一人暮らしでも掃除はさぼっちゃダメ!最低限ここだけは掃除をしよう

2021.4.30

一人暮らしでも掃除はさぼっちゃダメ!最低限ここだけは掃除をしよう

2015年に行われた国勢調査によると「一人暮らし世帯」の割合は、全世帯の3分の1を超えました。一人暮らしは自由で気楽な面もありますが、身の回りのことは全て自分自身で行わなければならないという一面もあります。なかでも掃除や片づけが苦手で「つい散らかしてしまう」とか「どうやって掃除したらいいのか分からない!」と悩んでいる方は、多いのではないでしょうか?

そこで今回は、一人暮らしの掃除に役立つ掃除のポイントや、ハウスクリーニングを依頼できる業者についてもご紹介していきます。「以前から興味はあったけど、やり方が分からなかった」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

一人暮らしでも掃除はちゃんとしてますか?

一人暮らしは同居人が居ない気軽さから、つい掃除を怠ってしまいがちです。掃除がきちんとできていないと、室内にゴミやホコリが溜まって不衛生なだけでなく、カビやダニを大量発生させるおそれがあります。カビやダニは私たちに健康被害を及ぼすおそれがあるので、それらを防いで健康的な生活を送るためには、一人暮らしでも掃除を欠かさないようにしなければなりません。

また一人暮らしの場合は、アパートやマンションなどを賃貸で借りているケースが多いと思います。一般的な賃貸物件の場合、借主には善管注意義務が課せられていますので、掃除を怠ると高額なクリーニング費用を請求される可能性もあり、注意が必要です。

最低限これだけは掃除をしておこう

一人暮らしの掃除で最低限押さえておきたい掃除頻度や掃除方法を、エリア別に見ていきましょう。

玄関・シューズボックス

掃除頻度:1週間に1回
掃除方法:ホウキで掃く・シューズボックス内を換気する

玄関は使用頻度が高く汚れやすい場所です。靴の裏には砂やゴミなどの汚れが付いているので、ホウキで掃くのが基本の掃除方法です。また、雨や雪の日には濡れた傘や履物をそのままにせず、雑巾やタオルなどで水分を拭きとりましょう。

カビやニオイを防ぐために、梅雨時期など湿気の多いシーズンはシューズボックスの扉を開けて、扇風機・サーキュレーター・布団乾燥機などで換気と乾燥を行うと効果的です。

トイレ・洗面所

掃除頻度:1週間に1回(汚れたら都度)
掃除方法:トイレシートで拭く・トイレブラシでこする・スポンジでこする

トイレは特に汚れやすく臭いがこもりやすいため、特に掃除しておきたい場所です。トイレの汚れは、時間が経つと取り除くのが難しくなるため「汚れたな」と思ったら、その都度掃除するのが理想です。洗面所も同様に、こまめにスポンジでこすり洗いをするとよいでしょう。

トイレシートなら、いつでも手軽に掃除することができます。しつこい汚れはブラシでこすり落とさなければなりませんが、定期的にタンクや便器に洗浄剤を投入すれば、カビの発生を防ぐことができオススメです。
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お風呂

掃除頻度:使用後すぐ
掃除方法:スポンジでこすり洗い・お湯でカビを死滅させる・換気でカビを発生させない

お風呂も使用頻度が高く、髪の毛や石鹸カスなどの汚れが溜まりやすい場所です。そのため、お風呂の掃除は入浴とセットで行うことをオススメします。

入浴後はスポンジで浴室の壁・床・浴槽をこすり洗いしたら、浴室全体に「45度以上のお湯」をかけて流します。浴室の汚れで最も気になるのがカビですが、カビの胞子は45度以上のお湯をかけることで不活性化(死滅)するので、高温のお湯は非常に効果的です。

排水溝に溜まった髪の毛は、ぬめり・カビ・ニオイの原因になります。日頃からこまめに取り除きましょう。さらに、カビの発生を抑制する効果がある銅製の桶を置くこともオススメです。

そしてお風呂場から出たら、しっかりと換気を行いましょう。換気をすることで湿気を取り除き、カビの発生を抑制することができます。

キッチン

掃除頻度:2週間に1回(自炊の頻度による)
掃除方法:雑巾で汚れを拭き取る・排水溝をブラシでこする・換気扇カバーの取り付けと交換

キッチンの場合は、自炊する頻度に応じて掃除を行いましょう。キッチンで多く見られる油汚れや水アカは、放置すると汚れが落ちにくくなる可能性があります。日頃から自炊をする場合は、最低でも2週間に1回は掃除を行うとよいでしょう。

油汚れの場合は、熱湯をかけて油を浮かせたり、雑巾に食器用洗剤を含ませて拭き取る掃除方法が効果的です。油汚れが気になる場所には、あらかじめ油汚れ防止のシートを貼ったり、換気扇に不織布などのカバーを取り付けておけば掃除が楽になります。

排水には生ごみを溜めないようにし、こまめにブラシでこすり洗いします。また、ぬめり防止に効果的な銅製の三角コーナーなどを置くこともオススメです。仕上げに熱湯をかければ、カビの胞子を不活性化(死滅)させることができます。
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リビング

掃除頻度:1週間に1度
掃除方法:コロコロでからめ取る・掃除機で吸う・雑巾で拭く・ハンディモップをかける

リビングで気を付けたい汚れはホコリです。掃除をさぼってホコリがたまると、そこへダニが集まる可能性があります。その汚いホコリを吸い込めば、健康被害を招くおそれがあります。また、電源プラグの間にホコリがたまると、トラッキング現象が起きて火事になる可能性もあるため注意が必要です。

リビングにコロコロを置いておけば、テレビを見ながらでもフロアマットやソファーを掃除することができます。しかしコロコロだけではホコリを取りきれないので、1週間に1回は掃除機をかけましょう。

電化製品の上は特にホコリがつもりやすいので、雑巾で乾拭きをしましょう。照明の傘や、家具の裏など掃除しにくい場所には、こまめにハンディモップをかけるとよいでしょう。

窓・網戸

掃除頻度:1か月に1度
掃除方法:ホウキ・掃除機・雑巾・ブラシ

一人暮らしの掃除で忘れがちなのが窓です。窓ガラスだけでなく、網戸やサッシ部分にも汚れは付きます。窓が汚れていると外の光を取り込みにくくなりますし、見た目も良くありません。

サッシの溝や網戸の表面についたホコリは、ホウキで掃いて、掃除機で吸い取ります。濡れ雑巾を2枚用意し、雑巾で網戸を挟み込むようにして拭けば、汚れが落とせます。また窓枠のコーキングやゴム部分には、結露によるカビが発生しやすい場所です。ブラシなどでこすり落とし、雑巾で拭き取りましょう。

クローゼット・押し入れ

掃除頻度:1週間に1度
掃除方法:掃除機・サーキュレーター・扇風機・乾燥機

クローゼットの中はホコリと湿気が溜まりやすいため、カビやダニの発生しやすい場所です。1週間に1度を目安に、掃除機でホコリを吸いとりましょう。

さらに換気と乾燥も大切です。クローゼット内のカビやニオイを防ぐためには、梅雨時期など湿気の多いシーズンに扉を開けて、扇風機・サーキュレーター・布団乾燥機を活用して空気を入れ替えましょう。
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一人暮らしの掃除に便利なグッズ

続いて、一人暮らしの掃除に役立つ便利グッズには、どのようなものがあるか見ていきましょう。

・クイックルワイパー フロア用掃除道具 本体+2種類シートセットASIN:B005AILJ3O

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シートがホコリや髪の毛をしっかりとキャッチしてくれ、床の掃除が簡単になります。

 
・エトレのガラス掃除プロ用ツール(シャンプーカバーセット) ASIN:B006FCTYVI

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食器用洗剤とぬるま湯に浸して使うだけで簡単に窓掃除を行えます。

 

 
・純銅製 洗い桶 29cm ASIN B00DCI6JBQ

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殺菌作用のある銅製の洗い桶です。24時間風呂で問題になった、レジオネラ菌や病原性大腸菌O-157まで死滅させる効果が期待できます。

 
・ジョンソン シャット流せるトイレブラシ 本体 ×20セット ASIN:B01LXG09FP

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トイレ掃除をした後は、便器に流して捨てることができるので衛生的です。

一人暮らしの掃除で一度業者を利用してみよう

いろいろな掃除方法や便利グッズがあることがわかっても「忙しくて時間がない!」「年に1回くらいは、プロの業者に掃除を依頼したい」という方もいらっしゃると思います。そんな時は、ハウスクリーニングを依頼できる業者を利用するのもオススメです。

業者に頼むことで、自分では手が届かないような場所まできれいにすることができますし、時間の節約にもなります。そしてなにより、一度ピカピカにしてしまえば「汚さないように気を付けよう」とか「きれいな状態をキープしよう!」という気持ちにもなり、掃除に対する意識が変わるかもしれません。
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まとめ

いかがでしたか?ここまで一人暮らしの掃除方法や便利グッズについてご紹介してきましたが「意外と簡単にトライできそうだな」と感じられた方は多いのではないでしょうか?

いくつかのポイントを押さえておけば難しくはないと思います。掃除をご自分で行えば、室内が衛生的になるだけでなく、カビやダニの被害から身を守ることもでき、よりいっそう快適な環境を手に入れることができるはずです。これを機にポイントを抑えた掃除方法を実践してみてはいかがでしょうか?

一方で掃除が苦手な場合は、時間や手間を考えると「やはりこうしたことはプロの業者に頼みたい」と思われる方も多いでしょう。

家は大切な財産だからこそ、そのように思うのは当然です。そんな時は無理せず、信頼できる業者に見積りをとることからはじめてみてはいかがでしょうか?そしてハウスクリーニングのプロにおまかせすることができれば安心ですね。

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