インターホンが故障したときの修理・交換方法!寿命はどれくらい?

2023.8.10

インターホンが故障したときの修理・交換方法!寿命はどれくらい?

インターホンが故障したかも?と思ったら、修理に出す前に自分で直せる症状なのか確認してみましょう。インターホンの不具合はさまざまですが、原因によっては自分で直せる場合もあるのです。

インターホンのよくある不具合と修理方法についてご紹介しますので、自分でも直せる原因だった場合は直してみてください。そのほか、インターホンの寿命の目安や自分でインターホンを交換する方法についてもご紹介します。

インターホンが故障?原因と修理方法

インターホンには親機と子機があり、親機は「屋内に設置してある装置」子機は「屋外に設置してある装置」のことをいいます。

インターホンのよくある不具合についてまとめてみましたので、当てはまる症状があるようでしたら、何が原因なのか確認してみましょう。

症状1:呼び出し音が鳴らない

インターホンが故障?原因と修理方法

呼び出し音が鳴らないといった症状は、以下のことが原因であることが多いです。

  • 電池切れ
  • 配線が切れている
  • 音声設定が低い

原因1.電池切れ
インターホンの電池切れが原因かもしれません。しばらく電池を交換していなかったという場合は新しく取り替えてみましょう。

電池の交換方法

  1. ドライバーで本体を外す
  2. 電池を取り出し、すべて新しい電池へ取り替える

このとき、すべて同じ種類の電池に交換するようにしましょう。違う種類の電池と混ぜてしまいますと、容量の違いにより発熱破裂といったトラブルになってしまうおそれがあります。

原因2.配線が切れている
配線が切れていたり、接触が悪かったりすると、音が聞こえなくなることがあります。親機と子機それぞれの配線状態を確認する必要があるでしょう。ただし、通話ができるようでしたら配線は関係ありません。ほかの原因を探してみてください。

配線の状態を見るには一度取り外しをおこなわなければいけません。場合によっては感電する危険性がありますので、業者に見てもらうようにしましょう。

原因3.音声設定が下がっている
親機の音声設定が「下がっている」「オフになっている」と音が聞こえないことがあります。もしそのような設定になっているのでしたら、声が十分聞こえるようになるまで音声設定を上げるようにしましょう。

症状2:声が聞こえない

外からの声や家からの声が聞こえないといった場合、親機や子機のスピーカーやマイクが故障しているのかもしれません。原因は配線不良やマイクへ異物が入ってしまったことによる故障などが考えられます。これらの修理は自分でおこなうことが難しいため、業者に依頼するようにしましょう。

原因3:音声が乱れる

音声にノイズが入ったり、「キーン」といったハウリングが起こったりすることがあります。これらはテレビやWi-Fiの電波に影響を受けてしまっていることがあるので、子機の設置場所を変える必要があります。

また、配線が断線したり電気線と接触したりするとこのような症状が現れることがあるため、配線方法を改善しなければいけません。これらの修理は自分でおこなうことができないため、業者に一度見てもらいましょう。

症状4:呼び出し音が勝手に鳴る・鳴りっぱなし

呼び出し音が勝手に鳴ったり、鳴りっぱなしになったりする場合、以下の原因が考えられます。

  • ボタンが押し込まれたまま
  • 異物が入り込んでいる
  • 誰かがイタズラで鳴らしている

原因1.ボタンが押し込まれたまま
押されたボタンが中の方まで埋まってしまっていると、ちょっとした衝撃で呼び出し音が鳴ってしまうことがあります。一度ボタンが正常の状態であるか確認してみましょう。埋まっていた場合は、もう一度押し込んでみると直ることがあります。

原因2.異物が入り込んでいる
隙間から砂や虫が入り込むと、音が勝手に鳴ることがあります。また、激しい雨や結露によって水が内部に入り込んでしまっても、同じような症状が現れることがあります。これらのことが原因であった場合、分解をして掃除をしなければいけません。分解による掃除は自分でおこなうことが難しいので、業者に依頼するようにしましょう。

原因3.誰かイタズラで鳴らしている
誰かのイタズラによって呼び出し音が押されているのかもしれません。また、空き巣の下見として押されることもあるようです。心当たりがあり不安という方は、カメラ付きのインターホンへ交換したり、防犯カメラを設置したりするなど対策をおこなうとよいでしょう。

症状5:カメラのモニターに映像が映らない

電源がついているのにモニターの映像が映らないという場合、以下のことが原因であるかもしれません。

  • モニターの明るさが低い
  • モニターが故障している

原因1.モニターの明るさが低い
モニターの設定で明るさが低い状態ですと、画面が映らなくなることがあります。明るさやコントラストを自分で調整してみましょう。

原因2.モニターが故障している
モニター自体が故障していると、映らないことがあります。業者にモニターの修理または交換を依頼してみましょう。

インターホンの修理はメーカーや電気屋、電気工事の業者がおこなうことができます。また、保証期間内であればメーカーが無料で修理してくれる場合もあるので確認しておくとよいでしょう。

インターホンの修理にかかる費用は、年数や症状によって異なりますが、配線工事が必要になる場合は高額になりやすいです。もし修理費用より交換費用が安くなるのであれば、思い切って交換することをおすすめします。

弊社では、ご紹介する修理業者により、インターホンの修理にかかる費用の見積りを無料でさせていただいております。まずはどれくらい費用がかかるのか知りたいという方は、ぜひお電話にてご相談ください。

インターホンが故障したまま放置しても大丈夫?

子機のマイクが壊れている程度であれば、呼び出し音が鳴ってから直接玄関に行けば良いですし、修理しなくても使えそうな気もしますよね。

ただ、防犯の面で心配な部分もあります。また、呼び出し音が鳴らないのも、早く修理や交換をしないと訪問者に気づきませんし、荷物の受け取りなどにも支障が出るでしょう。

すぐに直さなければならない機器ではありませんが、長期間放置すると生活に支障が出るといっても過言ではありません。ちょっとした面倒さも、何回も続けばストレスになりますので、早めの修理・交換が良いでしょう。

修理が終わるまでの対処法


修理業者が来るまでの間、訪問者がやってきても対応できるように、以下のようなことをおこなっておくとよいかもしれません。

1.張り紙を貼る
故障しているインターホンや玄関に、「故障中」「御用のある方はドアを叩いてください」など張り紙を貼り、故障していることを訪問者に知らせるようにしましょう。

2.ご近所さんに伝えておく
よく訪問されるご近所の方には、あらかじめインターホンが故障していることを伝えておきましょう。

賃貸の場合は大家さんや管理会社に連絡

賃貸のマンションなど集合住宅にお住まいの方でインターホンが故障しているとのことでしたら、大家さんや管理会社へ連絡しなければいけません。自分の判断で勝手に修理してしまわないようにしましょう。

大家さんや管理会社が業者に依頼をし、修理費用も出してくれます。しかし、自分が故意に壊してしまった場合は修理費用を負担しなければいけないので正直に伝えるようにしましょう。

インターホンにも寿命?交換の目安は10~15年


意外と気づかないかもしれませんが、インターホンは24時間常に動き続けています。そのため家電製品と同じく寿命があり、家庭用インターホンで10年、オートロック連動の集合住宅用インターホンでは15年で交換が推奨されています。

これくらいの年数が経つと経年劣化で不具合が発生したり、最悪の場合、全く動かなくなってしまったりすることがあるでしょう。

もし寿命を過ぎていて不具合が起きているとのことでしたら、新しいインターホンへ交換することをおすすめします。

インターホンを自分で交換してみよう!

自分でインターホンの交換ができたら、商品代だけで済むのでお得ですよね。インターホンの種類によっては自分で交換できるタイプのものもありますので、少しでも安く抑えたいという方はぜひチャレンジしてみてください。

自分で交換できるインターホンの種類

インターホンを自分で交換してみよう!

自分で交換できるインターホンの種類

  • 電源プラグ式インターホン
  • 乾電池式インターホン
自分で交換できないインターホンの種類

  • 電源直結式インターホン
  • 子機が複数ある
  • 子機が壁に埋め込まれている

基本的に、今設置してあるインターホンの配線がそのまま使用できるタイプのインターホンであれば、自分で簡単に交換することができます。しかし、壁の中から電気を取っていたり、特殊な方法で配線していたりする場合は、感電する危険性があるほか、「電気工事士」の資格が必要になる場合がありますので、業者に依頼するようにしましょう。

インターホンを交換する方法

電源プラグ付きコードがついている、もしくは乾電池で動いているといったインターホンであれば自分で交換することができます。始めるときは、必ず電源を切ってからおこなうようにしましょう。

子機の交換手順

  1. 子機のねじを外し、子機・配線・枠を外す
  2. 新しい枠をねじで固定し、配線を接続する
  3. 新しい子機を固定する
親機の交換手順

  1. 電源プラグがある場合は抜く
  2. 親機を金具から外す
  3. 配線・ねじ・金具を外す
  4. 新しい金具をねじで固定し、親機に配線を繋ぐ
  5. 親機を固定する
  6. 電源プラグを接続する

人気のあるインターホンのメーカー

ドアチャイムやインターホンなんて、どこも同じ。そう思っていませんか?

ここではインターホンにメーカーでも特に人気のあるメーカーをご紹介します。インターホン取替時の参考にしてみてください。

パナソニック
家電で有名なパナソニックは、様々な住宅用電気設備にも力を入れています。カメラ付きドアチャイムはもちろん、壁に取り付ける親機以外に、無線の子機がセットになっているものなどもあります。また、スマホの普及に伴い、外出先で来客対応できるタイプのドアホンも販売しています。

アイホン
インターホン業界ではトップシェアを誇る企業で、それだけに様々なタイプの製品を取り揃えています。戸建住宅用、集合住宅用はもちろん、オフィスや工場などでも使えるラインナップで、様々な要求に対応できるのが特徴です。中でも、配線工事不要の無線インターホンが魅力的です。

まとめ

インターホンの故障は自分で直せる場合もあれば、業者に依頼しなければ直らない場合があります。今故障している症状が自分で直せないものである場合は、購入したメーカーや電気屋、電気工事の業者に修理を依頼するとよいでしょう。もしどこに依頼をしたらよいかわからないとのことでしたら、弊社にご相談ください。全国の加盟店より最適な業者をお探しいたします。

また、修理費用より交換費用の方が安く済むとのことでしたら、新しく交換してみるのもおすすめです。今設置してあるインターホンの種類によっては自分で交換することもできますので、少しでも費用を抑えたいという方は自分で交換してみてはいかがでしょうか。

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