宮崎県の雨漏り修理事情

宮崎県は、九州南東部にあり、県木である「フェニックス」に代表される南国の豊かな気候から、1960年代には新婚旅行のメッカになっていました。人口は約1,150,000人で、持ち家総数は約309,000戸です。その内の36,000戸が腐朽・破損のある住宅で、増改築・改修工事等をしていない住宅が26,400戸あります。宮崎県は台風の影響を受けることが多く、毎年台風により多くの被害が出ています。腐朽・破損のある住宅では、雨漏りが発生する事が多く、台風の時期には多くの雨漏り修理依頼が業者に届きます。台風の強い風と雨だけでも雨漏りするのですが、強すぎる風によって飛ばされてくる物が屋根や壁に当たり、そこから雨漏りしてくる事も考えられます。それを防ぐ事は難しいですが、台風が過ぎ去り、室内から雨漏りを確認出来なかったとしても、一度チェックをしたほうが良いでしょう。雨漏りは見えていない所で起こっているのが一番怖いのです。天井から雨水が垂れてきたり、壁紙にシワやヨレが出来ていたら、雨漏りしているとすぐに分かるので、対処の仕様もありますが、見えない部分が雨漏りによって濡れてしまうと、雨が降るたび濡れることになるのです。屋根や外壁と違い、家の内側に使われている建材は耐水性が無いので、鉄部分はサビてしまい、木材部分は腐ってしまいます。そうなると、家の寿命を縮めることになり、木材が腐るとそれらを好むシロアリが集まってきてしまいます。シロアリが家に住み着いてしまうと、湿ったり腐ったりしている部分だけでなく、他の木材部分も食べられてしまうので、発見が遅れるほどリフォームする範囲も広くなってしまいます。また、カビも見えない所で増殖してしまう事にもなり、カビが増えすぎると空気が汚染されてしまいます。そのような事にならない為にも、宮崎県にお住まいの方は台風に限らず災害の後などには雨漏りのチェックをするクセを付けたほうが良いでしょう。