引越しのシーズンとシーズンオフ。おすすめの引越しタイミングは?

2021.4.30

引越しのシーズンとシーズンオフ。おすすめの引越しタイミングは?

引越しをするときは荷造りや新居、引っ越し業者への依頼など多くの手間と、費用がかさみます。そのため、少しでも費用を抑えて引越しをしたいものですが、どのようなタイミングで引越しを行えばいいのかはわからないものです。引越しのタイミングをうまく見極めることで損をしない引越しができるのです。そんな引越しはどのようなタイミングがよいのか、ご紹介していきます。

引越しのタイミングで最適なのは?

引越しシーズンのピーク

引越しのシーズンはやはり春がピークになります。春に新社会人になる方や大学生になる方などが、新生活と共に引越しをすることが多い時期になります。
引越し業者の書き入れ 時になり料金が少々高くもなりますが、引越しの予約をとるのも大変になります。
ですが、新しい物件が多く出る時期にもなります。引越しする新居を探すには、いいタイミングになります 。

引越しの年間サイクル

引越しは年間ごとにピークなどはだいたい決まった様な流れになります。

1月
就職や大学などが決まった方たちが、新生活を目的に部屋探しを始める時期になります。新年早々に引越しまでを行う方は少ないので、安く引越しができます。

2月・3月
3月に向けて部屋を探す人が多くなり、3月頃には物件の数が一気に減ってきます。
引越しの料金も高くなり、引越しの予約も取るのが難しくなります。

4月
4月初めはまだ引越しの料金も高くなっていますが、後半になると新生活を始める人の引越しは一段落します。そのため、ピーク時に上がっていた引越しの料金も徐々に下がってきます。

5月
ゴールデンウィークの期間を使って引越しする方がいる時期になります。ピークの3月・4月を避け、値段が下がりだしているのでお安く引越しができます。

6月・7月
引越しをする人が少なくなってくるため、引っ越しの料金は比較的 安くなります。
6月は祝日もなく、梅雨の時期になり不安定な天候のため引越しを避ける人が多くいます。そのため引っ越し業者はシーズンオフになり、スケジュールや費用の融通が利きやすいタイミングになってきます。
また、7月も夏休み入ってからの引越しが多いため比較的空いているタイミングになります。

8月
お盆期間のまとまった休みを利用して引越しする人がいます。学生も夏休みを利用して引越しをするため、少しばかり引越しの料金が値上がりする場合もあります。

9月・10月
秋に入ると転勤による引越しが多くなってきます。そのため、引越しの料金が値上がりしてきます。引っ越し業者の書き入れ時になります。

11月・12月
11月に入ると引越しも落ち着きだし、料金が下がり始めます。春のピークまでは比較的に空いており、気候もいい時期なので引越しにはよいタイミングになるでしょう。
12月も早めに進路が決まった方たちが、部屋を探し出しますが年末に引っ越しをする方が少ないので引っ越し業者は空いています。

効率的に引越しをするなら

物件数をメインに考えた場合は1月、2月、3月、9月頃がおすすめのタイミングになります。
費用を押さえての引越しならば6月、7月、11月、12月頃がおすすめのタイミングになります。

他にも引越しを効率的に行うのならスケジュールを管理しておくことがよいでしょう。どのタイミングで何を済ませておくのかを把握できるため、事前の引越し準備や作業の忘れを防げます。
引越しのタイミングで最適なのは?

引越し前の物件探しのタイミング

引越しをするのには引越し先が決まっていないと始まりません。新居を探すのもタイミング次第で、いい物件が見つかる、見つからないと変わります。

物件は引越しの2ヵ月前には探そう

物件をギリギリに探してもいいものは見つからず妥協してしまうことや、早めに探しいい物件を早くから契約してしまうと、今の住まいと新居の2ヶ所に家賃を払ってしまうことになります。
物件探しは遅すぎても、早すぎてもいいものではありません。引越しの2ヵ月前くらいから物件を絞り込むのがよいタイミングになります。引越しの1ヵ月前に探し始めると、理想の部屋を見つけるのは困難になってきます。
また、不動産屋も引っ越しが多い時期に合わせて物件を出すため、その2ヵ月前を目安に不動産屋に物件を見に行くものいいでしょう。

じっくり探すのにおすすめの時期

部屋探しは引越しと同じ時期にピークを迎えます。ピークが落ち着いてくる5月、8月頃が落ち着いて部屋を探すのにいい時期です。
ピーク時に比べれば物件数は減りますが、不動産屋も対応に余裕があるため時間をかけて説明をしてくます。いい物件が見つかる可能性や、掘り出し物が見つかる可能性が上がってきます。
初めて部屋を探す場合や、じっくりと理想の部屋を探したいのなら5月、8月のタイミングがいいでしょう。
引越し前の物件探しのタイミング

少しでも家賃を下げるための方法

家賃の2重払い

いい物件が見つかり引越しをするよりも早めに契約してしまうと、今の住まいの契約時期によっては家賃の2重払いをするケースが発生します。2重払いをできるだけ抑える方法があります。

退去予告を1ヵ月前に

引越しが決まった段階で今の住まいの賃貸契約書の解約に関わる「解約予告期間」を確認することになります。契約によっては退去予告を1ヵ月以上前にしなければならない場合もあります。
そうでないと、引っ越したのにもかかわらず家賃を払う必要性が出てきます。

住み替えのタイミング

住み替えのタイミングによっては2重払いをしなくてもいいケースがあります。
新築物件での住み替えは契約した日から日割り家賃が発生します。物件の申し込みから契約までには期間があり、入居審査が1週間~2週間ほどかかります。
未完成の新築物件で入居できるまでに申し込みから1ヵ月あるなら、新居の入居に合わせて今の住まいの解約日を決められるため、2重払いを支払うことなく住み替えできる場合もあるようです。

空き室中古での場合は入居可能日によって、2重払いする期間を短くすることができます。
また、前居住者がいる中古物件になると前居住者がまだ入居している場合や、リフォームに時間がかかる場合があるため入居までに時間がかかってしまいます。そのため2重払いの期間が長くなってしまう可能性もあります。

家賃の値下げ交渉

安くなるなら少しでも家賃は抑えたいものです。大家さんに交渉することで家賃を少しでも抑えることができるのです。それでは、どのような要素が交渉材料になるのでしょうか。

交渉可能な項目

・築年数が古い
・最寄駅から遠い
・1階の部屋
・空き室が多い
・敷金礼金が相場より低い

上記が家賃交渉した際に下げてくれる可能性がある要素になります。
家賃交渉に応じてくれるようならば、物件のマイナスポイントがあることになります。

大家さんは空き室を埋めたい

空き室が多くあるほど、「その物件は人気がない」「何か問題がある物件」と思われてしまいます。空き室があるほど大家さんの収入も少ないものになるので、大家さんは空き室を埋めたいのです。
そのため空き室が少しでも減らしたいため、とにかく入居してもらいたいと考えている大家さんは増えているので、大家さんと家賃交渉がうまくまとまる可能性が高いようです。

子供がいる家庭での引越しタイミング

子供がいる家庭での引越しはタイミングが大切になります。引越しをすると子供の転校になります。子供の卒業前に引越しすると、転校手続きや転校先の学校の制服を買うことになります。
そのため、子供が入園、入学するする時期に引越しをするのがよいタイミングになります。転校手続きや入学金、新しい学校の制服を買うことなく、子供も新しい環境に慣れやすい時期にもなります。
子供がいる家庭での引越しタイミング

まとめ

引越しのタイミングによって、引越しの費用や新居の物件は大きく変わってきます。引越しは春が多いですが、必ずしも春がいいと言えるものはないので、ご自身に合ったタイミングで部屋探しや引越しを考えるのがいいでしょう。そうすることで、ご自身に合った新生活も送れるでしょう。
引越しで何か困ったことがあれば、引越し業者にご相談・ご依頼ください。

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