エアコン取り付け工事を安くする方法!DIYの手順と業者を選ぶポイント

2021.4.30

エアコン取り付け工事を安くする方法!DIYの手順と業者を選ぶポイント

エアコンの取り付けは、エアコン工事業者に依頼するのがおすすめです。エアコンを購入したお店や引っ越し業者など以外にも、エアコンの取り付けをしてくれる業者はあります。業者によって費用には差がありますので、安いところを選べば費用を抑えることができるのです。

費用を節約するには自分で取り付け工事をする方法もありますが、エアコン取り付け工事は素人には難しい作業ですし、故障などのリスクもあります。より安全に、できるだけ安くエアコンを取り付けたいのであれば、業者のなかでも費用の安い傾向にあるエアコン工事業者にお願いするのがおすすめです。

このコラムでは、エアコン取り付けにかかる費用の相場、DIYと業者の違い、費用を抑えるための業者の選び方をご紹介します。エアコンを取り付ける方法を知りたい、できるだけ安く取り付けたいという人はぜひご覧ください。

エアコンを取り付ける5つの方法と費用相場

エアコンにはエアコン本体の価格と、取り付け工事の費用がセットになっていることが多いです。また、引っ越しをする場合などには、引っ越し業者にエアコンの取り外しや取り付けも一緒に頼むことが多いでしょう。

しかし、購入したお店や引っ越し業者に頼む以外にも、エアコンを取り付ける方法はあります。エアコン本体や引っ越しとエアコン工事を別にすることで、費用を安く抑えられる場合があるのです。

エアコンを取り付ける5つの方法をご紹介します。それぞれの費用と特徴を把握すれば、自分にとって最適な方法を選ぶことができるでしょう。

方法別エアコン取り付け費用の相場
DIY 6,000円~10,000円程度
エアコン工事業者 8,000円~16,000円程度
家電量販店 10,000円~15,000円程度
街の電気店 12,000円~18,000円程度
引っ越し業者 12,000円~20,000円程度

DIY

エアコンを取り付ける5つの方法と費用相場
道具や部品をそろえれば、エアコンの取り付けは自分でおこなうことも可能です。そうすれば最低限必要な材料費だけで済み、費用を大幅に節約できます。また、業者の時間などを気にせずに自分のタイミングで作業をおこなうことができるのもメリットです。

ただし、エアコンの取り付けには普段あまり使わないような工具が必要だったり、作業が複雑だったりするので、DIYになれていない人には難しいところもあります。取り付けに失敗したりエアコンが故障したりといったリスクもありますので、あくまで自己責任でおこなう意識が必要です。

エアコン工事業者

エアコンの取り付けや取り外し、クリーニングといった工事を請け負っているのがエアコン工事業者です。最近ではネット通販でエアコンを本体価格のみで安く購入し、取り付けはエアコン工事業者に依頼するということも多くなっています。

家電量販店や引っ越し業者で取り付けをしてもらう場合、実際にはこのエアコン工事業者が工事を請け負っていることが多いです。この場合、購入者は家電量販店などがエアコン工事業者に支払う中間マージンが加算された金額を支払うことになります。エアコン工事業者に直接依頼をするとこの中間マージンがないので、費用が安くなるのです。

街の電気店

地域に密着した、小規模な電気店でエアコンを購入した場合には、取り付けも同じお店の人がしてくれることが多いです。他店で買ったエアコンの取り付けや修理などにも、柔軟に対応してくれる場合があります。

何度も対応している得意先であれば、お店の人は家の間取りや現在使用しているエアコンのことなどもある程度把握しています。購入する製品や取り付け場所について相談でき、きめ細やかに対応をしてもらえるでしょう。

ただ、家電量販店などと比べると経営の規模が小さい分、利益を確保するために料金が高く設定されている傾向にあります。また、メーカー加盟店などの場合は対応できる製品が限られる場合もありますので、事前に確認しましょう。

家電量販店

家電量販店の場合、取り付けを依頼できるのはエアコンを購入したときに限られます。家電量販店で販売されているエアコンには、最初から取り付け工事の費用を含めた価格が表示されていることが多いのです。大規模な薄利多売で経費やサービスを効率化することで、小規模な電気店に比べると費用は安めになっています。

取り付け工事をおこなうのはお店のスタッフではなく、お店から委託された下請け業者です。お店が業者に支払う分の費用が上乗せされるので、エアコン工事業者に直接依頼するのに比べると費用は高くなります。サービスが簡素化されている分街の電気店に比べるとそこまで手厚いサービスはないことも多いようです。

引っ越し業者

引っ越しの際にエアコンも移設する場合、エアコンの取り外し、取り付けの作業は引っ越し業者とは別の業者が担当するのが一般的です。引っ越し業者が手配したエアコン工事業者が前もってエアコンを取り外しておき、引っ越し業者がエアコンを新居へ搬送します。新居へ運んだエアコンを、またエアコン工事業者が取り付けるという流れが多いです。

引っ越し業者の場合も、エアコン工事業者に支払う中間マージンが発生します。また、エアコン工事業者にとっては旧居と新居の2箇所で作業をしなければならない手間がかかるので、費用も割高になることが多いのです。

事前に確認しよう!エアコン取り付けができない場合と対処

上でご紹介したエアコンの取り付けの費用相場は、標準的な工事のみで取り付けができた場合の費用です。設置する場所や状態などによっては追加の工事が必要になり、その分費用が高くなることもあります。

また、場合によってはそもそも取り付けができないということもありえるのです。その場合には購入するエアコンを変えるなどの対処が必要です。どのような場合に取り付けができないのかをご紹介しますので、業者の手配やエアコンの購入をする前に設置場所の状況を確認しておくことをおすすめします。

室外機を設置する場所がない

事前に確認しよう!エアコン取り付けができない場合と対処

多くのエアコンは、室内機と室外機とでできています。この室外機は文字通り屋外に設置しますが、どこでも置けるわけではありません。エアコンの性能を保つためには、以下のような場所を確保する必要があります。

【室外機を設置できる場所の条件】

・室外機の周りに十分な余地がある
狭い場所に設置すると、排出した熱を室外機が再び吸い込んでしまい、冷房の効率が悪くなります。そのため室外機の前後左右、上下には空気が対流できる数cm程度の余地が必要です。必要な余地の長さは製品によって異なりますので、取扱説明書などで事前に確認しておきましょう。

・設置面が平らで確実に固定できる
室外機が傾いて設置されていると騒音の原因になりますし、転倒すると故障や事故につながるおそれもあります。架け台やブロックなどで調整するか、地盤が緩いなどでしっかりと固定できない場合には設置方法を変えましょう。

・室内機に配管が届く
室内機から出る配管が届く範囲に、室外機を設置可能な場所があることを確認しましょう。距離が離れてしまう場合には配管を延長する方法もありますが、長くしすぎると室外機で冷やした空気が配管を通る間にぬるくなり、冷房の効率が悪くなることがあります。また、配管が標準よりも長くなると追加費用がかかる場合があります。

もしも上記の条件に合う場所がないという場合には、単独で室内に置ける冷風機や冷風扇といったものを選ぶのもひとつの方法です。窓枠に取り付ける窓用エアコンは室外機が必要なく、取り付けも比較的簡単なのでおすすめです。

室外機の設置方法を変えるのも、有効な対処法です。ベランダ部分の天井から吊り下げる形の「天吊り」、壁面に設置する「壁掛け」、すでにある室外機の上にもうひとつ室外機を置く「2段置き」などの方法があります。これらの方法で室外機を取り付ける場合は、追加費用が加算されますので注意しましょう。

室内機を設置する場所がない

室内機も室外機と同様に、冷房の効率をよくするために上部と左右に数cmの余地を確保する必要があります。必要なスペースは製品によって違いますので、購入前に取り付け場所と室内機のサイズを確認しておきましょう。

また、壁の素材によっては室内機の重みに耐えられない場合もあります。そのような場合には室内機を直接壁に固定するのではなく、「縦桟(たてさん)」という部品を使って取り付けられることがあります。この縦桟を天井と窓枠のふちに取り付け、縦桟に室内機を固定するといった方法です。この方法には、追加費用がかかります。

配管を通す穴がない

室内機と室外機は配管でつなげますので、部屋の壁に配管を通す穴が必要です。もともとついているエアコン用の穴がなければ、穴を開ける工事をしなければなりません。その場合には追加費用が発生し、壁の素材によって費用は変わります。

ただし、壁に穴を開けると、壁内の配線や柱などを傷つけてしまうおそれがあります。家の設計図などを確認し、穴を開けても問題のない位置を慎重に選ぶことが必要です。また、当然ながら一度開けた穴は元には戻せません。賃貸などの場合は必ず管理者に確認してからおこないましょう。

壁に穴を開けられない、開けたくないという場合には、窓パネルを使う方法もあります。窓パネルは、窓に設置して配管を通すことができるものです。

エアコン用のコンセントがない

エアコンは消費電力が非常に大きな電気製品です。そのため、多くの住宅ではエアコン専用のコンセントが設置されています。壁の高い位置にコンセントがついていれば、それがエアコン専用コンセントでしょう。

専用ではないコンセントでエアコンを使用すると、ブレーカーが落ちたりほかの電気製品が故障したり、最悪は火災の原因になることもありますので、必ず確認しましょう。電気のブレーカーボックス(分電盤)を開けてみて、そのなかに「エアコン」や「クーラー」と表示されているスイッチがあるかどうか確認するのが確実です。

専用コンセントがない場合には、エアコン用のコンセントを増設する追加工事が必要です。また、設置場所から専用コンセントが離れている場合には延長コードを使うこともできますが、必ずエアコン専用の延長コードを使用しましょう。

コンセントの種類が違う

同じエアコン専用コンセントでも、使用可能なエアコンの電流、電圧によって種類があります。多くは部屋の広さに対応した種類のコンセントになっているはずです。もしも取り付けるエアコンのプラグとコンセントの形状に合わなければ、コンセントを交換する工事が必要です。あらかじめ確認しておきましょう。

電気容量が違う

エアコンを快適に使用するためには、電流(A:アンペア)と電圧(V:ボルト)という電気容量が適合している必要があります。エアコンの電流や電圧が、家が対応している電気容量を上回っていると、頻繁にブレーカーが落ちてしまうことになるのです。エアコンの電流や電圧は、製品の取扱説明書や製品に貼られているシールで確認することができます。

家の対応している電流は、ブレーカーボックスを開けてみればわかります。ブレーカーボックス内の左端にある大きなスイッチのところに、「〇〇A」と表示されているはずです。エアコンを使うためには、この数値が30A以上は必要です。

一般家庭の電圧には、100Vと200Vの2種類があります。電気製品の多くは100Vですが、消費電力の大きなエアコンには200Vのものもあります。アンペアブレーカーから出ているコードの数を確認してみましょう。コードが3本ついていれば、200Vのエアコンにも対応可能です。

家の電気容量がエアコンの電流や電圧に対して足りないのであれば、電気容量を増やす工事が必要です。電気に関する工事は電気工事士の資格をもった業者でなければできませんので、必ずエアコン工事業者に確認しましょう。

エアコン取り付けの手順とDIYの注意点

エアコンの取り付けは、もしも施工に不備があるとエアコンがうまく動作しなかったり、故障したりといったこともあります。取り付け工事をDIYでおこなう場合には必要な準備を整え、手順をよく確認したうえで慎重におこないましょう。エアコンの取り付けをDIYする場合の流れと注意点を解説します。

必要な道具と部材

エアコン取り付けの手順とDIYの注意点
エアコンの取り付けには、普段あまり使わないような特殊な工具が必要です。専門的な工具はホームセンターなどのレンタルを利用すると、費用を抑えることができます。

エアコンの取り付けに必要な工具
ドライバー ネジを締めるのに使います。
モンキーレンチ 冷媒管などの接続に使います。
トルクレンチ
六角レンチ 冷媒ガスバルブの開閉に使います。
真空ポンプ 冷媒管や本体内の空気を抜く「真空引き」に使います。
チャージホース
真空ゲージ
パイプカッター 冷媒管を切断します。
フレアツール 冷媒管をラッパ状に広げる「フレア加工」に使います。
パイプリーマー 切断した冷媒管の断面を整えます。
水平器 室内機を取り付ける際などに水平を測ります。
脚立 高いところの作業で使います。
養生マット 室内が傷つかないように保護します。

冷媒管やホースなどの部材は、エアコン本体には付属していません。これらの部材は部屋の状況によって必要量が変わるため、取り付ける業者が用意するのが普通なのです。そのため自分で取り付けをする場合は、これらの部材も自分で用意しなければなりません。作業をはじめてから困らないよう、なにが必要なのかあらかじめ確認して用意しておきましょう。

エアコンの取り付けに必要な部材
冷媒管 室内機と室外機を接続し、ガスを循環させます。細管と太管の2種類が必要です。
VVFケーブル 室内機と室外機を接続し、電気を通して室外機の動作を制御します。機種によって種類が違いますので、適合を確認しましょう。
ドレンホース 冷媒ガスバルブの開閉に使います。
真空ポンプ 冷媒管や本体内の空気を抜く「真空引き」に使います。
チャージホース
真空ゲージ
パイプカッター 冷媒管を切断します。
フレアツール 冷媒管をラッパ状に広げる「フレア加工」に使います。
パイプリーマー 切断した冷媒管の断面を整えます。
水平器 室内機を取り付ける際などに水平を測ります。
脚立 高いところの作業で使います。
養生マット 室内が傷つかないように保護します。

作業の手順

エアコンの取り付け作業には複雑な部分もあります。また、機種によって方法が異なる場合もありますので、くわしい方法は取り扱い説明書を確認しましょう。ここでは、基本的な流れを解説します。もしも途中でわからなくなったときには無理はせず、エアコン工事業者に相談するのがおすすめです。

1.室内機の取り付け

室内機を取り付けるときには、まず据付板を壁に固定し、据付板のツメに室内機を引っかけるようにします。壁の穴やコンセントの位置、室内機周りの余地などを考慮して位置を決め、水平器を使ってまっすぐに据付板を固定しましょう。

VVFケーブルを室内機に接続します。VFFケーブルのなかには3本の電線があり、それぞれつなげる場所が決まっています。電線と接続部分の色が同じであることを確認しましょう。

室内機内から引き出した2本の冷媒管とドレンホース、VFFケーブルを一緒に配管テープなどで束ね、壁の穴に通しておきます。室内機を落とさないように注意しながら、据付板に取り付けます。室内機が据付板に確実に引っかかっていることを確認しましょう。

2.冷媒管の接続
用意した冷媒管と室内機から出る冷媒管とを接続していきます。まずは用意した2本の冷媒管に、断面をラッパ状に成型するフレア加工を施していきましょう。フレア加工は、広げたパイプをもう片方のパイプにかぶせるようにして上からナットで締め付けることで、密着度を高めてガス漏れを防ぐ施工方法です。

冷媒管の端にフレアツールでフレア加工をし、室内機から出る冷媒管と接続します。モンキーレンチとトルクレンチを使って、しっかりとナットを締めつけましょう。ドレンホースも、室内機から出るホースと用意したホースをテープで巻きつけて接続します。

室外機を設置場所に置いて配管の通り道を決め、冷媒管をパイプカッターで適度な長さに切断します。パイプリーマーを使って切断面を滑らかにしましょう。このとき、管内にカスや水などが入らないよう注意が必要です。冷媒管の断面を反対側と同様にフレア加工し、室外機に接続します。

3.真空引き

配管を接続したら、冷媒管のなかを真空状態にする「真空引き」という施工をおこないます。エアコンは冷媒管のなかを冷媒ガスが循環することで、室内の熱を排出する仕組みです。冷媒管のなかに空気が残っていると、空気に含まれる水分が管内で凍ってつまってしまいます。それを防ぐために、真空ポンプを使って冷媒管のなかの空気を抜いておくのです。

室外機に取り付けた太いほうの冷媒管の脇に、ナットがついた管があります。これがサービスポートという真空ポンプを接続する管です。モンキーレンチでナットを取り外しましょう。

真空ポンプに真空ゲージを取り付け、チャージホースでサービスポートと接続します。真空ゲージのバルブを開き、真空ポンプの電源を入れると冷媒管内の空気が抜けていきます。真空ゲージの目盛りが-0.1MP以下になってから、15分~20分程度真空ポンプを動作したままにしておきましょう。

次に真空ポンプの電源を切り、バルブを閉めてから10分程度放置します。しばらくしても真空ゲージの目盛りが変わらないようであれば、真空引きは完了です。チャージホースをサービスポートから外し、元通りにナットを取り付けましょう。

4.冷媒ガスの開放

冷媒ガスは室外機のなかに封入されていますので、これを開放して冷媒管に冷媒ガスを充填します。室外機から出ている、冷媒管を接続している部分の先端にバルブがついていますので、細管、太管の順に六角レンチを差し込んで回します。バルブに石けん水をつけるなどして、ガス漏れがないことを確認しましょう。

5.仕上げ

壁の穴から外に出してあったVVFケーブルを適度な長さに切断し、3本の電線を室外機側面の各接続部分に接続します。ドレンホースも排水が流れてもよい場所まで伸ばして切断します。それぞれを邪魔にならない位置に配置し、配管テープなどで束ねて保護しましょう。配管が問題なく接続されていることを確認したら、壁の穴をパテでふさぎます。

最後に室内機の電源プラグをコンセントに差し込み、電源を入れて試運転をしましょう。室内機から風が出てくるか、水漏れがないか、室外機のファンが回っているかなどを確認し、問題がなければ取り付けは完了です。

DIYの注意点

DIYの注意点
エアコンの取り付けは、正しい手順を理解すれば自分でもできます。ただし、DIYでの施工にはリスクもともないます。DIYの場合はすべて自己責任ですので、リスクやデメリットについても理解しておく必要があるでしょう。

電気工事には資格が必要

コンセントの増設や変更、アース工事などの電気に関する作業をおこなうには、基本的に電気工事士の資格が必要です。たとえ自宅であっても、資格なしでおこなえば違法になってしまいます。そればかりでなく、電気工事は感電などのおそれもある危険な作業です。

しかし、素人にはどのような作業に資格が必要のかわからないこともあるでしょう。そのような場合は軽率に判断せず、エアコン工事業者などに相談するのが安全です。

失敗のリスク

エアコンの取り付け工事は壁に穴を開けたりネジを打ったりと、家に傷をつけてしまう大がかりな作業が多く、もしも失敗したときには大きな損害になってしまいます。また、配管の接続や真空引きなどの作業がうまくできていないと、エアコンが正常に動作しないおそれもあります。

保証がない

電気製品には製品保証がついているのが一般的ですが、DIYで施工をするともしも不具合や故障があっても、保証の対象外になってしまうことがあります。不具合の原因が、自分の施工不備によるものではないとはなかなか証明できないからです。

保証が使えずに修理や買い替えをすることになれば、ためにかえって費用がかかってしまうこともあります。よほど確実な施工ができる自信がなければ、DIYでエアコンの取り付けは業者に任せたほうがよいでしょう。

エアコン取り付けはエアコン工事業者がおすすめ

DIYに比べると費用はかかってしまいますが、業者を利用することでDIYにおけるあらゆるリスクを回避し、より確実にエアコンを取り付けることができます。ここでは、業者のメリットと選び方について解説します。

エアコン工事業者を利用するメリット

エアコン取り付けはエアコン工事業者がおすすめ
エアコンの取り付けを頼めるいろいろな業者のなかでも、とくにエアコン工事業者がおすすめです。その理由をみていきましょう。

ほかの業者に比べて費用が安く済む

家電量販店や引っ越し業者は自社でエアコン工事をするわけではなく、下請けのエアコン工事業者に工事を委託します。そのため中間マージンが発生し、費用が割高になるのです。エアコン工事業者に直接依頼すれば中間マージンは発生しませんので、費用を安く済ませることができます。

業者を自分で選べる

家電量販店などを介して依頼する場合、施工をする業者は自分で選ぶことができません。どんな業者のスタッフがくるのかそのときまでわかりませんので、管理や教育の行き届いていない、品質の低いスタッフがくることがないともいい切れないのです。

エアコン工事業者に直接依頼するのであれば、どの業者に依頼するか自分で決めることができます。会社情報やスタッフの対応を確認して業者を選ぶことで、納得のいかない施工をされるのを回避できるでしょう。

業者と直接やり取りができる

工事に関してとくに要望がある場合、家電量販店などではそれを業者に直接伝えることができません。施工後にトラブルがあった場合などにも、購入したお店に連絡をします。

そのため要望が正確に伝わっていなかったり、対応が遅れたりといったこともあり得ます。自分で業者に依頼すれば、業者と直接連絡を取れるのでそのような不手際は起こりにくくなるでしょう。

安心して任せられる業者を選ぶポイント

業者を選ぶことができるのは大きなメリットですが、どんな業者を選ぶのがよいのかわからないということもあるでしょう。エアコン取り付けを確実に、できるだけ費用を抑えておこなうには、よい業者をみきわめることが大切です。そこで、よい業者のポイントを解説しますので、業者探しの際にチェックしてみてください。

標準工事の内容と追加費用をチェック

ひとくちにエアコンの取り付けといっても、業者によってその中身は違う場合があります。基本的な料金のなかに含まれている作業はどのような内容なのか、あらかじめチェックしておきましょう。どんな場合に追加費用がかかり、どんな作業にいくらかかるのかといったことを公式サイトなどで詳細に提示している業者は料金面で信頼できます。

会社情報や資格を開示しているか

会社の住所や社歴、施工事例などを公式サイトで開示している業者は、最低限の社会的信頼があるといえるでしょう。施工するスタッフが保有している資格も開示していれば、施工に関してもある程度の技術が保証されていると判断することができます。

保証が充実しているか

もしも不備があった際に無料で再施工してくれるような保証を用意している業者は、施工に対して責任をもっているといえます。保証の期間や対象になる条件がどのようなものか、事前によく確認しておきましょう。

詳細な見積りを提示してくれるか

正式に依頼をする前に、施工費用がいくらかかるのかという見積りを提示するのが一般的です。この見積もりは合計金額だけでなく、その内訳が詳細に書かれているかチェックしましょう。なににいくらの費用がかかるのかといったことがわかれば、見積りになかった追加費用が後から請求されるということも避けられます。

相見積りを取って比較しよう

業者のサイトなどをみても、それだけではなかなかその業者が本当によいのかどうか判断しかねるでしょう。業者探しの際には、複数の業者に見積りを依頼する相見積りがおすすめです。

エアコン工事の費用は家や設置場所、エアコンの機種などによって変動しますので、現地を確認して見積りを出すのが基本です。そのため、見積りを依頼すれば依頼を確定する前に業者のスタッフの対応、作業の様子などを実際にみてみることができるのです。

また、見積りの費用を比較することもできます。最低でも3社程度は見積りを取り、もっとも対応がよく、費用が安い業者に依頼するのがよいでしょう。そのためには、見積り料などが発生しない業者を選ぶことも大切です。

業者選びに迷ったら弊社にご相談ください

エアコン工事の業者はたくさんありますので、業者のサイトをひとつひとつチェックしていると途方もない時間がかかってしまいます。相見積りを取る数社に絞るとしても大変な作業になるでしょう。

そんな場合には、ぜひ弊社のサービスをご利用ください。弊社ではエアコンに関するご相談を受け付け、そのお悩みを解決できるエアコン工事業者を無料でご紹介しています。日本全国に加盟業者がいますので、お近くの最適な業者がきっとみつかります。

見積りは無料ですので、相見積りを取るうちの1社にぜひ加えてみてください。24時間電話相談を受けつけているほか、メールやLINEでもご相談が可能です。エアコンをできるだけ安く、安全に取り付けるために、ぜひお気軽にご相談ください。

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