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床の沈みを解消するには!自分でできる方法ってあるの?対処法と対策

投稿日:2019-08-23 更新日:2019-09-02

床の沈みを解消するには!自分でできる方法ってあるの?対処法と対策

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

家を歩いているとき、床が沈むように感じたことはありませんか?

これは、床の構造部分が原因かもしれません。放置しておくと床が抜けることも考えられるため、すぐに対処する必要があります。

とはいっても、床の修理となると費用がかかります。なるべく安い価格で床の沈みを解消する方法はあるのでしょうか。今回はそんな床の沈みに関する悩みを解決するための鍵となる、原因や対処法、そして修理にかかる費用について紹介します。

床の補修を考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

原因を調べる前に床の構造について知ろう

床が沈んでしまうと建物のバランスが悪くなります。建物はバランスが悪くなると倒壊してしまうこともあるため、床が沈んでしまうと耐震性が低くなるのです。そのため、床が沈んでしまっていたら、なるべくはやく原因を突き止めて対処する必要があります。

床が沈んでしまう原因は、基礎部分にあるといわれているのです。建物の基礎部分は、束石、床束、代引、根太、床材とそれぞれ部位がわかれています。まずは、部位ごとに床が沈んでしまう原因をみていきましょう。

床の沈みを解消するには!自分でできる方法ってあるの?対処法と対策

床が沈む原因

束石・床束の劣化

銅やコンクリートで作られた建物の土台となる部分のことを束石(つかいし)といいます。束石がコンクリートでできている場合は、劣化して床の沈みが起こることがあるため、注意が必要です。

しかし、なぜ丈夫に見えるコンクリートが劣化してしまうのでしょうか。その理由は、コンクリートが酸に弱いという特徴にあるのです。通常、コンクリートはアルカリの状態であることで形を保っています。しかし、酸性の強い土壌にコンクリートを置いておくと、アルカリが無くなっていき劣化してしまうのです。

束石の上にあるのが床束(ゆかづか)と呼ばれる部分です。銅または樹脂製のものでできていることがほとんどです。以前まで床束には木材が使用されていましたが、木材の場合湿気がたまってしまうとその部分だけ腐ってしまい床が沈むことがあります。

大引・根太の劣化

床束の上にあるのが大引(おおびき)と根太(ねだ)です。大引や根太は、木でできていることから水に弱い性質があります。そのため大引や根太に水がついた場合、腐ってしまうことがあるのです。床が腐敗すると沈んでしまう原因になることがあります。

床材の劣化

フローリングは、何層もの板を接着剤でくっつけています。この床材に使用されている接着剤は、年数を重ねることで粘着力が弱くなってくることがあるのです。特に日光が強い場合などは、粘着力が弱くなりやすいといわれています。そのため、粘着力が弱くなった部分が浮いてしまい踏むたびに浮き沈みする感覚がうまれるのです。

床の沈みを解消するには!自分でできる方法ってあるの?対処法と対策

シロアリ

床下をシロアリが食べていると床が沈む場合があります。シロアリは、木材を食べて生活をするため、放置しておくと床材の空洞化が進むのです。空洞化が進むと重さにたえる力が無くなるため、床が沈むことがあります。

床が沈む原因を知るための方法

実際に床が沈んでいて補修したいのであれば、まずはその原因を突き止める必要があります。では、自分で床が沈む原因を知るためにはどうしたらいいのでしょうか。ここからは床が沈む原因を調べる方法について紹介していきます。

どれだけの範囲が沈むか見る

床を踏んだときにどれだけ沈んでしまっているかを確認してしましょう。踏んだ場所から半径30cmほどの範囲内で沈みが起きている場合、床材の劣化がみられる証です。

もしも、踏んだ場所から半径50cm以上の範囲で沈みがみられるのであれば、床材以外の劣化が原因であることが考えられます。床下の基礎部分が腐食しているかもしれないので、早急に耐震診断することをおすすめします。

沈みの原因によっては耐震性に影響も。耐震診断を受けてみよう

床の沈みの原因は、シロアリや束石の劣化であることが考えられます。シロアリは、木材を食べて生活をするため、床材が空洞化することがあるのです。最悪の場合は、建物の土台部分(基礎部分)から空洞化していることがあります。

束石が劣化していなくても腐った部分が沈んでしまうことがあります。シロアリや束石が原因で床が沈んでいる場合は、建物の基礎部分が弱くなっているため耐震性にも影響がでることがあるのです。耐震性が低くなると建物は、ゆれを受けたときにバランスが取れなくなり倒壊してしまうことがあります。

耐震診断の費用負担はゼロになることも!

建物が倒壊するなどの最悪の事態を免れるためには、床が沈む原因を正しく知る必要があります。床が沈む原因は、耐震診断を受けると知ることができるのです。

耐震診断とは耐震性の度合いをはかるものをいい、簡易耐震診断、一般耐震診断、精密耐震診断の3種類にわかれています。種類によって、診断内容の詳細や費用が異なります。

耐震診断をするといっても、診断にかかる費用が高いと家計の負担になることがあるかもしれません。しかし、自治体の条件を満たしている場合、費用を全額負担してくれるところがあるのです。負担金額や費用がもらえる条件は地域によって異なるため、気になる方は自治体のホームページなどをチェックしてみてもいいかもしれません。

床の沈みを解消するには!自分でできる方法ってあるの?対処法と対策

沈みの原因が分かったら:床の沈みを直す方法

原因が分かったら床の沈みを直しましょう。自分で床の沈みを解消させるときは、必要な機材をそろえ、正しい手順で直すことがポイントになります。

床下部分が劣化している場合の補修方法

建物の床下部分が劣化しているのは、湿気が原因であることがほとんどです。湿気が原因の場合は、湿気の元となっているものを探します。床下の換気が上手くいっていないことが原因で湿気が溜まっている場合は、乾燥材などを使って湿度をおさえることで劣化の進行をおさえることができるのです。

湿気の原因が水漏れである場合は、排水管などの水周りに原因があるかもしれません。水周りの修理は、技術が必要であり素人では修理が困難であるため業者に依頼をするようにしましょう。

床材が劣化している場合の補修方法

床が沈む原因が、床材の劣化である場合は張り替えをするか、重ね張りをして部分的に補修をすることができます。張り替えをして補修する際は、劣化したフローリングを剥がしましょう。次に、新しい板を張っていきます。

劣化している床に重ねて新しい板を張る場合は、平になるよう取り替える前のフローリングの厚さをしっかり確認して、新しく張る板の厚さを削るなど工夫が必要です。平らにしないと段差ができてしまい、普段の生活にストレスを感じてしまうかもしれません。張り替え後の見栄えをよくしたいのであれば、張り替えをするのが無難といえるでしょう。

床の沈みを解消するには!自分でできる方法ってあるの?対処法と対策

シロアリの食害を受けている場合の補修方法

床下などにシロアリがいる場合は、駆除をする必要があります。柱などにシロアリがいる痕跡がある場合は、ほかの部分にも被害が広がっていることがあるのです。毒餌をまいて、シロアリに食べさせ死滅させましょう。

スプレーなどを使う方法もありますが、巣から完全に死滅させるためには餌剤をすることをおすすめします。餌をどこに置けばいいかなど分からない場合は、業者に依頼してもいいかもしれません。

床の沈みを悪化させない方法

床の状態によっては、自分で対処できないこともあります。しかし、完全な処置ができなくても、一時的に処置をすることはできます。

具体的な方法としては、湿気をおさえることです。床下の湿気をおさえることで、沈みを一時的に和らげ、湿った木材を好むシロアリも寄せ付けにくくさせる効果が期待できます。

床の湿気をおさえるためには、乾燥材を用いて床下に敷いておきましょう。炭などを床下に敷くだけでも湿気をおさえることはできます。修理ができない場合は、応急処置として対策をとってみてもいいかもしれません。

床下の湿気がどうしてもひどい場合は、床下用のファンを使って空気を循環させて湿度を下げる方法もあります。

しかし、上記の対策はあくまでも一時的なものであり床の沈みを改善することはできません。完全に解決するためには、まずは耐震診断を依頼して床の沈む原因と状況を調べることをおすすめします。

原因や状況によっては、工事が必要な場合があるのです。工事をおこなわないと原因によっては、床が抜けてしまうことも考えられます。なるべくはやめに業者に依頼をして、床の沈みに関する悩みを解決させておきましょう。

床の沈みを解消するには!自分でできる方法ってあるの?対処法と対策

まとめ

床が沈んでしまうのには原因があります。原因によっては修理方法が異なるため、まずは原因を突き止める必要があるのです。しかし、素人では床下が沈んでしまう正しい原因が分からない場合があります。

正しい原因を突き止め床の沈みを解消させるためには、業者に依頼をして耐震診断をおこなうことが最善です。

どうしても緊急な処置が必要だと思ったときは、応急処置として床下の湿気をとるなどの対策をしてもよいでしょう。

耐震診断の結果によっては、工事が必要な場合があります。工事が必要な場合は、状態が悪化する前になるべくはやめに修理をするようにしましょう。

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この記事を書いた人
編集者:ふみ
昔から住宅展示会が大好き、理想の内装を追い求めるのが趣味。読者の目線に立ったコラムを作っている。

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2019-09-02 13:54:58
https://www.seikatsu110.jp/reform/rf_seismic/159034/
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