除湿には換気扇も効果的!真夏・真冬の湿気対策をまとめてご紹介

2021.4.30

除湿には換気扇も効果的!真夏・真冬の湿気対策をまとめてご紹介

湿気を取り除きたいときは、まずどの場所を除湿するかによって方法が変わってきます。広い範囲であれば除湿器や換気扇などの家電を使って除湿をおこないますが、狭い範囲であれば新聞紙などのご家庭にあるもので除湿することができます。

除湿を怠ってしまうと、カビが発生してアレルギー性疾患やぜんそくなどの健康への悪影響が出てくるおそれがあるので注意しましょう。

当記事では、扇風機などの身近なものを使った除湿方法や湿気対策をご紹介します。湿気による被害を防ぐためにも、ぜひ参考にしてみてください。

狭い場所にオススメの除湿方法3つ

狭い場所の除湿はわざわざお店で商品を購入しなくても、家にあるもので除湿ができることがあります。ここでは、狭い場所の除湿をするときにオススメの方法を3つご紹介していきます。

1.新聞紙で除湿

除湿には換気扇も効果的!真夏・真冬の湿気対策をまとめてご紹介

新聞紙の表面はコーティングがされてないため、でこぼこしていて普通の紙より水分を吸収しやすいといわれています。新聞紙での除湿の方法は、除湿したい場所に新聞紙を全体的に広げてくしゃくしゃにして敷きます。そうすると、表面積が増えてより湿気を吸い取ってくれます。

新聞紙を使った除湿は、押入れやクローゼット、靴箱などで活用することができます。新聞紙は、手に入りやすく、費用がかからないのがメリットといえます。また、簡単に取り換えることができ、捨てるのが楽なのでおすすめです。

2.木炭で除湿

木炭には、小さな穴があり湿気やにおいを吸収してくれます。また、湿気を吸収してくれるだけでなく、乾燥しているときは炭が吸収した水分を放出して、湿度を調整してくれるという効果もあるといわれています。

しかし、木炭を置くだけで部屋全体の除湿をするのは難しいので、洗面所やトイレなどのにおいも湿気も気になるような場所に木炭を置くのがおすすめです。

効果が薄くなってきたと感じたら、天日干しをするとまた効果が復活するので、何回も使うことができます。

3.重曹で除湿

重曹は掃除するときにも使いますが、実はにおいや湿気を吸収してくれます。重曹を使って除湿をするときは、湿気が多すぎる場所は向いていません。下駄箱やクローゼットなどで使うことがおすすめです。

湿気は下のほうに溜まりやすいので、重曹を置くときはなるべく下の方に置きましょう。また、重曹にアロマオイルを数滴たらすと芳香剤の代わりにもなります。

重曹が水分を吸収すると塊になりますが、掃除するときに再利用することができるので、重曹は便利なアイテムです。

広い場所にオススメの除湿方法3つ

広い場所を除湿するときには、家電を使って除湿するのがオススメです。この章では3つの方法についてご紹介していきます。

1.扇風機で除湿

まず除湿をするときに大切なことは、こまめに換気をして湿度を下げるということです。部屋のなかの空気が流れやすくなるように、窓やドアを開けて空気が通る道を作りましょう。このときに扇風機を使うことで、より効果的に換気をおこなうことができます。

また、除湿器と一緒に使うことでより効果がアップします。その場合は、扇風機を天井の方向に向けると空気が循環するのでよいです。次の項目では除湿器についても解説していきます。

2.除湿器で除湿

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梅雨のジメジメした時期には、除湿器を活用しましょう。除湿器は湿気予防だけでなく、洗濯物の室内干しにも利用ができます。

除湿器を使うときは、部屋の真ん中に置くのがよいです。除湿器は空気を吸収する場所と、空気を排出する場所が表と裏についているものが多く、壁側に置くと効果が発揮できないことがあるのです。また、湿気は低いところに溜まりやすいので、なるべく低い位置に置くとよいでしょう。

除湿器には、「コンプレッサー式」「デシカント式」「ハイブリット式」の3つのタイプがあります。コンプレッサー式は除湿量が多く湿度の高い季節に効果がありますので、梅雨や夏場によく使う方にオススメです。デメリットは、冬場の除湿能力が落ちてしまうことです。

デシカント式は、冬場でも除湿ができるので冬場によく使うという方にオススメです。室内の温度を上げてしまうデメリットがあるので、夏場に使うのは向いていません。

ハイブリット式は、上記の2つの機能が備わっているので、1年中安定して除湿能力を発揮します。デメリットは、価格が高くなってしまうという点です。それぞれの特徴を知って、どの除湿器がいいのか検討しましょう。

また、除湿器を使うときは部屋を閉めきってから使うことが大切です。なぜなら、部屋の窓を開けたままだと、外の湿気が部屋に入り込んでしまうからです。

3.一番効果的なのは換気扇!

換気扇を回して湿気を追い出す方法もあります。換気扇を回しておけば、窓を開けなくても部屋の換気がおこなえます。湿気を放置してしまうと、カビの発生や悪臭のもとになってしまいます。

とくに、キッチンや洗面所、トイレなどは湿気がこもりやすいので、換気扇を回して空気を入れ替えましょう。また入浴後の浴室は水蒸気が充満しているので、使ったあとは換気扇をしばらく回しておくとよいでしょう。そのときに、冷たい水を浴室内にかけるとより効果的です。

湿気が気になる場所に換気扇をつけたいといった場合は、弊社までお気軽にご相談ください。弊社では、換気扇の取り付けに対応している業者を無料でご紹介しています。24時間365日お電話とメールにてお問い合わせを受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

湿気が高くなったらどうなるの?

除湿を怠ると湿度が高くなり、カビが発生してしまいます。発生したカビを放置しているとカビの胞子を吸ってしまい、アレルギー性疾患やぜんそくの原因にもなります。カビができてしまう前に、湿気をとる対策をしましょう。ここではカビの発生しやすい条件を解説しますので、カビの対策にお役立てください。

カビが生える5つの条件

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カビが発生する条件には、「温度・湿度・栄養・酸素・時間」の5つがあります。まず、カビが好む環境は、暖かくて湿度の高いところです。温度は25℃、湿度は60%を超えるとカビが増えてしまいます。なので、梅雨のときというのはカビに注意しなければいけません。そしてカビの栄養になるものは、ほこりや食べかすなどです。

5つの条件のうち、酸素は人間の活動にとって必要なものなので取り除くことができません。
このようにカビが発生しやすい条件というのは、私たちの日常生活のなかにもさまざまあります。湿気を防ぐために日頃からできる具体的な対策法は次の章で解説していきます。

日頃からできる湿気対策

日常生活のなかで少し工夫をすることで、湿度が高くならないように対策することができます。また、家のなかで湿気が高くなる原因を作らないようにすることも大切です。ここでは、日頃からできる湿気対策について見ていきましょう。

1.布団や洋服の収納に気を配る

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布団を収納するときに湿ったまま押入れに入れると、カビが生えてきてしまうことがあります。人間は寝ているときでも汗をかいているので、寝汗によって布団が湿っています。起きてすぐに布団を収納するのではなく、布団の内側に空気が触れるように30分ほど広げておくとよいでしょう。

また、洋服を収納するときも、ハンガーとハンガーの間をあけて風が通るようにしておきましょう。洋服と洋服の間隔が狭いと湿気がこもり、カビが発生しやすくなってしまいます。定期的に扇風機やサーキュレーターを使って風をあてることも効果的です。

2.湿度が高くなる原因を作らないようにする

部屋の湿気が高くなる原因はいろいろあります。たとえばお風呂にお湯を溜めっぱなしで、ドアも開けたままになっている場合は湿度が高くなってしまいます。その場合の対策方法はお風呂場の換気扇を稼働させることです。

ペットを飼っている方も注意が必要です。たとえば、水槽で熱帯魚や亀などを飼っている場合、ポンプなどで循環させている水が蒸発し、湿気が高くなる原因となってしまいます。

そして、洗濯物も湿度が高くなる原因のひとつです。花粉の問題や、雨の日などどうしても外に洗濯ものを干せないとき、部屋で洗濯物を干すことがあるかと思います。洗濯物を室内で干すときに、除湿器があればいいですがないご家庭もあるかと思います。

室内で干す洗濯物はにおいも気になりますが湿度にも注意しなければいけません。洗濯物が多ければ多いほど湿度に影響が出てきてしまうので、部屋干しするときは除湿器や換気扇を使いましょう。

まとめ

家のなかを除湿したいと思ったときは、狭い場所と広い場所とで方法が異なってきます。狭い場所では、新聞紙や木炭や重曹を使って除湿することができます。広い場所は、扇風機や除湿器、換気扇など家電を使って除湿することができます。

湿度が高いままにしておくと、カビが発生しやすくなりアレルギー性疾患やぜんそくの原因となってしまいます。そうなる前に、カビの発生しやすい条件を確認し、こまめに換気をしたり掃除をしたりして、カビの対策をしましょう。

また布団や洋服の収納にも気を配ることで湿気対策にもなりますので、実践してみましょう。湿気の原因となるものが部屋にある場合は、換気をして空気の入れ替えをおこないましょう。

除湿をおこなうときには、換気扇を使うことが効果的です。弊社では、換気扇に関するご相談を24時間365日受け付けております。換気扇の工事に対応している加盟業者のなかからお近くの業者を無料でご紹介できますので、換気扇でお困りのさいはお気軽にご相談ください。


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