生活110番辞典 各種電気工事

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「ちょっと待って!」気軽にやってはいけない身近な電気工事の基礎知識

照明、コンセント、TVアンテナ・・・住宅の中をぐるりと見渡しただけでも、私たちは数えきれないほどの電気設備に囲まれて生活していることがわかります。もはや「電気設備無しの生活は成り立たない」と言っても過言ではないですね。ですから、これからも快適な暮らしを続けていくには、正しく安全に電気設備を維持していくことが不可欠ですし、それには適切な電気工事が必要です。
今回はその『電気工事』についてのお話です。こんな電気工事もあったんだ、電気工事はこんな人がやってくれるんだ、ということを学んでみましょう。

電気工事のいろいろ

偏に『電気工事』と言っても、工事内容は多岐に渡ります。電気工事にはどんなものがあるか、具体的に見てみましょう。

●通信設備工事

1)LAN工事:インターネットルーター・モデム等への接続配線、社内ネットワークの構築・配線などの作業があります。
2)TVアンテナ工事:地デジ・衛生放送アンテナの設置・調整、テレビ端子増設、ブースター交換などの作業があります。
3)インターホン工事:インターホン・ドアホンの配線接続、感知器・電話との連動調整などの作業があります。
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●電灯・コンセント工事

1)照明器具工事:照明器具の配線接続、交換・増設、蛍光灯照明からLED照明への交換などの作業があります。
2)コンセント工事:スイッチやコンセントの配線接続、交換・増設などの作業があります。
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●換気・空調設備工事
1)換気設備工事:一般換気扇・有圧換気扇・レンジフードの設置・交換などの作業があります。
2)空調設備工事:室外機・室内機に接続電線を接続する作業、接地(アース)に関する作業があります。
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●漏電改修・分電盤工事

漏電調査、配線改修、契約アンペア変更、ブレーカー交換、分電盤交換のなどの作業があります。
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●防犯設備・火災報知設備工事

防犯灯・防犯センサー・防犯カメラの設置、電気錠取り付け、感知器設置、自動火災報知の信号配線などの作業があります。
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●太陽光発電設備・オール電化工事
太陽光発電設備および付帯設備の設置、オール電化・エコキュートの設置などの作業があります。
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一般家庭に関するものを挙げただけでも、これだけの種類の電気工事があります。商業用、産業用としてはもっと専門的な電気設備がありますから、更に多種の工事が存在すると言えます。
『電気工事』が、いかに広い範囲で関わってくる工事なのかということがこれでわかりますね。

電気工事には資格が必要?

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家庭用の電気工事の具体例をいくつか挙げましたが、普段から電気機器に興味があったり、D.I.Yを得意としている方にとっては「なんだ、自分でも出来そうな工事だな」と思われるものもあるかもしれません。しかし安易に作業をするのは厳禁です。なぜなら電気工事は、場合によっては「感電」や「火災」を起こす可能性があり、非常に危険だからです。
そのため『電気工事士法』という法律で、資格が無いと作業してはいけないものを定めています。ここで、電気工事の資格と作業可能な範囲について確認をしておきましょう。

まず、電気工事に関しては下記の資格があります。
◆電気工事士
●第二種電気工事士:住宅、小規模な店舗等の一般用電気工作物の電気工事作業に従事出来る資格です。
●第一種電気工事士:第二種電気工事士で可能な作業の他、工場やビルなどの自家用電気工作物で、最大500KW未満の電気工事作業に従事出来る資格です。
筆記試験の他、実地試験もある国家資格になります。

次に、電気工事士の資格の有無によって可能な電気工事の範囲の確認です。
ここでは「資格無し」でも可能な電気工事について挙げてみます。

◆電気工事士でなくても作業出来る軽微な工事(電気工事士法施行令第1条より)
●電圧600V以下で使用する差込み接続器、ねじ込み接続器、ソケット、ローゼット、その他の接続器又は電圧600V以下で使用するナイフスイッチ、カットアウトスイッチ、 スナップスイッチその他の開閉器にコード又はキャブタイヤケーブルを接続する工事

●電圧600V以下で使用する電気機器(配線器具を除く。以下同じ。)又は電圧600以下で使用する蓄電池の端子に
電線(コード、キャブタイヤケーブル及びケーブルを含む。以下同じ。)をねじ止めする工事

●電圧600V以下で使用する電力量計若しくは電流制限器又はヒューズを取り付け、又は取り外す工事

●電鈴、インターホーン、火災感知器、豆電球その他これらに類する施設に使用する小型変圧器
(二次電圧が36V以下のものに限る。)の二次側の配線工事

●電線を支持する柱、腕木その他これらに類する工作物を設置し、又は変更する工事

●地中電線用の暗渠又は管を設置し、又は変更する工事

以上に挙げた事項に当てはまっていれば、無資格でも電気工事は可能ですが、逆にそれ意外のものについては、電気工事士等の専門的な資格が必要ということになります。
例えば、「壁の埋込スイッチが故障したのでホームセンターで買ってきて交換する」行為は資格者でなければやってはいけません。勝手に行うことは違法行為となりますので注意が必要です。

資格が必要か否か、いうのは非常に専門的で素人では判別が難しいものです。従って、簡単そうだからといって安易に作業せず、「これは電気工事士に依頼しなければならないものかどうか」ということをよく確認するようにしましょう。

「電気工事士」について

電気工事の中には、電気工事士の資格を持った人でなければ出来ない作業があることがわかりました。ところで、皆さんは「電気工事士」と聞いて、どんな姿で仕事をする人たちか、すぐに思い浮かびますか?
「全く想像がつかない」と言われるかもしれませんが、下記に挙げる電気工事士の特徴をみれば「ああ、どこかで見たことがある」と思う方も多いことでしょう。

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◆電気工事士の特徴
●作業服
●ヘルメット
●腰ベルト(安全帯)
●腰に巻いた道具
1)ペンチ:電線やケーブルを切断する道具です
2)ニッパー:狭い場所で細かい配線などを切断する道具です
3)ドライバー:電気設備を取り付けるための道具です。プラスとマイナスがあります
4)電工ナイフ:電線の被覆を剥く時に使われるナイフです。安全のため先端は尖っていません
5)電工レンチハンマー:ハンマーとレンチが一体となったもので、叩いたりナットを締め付けたりする道具です
6)メジャー:寸法を測ったり、性格な位置を出すために必須の道具です

身近なところでは、電柱に上って作業している電気工事士をよく見かけますね。
電気工事は、電柱の上から地下のピットまで、あらゆる場所で行われるため、電気工事士は、安全かつ作業がし易い格好で作業をしています。

ところで近年、高齢者をターゲットに、電気工事士の格好で電気点検を装って上がり込み、金品を盗むという窃盗事件が多発しています。格好はいくら電気工事士でも
依頼もしていないのに訪問したり、強引に家に上がるということはありませんので注意しましょう。

電気工事を見直してみましょう

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私たちは電気を使った沢山の設備や製品に囲まれて生活をしていますが、経年による劣化や故障が現れてきたり、それらを修理・交換する機会が幾度かあります。
また近年、技術の進歩により登場してきた、LED照明・太陽光発電・オール電化などの新しい設備に更新することで、より省エネな暮らしに近づけるチャンスもあります。

何か電気工事をする必要に迫られた際には、その電気設備だけでなく、家庭全体の電気設備について見直してみましょう。気付かなかった不具合や、もっと効率良く改善出来る方法を見つけることが出来るかもしれません。

ただし、電気工事には様々な工種があり、各々必要な専門知識、必要な資格が違いますので、自己流で工事を行うことは非常に危険です。

当サイト生活110番電気工事より、電気工事にはどんなものかあるかを知って、それぞれ希望する電気工事に合った専門業者にご依頼ください。

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