ムカデを寄せつけないためにできることは?嫌いなものってなに?

2021.4.30

ムカデを寄せつけないためにできることは?嫌いなものってなに?

ムカデは私たち人間にとって、とても厄介な害虫のひとつとなっています。

ムカデには、見た目の不気味さだけではなく攻撃性もあります。かまれると痛いことに加え、毒をもっているので、赤ちゃんやペットを飼っている人からはとくに不安な存在だと恐れられているはずです。

この怖いムカデを寄せつけないためには、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。また、ムカデはどのようなルートで侵入してきてしまうのか、そして私たちはどう対策を取ればよいのかについてまとめました。

現在害虫に悩まされている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ムカデを寄せ付けないためにはできることから始めよう

ムカデは、じめじめした場所を好んで寄ってくるといった習性を持っています。ムカデが寄ってくるということは、そこがムカデにとって住みやすい環境となっているせいだと考えられます。

ムカデが産卵期を迎える5月~6月頃と、生まれたムカデが成虫になる9月~10月頃はとくにムカデが出やすい時期なので、家の中にじめっとした空間を作らないよう心がけましょう。

浴室をはじめとする水回りの湿気はこまめにふき取り、部屋の空気を入れかえる機会を増やすことも大切です。

ほかにも、鉢植えの裏やダンボールの下なども湿気がたまりやすい場所とされています。そのままではムカデに快適な場所を提供していることになるので、不要な段ボールは処分し、まめに掃除を行うようにしましょう。

室内に観葉植物の鉢植えがある場合は、掃除のたびにすこしずつ動かすなどをして、ムカデが入りこまないように注意してください。

ムカデを寄せ付けないためにはできることから始めよう

ムカデが寄ってくる原因は?

ムカデはもともと家の中にいるものではなく、外から侵入してくる害虫です。わずか数ミリでも隙間を作ってしまうと、ムカデは入ってきます。

では、なぜムカデはわざわざ家の中に侵入してくるのでしょうか?

それは、その家が前述したような居心地のよい空間であったり。ムカデの好物があるからだと考えられます。

なので、ムカデを寄せ付けないためには、ムカデの好物をできるだけ家の中からなくすことも必要になるということです。

ムカデはソーセージやサラミのような肉類の匂いを好む傾向があります。そういったものを食べた後は出しっぱなしにせず、保管する際はきちんと密封するなど気を付けるようにしましょう。

ほかにもムカデの好物とされているものがあります。それは、私たちの大嫌いなゴキブリです。

つまりゴキブリ対策をすれば、ムカデが寄ってくる可能性を低くすることもできるかもしれないということです。

ゴキブリはムカデと同じく、暗くて湿った環境を好む傾向があります。ムカデを寄せ付けないための近道として、部屋を常にきれいに保ち、ゴキブリが繁殖しにくい環境を作るように心がけてください。

ムカデが寄ってくる原因は?

ムカデの侵入経路を知ろう

ムカデの侵入経路ですが、恐ろしいことにムカデはわずかな隙間さえあればどこからでも入ってきます。

ムカデは木登り・壁登りもできてしまうので、ドアや窓の隙間をはじめ、屋根裏からムカデが出てきたということもあるくらいです。

これにとどまらず、ムカデは排水口の隙間やエアコンの壁穴など、私たちがムカデを寄せつけない対策をしにくいところからでも入ってきます。

このように、まるで忍者のごとくどこからでも室内に侵入できてしまうのです。

では、こんな忍者のようなムカデは、いったいどんなところで繁殖していくのでしょうか。

ムカデは基本的には屋外で繁殖し、土の中で産卵します。しかし、家庭内でも繁殖してしまうこともあるのです。

家庭内で繁殖してしまう場合は、キッチン・和室・お風呂場・トイレを繁殖場所として選ぶことが多いです。これら場所の共通点は「湿気が多い」ことです。中でもキッチンの場合は、ゴキブリが発生しやすいということもかかわってきます。

そして見落とされがちなのが、和室です。和室の畳の下は湿気がこもりやすいため、気が付かないうちに畳の下でムカデが繁殖していたということも大いにあり得るのです。

ムカデの侵入経路を知ろう

ムカデが嫌いな環境は?

ムカデは湿気が大好きということがわかりました。つまり、ムカデは湿気と正反対にあたる「乾燥」を嫌います。

ムカデを寄せつけないためには、水回りの湿気のたまりやすい場所を、とくに気を付けて乾燥させることが大切です。

浴室の使用後は換気扇を回して乾燥を早め、シンクに残った水分はこまめに乾拭きするなどの対策を取りましょう。

ほかにも、エアコンの除湿機能や扇風機などで、部屋に湿気をためないようにすることも対策として有効です。

床下でのムカデの繁殖を防ぐには、床下や家のまわりに忌避剤(きひざい)をまいて、ムカデを寄せ付けない環境をつくるようにしましょう。

自宅をムカデが嫌いな環境にする手順

では、ムカデを寄せつけない・ムカデが嫌いな環境とは、どのように作ればよいのでしょうか。

さきほど書いたように、ムカデは乾燥を嫌います。湿気がある環境を減らすだけでなく、ムカデの嫌いなにおいも有効活用しましょう。

ムカデが嫌いなにおいは、ハッカ油・木酸液・竹酸液・ヒノキ精油などです。

侵入を防ぐことを目的として、ムカデが隠れそうな鉢植えの下や、エアコンの裏などの手の届きにくい場所に散布してみましょう。専用の忌避剤ほどの持続性はないので、定期的にまくようにしましょう。

自宅をムカデが嫌いな環境にする手順

自宅でムカデを発見!対策方法は?

ムカデを寄せ付けないように対策を取っていたにもかかわらず、ムカデが自宅に入ってきてしまった!そんなときは、どのように手を打てばよいのでしょうか。

排水口を要チェック

排水口からムカデがのぼってきてしまうこともあるので、排水口の栓をきちんと閉めるなどするようにしましょう。

布団干しに要注意

ムカデは干された布団に紛れ込んでくることがあります。そのため、ムカデの天敵である乾燥しているときに取り込んでしまいましょう。そして、雨上がりに干すことはムカデをこちらから呼び寄せているも同然なので避けるようにしましょう。

ハッカ油が効果的

先に述べたとおり、ムカデはハッカ油の匂いを嫌います。そのため、ムカデの主な侵入経路である玄関や窓サッシの隙間などにハッカ油をスプレーしておくことは効果的です。

そのうえ、このハッカ油は薬局などで安価に入手することができるため、おすすめの手段といえます。

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まとめ

ムカデが侵入するルートとムカデが嫌いなものについてまとめました。

ムカデは湿気を好むので、梅雨から夏にかけての湿気が多くなる季節は、ムカデを寄せ付けない対策をよりいっそう徹底しなくてはなりません。

しかし、ムカデの体は平たく、少しの隙間を見つけると簡単に侵入してきてしまいます。そのため、一度駆除をしても、同じ時期になるとまたムカデが家に現れることも考えられるのです。

繰り返しムカデの被害に悩んでいる人や、家に子供やペットがいるため駆除と予防を徹底したいという人は、一度業者に相談してみてはいかがでしょうか。

ムカデ駆除を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「ムカデ駆除」をご覧ください。

この記事の監修者 ナカザワ氏について

この記事の監修者
ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
監修ジャンル:害獣 害虫
神奈川県・東京都を中心とした総合害虫駆除サービスを運営。防除作業監督者(防第14721号)の国家資格を有し、アリ、ゴキブリ、ダニ、ハエ、トコジラミ、ハチやコウモリなど幅広い害虫や害獣にも対応。

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