窓用エアコンの取り付け業者|配線工事不要・費用は意外とお安め価格

2021.4.30

窓用エアコンの取り付け業者|配線工事不要・費用は意外とお安め価格

窓用エアコンの取り付けは、業者に依頼しても一般的な壁掛けエアコンと比べて安価におこなうことが可能です。配線工事が不要であるため個人でも設置できますが、業者に依頼することをおすすめします。設置方法を間違えると窓にダメージを与えたり、故障が起きたりするおそれがあるからです。

このコラムではまず、窓用エアコンを自分で取り付けする手順についてご紹介しています。窓用エアコンの取り付けは難しくありません。しかし、それでも業者に依頼するのをおすすめする理由やメリット・デメリットなどをご紹介しています。窓用エアコンを導入したいとお考えの方はぜひ参考にしてください。

窓用エアコンの取り付けは簡易!でもリスクはある

窓用エアコンは自分で取り付けをおこなうことができます。しかし、自分で取り付けるからこそ起こりうるリスクもありますので、自分で取り付けをするというときにはお気をつけください。

窓用エアコンの取り付け手順

窓用エアコンの取り付けの手順をご紹介します。ただし、これは機種によって異なることがありますので、取り付けのときには取扱説明書をご確認ください。

1.エアコンの枠を取り付ける

エアコンを設置する枠の取り付けをします。窓のサッシにあうサイズに枠を引き延ばします。下から順番に固定ねじで止めましょう。

2.エアコンを取り付ける

枠を固定してからエアコンの底を取り付け枠のつき当りまで入れ込み、カチッと音がするまで入れてください。

3.窓にパッキンを取り付け

エアコンの排気のために窓を開けたときに虫などの侵入を防ぐため、窓にパッキンを取り付けます。エアコンを使用しているときに戸締りができるように鍵をつけて完了です。

自分で取り付けをおこなうリスク

窓用エアコンは特別な道具もいらず、簡単な作業で取り付けられます。しかし、窓用エアコンは20~30キロほどの重量があるため、女性やお年寄りなどは持ち上げるのが大変かもしれません。高い場所に設置しようとして持ち上げて、誤って窓にぶつけてしまったら窓ガラスが割れてしまいます。

それだけでなく、足に落としてしまったら骨折のおそれや、壁や床、家財が傷つくおそれもあるのです。また、設置に失敗して窓用エアコンが落ちてくることも考えられます。

壁付のエアコンとは違い、窓用エアコンの設置は業者に依頼しても安価にできます。怪我などのリスクを負わないように、業者に依頼することをおすすめします。

窓用エアコンの取り付け業者|配線工事不要・費用は意外とお安め価格

窓用エアコン取り付けを業者に依頼!どんな業者がよい?

窓用エアコンの取り付けを業者に依頼するときには、どんな業者を選べばよいか悩んでしまいますよね。ここでは、信頼できる業者選びの方法を解説します。

まずは取り付けにかかる費用相場を知ろう

窓用エアコンの取り付けを業者に依頼すると、費用相場として7,000~8,000円ほどとなります。本体の購入する場合には、別途40,000~60,000円ほどがかかります。

新設の場合には、エアコンの専用コンセントをひかなければいけない場合があります。専用コンセントの設置は、配線の工事となるため電気工事士の資格が必要です。

コンセントの設置はDIYとして自分でおこなうことはできませんので、必ず資格保持者に工事をしてもらう必要があります。この場合には、上記の費用に追加して2,000~15,000円ほどに費用がかかります。配線工事は工事の難しさにより、費用が大きく変わりますので、業者に確認することをおすすめします。

また古い窓用エアコンが設置してある場合には、取り外しをしなければいけません。取り外し費用は3,000~4,000円ほどが相場です。このほかには、不要になった古いエアコンの引き取り費用や出張費用がかかる場合があります。依頼の際には見積りをとってもらいましょう。

窓用エアコンの取り付け業者|配線工事不要・費用は意外とお安め価格

取り付けを依頼する業者選びのポイント

取り付けを依頼する業者を選ぶポイントは、まず「連絡がはやいのか」、というところです。もし不備などがあったとしても、返事が遅かったり連絡がとれなかったりすると不安になります。連絡をとりやすい業者であると安心です。

次に、「見積り」をしてくれるのかということです。設置前に状況を確認し、必要な作業と費用を提示してもらえれば、納得して依頼することができます。

最後に「ていねいな説明」をしてくれるのかということです。何の説明もなく勝手に取り付け作業をされてしまったら、困惑しますよね。作業の説明をし、こちらの相談や疑問にもていねいに答えてくれるような業者であると頼みやすいです。

ほかには、「保証」なども確認しておきましょう。これは保証の期間中に設置が原因の不具合が起きたとき、無償で修理してくれるというサービスです。保証の期間は業者によりますが、保証付きであると安心であるためしっかり確認しておきましょう。

窓用エアコン|4つのメリットと4つのデメリット

窓用エアコンを取り付けるにあたっての、メリットとデメリットをご紹介します。ご自身のライフスタイルにあうのか確認してくださいね。

窓用エアコンのメリットは4つ

窓用エアコンのメリットは大きく4つあります。

1.壁付エアコンより安く設置ができる

壁付エアコンよりも本体価格が安く、設置費用も安いというのが大きな魅力です。場合によっては自分で設置することも可能ですが、重いので設置の際は気をつけておきましょう。

2.部屋にスペースがいらず、室外機もないため設置しやすい

室外機が不要であるため、ベランダがなくても設置可能です。

3.原状回復しやすく、簡単に取り付け・取り外しができる

設置の際には壁付エアコンのように配管の孔を開ける必要がないことから、取り付けや取り外しが簡単です。そのため、原状回復もしやすく、賃貸物件に住む人や、引越しの予定がある人でも設置しやすいです。

窓用エアコンのデメリットは4つ

窓用エアコンのデメリットは大きく分けて4つあります。壁付エアコンと比べて、自分にあうのか確認してみてください。

1.冷風しか出ない種類もある

基本的に窓用エアコンは冷房とタイマー機能だけというシンプルなものが多いです。とはいえ、高価なモデルとなると、暖房機能やマイナスイオン発生機能が付いたものもあります。

2.使用中は窓を開けたままになる

窓用エアコンは室外機がない代わりに、背面が室外機のような役割をしています。使用中は窓を開けたままにするため、防犯を気にする場合には就寝時や外出時にはその都度停止させる必要があります。基本的にはロック機能などはありますが、それでも簡易的であることも多いので注意が必要です。

3.音がうるさい

また、音が掃除機と同じ程度の50~60dbほど出ることがあるため、うるさく感じることもあります。中には静音モデルも出ているので、好みに合わせて選びましょう。

4.消費電力が多い

壁付エアコンに比べてパワーが弱いことから、同じように使用したいときには消費電力が多くなってしまいます。つまり使用方法によっては電気代がかかってしまうのです。

壁付エアコンと比べ、1カ月で数百円の差があるという結果がでています。大きな金額ではありませんが、気になりますよね。ただし、初期費用の差などトータルでかかる費用のことを考慮すると、大きな金額ではないかもしれません。

窓用エアコンの取り外し方と正しい処分方法

窓用エアコンの交換や設置場所の移動をするときには、取り外しが必要になります。これから取り外し方法をご紹介しますが、無理のないようにお気をつけて作業をしてください。

窓用エアコンを自分で取り外してみよう

窓用エアコンは取り外しもシンプルです。本体の固定ネジを取り外し、ロックしている金具を左にずらすと金具が外れ、取り外しができるようになります。前に傾けて取り外しをおこないましょう。

エアコンを取り外す際には、動かす前に水が溜まっていないか確認してください。基本的には水抜き栓をはずすと水が出てきます。この作業をしないと水がこぼれてしまうことがあるため、注意してくださいね。また、エアコンによっては取り外し方が異なる場合がありますので、取扱説明書を確認しましょう。

取り外し時も取り付けと同じく、30キロ近いエアコンを動かすことになります。ひとりで作業しなければならないというときは無理をすると、ケガにつながってしまうこともあるため気をつけて作業してください。

窓用エアコンを処分!でもゴミの日に出すことはできない

窓用エアコンの処分をしようとしても、燃えないごみや粗大ごみとして出してはいけません。壁付エアコンと同じく家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)によってリサイクル料金の支払いが必要となります。

自分で指定引き取り所にもっていくときには、リサイクル券を郵便局で購入します。リサイクル券には、メーカー名や個人情報など必要なことを記入し、料金を支払いましょう。引き取り所は自治体によって異なるためご確認ください。

窓用エアコンの取り付け業者|配線工事不要・費用は意外とお安め価格

リサイクルショップに売ることも可能

まだ買ったばかりや、きれいな状態の窓用エアコンならリサイクルショップで売ることができます。出張査定をおこなっているリサイクルショップなら、持ち運びすることなく売却できますので活用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

窓用エアコンの取り付けは業者でも7,000円ほどから依頼できます。自分でも取り付けができるほど、DIYに不慣れでも簡単に設置できますが、エアコンは30キロほどととても重いです。ひとりで取り付けをしなければならない場合には業者に依頼することでケガや建物を傷つけることを防げるため、業者に依頼することをおすすめします。

窓用エアコンは初期費用も安く、また設置や取り外しも簡単であることから賃貸にお住まいの方も気軽に取り入れやすいですよね。窓用エアコンの取り付けをお考えでしたら、弊社にご相談ください。お近くの適したエアコン業者をご紹介できます。


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