除草方法を知って雑草を根絶!除草剤の効果やDIYでの使い方も紹介

2021.4.30

除草方法を知って雑草を根絶!除草剤の効果やDIYでの使い方も紹介

除草には、草刈り鎌や草刈り機といった「道具を使う方法」と、除草剤の力を借りておこなう「薬剤を使う方法」があります。どちらの方法を選ぶのかによって、必要となる費用や除草の効果、所要時間などが大幅に変わります。そのため除草をするときは、ご自身にどちらの方法が合っているのかを確認しましょう。

このコラムでは、除草の方法について詳しく解説をします。除草後に欠かせない「防草対策」についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【費用を抑えたい人にオススメ】草刈り鎌・草刈り機を使う方法

除草をするうえで、費用をかけたくないと考える方も多いでしょう。そんな方におすすめなのが、「草刈り鎌・草刈り機」を使う方法です。あらかじめこれらの道具が自宅にそろっているのであれば、費用をまったくかけることなく除草ができるのです。

ただし自宅にない場合は、鎌を購入すると1,000円程度、草刈り機を購入すると10,000円から高いものだと100,000円程度かかる場合があります。わざわざ購入するとかえって費用がかかることもあるので注意しましょう。

またこれらの方法は、除草剤を使う方法と違って労力がかかるというデメリットがあります。外で地道に雑草を駆除しなければならないので、気温や体力によっては大変な作業になるでしょう。無理をしないことをおすすめします。

また草刈り鎌と草刈り機は、それぞれ使用するときにコツが必要です。以下では、それぞれの道具を使うときのポイントを解説します。

除草方法を知って雑草を根絶!除草剤の効果やDIYでの使い方も紹介

草刈り鎌を使うときのポイント

草刈り鎌は、場所によって種類を使い分けると効率的に刈ることができます。最初は大きめの鎌を使ってだいたいの草を刈り取り、細かい部分は小さめの鎌を使ってきれいに仕上げていきましょう。

また、鎌は振るように使ってしまいがちですが、これではきれいに刈ることができません。鎌は仕組み上、引くときに刈り取ることができるようになっています。そのため引くときに刈ることを意識しましょう。

刈るときは、雑草の根元から刈り取ります。右利きの方は右上から左下に、左利きの方は左上から右下に草刈り鎌を動かします。鎌を動かす方向と同じ方向に移動しながら除草をおこなうと、効率よく作業をすることができるでしょう。

草刈り鎌を使うときは、意外と危険が潜んでいることを知っておかなくてはなりません。草刈り鎌は刃物ですので、手が滑ってしまったら自分に危険が及びます。万が一のことを考えて、長袖の服や軍手などの着用をしましょう。

また除草をおこなっていると、刈り取った草が蓄積されていきます。刈り取った草は辺りに放置していれば転倒の原因にもなってしまうので、保管場所を決めたり滑りにくい靴を履いたりなど、あらかじめ工夫をしておくことをおすすめします。

草刈り機を使うときのポイント

草刈り機は腕を振って使いたくなりますが、身体全体を使って動かすことが大切です。また動かすときは、右から左へ刈り取るようにしましょう。草刈り機の刃は基本的に左回転です。そのため回転方向と反対方向に草刈り機を動かすことで、草をきれいに刈り取ることができるのです。

また草刈り機は、キックバックという現象が起きることがあります。キックバックとは、持ち手の意思に反して、草刈り機の刃が持ち手の方向に跳ね返る現象のことです。

これは草刈り機の刃の右上部に石ころなどの固い物体があたると、刃が回転に反発して持ち手の右側方向に大きく跳ね上がることで起こります。大事故につながることもある危険な現象なので、くれぐれも扱う際は状況を慎重に確認しましょう。

自信のない方や時間のない方は、業者に任せるという手もあります。業者に任せれば、わざわざ時間を割いて長時間作業をしなくても、お手軽に除草をすることができるでしょう。詳しくは『困ったら業者に相談する手も』をご覧ください。

【忙しい人にオススメ】除草剤を使う方法

仕事や家事などで、ご多忙の方も多いかもしれません。そんな方におすすめなのが、除草剤を使う方法です。この方法は、除草剤を購入して散布するだけなので、手軽におこなうことができます。

除草剤は大きく分けて「茎葉処理剤」と「土壌処理剤」の2種類があります。茎葉処理剤は名前のとおり、葉や茎にかけて除草をする方法です。即効性があるため早く効果を出したい方にはおすすめですが、根本を刈り取るわけではないので、葉や茎が再生してきてしまいます。そのため雑草の繁殖を抑えたい方は、根から抜くとよいでしょう。ただし根を抜くと土が固まってしまうので、農業を営んでいる方は控えることをおすすめします。

対して土壌処理剤は、根元に散布する方法です。土壌処理剤を散布することで、成分が土中に吸収され、層が形成されます。この層は雑草が生長することを抑える効果があるので、雑草の繁殖対策に効果的です。しかし伸びた雑草には効果が薄いことから、除草よりも雑草の繁殖対策として使われることが多いです。

ただし便利な分、デメリットも存在します。それは薬の残留の心配です。近年は薬が残留してしまうような商品は減りましたが、すべてが安全だとは言い切れません。そのため除草剤を選ぶときは、メーカーのホームページなどで商品の残留性を確認してから購入すると安心です。

除草方法を知って雑草を根絶!除草剤の効果やDIYでの使い方も紹介

除草剤のタイミングとまき方

せっかくの除草剤も、散布がうまくいかなければ効果が薄くなってしまいます。そのため、除草剤の散布に効果的なタイミングやまき方を知っておくことが大切です。多くの雑草を除草するためには、茎葉処理剤が使われることが多いので、こちらでは茎葉処理剤の散布について解説をします。

【使うタイミング】

茎葉処理剤は、葉や茎に散布した薬剤が、そのまま植物に浸透することで効果を発揮します。そのため薬剤を散布する範囲が広くなる、雑草が大きく生長したタイミングが最適です。

【まき方】

茎葉処理剤の多くは、薬剤となる液体が容器に入っています。容器に入っている場合は、そのまま噴射するように散布しましょう。また散布するときは、雑草がまんべんなく濡れるように丁寧におこなってください。

また茎葉処理剤には、薄めて使用するタイプもあります。そのような薬剤は、散布ができるような専用の噴射機を使ってまきましょう。

茎葉処理剤を散布した雑草は、上を歩くと薬剤が落ちてしまいます。そのためまくときは、散布した場所を歩かないようにご注意ください。

除草剤は手軽に散布できますが、慣れていない方だと除草剤選びに不安を感じるかもしれません。不安のある方は、業者に依頼をしておこなってもらうのもよいでしょう。この記事の後半にある『困ったら業者に相談する手も』では業者について解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。

雑草はまた生えてくる!もう悩まないための対策方法

草刈り鎌・草刈り機や除草剤を使って駆除しても、雑草は残念ながら再び生えてきてしまいます。再び同じ労力をかけるのは、避けたいものですよね。

そんなときは雑草の対策方法を知りましょう。雑草の対策は、「土壌処理剤・防草シート・砂利」のいずれかを使っておこないます。それぞれ特徴に違いがあるので、ご自分に合った方法を探してみましょう。

土壌処理剤をまく

上記でもご紹介したように、土壌処理剤は雑草対策に効果的です。購入してまくだけなので、「対策に時間をかけたくない」という方にはピッタリの方法です。土壌処理剤は、以下のような点に気をつけながら散布をしましょう。

【まき方】

土壌処理剤は、量に気をつけながら散布する必要があります。量に気をつけずに散布をしてしまうと、薬剤の粒が散布中になくなってしまったり、効果がかたよったりしてしまいます。そのため、土壌処理剤を散布する敷地の面積を把握したうえで、散布をしていきましょう。

商品や駆除する雑草によっても違いますが、土壌処理剤は1平方メートルあたり10g~40gほどまくとよいとされています。そのため、1回まくときに何gまいているのかを確認したうえで、量を考えながら散布をしましょう。

防草シートを敷く

防草シートとは、植物の生長に必要な日光をシートが妨げることで防草効果を生み出すものです。雑草を駆除することはできませんが、既に駆除し終わった状態で防草シートを敷くと、長期間に渡って雑草対策をすることができます。防草シートは、以下のような手順で敷いていきます。

除草方法を知って雑草を根絶!除草剤の効果やDIYでの使い方も紹介

【敷き方】

(1)防草シートを購入する
まずは自分に合った防草シートを選びます。防草シートは商品によって、費用だけでなく耐久性や効果などが違います。ホームセンターや通販サイトなどで購入ができるため、よく考えたうえで購入をしましょう。

(2)整地する
防草シートを準備できたら、敷く場所を整地します。整地する前に雑草や小石などがあれば、取り除きましょう。整地が不十分だと防草シートがきれいに敷けなくなってしまうため、念入りにおこなうことをオススメします。雑草や小石を取り除いたら、地面の凹凸がなくなるように踏み固めてください。

(3)防草シートを敷く
整地が終了したら、防草シートを敷きましょう。また防草シート同士は隙間から雑草が繁殖するために、余裕をもって0.1メートルほど重なるように敷いてください。

(4)U字ピンで固定していく
敷くことができたら、最後にU字のピンで防草シートを固定していきます。U字ピン同士は0.5メートル程間隔を空けて、打っていきましょう。

砂利を敷く

砂利を対策したい部分に敷き詰めることでも、雑草の繁殖を抑制することができます。ただし砂利だけでは効果が薄いため、基本的には防草シートの上から砂利を敷くことが多いです。砂利は見た目にもオシャレなので、景観を改善しつつ雑草対策もしたい場合は、砂利を敷く方法がおすすめです。

【敷き方】

(1)砂利を購入する
まずは砂利を購入します。必要な砂利の量ですが、砂利を敷く面積を測っておくことでだいたいの目安をつけることができます。砂利は、一般的には1平方メートルあたり70キロ前後必要だといわれているので、面積に応じて砂利の量も計算しましょう。

(2)整地して防草シートを敷く
砂利を購入したあとは、防草効果を高めるために防草シートを敷きましょう。敷き方は上記のように、最初に雑草や小石を取り除いて地面を固めたあと、防草シートを敷いてU字ピンで固定してください。

(3)砂利を敷く
防草シートをきれいに敷くことができたら、最後に購入した砂利を敷いていきます。防草シートの上にばらまいたら、砂利の厚さが均等になるようにしましょう。

困ったら業者に相談する手も

雑草は放置していれば、どんどん繁殖していきます。雑草があると景観もよくありませんし、ほかの植物の健康も阻害してしまいます。そのためどうにかして対策をしたいですよね。しかし多忙な方も多いので、「そんなに時間を割くことができない」「その労力を別のところに回したい」と感じるものではないでしょうか。

そのような方におすすめしたいのが、「業者に相談して除草をする」という方法です。業者に相談をすれば、ご自分で作業をする必要もなく、除草をすることができます。とくに女性やお年を召した方であれば、除草の作業はつらいものです。しかし業者へ依頼をすることで、そういった作業も任せることができるでしょう。

除草にかかる費用は、業者の料金の算出方法によって大きく変わってきます。50平方メートルほどの広さだと6,000円~25,000円程度が費用の相場になるようですが、一概にはいえません。業者やご自宅の環境によっては費用が多くかかることもあれば、もっと安く済むこともあるので、いろいろと検討してみるとよいでしょう。

業者を選ぶときは、弊社をご利用していただくと便利でしょう。弊社では、加盟している業者からご希望に合ったところをピックアップして、ご紹介するサービスをおこなっています。ぜひ業者を利用する際はご活用ください。

除草方法を知って雑草を根絶!除草剤の効果やDIYでの使い方も紹介

まとめ

除草の方法は大きく分けて2つあります。ひとつは、草刈り鎌や草刈り機を使って、手作業で刈り取っていく方法です。道具がご自宅にあれば費用はかからないという魅力がありますが、長時間労働を強いられるため、時間がない方や負担を避けたい方にはあまりおすすめできない方法でしょう。

またもうひとつの方法として、除草剤でおこなうものがあります。除草剤をまくだけで雑草を枯らせることができるので、手軽におこなえることも魅力のひとつです。ただし、除草剤を散布するタイミングや商品の選び方についてはしっかりと知識を身につけておく必要があります。適切なものでなければ十分な効果を得られないことを意識しておきましょう。

除草をすることができたら、雑草対策までおこなうことが大切です。雑草は対策をしなければ、再び生えてきてしまいます。再び除草の作業をするのは骨が折れてしまうので、除草後は雑草対策をすることをおすすめします。雑草対策の方法は「土壌処理剤・防草シート・砂利」の3つがあるので、自分に合ったものを選択するとよいでしょう。

このように、雑草を駆除して悩まされないようにするためには、少々手間がかかってしまいます。「そんなに時間を割けない」「雑草にかかる時間を別のことに回したい」という方は、業者へ依頼をすると便利でしょう。

弊社には、信頼のできる業者が多数加盟しております。そのため弊社へご連絡いただくことで、弊社に加盟している業者を迅速にご紹介することができます。弊社で依頼をした場合、基本的には見積りで算出した金額以上の費用をいただくことはありません。そのため、安心してご利用いただくことができることでしょう。ぜひお電話でお気軽にご相談ください。

面倒な草刈りはプロに!

草刈り・芝刈り 最短 即日対応

※対応エリアや加盟店によって変わります

草むしりは面倒だし時間がない…そういって草刈りをしないでいるとどんどん草木が生長し作業が大変になってしまいます。面倒な作業はプロにお任せください。丁寧かつスピーディーな対応で安心です!

『生活110番』では、
お住いの地域で人気のプロを探せます

草刈り・芝刈り・草むしり・防草対策、草刈りのことはなんでもお任せください。

草刈り 180円/㎡~
草刈りのおすすめ業者を見る

関連記事カテゴリ一覧

草刈りの記事アクセスランキング

草刈りの最新記事

カテゴリ別記事⼀覧