花壇に雑草が生えてきてしまったら、対策しようにも大事な花に何か影響が及ばないかなどが気がかりでしょう。何度駆除しても生えてくる雑草を見ていると、憂うつな気分になってしまう方もいるかもしれません……。
このコラムでは花壇での雑草対策について解説していきます。花壇に雑草を生えにくくする方法から、雑草の駆除方法までご紹介していくので、ぜひ参考にしてキレイな花壇を取り戻してください。
目次
花壇でできる雑草対策①:砂利・ウッドチップを敷く
1つ目の方法は花壇の雑草対策の空いているスペースに砂利・ウッドチップを敷くことによって、雑草が生長しにくい環境を作るというものです。
雑草は生長するために光を必要とします。そのため、砂利・ウッドチップなどで地面が覆われてしまっていると、雑草は十分な光を浴びることができなくなり、生長しづらくなるのです。完全に雑草が生えなくなるわけではないですが、光が不十分なまま育った雑草は根が浅く駆除しやすいため、普段のお手入れは各段に楽になるでしょう。
砂利・ウッドチップは、ホームセンターやインターネットなどで購入が可能です。施工方法も簡単で、購入した砂利・ウッドチップを3~5cmほどの厚みになるまでまくだけです。花壇を手入れする手間を手軽に減らしたい方におすすめの方法です。
ただ「砂利・ウッドチップって見た目が好きじゃない……」「うちの花壇の雰囲気にはあわないかも……」と感じる方もいるかもしれません。そういった方は、植物を使った雑草対策を試してみてはいかがでしょうか。次章では、草木で雑草を防ぐ方法について解説していきます。
花壇でできる雑草対策②:草木で雑草を防ぐ
雑草を生えにくくするには、光が地面に当たらないようにすることが肝心です。そのため、花壇の空いたスペースに低木やグランドカバーを植える方法も効果があります。
低木やグランドカバーを使った花壇の雑草対策は雰囲気にあわせて植物を選べるため、景観などを重視する人にはおすすめの方法です。この章では植物を使った雑草対策について解説してきます。
低木
低木とはその名の通り、背の低い木です。低木に茂った葉は日光が地面に当たるのを妨げてくれるので、雑草が生長しづらくなります。雑草対策のために植える低木の種類は、日陰をしっかり作るためにもなるべく葉が密集しているものがよいでしょう。また、葉が落ちない常緑樹を使えば、雑草対策としての力を一年中発揮してくれます。
グランドカバー
グランドカバーは地面を這うように生長していく植物のことを意味する言葉です。上ではなく這うように横方向へ生長していき、地面を覆い隠して日光を妨げてくれるので雑草対策として有効です。雑草対策用のグランドカバーを選ぶときも、低木と同じようになるべく葉が密集していて日陰を作りやすいものにしましょう。
ここまで花壇に雑草を生えにくくする雑草対策について解説してきましたが、すでに花壇のなかに雑草が生えてしまっているという方もいるかもしれません。次章からは雑草を効率的に駆除する方法について解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
花壇の雑草駆除対策①:草むしりをする
草むしりは一番簡単に始められる花壇での雑草駆除対策でしょう。方法としては、ただ草を抜いていくだけなのですが、夏などは過酷な環境での作業になりがちです。この章では、そんな草むしりをすこしでも早く終わらせる方法について解説していきます。
地面を湿らせる
草むしりは基本的に根から雑草を抜いていく必要があります。根から抜いておかないと、また雑草が生えてきてしまうからです。雑草の種類やどれくらい生長しているかなどによっては、とても抜きづらくなっていることがあります。
そんなとき土を湿らせておくと、土が柔らかくなって簡単に根から引き抜くことができるようになるのです。また、わざわざ土を湿らせなくとも、雨の降った次の日に作業しても、同じ効果が得られます。
道具を使う
道具をうまく使っていくことも草むしりを簡単に終わらせたいときのポイントです。雑草を根から抜くのに適した形状の鎌などもあります。たとえば、ねじり鎌や草抜きフォークなどを使えば、簡単に駆除できるでしょう。こうした道具はホームセンターなどで購入することができます。
ただ、花壇にすでに花などを植えている場合は、道具を使うことで傷めてしまわないように注意して扱ってください。
草むしりはすぐにできてお金もあまりかからない方法ですが、花壇が広すぎたりしてとても1人では片付けられないという状況もあるかもしれません。そういった場合、除草剤を使うという方法もあります。次章では除草剤を使った雑草駆除対策について解説していきます。
花壇の雑草駆除対策②:除草剤を使う
除草剤を使えば、抜き取りにくい根を持った雑草であっても簡単に枯らしてしまうことが可能です。ただし、花壇に別の植物を植えている場合などは、一緒に枯らしてしまわないように気を付けて扱う必要があります。
ほかの植物を枯らさないためには、除草剤の種類について理解しておくと安心です。除草剤には土壌処理剤と茎葉処理剤という2種類があります。
土壌処理剤とは土に使う除草剤で、雑草が生える前に使うものです。まいた場所から雑草が生えないようにするために使います。性質上、薬剤が土のなかに残るので、近くにあるほかの植物なども一緒に枯らせてしまうことがあります。そのため、花壇に何も植えていない場合のみ、土壌処理剤で対策するのがよいでしょう。
一方、茎葉処理剤は植物に直接かけて使うため、すでに生えている雑草だけを選んで枯らせることが可能です。また、茎葉処理剤は地面には残らないため、近くに植物があっても使いやすいです。すでに生えてしまった花壇の雑草駆除対策をするときは、茎葉処理剤を使うことをおすすめします。
除草剤を使うときの注意点
除草剤は天候に注意して使う必要があります。除草剤をまいた後すぐに雨が降ると、除草剤が流れて落ちてしまい効果がなくなってしまうかもしれないからです。また、風が強い日の場合などは、まいている最中に自分にかかってしまうこともあるかもしれません。除草剤は劇薬なので、体内に入ってしまえば中毒症状をおこすこともあります。
除草剤をまくときは、よく晴れた風のない日を選んでください。また、自分でまくのが不安な方は雑草駆除をプロに任せるのも1つの手なので、一度業者に相談してみるとよいでしょう。
まとめ
花壇の雑草対策では光を遮って雑草が生長しにくい環境を作ることがポイントです。
砂利・ウッドチップを使えば、地面に届く光を制限できるため、有効な雑草対策になります。また、同じ植物を使って日陰を増やしても効果的です。低木やグランドカバーなら、花壇にあったものを選べば景観を変えてしまうこともないでしょう。
すでに雑草が生えてしまっているなら、まずは花壇の雑草をなくすことから始めてください。草むしりでもポイントを押さえれば、ずっと楽におこなうことができるでしょう。
草むしりが大変という方は、茎葉処理剤という種類の除草剤を使えば、周りの植物に影響しないように雑草を枯らしていくことが可能です。花壇が広すぎたり、根が硬すぎて抜けなかったりする場合は使ってみてはいかがでしょうか。
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