イネ科の花粉症は夏にも発症する!症状緩和はイネ科雑草の駆除を!

2021.4.30

イネ科の花粉症は夏にも発症する!症状緩和はイネ科雑草の駆除を!

春先に多くの人を苦しませるのが、花粉症です。人によって影響を受ける花粉の種類はさまざまで、その種類によって花粉症を発症する時期も異なりますよね。多くの方が影響を受けるのがスギ花粉やヒノキ花粉であるのは、よく知られています。

しかし、スギ花粉やヒノキ花粉の時期が終わっているのにも関わらず花粉症になるという方もいらっしゃいます。そういった方は、イネ科による花粉症の可能性があるのです。

イネ科の花粉症は、どのような時期に発症するのでしょうか。イネ科の花粉が飛散する時期は、じつは夏も含まれています。暑い時期にマスクをしないで過ごすためにはどうすればよいのかも、この記事で確認してみてください。

イネ科の花粉症の時期と症状

そもそも花粉症は、人によって反応するアレルギー物質が異なり、その異物が鼻や目などに付着、侵入することで拒否反応を起こす症状を指します。アレルギー物質に対しての拒否反応が、花粉症の症状であるくしゃみや鼻水、目のかゆみなどです。

イネ科の花粉が飛散するのは、主に5月から8月にかけてですが、地域によっては10月の上旬ごろまで飛散していることもあります。イネ科のなかでも植物によって花粉が飛散する時期は少しずつ異なりますので、結果として長期間花粉が飛散していることになるのです。

イネ科の花粉症で起こる症状は、基本的にはほかの植物による花粉症と同様です。くしゃみや鼻づまり、さらさらとした鼻水、目のかゆみが挙げられます。また、のどや鼻、さらには耳の奥にもかゆみを感じたり、肌荒れや湿疹を発症する方もいるようです。

ここまでは、おおよそほかの植物による花粉と同様の症状ですが、イネ科の花粉症では空咳も引き起こします。空咳が起こることで風邪や喘息などと間違えることも多くありますが、一般的な花粉症の症状に当てはまるものが多ければ、イネ科の花粉症を疑ってもよいでしょう。

5月から6月、そして8月から9月ごろに花粉症の症状や空咳が出る場合は、イネ科の花粉症である可能性が高いといえるのです。

イネ科の花粉症は夏にも発症する!症状緩和はイネ科雑草の駆除を!

イネ科の花粉症の症状を抑えたい!

イネ科の花粉症の時期を見てわかるように、真夏に花粉症を引き起こすこともあります。春先には、マスクをして街中を歩く方をよく見かけますが、真夏にマスクをすると中が蒸れてしまい嫌だという方もいるのではないでしょうか。

しかし一方で、花粉症対策として最も効果的な方法はマスクとメガネであるという調査もあります。花粉症には、マスクは欠かせないともいえるのです。とはいえ、夏はただでさえ暑いのに、マスクで顔を覆うのはさらに暑く感じて嫌ですよね。

スギ花粉は、遠くまで飛ぶものはなんと200キロメートルもの距離を飛散するといわれています。そのため、スギの木が周辺になくても花粉症を発症してしまうのです。

一方、イネ科の花粉は、一般的に200メートルから長距離でも数キロメートルまでしか飛散しないといいます。イネ科の花粉の特徴として、花粉が遠くまで飛ばないことがわかってきています。スギ花粉が非常に小さくて細かいのに対して、イネ科の花粉は比較的大きく、遠くまで飛びにくいのです。

そのため、イネ科の花粉に反応するということは、身近にイネ科の植物があるということがわかります。イネ科の花粉に反応しないようにするためには、身の回りにあるイネ科の植物を駆除してしまう方法が有効なのです。

特に、ご自宅まわりのイネ科の植物を駆除してしまうだけで、家での生活が一気に楽になるでしょう。イネ科の花粉の特徴を活かすことで、マスクなしの快適な生活を送ることが可能なのです。

イネ科に含まれる草の種類

イネ科の雑草を駆除するには、まずイネ科の雑草や穀物にはどのような種類があるかを見極める必要があります。イネ科の雑草が身の回りにないか探してみて、発見したら駆除してしまいましょう。

イネ科に属する植物の共通点として、「草か木に似た植物であり、葉脈が平行に入っている」ということが挙げられます。その葉は細長いものが多く、まさにイネの葉のようなものが多くあるのです。

ハルガヤ

ハルガヤは、出穂し開花する4月から7月の間に花粉も飛散します。基本的に乾燥している環境でも生き延びることができるため、非常に厄介な雑草です。牧草として生えていたり、ゴルフ場などでもみられることがあるといいます。

スズメノテッポウ

こちらもハルガヤと同様4月から7月にかけて花粉を飛散するものであり、水田雑草としても知られています。周りに田んぼがある場合は、スズメノテッポウが生えているかもしれません。先端がつくしのようになっており、この部分から花粉が舞います。まっすぐと縦に伸びるのが特徴です。

イネ

私たち日本人の主食でもあるお米を作るイネもまた、花粉をもたらします。これはまさにお米が収穫される8月下旬から10月ごろまで、花粉を飛散させます。周辺の田んぼにイネが植えられている場合は、我慢するしかありませんね。

ススキ

秋の風景といえば、ススキと答える方も多いでしょう。そんなススキも、秋ごろに花粉を飛散させます。日本全国、空き地や道端などどのような場所でも生えるため、完全な駆除が難しいのも現実です。

このように、春の終わりごろから夏にかけて花粉を飛散させるものもあれば、秋ごろから花粉を飛散させるものもあるのです。そのため、イネ科の花粉症の方は、1年を通して長い間アレルギー反応に悩まされているということになります。

      

家にあるイネ科雑草は駆除しよう!

特にご自宅の玄関先や庭に雑草が生えている場合は、それらのなかにイネ科の雑草が含まれていないか確認する必要があります。それらの雑草を駆除することで、家のなかでは快適な生活を送ることができるかもしれません。

雑草を駆除する際におすすめなのが、除草剤です。除草剤には主に、液剤と粒剤があります。液剤は、地表に生えている雑草を枯らすことができます。

液剤で雑草を枯らすことができたら、また同じ場所に雑草が生えてしまわないように対策をする必要があります。その際に有効なのが、粒剤の除草剤か除草シートです。粒剤の除草剤は、基本的に生えている雑草を枯らすためではなく、予防のために使います。

土に粒剤の成分を染み込ませることで、その土から雑草を生えなくするのです。一方、除草シートは、きちんと除草が行えた場所に上からかぶせ、適切な長さで切ります。固定するための釘などを打ち込むだけで、簡単に除草ができるのです。

また、雑草が生えている範囲が広いという方におすすめなのが、業者に雑草の駆除を依頼する方法です。広い範囲を除草剤で駆除するのはとても大変で、労力も必要です。また、まわりに庭木などの植物を植えている方は、それらに影響が及ばない除草剤を選ぶ必要があります。

生えている雑草によっては、除草剤で根まで駆除するのが難しいものもあります。雑草に関してよく理解している業者に任せて、それぞれの種類に合った駆除を行ってもらうことで、その後雑草が生えてくるのを防ぐことができるのです。

手早く確実に駆除するためには、業者に依頼しましょう。自宅でイネ科の花粉症に悩まされるのはなくなるかもしれませんよ。

まとめ

イネ科の花粉症は、5月から6月、さらには8月から9月にかけて発症します。その症状は、一般的な花粉症のようなくしゃみ、目のかゆみ、鼻づまり、さらには水のような鼻水が挙げられます。そのほかにも、イネ科の花粉症の特徴として、空咳が出ることもあるようです。

イネ科の花粉症は、夏にも発症することがあります。そんな季節にマスクをつけるのは苦痛ですよね。イネ科の花粉症から逃れたいとき、ご自宅付近で行える対策として、イネ科の雑草を駆除してしまう方法があります。

スギ科の花粉のように遠くまで飛散しないイネ科は、ご自宅周りのイネ科の雑草を駆除するだけで、快適な環境をつくることができます。雑草の駆除には、除草剤や除草シートを活用するか、業者に依頼して確実に駆除してもらうことをおすすめします。

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