エアコンは現代人の生活の中で欠かせないものになっています。最近では寒冷地でも夏は暑くなるので、エアコンを使用している家庭が増えてきているようです。エアコンを使用していると、いろいろなトラブルが発生することがあります。
そのトラブル中で、エアコンが動かないというものがあります。エアコンが動かない場合は焦ってしまうかもしれませんが、まず自分で確認すべき場所があります。ここではエアコンが動かない場合、自分で確認すべき場所についてご紹介していきます。
本体を確認
エアコンが動かない場合に確認すべき場所として、エアコン本体の確認が必要です。エアコン本体には「冷房試運転ボタン」または「応急処置ボタン」というものが付いています。これらのボタンはエアコン室内機の前面グリルを開けると出てきます。
冷房試運転ボタンまたは応急処置ボタンは小さい穴の中にある場合があります。その場合は、ボールペンなどで押してください。ボタンを押したあと、エアコンが正常に動くのであれば問題はありません。
ボタンを押してもエアコンが動かない場合、エアコンの電気供給に問題がないか確認をします。具体的には以下のような項目を確認するようにしてください。
・エアコン本体にメインスイッチが付いているのであれば、スイッチがオンになっていないか確認します。
・エアコンのブレーカーがオンになっていないか確認します。
・エアコンのコンセントがしっかりと差し込んであるかどうか確認します。
・エアコンのコンセントを抜き差ししてみます。
これらの確認をしてとくに問題がないにも関わらず、まだエアコンが動かない場合は故障の可能性が高いです。業者に修理の依頼をするようにしましょう。
リモコンの動作を確認
エアコンが動かない場合、エアコンのリモコンが原因となってくる場合があります。エアコンのリモコンは電池で動いているため、まずは電池切れを疑うようにしましょう。
リモコンのスイッチを入れて液晶に温度設定などがきちんと表示されるか見てください。運転ボタンを押すと画面が暗くなることがあります。この症状はリモコンの電気がかなり減少しているサインになりますので、そうなったら電池を交換しましょう。太陽電池式の場合は、しっかりと充電してください。
リモコンが正常に動かない原因が、リモコンの電池の液漏れの影響となっている場合があります。リモコンの電池を一旦出しましょう。電池を入れる部分のバネがさびていたら、電池の液漏れの影響です。バネさびている部分を、カッターややすりを使って取っていきましょう。
リモコンの電池にとくに問題がなさそうであれば、赤外線信号がちゃんと出ているかどうか確認しましょう。リモコンから赤外線信号が出ているかどうかは、デジカメや携帯電話のカメラ機能で確認ができます。
リモコンのボタンを押した状態で、リモコンの赤外線信号を発信する場所をカメラ越しに確認します。光っているのを確認できれば、リモコンが正常に赤外線信号を出している証拠です。汚れで赤外線信号が遮られている場合は、中性洗剤を含ませた雑巾を固く絞り、拭き取るようにしてください。
電池に問題がなくてもリモコンの液晶が付かなかったり、赤外線信号が出ない場合は、リモコンが故障している可能性が高いです。リモコンの取り寄せが可能か、メーカーに問い合わせるようにしましょう。
赤外線などの伝送経路を確認
エアコンが動かない状態で上述したような方法を試した結果、エアコン本体が動き、リモコンからの赤外線信号も問題なく出ている場合は、エアコン本体の伝送経路に問題があるかもしれません。赤外線信号がきちんと届いているかどうかを確認しましょう。
まず、周辺にパソコンなどの機器がある場合、それらが影響を与えている可能性があります。一度それらの機器の電源を切って、再度試してみてください。
リモコンのコードが変更されるとエアコンと通信ができなくなります。エアコンの取扱説明書でコードを確認し、リモコンのコードが変わっていないかどうか確認しましょう。
それでもエアコンが動かない場合は、エアコンの基盤等が故障している可能性があります。業者へ修理の依頼をするようにしましょう。
故障ではない症状
冬にエアコン暖房を使用した際、電源を入れてもエアコンが動かないことがあります。この場合、エアコンの電源ランプが付いているようなら、エアコンが霜取り運転をしているため停止している可能性が高いです。
エアコンの霜取り運転とは、エアコンの室外機に付いた霜を取る機能のことです。霜を取り終わるまでエアコンは動かないですが、ちゃんとしたエアコンの機能で故障しているわけではありません。
霜取り運転については「エアコン暖房は冬止まる?【霜取り運転】対策で部屋の温度を維持するには」でも詳しくご紹介しています。対策についてもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
エアコンが動かない場合、すぐに修理の依頼をするのではなく、まずは自分で問題がないか確認するようにしましょう。確認していく場所は、本体・リモコン・本体の伝送経路です。また、エアコンは霜取り運転という機能が付いたものがあります。霜取り運転中、エアコンは動かないので注意してください。
もし本体、リモコン、伝送経路を確認してもエアコンが動かないのであれば故障している可能性が高いです。業者に連絡してエアコンを点検・修理してもらいましょう。
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