お風呂詰まりの原因は入浴時のゴミ？！掃除方法や予防方法を解説

お風呂のお湯が急に流れなくなったり、排水口からお湯が逆流した経験はありませんか？それはお風呂詰まりを起こし、排水口が水を通せなくなっている状態になっているかもしれません。

お風呂詰まりを起こしたからといって、ゴミだけをとってもすぐにまた詰まってしまうことも少なくありません。再びお風呂詰まりをおこさないためには、しっかり原因を知る必要があります。

お風呂詰まりの原因のほか、どうすればお風呂詰まりを解消できるのかをこのコラムで解説していきます。

無料で電話相談する!

0120-447-110

24時間365日・日本全国受付対応！お気軽にご相談ください

通話無料

0120-447-110

メールで相談する

お風呂詰まりの主な原因とは

浴室で流れた水が行き着く排水管に、髪の毛や垢、石鹸カスといったゴミが溜まるとお風呂詰まりをおこします。

排水管に髪の毛などのゴミが日に日に溜まっていくと、水を通す道がどんどん狭まっていきます。また、ゴミが溜まった排水管には雑菌が繁殖していき、その結果ぬめりが発生します。そのぬめりに、さらにアカや髪の毛が引っかかることで道が狭まっていき、やがて排水管は完全に塞がってしまうのです。

完全に排水管が塞がってしまうと、浴槽から流れた水は行き場を失ってしまいます。そのため、水は入り口である浴槽に逆流してしまうのです。

お風呂詰まりの主な原因とは

排水口を分解してみると、排水口がどういう構造をしているのか、そしてどこでお風呂詰まりが起きているのかが理解することができます。

ほとんどのご家庭の排水口には四角い形のトラップカバーが付いています。このトラップカバーを開けてみると、髪の毛などのゴミを受け止めるためのヘアキャッチャーが出てきます。次にヘアキャッチャーを外してみると封水筒と呼ばれる部分が見え、その下にワッシャーやゴムパッキンがあります。そしてさらにその下には、排水トラップと排水ピーが取り付けられていることがほとんどです。

洗い場のお風呂詰まりの原因は、ヘアキャッチャーより下の部分で起こる場合がほとんどだとされています。

排水口詰まりを解消する方法

お風呂詰まりを起こしたら、自分で問題を解決する手段がいくつかあります。今回は、ご家庭でも簡単にできる方法を3つご紹介していきます。

熱湯を流す

お風呂詰まりが軽度であれば、熱湯を流すことで解決する場合があります。
バケツいっぱいに入った60℃ほどの熱湯を排水口に注ぎ込むだけと非常に簡単な方法です。排水口に付着した皮膚の汚れや石鹸カスは、熱湯を注ぐだけで浮き出てくれる場合が多いのです。

パイプクリーナーを使う

排水管などの汚れを落とすために使われるパイプクリーナーを使うという手もあります。60℃以下の温度のお湯を使用すれば、より高い効果が期待できるでしょう。
パイプクリーナーは排水口に入れた直後に洗い流してしまうとあまり効果が出ないので、パイプクリーナーを排水口に入れたらしばらく待って、排水口の詰まりにパイプクリーナーが浸透してからお湯で洗い流すようにしましょう。

ワイヤーハンガーを使う

排水管の汚れが固形化してしまっている場合、パイプクリーナーなどでは対処するのは難しくなっています。そんなときはワイヤーハンガーを使えば、その固形化した汚れを取ることができます。伸ばしたワイヤーハンガーを排水トラップの中に1つだけ空いている穴に差し込み、中の汚れを削るように動かしていくと汚れを取ることができます。

困ったときはプロにお任せ！

もし自分の手ではお風呂詰まりを解消できないと判断したのなら、業者にお風呂詰まりの解消を依頼しましょう。業者に依頼した場合にかかる費用は、お風呂詰まりの内容によって変わってきます。

業務用パイプクリーナーを使う軽度の詰まりの場合は約7,000～12,000円が相場となっており、真空式パイプクリーナーや強力な業務用パイプクリーナーを使う中度の詰まりの場合は、約10,000～16,000円が相場となります。特殊な薬品やワイヤー式パイプクリーナーを使うような重度の詰まりとなると、約17,000～24,000円が相場になってきます。

排水口詰まりの予防方法

お風呂詰まりが深刻であれば深刻なほど、業者に頼んだ際の費用は増えていきます。気づいたらお風呂詰まりが進行していて、高い費用を払わないといけなくなってしまったという事態にならないためにも、排水口の定期的な掃除を心掛けるようにしていきましょう。

排水溝の掃除は、ご家庭にあるお酢と重曹を使うと簡単に行うことができます。
弱アルカリ性の重曹と酸性のお酢を組み合わせると、化学反応を起こした結果、泡が発生し、この泡が排水口に溜まったゴミを浮き上がらせます。
重曹200gとお酢100ccを排水口に流し込み、泡が吹き出てきたら1時間ほど放置し、その後シャワーなどで泡を洗い流すだけです。簡単な方法となっているので、定期的に行うことをおすすめします。

まとめ

お風呂場に溜まったゴミは髪の毛や垢が集まったもので、見たり触ったりするのは嫌だという人も多いでしょう。しかし、それを放っておくとお風呂詰まりの原因になってしまい、快適なバスタイムが過ごすことができなくなっていまいます。

もしどうしても排水口に詰まった汚れを見たくないという場合は、業者に依頼するようにしましょう。プロの手にかかれば、しっかり排水口を掃除してピカピカにしてくれるかもしれません。

バスルームクリーニングを依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「バスルームクリーニング」をご覧ください。