クローゼットにカビが生えたら!知って、試してほしいカビ対策

2021.4.30

クローゼットにカビが生えたら!知って、試してほしいカビ対策

クローゼットは閉めきっていることも多く、湿気が溜まりやすい場所です。そのため、クローゼット内にカビが生えてしまうことがあります。カビは衣類にも付くおそれがあるので早めに対処したいところです。

今回はカビが生えてしまった場合の対処法と、カビが生えないための対策についてご紹介します。

クローゼットにカビが生えた!カビ取りの手順

クローゼットにカビが生えたまま放置していると、カビが広範囲に広がって、衣類など中に入れていたものにも影響を与えます。
カビが生えてしまったらすぐに対策する必要があります。

小さな範囲の場合

カビが生えている範囲がまだ小さい場合は、エターノールで除菌します。
クローゼットはお風呂場などと違い、水洗いができないため、塩素系のカビ取り剤は使えません。

消毒するときはまず、中に入れている衣類などをすべて取り出します。
カビに直接エタノールを吹きかけ、雑巾などで丁寧に拭き取れば完了です。

カビ取りをした後に残る黒い点々が気になる場合は、台所用塩素系漂白剤で拭き取るか、サンドペーパーで削り取ります。

塩素系漂白剤はお湯で薄めて使います。しっかりとタオルに染み込ませ、気になる部分を拭いていきます。
塩素系漂白剤は壁などの材質を傷めたり、変色する恐れもあるので、注意が必要です。

      クローゼットにカビが生えた!カビ取りの手順

クローゼット全体に広がっていた場合

クローゼット全体にカビが広がっていた場合でも、まずは除菌が必要です。
クローゼットに入れてあるものをすべて取り出し、カビを濡れた雑巾で拭き取ります。
乾いた雑巾だと胞子が飛ぶので、必ず濡れた雑巾を使いましょう。

カビを取り除いたらエタノールで除菌すれば、カビの繁殖を防ぐことができます。

中に入れていた衣類などにもカビがついている可能性があります。そのままクローゼットにしまうと、またカビが生えてしまいます。
衣類のカビもしっかりと取り除きましょう。

クローゼットにカビを生やさない。湿気対策とは

クローゼットの中はカビが繁殖しやすくなっています。湿気が溜まりやすいためです。
しっかりと除湿することが重要です。

○服を詰め込みすぎない
クローゼットの中に服を隙間なく詰め込むと風が通らなくなってしまいます。そのため、湿気がクローゼット内にたまってしまいます。
服と服の間にすき間があくようにすると湿気を逃がすことができます。

○衣類を干してから入れる
一度着用した服をそのままクローゼットにしまうと、衣類が含んだ湿気をそのままクローゼットにしまいこむことになります。
一度着た服は一晩干して、湿気を取ってからしまうようにしましょう。

○除湿剤を使用する
カビ対策のために除湿剤を使用しているという人は多いと思います。除湿剤は湿気のたまりやすい下の方に置くといいです。

○クローゼットを空けたままにしておく
服を出し入れする時以外はクローゼットの扉を閉めている人が多いでしょう。
クローゼットの扉を閉めると、中に湿気が閉じ込められてしまいます。
外出の際など、クローゼットを少し開けておき、湿気を逃がしてあげるといいでしょう。

      クローゼットにカビを生やさない。湿気対策とは

クローゼットのカビの栄養源は?掃除のポイント

カビにとっての一番の栄養源は人からの分泌物である「フケ」や「垢」「脂肪」などです。
また、タンパク質やアミノ酸、炭水化物、糖などを好みます。カビの栄養源はほぼすべての汚れと思って間違いないでしょう。

汚れがしっかりと落とされていれば、カビは繁殖しにくくなります。カビを繁殖させないためにクローゼット内はしっかりと掃除する必要があります。

クローゼットを掃除するときのポイント

クローゼットを掃除するときは、中身を取り出し隅々まで行うことが重要です。
洋服や布団の出し入れが多いクローゼットはホコリが溜まりやすくなっています。
ホコリはカビの棲み家になるので、しっかりと取り除きましょう。
ホコリが舞い上がらないように濡れた雑巾であらかじめホコリを取ってから掃除機をかけるといいです。

ホコリが取れたらエタノールで除菌します。
掃除が終わったらクローゼットの扉を開けたままにして、扇風機の風をあてるなどして、しっかりと乾燥させましょう。

また、クローゼットにカビが生えないようにするには、中をできるだけすっきりさせておくのが理想です。不要なもの服は捨て、しっかり整理整頓しておくと掃除もしやすいですし、すっきりとして風通しも良くなります。

      クローゼットのカビの栄養源は?掃除のポイント

クローゼットのカビの臭いを除去する方法

クローゼットがカビ臭いという場合も、まずはしっかりとエタノールで除菌する必要があります。一見カビが見えなくても、菌がたくさんいる可能性があります。

除菌をした後はクローゼット内の湿気を追い出します。湿気があるとじめじめとした臭いを感じます。扇風機などで風を当ててあげると湿気が逃げやすくなります。

またカビの臭いは、中に入れている衣類にも移っています。一度衣類をすべて取り出し、天日干しすると、臭いを無くすことができるでしょう。

まとめ

クローゼットの中は湿度が高くなりやすく、カビが繁殖しやすい環境です。ものを詰め込みすぎないようにして、しっかりと風を通してあげることが大切です。
もし、クローゼットにカビが生えてしまった場合は、エタノールでしっかりと、除菌しましょう。
ホコリや汚れはカビの栄養源なので、こまめに掃除をすることもカビの繁殖を防ぐためには必要です。

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