毎日の生活に追われていても、動物が見せてくれる何気ない表情やしぐさが心をほぐしてくれます。特にうさぎはとても人気のあるペットのひとつです。うさぎを飼うときには特別に何か気を付けていることはありますか?実はうさぎは食事に気を付けたほうがよいのです。
うさぎは食欲旺盛で、散歩していてもまわりの雑草を食べることがあります。しかしその雑草の中にはうさぎが食べてはいけない雑草が混じっている可能性があります。今回は、うさぎと雑草の関係について取り上げます。うさぎが食べていけない食べ物について知っていると、うさぎを飼うときにとても参考になると思います。
目次
うさぎに雑草を食べさせてもいいの?
うさぎに雑草を食べさせることは、基本的には大丈夫です。うさぎに食べさせてよい雑草は以下の雑草です。
・クローバー
・オオバコ
・カラスノエンドウ
・タンポポ
このような雑草は食べさせてよいです。家のまわりなど身近に生えていることもあります。
しかしうさぎは雑草を主食としているわけではありません。本来うさぎが食べているものは干し草です。うさぎに食べさせてよいものは基本的に以下の2点です。
・干し草
・ペレット
ハムスターなどのペットにも食べられている専用の餌です。
あくまで雑草はこれらの食事以外で食べるものだと認識しておくことが大切です。うさぎは何でも食べるイメージがあるという人もいるかもしれませんが、うさぎは食欲に関わらず胃腸が弱いためうさぎの体に合わない食べ物は多いのです。そのような食べ物については次の章で取り上げています。
目を離しちゃダメ!うさぎが食べていけない雑草があります
うさぎは雑草を食べますが、食べていけない雑草もあります。それは次のような種類の雑草です。
・クサノオウ
・タケニグサ
・ワラビ
このような雑草は身近に生えていることがありますが、うさぎが食べてはいけないものです。なぜうさぎが食べてはいけないのかというと、このような雑草には自然毒が含まれていることがあるからです。
自然毒とは
植物や動物が食物連鎖をしている中でそれぞれにとって有毒だという成分のこと。自然毒を摂取すると食中毒になることがあります。
雑草以外にも自然毒が含まれている食べ物があります。
・チェリーの種
・リンゴの種
・トマトの葉
・じゃがいもの芽
・アボカド
これらは人間の子どもにも与えないほうがよいといわれています。すべての食べ物の自然毒を調べるのは大変ですから、基本的に幼い子どもに与えてはいけないものは極力うさぎにも与えないようにしましょう。
自然毒が含まれている雑草の他にもうさぎが食べてはいけないものがあります。それはこちらです。
(1)お菓子
お菓子などの人工のものは食べさせないほうがよいです。なぜなら人工のものにはうさぎが消火できない原料が含まれていることが多いからです。また、お菓子などは過剰摂取によって健康を害する可能性が高いです。
(2)畑の近くの雑草
畑や農業がおこなわれているところに生えている雑草は農薬が付いている可能性があるため、うさぎには食べさせないようにしてください。
(3)イモ類
サツマイモやジャガイモに含まれるでんぷんという成分は、うさぎの腸に負担をかけます。なるべくあげないようにしましょう。
(4)中毒性のあるもの
うさぎが食べると中毒になってしまう食べ物があります。それは、以下のような食べ物です。
・ねぎ
・たまねぎ
・にんにく
・ニラ
・チョコレート
これらを食べてしまうと中毒症状が起きます。
うさぎの中毒症状について
うさぎが中毒症状になると、嘔吐や下痢、または動悸やけいれんなどのさまざまな症状を起こすことがあります。量によって症状の大きさが変わることがあり、最悪の場合死に至ることがあります。
うさぎには食べさせてはいけない食べ物が多く存在します。うさぎの主食にあたる干し草を中心に餌をあげるようにしましょう。干し草は餌専用のものがホームセンターやインターネットなどで購入できます。また、うさぎを庭などで放し飼いしているとこのような雑草や食べ物を食べてしまう可能性がありますから注意が必要です。
うさぎの放し飼いは除草にはならない!
うさぎを庭などに放し飼いをしておくと庭の除草になるというようなことを聞いたことがあるかもしれません。しかし、うさぎの放し飼いをすることで除草にならないです。うさぎは雑草を食べますが除草になるほど大量には食べません。
また、うさぎを放し飼いすることは、うさぎの食事にとってあまりよいとはいえません。それには以下の理由があります。
・食べ過ぎてしまう
・危険な雑草を食べてしまう
庭の雑草の中にも、前に説明した食べていけない雑草が生えている可能性があります。うさぎは一応食べるものの分別はありますが、なんでもかじってしまうという修正もあるため、放し飼いをすることには危険性があります。
また、うさぎには適切な量の餌を与えることが大切です。適切な量の食事とは、うさぎの体重の5%(グラム)の量を、1日2回(朝 / 夜)与えることです。放し飼いにしているとこれ以上に食べ物を摂取してしまうことがあり、うさぎが肥満になります。
このようにうさぎを庭で放し飼いするときは食事の面でリスクがあります。そのため、除草ができるからという理由でうさぎを放し飼いしてしまうことはおすすめできることではありません。
うさぎに配慮した庭の除草をしましょう
うさぎを飼うときは、うさぎを庭で遊ばせることがあると思います。うさぎは1日30分~2時間程度外で運動をしたほうが健康によいといわれています。そのため、うさぎを飼うときには、うさぎが雑草を食べてしまわないように安全に庭で運動できるように庭の除草をしておきましょう。
しかし、そのときには注意点があります。それは除草剤を使って庭の除草をしないようにすることです。なぜなら、除草剤を使うと薬剤が地面などに残ることがあり、そこで遊ぶうさぎの健康を考えるとあまりよくないからです。そのため、除草剤以外で除草をするようにしましょう。その方法はこちらです。
草刈り機を使用する
草刈りは手作業でもできますが、草刈り機を使用するととても楽におこなえます。雑草は1度刈ってもまた生えてきますから、草刈り機を買っておけば何度でも手軽に草刈りがおこなえます。
防草シートを使う
一度除草をした庭に防草シートを敷いておくと、再び雑草が生えてくることを防ぐことができます。防草シートはホームセンターなどで購入することができます。またシートの上にウッドチップなどを敷いておけば外観もおしゃれに見えます。砂利などと比べてうさぎの足にも優しいためとてもおすすめです。
まとめ
うさぎは干し草やペレットなどをメインに食事をするほうが体にとってはいいです。しかしその雑草にはうさぎが食べてはいけない雑草が存在しています。そのため、うさぎをペットとして飼っているならば、うさぎがそのような雑草を食べないように注意を払っておかなければなりません。
うさぎは雑草以外にも食べていけないものがあります。自然毒が含まれる果物の種やお菓子などです。最悪の場合うさぎが中毒症状によって死に至ります。
うさぎにとって適度な運動は健康維持に大切ですから、たまには庭で遊ばせてあげたいものです。しかしうさぎが危険な食事をしてしまわないように、うさぎを遊ばせるスペースは除草するなど危険を回避できる工夫をおこなってあげてください。飼っているうさぎのために庭の除草をおこないたいとお考えなら、草刈りの業者に依頼することをおすすめします。
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