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キオビクロスズメバチって何?あまり知られていない生態と危険性とは

投稿日:2018-03-15 更新日:2018-12-19

キオビクロスズメバチって何?あまり知られていない生態と危険性とは

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「キオビクロスズメバチ」という蜂の名前を聞いたことはありますか?日本では限られた地域にしか生息しておらず、個体数も少ないこの蜂は、あまりメジャーな存在ではないかもしれません。

命にかかわる猛毒をもつこともある害虫として知られるスズメバチですが、人を積極的に襲うものは全体からみればごく一部です。スズメバチのなかには、人里離れた山中で平和に暮らす温厚なものもいます。

本コラムでは、そうしたおとなしいスズメバチの1種であり、なかなか見かける機会のないキオビクロスズメバチについて、その生態と特徴を解説します。

キオビクロスズメバチってどんな蜂?

キオビクロスズメバチは、鮮やかな黄色と黒が織りなす美しい模様が特徴的なスズメバチの仲間です。漢字で書くと「黄帯黒雀蜂」、その名の通り黒地の身体に黄色い帯状の模様が入っています。

この蜂はスズメバチのなかではかなり小型な部類で、女王蜂でも体長18mmほどしかありません。働き蜂に至っては10mm程度なので、ほとんどミツバチと変わらないくらいのサイズです。

小さなキオビクロスズメバチですが、スズメバチらしく肉食性のため、エサはほかの昆虫やクモなどを捕まえています。狩った獲物は肉団子にして巣へもって帰り、幼虫に食べさせているのです。

キオビクロスズメバチは気温の低い地域が原産とされているためか、日本の中でも比較的涼しい地域に分布しています。本州の北側から北海道にかけての山林地帯が主な生息地のようです。

住んでいるのが山の中であり、蜂自体のサイズも小さいため、この蜂が人の目に触れる機会は多くはありません。日本ではほとんど見かけないものの、ヨーロッパや北アメリカなど海外の涼しい地域では日常的に目にする蜂だといわれています。

キオビクロスズメバチってどんな蜂?

刺される?毒はある?キオビクロスズメバチの危険性

キオビクロスズメバチは、スズメバチの中でも温厚で攻撃性の低い「クロスズメバチ」の仲間です。その例に漏れず、キオビクロスズメバチ自体も人を積極的に刺すことはまずない少ないとされています。

もともとの温厚な性格に加え、限られた生息域と山林の中に棲んでいる傾向から、国内でキオビクロスズメバチに刺されてしまったという事例はほとんどありません。
そのため、ほかのスズメバチに比べては危険性のない蜂だといえます。

ただし、おとなしいといってもスズメバチであることに変わりはありません。狩りにも使う鋭い毒針は、人間にとっても十分注意すべき凶器です。

直接触ったり、巣に危害を加えようとすれば攻撃されてしまう可能性はあり得るため、不用意に巣に近づく、キオビクロスズメバチを捕まえるなどの行為は避けるべきでしょう。

刺される?毒はある?キオビクロスズメバチの危険性

見かけるのはいつ頃?キオビクロスズメバチの活動時期

日本ではほとんど出会うことのないキオビクロスズメバチ。その姿を見ようと思ったら、何月ごろに探せばよいのでしょうか。キオビクロスズメバチの活動時期について確認してみましょう。

・春頃


5月ごろに冬眠から目覚めたキオビクロスズメバチの女王は、巣作りに適した場所を探して飛び回ります。7月ごろまでは女王1匹だけで巣作りと子育てを平行しておこなうようです。

・初夏から秋の終わりにかけて


6月の終わりごろになると、最初の子供が働き蜂として羽化します。働き蜂の数がある程度増えると、女王は第一線を退いて内勤業務に専念するようになるのです。9月から10月にかけて群れの規模はピークを迎え、気温が下がる時期になると次第に活動が鈍っていきます。

・冬の間


11月になると、キオビクロスズメバチが飛び回っている姿を見かけることはほとんどなくなります。多くの蜂は寿命を迎え、秋に生まれた新しい女王蜂だけが冬越えをして春に新しい巣を作るのです。

スズメバチのほとんどは、寿命が最長でも1年で、新しく生まれた女王以外は日本の冬の寒さに耐えることができません。そのため、巣作りする時期や繁殖がピークに達する時期などは、1年の中である程度決まっています。

上で挙げたように、キオビクロスズメバチは5月ごろに巣作りを開始して、11月にはほとんどが寿命を迎えてしまうため、活動時期は5月~11月となります。

キオビクロスズメバチは危険性の低い蜂ですが、活動時期に山に入る際はとくに巣に近づかないよう注意しておいたほうがよいかもしれません。

見かけるのはいつ頃?キオビクロスズメバチの活動時期

どんな巣に住んでいる?キオビクロスズメバチの巣の特徴と営巣場所

前項でも触れましたが、キオビクロスズメバチの主な生息域は山や森の中です。そのため、ほかのスズメバチがよく営巣してトラブルになるような、民家の軒下や屋根裏などに巣を作ることはほとんどありません。

キオビクロスズメバチは基本的にほかのクロスズメバチの仲間と同じように、狭くて暗い場所に好んで巣を作ります。土の下に営巣することが多いほか、木のウロの中など、外からは一見してわからないような場所に巣を作りやすいとされています。

巣は直径30cmほどの楕円形になることが多く、ラグビーやフットボールに使われる球のような形状が特徴的です。

この蜂を見かけたら要注意!危険なスズメバチ

キオビクロスズメバチはおとなしく、ほとんど人を襲わない蜂ですが、スズメバチのなかには積極的に人を刺しに来る危険なものたちがいます。日本で被害事例の多い、危険なスズメバチを3種ピックアップしてみました。

・オオスズメバチ


日本最大のサイズと最強の戦闘能力をもったスズメバチの王者です。針の毒性は極めて強く、多くの人がオオスズメバチによって命を奪われています。オオスズメバチの主な生息場所は山林の中で、地面の下や木のウロに好んで巣を作ります。

つまり、キオビクロスズメバチと生息場所が被っているのです。土の下にある巣が、安全なキオビクロスズメバチのものなのか、危険なオオスズメバチのものなのか、わかってからでは遅いかもしれません。

土の中に蜂の巣を見かけたら、すぐにその場を離れるのが無難といえるでしょう。

・キイロスズメバチ


日本でもっとも刺傷例の多い、鮮やかな黄色の体色が特徴的なスズメバチです。
凶暴な性格をしているのはもちろんのこと、民家の周囲に巣を作りやすく、都市部での生活にも適応しているため、純粋に人が出会う機会が多いことも被害事例の多さに直結しています。

家の軒下や植木の枝などに巨大なボール状の巣を作り、数百匹からなる大規模な群れを作ることもあるため、見かけたらすぐに駆除が必要な危険な蜂といえます。

・コガタスズメバチ


オオスズメバチそっくりの見た目をしたスズメバチです。オオスズメバチより一回りほどサイズが小さいことくらいしか両者を見分けるポイントがなく、しばしばオオスズメバチと誤認されています。

オオスズメバチやキイロスズメバチに比べると性格は穏やかな部類に入りますが、巣に近づく者には容赦なく襲いかかるどう猛な面ももっており、油断はできません。キイロスズメバチ同様都市部や住宅街にも生息できるため、被害事例の多い蜂です。

以上が日本でも刺傷例が多い蜂です。蜂の3大種の中でもスズメバチは特に凶暴であり強い毒を所持しています。もし見かけても近寄らずにそっとその場を離れましょう。

この蜂を見かけたら要注意!危険なスズメバチ

危険なスズメバチの駆除は業者へ依頼を

キオビクロスズメバチはスズメバチのなかでも危険性の低い蜂ですが、何かの拍子に攻撃スイッチが入ってしまい、人間を襲う可能性がないとはいい切れません。おとなしいからと素手でキオビクロスズメバチを駆除しようとして、刺されてしまったという事例もあります。

また、キオビクロスズメバチの巣ができていることは外から分かりづらいことが多く、ちょっとした草むらに入ったら足元に巣があって蜂を怒らせてしまうなんてこともあり得ます。

お住まいの安全を守るためには、キオビクロスズメバチの駆除が必要になるときが来るかもしれません。
攻撃性は低いですが、キオビクロスズメバチは毒をもった蜂です。強い毒ではないものの、体質によっては重度のアレルギー症状が出ることもあります。

巣を駆除する場合は、個人で無理に対処するのではなく、蜂駆除の専門業者に相談してみましょう。なによりもまず、自分自身と家族の安全を優先するべきです。

まとめ

日常でなかなか目にすることのない「キオビクロスズメバチ」の生態と特徴について本コラムではご解説しました。キオビクロスズメバチは温厚でめったに人を襲わない危険度の低い蜂ですが、国内での刺傷例がまったくないわけではないという点には注意が必要です。

気づかずに巣の上を歩いてしまったり、小さな蜂だからと素手で捕まえようとすれば、思わぬ手痛い反撃を食らってしまうかもしれません。小さくともスズメバチであるということをしっかり念頭において、キオビクロスズメバチとうまく付き合っていきましょう。

この記事の監修者 ナカザワ氏について

この記事の監修者
ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
監修ジャンル:害獣 害虫
神奈川県・東京都を中心とした総合害虫駆除サービスを運営。防除作業監督者(防第14721号)の国家資格を有し、アリ、ゴキブリ、ダニ、ハエ、トコジラミ、ハチやコウモリなど幅広い害虫や害獣にも対応。

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この記事を書いた人
生活110番:編集長 SUZUKI
2015年より暮らしのお困りごとを解決するためのコンテンツを作成し、編集した記事は7000ページ以上。 現在は編集長として「本当に役立つコンテンツ」をテーマに日々コンテンツを研究中
得意ジャンル: 害虫駆除(蜂の巣駆除・シロアリ駆除)・害獣駆除(ハクビシン駆除・イタチ駆除・アライグマ駆除)・害鳥駆除(鳩駆除・コウモリ駆除)

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