり方を覚えておくとスムーズな引越しができるのではないでしょうか?

光コンセントの外し方は業者に依頼することをおすすめします。素早く対応してくれるでしょう。

コンセント工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「コンセント工事」をご覧ください。


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