芝生を床土で元気にする！床土を作る方法や芝生の張り方を解説します

青々とさわやかな芝生に憧れている人も多いかと思いますが、そんなきれいな芝生を育てるためにはさまざまなポイントがあります。その中の一つが床土（とこつち）です。

床土という言葉を初めて聞いた方もいるかもしれません。しかし、芝生と床土は切っても切れない関係にあります。
そこで、今回は床土の作り方や床土を使って芝生を張る際の手順、その芝張りのときに注意する点などについてご紹介します。

無料で電話相談する!

0120-447-110

24時間365日・日本全国受付対応！お気軽にご相談ください

通話無料

0120-447-110

メールで相談する

床土と目土の違いとは？

芝生にとって大切な土には床土以外にも目土（めつち）があります。この二つにはどのような違いがあるのでしょうか。

・床土
床土は芝生の下に必要な土、いわば土台です。芝生の下に床土を敷くことで、水はけがよい土壌に芝生を張ることができます。水はけが悪い場所に芝生を張ると根腐れや病害といった悪影響が出るので床土は非常に重要です。

・目土
目土は芝生の上にまく土のことをいいます。目土をまくことで芝生を保護したり、成長を促進させたりすることができるのです。

床土に含まれているものとその作り方

床土は市販されている場合もあります。ホームセンターなどで売られている床土にはどういったものが含まれているのでしょうか。

床土には水はけのよさが求められるのでバーミキュライトやパーライト、そして川砂のように排水性を高める物質が含まれていることが多いようです。

逆にいえば、そういった物質を混ぜれば自分でも床土を作ることができるというわけです。しかし粘土質の土は水はけが悪いため、床土づくりには適しません。

庭の土を床土にするときは30cmほど土を掘り返し、その土をふるいにかけて石や雑草を取り除きます。そして水はけをよくするためにバーミキュライトなどを混ぜて戻せば芝生用の床土を作ることができます。

庭が粘土質だった場合は土が固くなっていることがあります。その状態で掘り返そうとすると重労働となり体に負担がかかります。

床土を使って芝生を張る手順

ここでは市販されている床土を使って芝生を張る際の手順を紹介します。具体的には以下の手順になります。

1.床土をまく
まずは床土をまきます。この際、注意しなければならないのは均一にまくということです。床土がデコボコだとその上に張る芝生もデコボコになってしまい、水たまりが発生する原因になってしまいます。

2.床土をならす
床土をまいた後は、均一にならす必要があります。ならす際には水がよく流れるように勾配をつけると、より水はけがよくなります。

ならした後は床土を引きしめるために水をまきます。この水まきには、実際に水をかけることできちんと水が流れるかどうか確認することもできます。

3.芝生を張る
いよいよ芝生を床土の上に張ります。一番簡単なのは床土の上に市販されている芝を並べていくという方法です。このとき、床土と芝が密着するように上から圧力をかけることがおすすめです。こうすることで芝が乾燥しなくなるため、順調に成長してくれます。

4.目土をまく
芝を張ったら、その上に目土をまきます。目土も床土と同じように均一にまくことが大切です。ホウキやトンボを使うと簡単に均一にすることができます。

芝と芝の間は隙間になりやすいので、特に注意して目土をまきましょう。目土をまいた後は芝の成長を早めるためにもたっぷりと水やりをします。

芝張りの注意点

芝張りは自分で行うこともできますが、いくつか注意点があります。きれいな芝生を作るためにも留意しましょう。

・散水を忘れない
床土をならした後や目土をまいた後は散水をする必要があります。
作業を中断して水やりをしなければならないので面倒に思うかもしれませんが、メリットも大きいので忘れず行うことが大切です。

・床土に雑草が入らないようにする
雑草が生えてしまうと芝の成長が邪魔されてしまいます。
また、外見にも悪影響があります。特に庭の地面を掘り起こして床土にした場合には土の中に雑草の種子が混じっていることがあるので注意が必要となります。市販されている芝生用の床土を使うと雑草が混じらないので安心して使用することができます。

・芝張りは余裕があるときに行う
芝張りは意外と重労働です。土を扱うため、重量物を運ぶ必要がありますし、土をならす作業もできる限り均一に行うためには労力が必要です。広く芝張りをしようと思うと必要となる土の量も増えるため、より大変になります。

　
芝張りを行うときは家族や友人の協力を仰ぐか、連休など体力に余裕があるときにしましょう。

まとめ

きれいな芝生には床土がかかせません。床土は目土と違い、芝生の下にまく土のことで土台のような役割を果たします。床土によって水はけがよい土壌になることで芝生の根腐れや病害を防いでくれます。

床土は水はけをよくするためのものなので、排水性が高いバーミキュライトやパーライトが含まれています。庭の土を掘り返して石や雑草を除去した後にバーミキュライトなどを混ぜることで床土にすることも可能です。

床土を使って自分で芝張りを行うこともできます。説明だけだと簡単にみえますが、実際はさまざまな注意点があってなかなか大変な作業です。

芝張りは土を扱う都合上、重量物を運ぶため労力がかかります。また、それだけの量力をかけてもうまく芝が張れないという可能性もあります。きれいな芝生を手に入れたいという方は業者に依頼することをおすすめします。

芝張りを依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「芝張り」をご覧ください。